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カニさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 178
性別 男性

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121.  マスター・オブ・リアル・カンフー/大地無限2
続編ってことにはなっているらしいですけど、前作との共通点は主人公が太極拳を使うってことと監督がユエン・ウーピンということぐらい。流石にワイヤーも駆使したダイナミックな立ち回りが楽しめます。が、ストーリーがしっかりしていた前作と比べるとストーリーが多少お粗末になっている点はいただけないかな。特に主人公とヒロインの恋模様や親子のやりとりが割と丁寧に描かれている反面、悪人との対決という主軸に据えられるべき要素が“おまけ的要素”に留まってしまってるのはなんとも…。あとアクションの見せ場を作るためとはいえ、やたら無駄なシーンが多すぎるのも気になった。太極拳もあまり使われないし、ビリー・チョウのちょっといい役も「登場させる必要があったか?」と聞かれると正直微妙…。とまあ厳しいことを書いてしまったけど、アクションは見ごたえ抜群。弁髪拳というトンデモ拳法も登場し楽しませてくれる。またユエ・ハイや悪役の計春華といった懐かしい顔ぶれがそろっているのも注目かな。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-13 11:54:09)
122.  カンニング・モンキー/天中拳
他の拳シリーズと違って主人公が最後まで半人前のままというのがポイント。 実はこれジャッキー初のコメディ映画に当たる作品です。 今となっては空回りしてサブく感じるギャグも多々ありますが、全編に渡って何とかコメディ初挑戦の彼が笑わそうと四苦八苦している姿が目に浮かぶじゃないですか。 
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-11 03:01:14)
123.  ドランクマスター 酒仙拳
この映画のビデオは『酔拳』『蛇拳』の師匠でお馴染みのユエン・シャオティエン師匠(実は実在した蘇化子という結構有名な武術家)がパッケージにでかでかと載っていて、いかにもユエン・シャオティエン主演映画のように仕立てているんですけど、実はシャオティエンは冒頭一分程度ゲスト出演するだけという「なんじゃそりゃ!」な映画。 詐欺じゃないかって? いや違うんだな。 だってパッケージには「実在の武術の達人蘇化子の若き日の姿を描いた作品」ってしっかりかいてあるんですから、これはもう勘違いしたヤツが悪いってこと。…とはいえ物語は蘇化子とその友人の范大杯が若い頃を振り返るという回想形式なので、爺さん蘇化子が登場する場面が多く用意されています。にも関わらず、シャオティエンではなく別の俳優が演じているというのはどうにかならなかったのかな。 で、本作の武術指導はユエン・チュンヤンですから、アクションシーンは結構なものに仕上がっています。 ですけど、同じシチュエーションばっかで飽きてしまうのが玉に傷。 そもそもストーリーは悪さばっかりしているしがない青年が師匠にカンフー習って悪い奴と対決する、というありきたりのパターンなので、この話の一体どこにわざわざ描くべき伝記的な事実があるのさ? もうそこからしてからっきし駄目な感じですね。
[DVD(字幕)] 5点(2005-07-11 02:55:03)
124.  ブレード/刀
ジミー・ウォングの出世作である『片腕必殺剣』のリメイクですが、共通しているのは主人公が片腕になってしまうところとヒロインが電波という点ぐらい。あとは殆どツイ・ハークのオリジナルで、ここで示される殺伐で混沌とした世界観とそこに息苦しくも這いつくばって暮らしている人々の息遣いが見て取れる一連の描写などはワンチャイシリーズに代表される彼の武侠映画独特のものです。けれどもワンチャイほど魅惑的でスタイリッシュではなく、まどろっこしくて禍々しい。登場人物たちの息づく世界の倦怠感、焦燥感がまるで見る側にもそのままのしかかってきそうな気迫が全編に漲っております。それらはここで散々言われている「ダルい」「かったるい」という不評系の声を産み出す要因にもなったわけですが、ツイ・ハークが表現したかったのは寧ろその“かったるさ”なんじゃないかなぁと再見してみて思うようになりました。唯一一点張りで評価され続けているクライマックスの決闘なんか顕著な例ですよね。切れ味の鈍そうな刀で血みどろのガッチャガチャしたチャンバラ。終いには刀の勝負そっちのけで殴り合ったり、首を絞めあっちゃう。体裁や名誉なんてこの闘いには関係無い。ただあるのは生死を決する闘い。露呈されるのは死に物狂いで生きようとする人間の生への執着心です。とにかくこのかったるさを含めた息苦しさ。私は好みです。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-07-11 02:26:57)
125.  検事Mr.ハー/俺が法律だ 《ネタバレ》 
う~ん、香港映画にありがちな早回しを一切使用しないアクロバティックなアクションは確かに圧巻ではありますが、どうも釈然としない部分が多々あって個人的にはあまり好きではない。 そもそも何故署長が悪に手を染めることになってしまったのか? そのいきさつが全く描かれていないためドラマは全然盛り上がらないし、主人公であるハーのキャラクター描写にも問題有り。 こやつは法を絶対的な正義と信ずる熱血漢であると思っていた矢先、被告人が雇った殺し屋に証人が殺害されてしまうやいなや、なんと被告人を自らの手を下し殺害するというとんでもない行動に出る。 もちろん、実際に殺し屋が証人一家を殺したのですが、被告人が殺し屋を雇って証人一家を殺害したという、その確信たる証拠は劇中では一切露にされていないわけなので、証拠も無しに被告人を殺害してしまうハーのこの行動は自己中心的です。 そのため終盤になってハーが口にする「我々の法は正義を守るものに味方していない。冷血な殺人鬼を守っているんだ!」というもっともな台詞も完全に浮いてしまっています。 法を執る者であるハーが己の正義感の赴くままにやる事成すこと全てが筒抜けになってしまうという展開を描くことに徹すれば、法という正義の無力さをもっとうまく演出できただろうし、ハーのキャラクター描写にも一層深みが増しただろうに…。 ということで私的には惜しくも5点。
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-10 15:45:23)
126.  極道香港/復讐の狼 《ネタバレ》 
剛柔流空手の達人の名悪役ワン・ロンウェイ監督、『プロジェクトA』の海賊役でお馴染みの名悪役ディック・ウェイ主演のコラボレーションで送るノワールモノ。邦題からしてヤクザや抗争がどうのこうのといった黒社会モノを連想しがちですが、中国大陸本土からの密入国犯罪者を示し差別的なニュアンスを含む造語“大圏仔(たいひんちゃい)”が何度か登場。当時の香港の社会情勢を的確に反映した意外に社会的な内容でした。 主人公は大陸人で行方不明の妹を探すため、香港の警察に捜索依頼をするのですが、この警官が案の定大陸人にはろくな奴がいないという偏見持ち。 このように映画は単なる警察と犯罪組織の対立に終わらず、結構様々な要素が存在している内容ではあります。 ですけどエピソードの積み重ねが悪いのか、その要素がうまく噛み合っていないというかさらりと描かれすぎ。 最後は主人公が組織を壊滅させ、大陸人にもいい人がいるという結末で終わりますが、妹を殺された主人公にとって組織の壊滅はごくごく当たり前の成り行きなので、あまりにも軽すぎです。 銃撃戦もそこそこ派手ではありますけど、いささか単調気味でスリリングさは殆ど皆無に等しい。 最後まで飽きずに見られたし、決して悪くはない出来ですがが、さしたる面白さも感じられなかった。 じゃやっぱ駄目か?…駄目なんだろうなぁ…。 
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-07 20:03:23)
127.  ドラゴン危機一発'97
これはカンフー映画ファンには見逃せない一本だったことを拝見して初めて知りました。とにかくドニーのカンフーの速いこと速いこと。こんなに速いと一歩間違えれば何をやっているのか分からなくなるのがオチなんですが、この作品はカメラが被写体をきちんと捉えてくれるので全然問題無し。戦いのバリュエーションも椅子をトンファー代わりにして戦ったり、竹筒を応用したカウンターで攻撃したりとこれまた趣向を凝らしていて観るものを大いに楽しませてくれます。拳が雑魚共にヒットする打撃音がまた気持ち良いこと。鑑賞後に思わず体を動かしたくなる事は請け合い。そしてドニー先生のサイドキックの真似をしてタンスの角に思いっきり足の小指をぶつけて「Ouch!」となり、妹に白い目で見られること請け合い(私)お話は結構暗めですし暴力描写もキツめですが、ストレス解消には持って来いです。でもでも金×に目×と、何故かヒトが持つタマというタマを片っ端から潰していくドニー。結構惨い事します…。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-07-06 11:57:58)
128.  たまごっちホントのはなし
ううむ、こんな作品まで登録されているとは・・・。 ご存知、一時期ブームとなったたまごっちのアニメ映画化。 内容はたまごっちが何故地球にやってきたかを紹介する9分足らずの短編アニメです。 正直レビューするほどの内容じゃないんですが、レビュー数100突破のための踏み台となっていただきましょう。(ひ、ひでぇ…)
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-06 08:39:56)
129.  ブラッド・ブラザース/刺馬 《ネタバレ》 
映画の冒頭。デビッド・チャン演じるチャン・ウェンシャンの不敵な笑顔に引き込まれてしまったあなたはもうこの映画の虜。チャンが語りだす清朝を震撼させた清朝四大奇案のひとつ『マー提督刺殺事件』の裏に隠された衝撃の真実。それは義理兄弟の契りを結んだ3人の男の悲しくも残酷な物語。ストーリー自体は安易に先が読める展開ではあるし、やや釈然としない部分もあるにはある。しかし、スローモーションを多用したクライマックスのカンフーファイトやどこか陰りをみせる役者たちの屈託に満ちた表情(特にデビッド・チャン演じるチャン・ウェンシャンがチン・リー演じるミランに時折向ける疑惑の眼光)など見所は実に多く、それを中だるみ一切無しで描くテンポのよさには見上げたものがあります。ゴジラの伊福部サウンド風の陳永煌のスコアも各場面場面を盛り上げるのに一役買っていて非常に秀逸。 役者の演技はどれも見応えたっぷりの素晴らしいものであったが、矢張り自らの野望を果たすためには手段を選ばない冷酷非情なマー・シンイに扮したティ・ロンが問答無用に素晴らしい。理想に燃える顔の下に魔性を隠した敵役をうまく演じきった。第19回アジア映画祭・第11回台湾金馬奨で主演男優賞ダブル受賞も伊達じゃないその名演を見るだけでも本作を見る価値は十分にあると言えよう。ただ、個人的には張徹監督の最高傑作とは思わないけどね。  ・・・・・・・・・ところで例のゴロゴロ転がるシーンですけど、ワタクシ初めはてっきりその奇想天外かつ怪奇な出来事を目の当たりにして「こうやって打撃の痛みを体現しているのだ。なんと斬新な表現法なんだ!」とわけのわからない納得の仕方をしていたのですが、他の張徹作品を見てみるとそんなに転がっていなかったので、これが彼の作風じゃないことが分かってホッとした。(これが張徹作品初体験作品だったので)
[DVD(字幕)] 7点(2005-07-05 14:37:56)
130.  沈黙の戦艦
セガールの映画がハリウッドの水戸黄門と呼ばれるのは、ただの旅する爺さんに身をやつしている水戸黄門が実は偉い人物(詳細は忘れた)であるように、必ず何らかの平凡な職業に着いてはいるが、実は格闘技の達人というパターンであるからだと思う。 本来セガール映画もこのやつしによってもたらされるカタルシスが売りだったのではないでしょうか? もっとも彼の場合、初めから強そうに見えるのと、やりすぎなまでの最強ぶりがたたって台無しになってしまっているのだけれども…。
[DVD(字幕)] 6点(2005-07-03 17:40:00)
131.  ロボ・ジョックス
ロボ自体にギミックは仕掛けてあるものの、その特性をまるで生かしきれていない攻撃のバリュエーションの少なさ。ロボットから降りた主人公が捥げ落ちた敵のアームの回路をうまく繋ぎ、そのギミックでロボを破壊する…という撃破方法も意表を突いたようだけど燃えないんだよなぁ。その後の殴り合いの果てに和解という少年漫画の典型みたいな展開にも白けた。そもそもゲームが終わっても対戦者を踏み潰そうとする無慈悲なヤツがそう簡単に改心するかな?
[DVD(字幕)] 4点(2005-07-03 17:09:02)
132.  ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘
子供の頃に見たんだが、あんま覚えていない。 ただ、小美人が全然美人ではなかったことは鮮明に覚えています。
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-03 16:43:51)
133.  燃えよデブゴン/カエル拳対カニ拳
サモ・ハン主演のデブゴンシリーズ(と言っても日本で独自にそう呼ばれているだけで繋がりはありませんが)のなかで最も新しく再リリースされたため、比較的レンタル店で見つけやすい本作。 ストーリーは殴っても斬っても全くダメージを受けないと言うマンガのような無敵の鎧「鐵布衫」を巡ってサモ・ハンを初めとするこれまたマンガのようにおバカな登場人物が展開する争奪戦を描いた正にマンガのように楽しいカンフーコメディ映画です。 主人公はデブゴンことサモ・ハン・キンポー。そしてもうひとりの主人公をカンフー映画の巨匠ラウ・カーリョンの実弟であるラウ・カーウィンが好演。物語は専らこの二人に焦点が当てられており、この二人が「鐵布衫」を手に入れるため時には騙し合い、時には協力しあうという、マカロニウエスタンの傑作『続夕陽のガンマン』におけるイーストウッドとウォラックのような敵とも味方ともつかない絶妙な関係がなかなかオモシロオカシイ。 その他のキャストも『酔拳』『蛇拳』の意地悪な師範代でお馴染みで自分を賢いと信じ込んでいるバカな悪党をディーン・セキが演じていたり、敵のボスををデブゴンシリーズの悪役常連者リー・ホイサン、ラム・キンミンがお色気担当で花を添えたり脇もしっかり固めております。 もちろんアクションも見ごたえがあってクライマックスのサモ・ハンとラウ・カーウィンの三節棍対決は三節棍ファンには必見。 コミックカンフー映画好きにお勧めの一本。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-07-03 13:24:39)
134.  少林寺・激怒の大地
正直全く期待しないでレンタルしたんですがこれがなかなかの掘り出し物でした。 個人的に邦題に“少林寺”と付くカンフー映画の中で五本の指に入る傑作! 追う者と追われる者という一切の妥協を許さない関係に生じるサスペンス!主人公とヒャイヤンが荒涼な大地を馬で颯爽と駆け抜ける際の躍動感。(BGMは何故か『宇宙戦艦ヤマト』の「真っ赤なスカーフ」だ!) 主人公絶体絶命のその時、遊牧民の娘たちと散々辱めを受けてきた門弟たちが開放され加勢に駆けつける高揚感。そして観客を全く飽きさせないリズミカルなテンポと『少林寺』にも引けをとらない素晴らしいカンフーアクションの数々。 ハッキリいって映画としての出来栄えは『少林寺』より格段上かもしれないです。 どこかのレンタル店で見かけたら迷わず手にとって欲しい一作。
[DVD(字幕)] 8点(2005-06-18 03:53:25)
135.  ピラニア(1978)
ジョーズの亜流の中ではマシだけど、ダレどころおが多くて個人的にはあまりノレなかった。肝心のピラニアがちーとも怖くなくて…オッカナイ面して集団で近寄って来られても、やることがプルルルルと妙な音出しながら振動するのみじゃな…。研究所をうろつくイーマみたいなモンスターが予定通り巨大化してくれれば2点追加したかも…とはいえそうなると「ピラニア」というタイトルが意味を成さなくなるか…。
[DVD(字幕)] 4点(2005-06-18 02:07:04)
136.  香港近未来バイオレンス/爆烈戦士 《ネタバレ》 
サモ・ハンプロデュースによる近未来アクションものだけど、ストーリー自体はシリアスなのに変な所でコメディが入ったり、作品全体の緩急がアンバランス。アクション面もてんで評価すべき点は無いし、主役の兄ちゃんは二枚目だけど、主役張るほどのオーラがイマイチ感じられない。とりわけ評価する所がない感じだし、尻切れトンボな最後も拍子抜け。
[ビデオ(字幕)] 4点(2005-06-07 12:13:33)
137.  五福星
実を言うとココの評価欄に「ジャッキー主役じゃないじゃん!ダマサレターッ!点数大幅ゲンテーン!」という輩がいやしないかと心配だったのですが…イヤァ、さすがはみんなのシネマレビューレビューワーの皆さんだ! そんなこと口にしている方一人もいやしない!!(ちょっと感動)…とかなんとか言っておきながら献上点数がたったの5点ってのはあんまりじゃないかと思われそうですけど、だって純粋にサモ・ハンの作品として見て、あんま面白く感じなかったんだからそれは仕方がない。 笑えたのは例の透明人間のシーンとチウ・チーリンのおっさんの頭叩いてモジャが追いかけられるシーンぐらいですね。
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-06-06 18:31:30)
138.  ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ
「Z」で言えば劇場シリーズ二作目に当たる映画なんだが、「亀仙人、珍しく大活躍!」以外特に特筆すべき点はないし、とりわけ面白いわけでもない。 しかしこの映画、ある方面のファンにはハッとさせられる部分があるのだ。  それはDr.コーチンの配下のザコどもが『宇宙水爆戦』に登場する有名モンスター、メタルナ・ミュータントにあまりにもクリソツということだ! なんたること! あの古典的SF映画がこんな極東の超人気アニメにもインスピレーションを与えていたとは!! クライマックスにちょこっと登場するだけの“本家 メタルナ・ミュータント”と違い、この“ドラゴン・ボール版メタルナ・ミュータント”は手下ということもあってか、登場するなりいきなり悟飯を容赦無くボコボコにしたり、亀仙人のご自宅を訪問したりと結構出番多し。 『宇宙水爆戦』をご覧になってメタルナ・ミュータントのあまりにも酷い扱いに怒り心頭!な方は是非とも本作を見るべし! サア、私が話す事はもう何も無い。 あとは劇場版ドラゴン・ボールシリーズお約束の展開が繰り広げられるのみだ。
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-06-05 04:11:41)
139.  水爆と深海の怪物
この映画、とにかく蛸がでかいです。 どれくらいでかいかというと、足一本取っただけでシーサペントか?と見ごまうかのようなデカさなのです。 おかげで人間に絡みつくというタコ映画お馴染みのシーンは登場しないものの、ゴールデン・ブリッジに絡みつき破壊、逃げ惑う人間を足で容赦なく擂り潰し、窓から「ヨォッ!」てな軽いノリで顔を出す!等圧巻&珍妙なシーン続出!でして、イヤイヤさすがはハリーハウゼンです。 この映画の真の主役が誰かちゃんと心得ておられる。 これが変なアニメーターの手に掛かろうものなら、「タコ丸ごと一匹サンフランシスコに上陸させる」という無様なことやらかしていたでしょう。  …とは云え下心見え見えの口説き文句に始まる一連のラブシーンはかなりクドイですね。 あからさまに作品の質を落とすのに貢献していますし(BS2でハリーハウゼン特集が組まれた時、本作だけ放送が見送られたのはこのラブシーンがNHKの放送倫理に触れたから?)、蛸が出現している横を平然と車が走っているといった「アレッ?」と思うシーンもあります。  流石にタコのアニメーションからは後年のようなテンポの良さは感じられませんが、蛸の足を二本減らしたりハリーハウゼンの苦心があちらこちらに見受けられる、そんな作品あります。
[DVD(字幕)] 6点(2005-06-05 03:26:38)
140.  超酔拳
演武シーンに始まり、展開されるストーリーは親類に裏切られた男が弟子と共に修行に励み、麻薬組織に戦いを挑む、って…イヤァ素晴らしい! CG全盛期のこの21世紀に70年代カンフー映画ののスタイルをここまで踏襲したカンフー映画の新作が発表されるとは! さて、なんと云っても本作の見せ場はCGなんぞじぇんじぇん使っていない純度100%の素晴らしいカンフーアクション尽きる。 若手の二人はちょっと地味ですが、カーリョン、チャーフィ、そして久々のスクリーン復帰となる往年のショウブラスター、チー・クワンチュンと本格派が目白押し。 そしてそんな彼らの「あのぉ、あなた方本当に50とか60代ですか??」と、突っ込みたくなるカンフーは矢張り迫力です。…しかし!しかしである。 幾ら何でもこの脚本の薄さとカンフーばかりが炸裂する画作りでは最近の話題作をホクホクと観ている方にはとても薦められない。(事実、香港では大コケしたそうな(涙)) 特に中盤、ビルの闇討ちシーンからタクとカイの学生生活のシーンに移ってしまってからは変に冗長な展開になってしまい、脚本の薄さによって作品全体のテンションを持続しきれない事実が露わになってしまったようで残念。 ですけど、まだまだ作れる!まだまだ作れそうだぞカンフー映画! 何はともあれ、これからも香港映画界にはこういう伝統的なカンフー映画を作り続けてもらいたいものです。
[DVD(字幕)] 7点(2005-05-29 03:16:28)(良:1票)
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