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マイカルシネマさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 258
性別 男性
年齢 35歳
自己紹介 <尊敬するクリエイター>
ヴィム・ヴェンダース、ニック・パーク、藤子・F・不二雄、冨樫義博

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121.  ブレイド2
1作目よりパワーダウンしている。1作目はB級ながらとかく絵作りに凝ったアクション映画だった。本作ではB級臭さはなくなったものの、アクションの撮り方が下手。特にストーリーの盛り上がりのなさは致命的で、クライマックスであるはずのドックとの戦いも戦う理由が曖昧なのが痛い。さらに、裏切り者など話がやや複雑になったため主役以外のキャラクターにいまいち共感できず、ストーリーに没入しづらい。前作では武器の造形にこだわった内容だったのだが、今作ではそういった工夫がなかったのも残念だった。前作も突出した出来ではなかったが、本作はわざわざ見る必要すらないと言える。
[地上波(吹替)] 5点(2005-05-28 17:23:00)
122.  トレマーズ
始まってから30分ぐらいはどこかもたついた雰囲気があり、人物描写も主役の二人を除いてはお粗末。グラボイズが登場するまでの過程ももうちょっとサスペンス色を出せたと思うのだが、そこも素通り。だが、グライボズが暴れだしてからがすごい。グライボズの特徴、キャラ設定がどれも上手く活かされサービス満点な映画だった。B級映画では「ザ・グリード」以来のヒット。やっぱり監督たちがツボをちゃんとわきまえているからだなぁ。
[ビデオ(吹替)] 8点(2005-05-27 19:42:31)
123.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 
個人的には「ソウ」以来の掘り出し物だった。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と本質は似ているが、こちらは変えられる過去が限定されており、それらを綺麗に消化していくところが脚本の上手さだろう。さらに変えた未来は良くなる一方で悪くなる点も出てくるというところが素晴らしい。各世代の役者がそれぞれ似ているのも好感が持てる。ちなみに刑務所のシーンで「青い鳥」を思い出してしまったり、エリック・ストルツが「パルプ・フィクション」そっくりの風貌で出てきたのはおかしかった。それだけにてっきり主人公が不幸になる下りで話が終わるのかとおもっていたが、比較的希望を残したラストになったのは嫌う人は嫌うだろう(あのあとケイリーと付き合うとも考えられる)。話としては非常にまとまりがある終わり方なのだが、物語の本質があれなのだからラストもあのままブラックな終わり方でよかったと思う(この点は「ファイナル・デスティネーション」の2種類のエンディングの関係に似ている)。その点、ディレクターズ・カット版はもっとメッセージ性の濃いブラックなラストになっていて個人的にはずっと好きだ。ラストが気になった人は必見だろう(劇場版では未消化だったメモ書きの伏線も上手く消化される)。そういうことで劇場版はマイナス1。
[映画館(字幕)] 8点(2005-05-25 18:00:39)
124.  点子ちゃんとアントン
原作は読んでいないものの、「飛ぶ教室」が好きな私にとっては少し物足りなかったです。ケストナーの良さは楽しそうな子どもの情景だけでなく、現実に厳しさにぶつかって悩む場面をバランスよく取り入れていることであって、だからこそラストが意味を持つと思うのです。確かに本作でもアントンの家庭や点子の母親の問題を扱っていますが、少し悲壮感が足りない気がします。何よりも母親の問題一つで物語を引っ張っていくにしてはオチが安直ではないかと。あれではラストの爽快感も半減です。間抜けな泥棒と警察の処遇を見てもわかるようにのんびりした雰囲気ですが、それが逆に本作の限界ではないでしょうか。アントンの盗難事件だってもうちょっと悲壮感を出せたものを中途半端にしか表現できていません。キャラクターにしても点子にアントンほど感情移入しきれないのが痛かったです。原作ではもうちょっとウィットがある不思議な少女だった、って聞いてやっとその理由が分かった気がします。言ってしまえば、良くも悪くも万人向けのキャラクターになっちゃってるんです。「飛ぶ教室」(03)の方が個人的には好きですね。この映画の母親の改心よりあっちのテオドールの改心の方が見ていて心地よいです。それにしてもドイツ映画はどうしてこうも平和的なんでしょう。仕事中の警察があんなことをするもんなんでしょうか。
[映画館(吹替)] 6点(2005-05-23 22:45:31)
125.  レッド・ドラゴン(2002)
オープニングは良かったのだが、やや期待はずれな出来だった。1作目同様猟奇殺人を扱っているが、1,2作目ほど重厚感を感じられるシーンがない。はっきり言って猟奇殺人犯でなくても良かったと思う。猟奇殺人をテーマにするからには犯人に恐怖を抱くような作りにしなければならないところを見事に失敗している。これでは出来が悪いというより、凡庸なサスペンス映画。
[映画館(字幕)] 6点(2005-05-19 23:40:14)
126.  名探偵コナン 水平線上の陰謀
弟の世話係として一緒に見せられる羽目になったのですが、なんかお子様向けにしては少々難しくしてないかい?という疑問が起こりました。トリックを複雑にした割には「子供向けだからいいや」という感じの突っ込みどころ満載の展開が続き、特にラストのアクションはまさに姑息な子供だまし(緊急時に客を戻らせるような馬鹿な船員はいないだろう)。まぁ、それはそれでいいのですが、犯人の見つけ方がちょっとね。確かにあんな腰砕けな終わり方じゃ物を投げつけてたところだけど、コナンの推理が強引。「トリックが単純なのはそれを利用しようとする者がいたから」って。おいおーい、それじゃ説明になってないよー、推理ものなんだから子どもだけ納得するようなオチにするなー。グルだったんならわかるけど・・・しかも、エンディングは思いっきりタイタニックのパクリ。しかもただパクってるだけで筋が立ってないし。お子様向け、というよりは子どもを馬鹿にしたような映画でした。
[映画館(邦画)] 5点(2005-05-18 21:21:31)
127.  やかまし村の春・夏・秋・冬
秋、冬のエピソードがあるため前作よりも絵画のような美しいシーンが増えている(やかまし村の冬の夜景は素晴らしい)。前作では子どもたちの交流を描いていたが、本作では自然や様々な出来事に触れて子どもたちが成長していくさまを描いている。シャスティンの出番も増えたが、多少物分りが良いのか、まだ赤ちゃんなのかハッキリしないキャラがいい味を出している。初めて見たときはまるでカレンダーの写真1枚1枚を見ているようで本当に印象に残る映画だった。こういう映画の良さはハリウッドの人たちにはわからないんだろうな。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-05-14 22:16:30)
128.  逃亡者(1993)
アンドリュー・デイビス監督がトミー・リー・ジョーンズと3度目のタッグを組んだ作品。リアリティはあるが地味な演出の監督にとって、本作ではその作風が吉と出たようだ。プロットは単純で見せ場も少ないが、破錠なくストーリーは進み、サスペンスとしても見所のある作品となっている。それだけに残念なのはラストのオチがありきたりだった事である。単純に頭脳戦として終わらせれば良いものをラストの流れでテンポを崩してしまった印象が強い。しかし、もし別の監督が取っていたら・・・という考えには及ばない。
[地上波(吹替)] 8点(2005-05-13 23:59:07)
129.  ユージュアル・サスペクツ
やはり皆さんの指摘されるように無理に犯人を捜そうとせず、素直に騙される方が良い。この映画の本質はあれこれ推理する楽しみよりも騙される快感を優先しているからである。内容はアガサ・クリスティの小説と非常に似通っている(題名は伏せます)。確かにある意味では非常に狡猾なトリックだ。最も後者は小説だからこそ非難の的となったが、こちらは客観視した映像があるために成り立つといえる。この映画の功績は脚本化のクリストファー・マッカリーだけでなく、伏線を活かした演出をしたブライアン・シンガーに負うところも大きい。犯人の利き腕や日本の描写から推測する事も可能だが、何回か見返してみると犯人を意図的に欠落させたシーンがあることにも気付くだろう。
[映画館(字幕)] 8点(2005-05-11 23:41:00)
130.  レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語
どうもポール婆宝勉さんとは気が合わないようです。この映画はやっぱり尊敬するティム・バートン監督が撮った方がよかったのではないでしょうか。「シティ・オブ・エンジェル」の監督なので期待はしていなかったのですが、単純な題材のわりにストーリーの盛り上げ方がとにかく下手でラストもかなりあっけなく、手紙のシーンに至ってはただただ絶句。わざわざ長い時間をかけてあんなことが言いたかったのかと思うと情けなくなりました。あのような教訓的なラストが映画を完全に「お子様向け」にしてしまった感じでした。映像は確かに美しいですが、バートン監督のマンネリの域を出ていません。おまけに役者の演技も大人と子どもで温度差ありすぎ。ジム・キャリー、メリル・ストリープがコメディを作っているにもかかわらず、子役2人の演技が単調でいまひとつ感情移入できません(レンズのシーンで思いましたが、リーアム・エイケンは悪役も出来そうですね)。問題なのはせっかく子どもたちにユニークな才能を持たせておきながら、それを中途半端にしか活かせていないこと。とくに一番ユニークなサニーの「噛む力」が全くストーリーに絡まないのはため息が出ました。ストーリーが単純なだけに細部にこだわれば面白くできたと思うのですが、単なる子供向けの映画で終わっています。ナレーションをシルエットにしたことと、エンディングのアニメシーンは良かったのですが、それだけしか印象に残りませんでした。ちなみに、カーラ&シェルビー・ホフマン姉妹は本人が特別出演しているところを見るとダスティン・ホフマンと血縁関係があるのではないでしょうか。
[映画館(字幕)] 5点(2005-05-07 21:58:23)
131.  シッピング・ニュース
やたらと評判が悪いが、ストーリーはむしろ非常に良くできている。最初、ハルストレムは本作の映画化を断ったというが、悩みを抱えた主人公が自分の居場所を見出す、というハルストレム作品の共通点はちゃんと存在しており、本作の原作は全く隙を感じさせない。主人公たちは皆心に傷を抱え込んでいるが、後半に進むにつれてその問題が上手く解消されていく。さらにエピソードの重ね方も効果的でラストで一家の悩みの象徴だった家が消えるシーンでは自然と前向き感が残る。こういった筋運びの上手さは「ギルバート・グレイプ」を彷彿とさせるところがある。キャスティングも上手く、ケビン・スペイシーの情けなさ加減や、ジュディ・ディンチの力強さは絶妙だった。だが、わざわざ映画にする必要があったのかと言うと微妙な感じである。それまでのハルストレム作品と違って見せ場があまりなかったのが問題だったのかもしれない。しかし、本作を失敗作と決め付けてしまうのは酷ではないだろうか。一つ一つのエピソードの関連性にもっと注意して観て欲しい。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-05-02 19:23:25)(良:1票)
132.  ラスト サムライ
歴史が変わりつつある中で一人の男が時代に取り残されていくという点では「ギャング・オブ・ニューヨーク」と似通っている。しかし、ラストの天皇のシーンがあるせいで訴えるテーマが単なるサムライ礼賛だけに限定されてしまった感じ。渡辺謙の演技もそれほどすごいと思えたわけでもなく、むしろ絶賛する人々はオスカーに目が行ってしまったのではないか、という醒めた視点で見てしまった。ラストは無難に収めた感じだが、やはりメイン・テーマにはあまり共感できない。
[映画館(字幕)] 6点(2005-04-29 20:29:08)(良:1票)
133.  ウィズ・ユー
女優以外はなんとも中途半端な映画でしたね。この映画を微妙にしている要因の一つはハットン監督の単調すぎる演出。音楽の使い方もいいかげんなので、ストーリーのほうは完全に役者だけで進めている印象が強く、見ていて退屈してしまいます。ハリエット役のエヴァン・レイチェル・ウッドは自分ひとりの世界に生きる少女を上手く演じていました。普通、自分の殻にこもる少女、という役柄は「キャメロット・ガーデンの少女」みたいに妙に大人っぽくなっちゃうんですが、彼女はしっかり「女の子らしさ」を残しつつ演技しているところがすごい。グウェン役のマスターソンも好演です。一方、ケビン・ベーコンの演技は少しやりすぎの感じが否めず、ラストで泣くシーンも少々わざとらしかったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-04-29 19:15:11)
134.  マスク(1994)
マスクって「アラジン」のジーニーとキャラが変わらない気がするが・・・まぁ、それなりに面白かったです。観る人は選びますが。
[地上波(吹替)] 7点(2005-04-25 17:12:06)
135.  さすらいのカウボーイ
尊敬するヴェンダース監督の「パリ、テキサス」に相通じるものがあった。本作も中年のダメ男のロード・ムービーとしてみることが可能だろう。美しいシーンの数々と随所に挿入されるスローモーション、ギターの音色が監督の演出の冴えを感じさせる。結局主人公は帰りたくても帰れなかったという事になるのだろう。しかし、娘との関係が中途半端なまま終わり(娘は最後まで「パパ」と呼ばなかった)、その点が残念だった。娘が登場する必要はなかったのではないか。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-04-24 22:15:40)
136.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱
久々に中国でしか絶対に作れない映画を見た感じでした。前半部はカルチャーショックみたいなものを見せられて少しだれますが、後半がすごい。畳み掛けるようなワイヤーアクションで圧倒されっぱなしでした。これを見るとカット割りがいかにもったいない事かわかります。
[DVD(字幕)] 9点(2005-04-24 16:03:54)
137.  グラディエーター
リドリー・スコット監督の実力を再確認した映画。実際、脚本の出来はそれほど良くない。家族愛というテーマをあまり活かせておらず、ラストも多少強引ではある。しかし、ラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックスの熱演と監督のまさにダイナミックという言葉がふさわしい演出でみごとに「ベン・ハー」以来のスペクタクル・ロマンに仕上げている。とくに荘厳なコロッセオと回想シーンなどの美しさには目を見張るものがある。次回作「キングダム・オブ・ヘブン」にも期待したくなった。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-04-21 23:41:09)
138.  ザ・ウォッチャー
個人的にはスペイダーとキアヌの役柄が逆だった方がまだマシだったと思う。スペイダーが憔悴しかけた刑事をうまく演じていたのに対し、キアヌは連続殺人犯としての存在感が感じられない。それは良しとしてもやはりラストがあっさり過ぎる。ラストのセリフである意味納得させられたが、ドジな捜査官が運よく犯人に勝つ過程を見せられたところで映画として面白いわけがない。
[地上波(吹替)] 3点(2005-04-21 23:21:20)
139.  フランダースの犬(1998)
細かいところは結構原作に忠実。逆に日本のアニメのほうがいかに子供向けに原作を脚色していたかわかる作品にもなっている。そういった意味では主役のキャスティングも無難。だけど、それで出来がいいかって言うとそうでもない。なによりも、パトラッシュとのエピソードがほとんど無く、非常にパトラッシュの存在感が薄いのはどうにかならなかったのだろうか。どちらかといえば、ジョン・ボイトを登場させる事でネロの絵画にかける夢をテーマにしたかったみたいだが、その割にはジョン・ボイトとの別れも少し中途半端。ハッピーエンドの方のラストは作品の雰囲気から言うとあまりふさわしくなかった。しかし、さすがにここまで評価が低いのは日本だけだろう。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-04-15 23:21:00)
140.  フェアリーテイル(1997)
この映画はいったい何をやりたかったんだろう。「信じる事が大切」ということがテーマのようだが、それなら妖精を実写化せず、妖精が存在したかは観客の想像に任せるのが普通だろう(「34丁目の奇蹟」を見習え)。テーマがないにしてもこれは1種の伝記物なのか、本当に「フェアリー・テイル」なのかそれ自体も曖昧。素直におとぎ話にするならば、記者のエピソードは蛇足だろう。妖精というよりは新種の動物を見つけた子どもたちを取り巻く事件という見方もできると思うのだが、それではあのラストをどう解釈すればよいのか。美しい風景とアール・ヌーボーのガラス細工を思わせるような妖精はとても気に入ったのだが、ストーリーがどうにも中途半端。登場人物の行動は結構筋が通っている。母親が妖精を信じたがるのはなくなった息子の亡霊のようなものを信じているからだろう。フーディーニはこの時代の風潮を示す役割も果たしているのだろうが(ハーヴェイ・カイテルの存在感がすごい)、テーマが曖昧なのでイマイチキャラが活きていないのが残念。脚本だけでなく演出にも問題があるだろう。童話のように幼い子どもにもわかりやすいメルヘンチックな作風にすればもっといい作品になったと思う。
[DVD(字幕)] 6点(2005-04-06 02:53:15)
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