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まさかずきゅーぶりっくさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 848
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 思春期の学生時代、何気なく見た水曜ロードショー「ローマの休日」でアン王女との運命的な出会いをしてからウン十年、ひたすら好きな映画を何十回観るような偏食家です。

ホラー&感動映画&難解映画大好き♪ホラー映画も好き!監督別にも観ます。キューブリック、リンチの2人は別格!スピルバーグも大好き!ホドロフスキーもナタリも好き!ハネケは苦手!

レビュー点は相対的に甘めです(ボーダーは6点)。期待に背き大ハズレ、虐待モノ、悪意を感じるバッドエンドな作品には低い点も付けますがよっぽどです。逆に最高点は9点に設定し、10点は人生観を変えられる程大好きな作品だけにしてます。人生であと何本10点の映画に出会えるか、ワクワクしてます♪

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161.  キッド(1921)
古臭いってだけで敬遠してるフシのあったチャップリン映画だったが、この映画は凄く暖かさを感じた。ジャッキー・クーガン演じるキッドの上手さも相まって、サイレント映画なのに声が届いてくるんじゃないかという雰囲気があった。ただ皆さんが仰っているように、終盤の夢のシーンは不要だったのではないかと思う。ラストを盛り上げるまでに何かを挟みたかったのかな?とにかく観終わった後に心地良い映画。コミカルな面も勿論持ち合わせていてチャップリンらしさも存分に出ていると思う。連れていかれたキッドとチャーリーが再開して抱き合うシーンは鳥肌が立つくらいジーンときた。どれほど時代が流れても、人と人との絆の大切さは変わらないんだなと痛感した。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-10-13 15:09:26)
162.  スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 《ネタバレ》 
クローン戦争の激化と、アナキンがパドメと非常にいい雰囲気で終わった「EP2」の続きという期待の持たせ方で始まり、以後様々な展開を経て、しっかり結末まで2時間半あまり、あっという間に感じました!  音楽も映像も非常に綺麗で壮大なサーガの完結編としてみたら、文句無しの出来だったと思います!敢えて欲を言えば、アナキンがダークサイドに堕ちるまでの心情の変化をもう少し細かく知りたかったかな?と思いました。パドメが死んでしまうという悪夢にさらされながら、シディアス卿に口説かれ、ジェダイ評議会では半人前に扱われる不満が一気に爆発して、暗黒面に堕ちるのですが、まぁ堕ちた後、子供とかまで殺しちゃってやっぱり非情だなあと思いました。  終盤のヨーダ対シディアス卿の対決。そして、オビワンとアナキンの師弟対決はこのサーガの幕引きに相応しい最高レベル同士での対決で非常に見ごたえがありました!観る前から、ダースベーダーがあのように、仮面に包まれなければ息が出来ない事を見てるので、相当な死闘であるだろうと予測はしてましたが、本当に凄かったですね!  マスターウィンドウ(サミュエル・L・ジャクソン)が、シディアス卿を追い込んだ時、アナキンのジャマが入らなければ一気に殺せたな~とか思って(笑)ヨーダも強いしオビワンも強い。やはりジェダイマスターは偉大ですね!! そして、暗黒面に堕ちたアナキンに落胆したパドメは生きる意欲をなくし、2つの命と引き換えに死んでしまいますが、それぞれ子供の名前を口にしてたんですねー「レイア」「ルーク」って言ってましたし。しかしあの赤ちゃん「レイア」が、後にハリソン親父と恋に落ちるんだよなあとか要らぬ事を考えてしまいましたよ(笑)  「スターウォーズ」はやはり偉大です!これはもうジョージルーカスの作り上げたおとぎ話ですからね。評価とかするものではないと思うけど、娯楽大作として非常に楽しめる作品である事を今回再確認しました!男は女によってどうにでも生き方が変わってしまうんですね~、アナキン君もでしたが(笑)
[映画館(字幕)] 8点(2005-10-12 12:23:37)
163.  ソウ 《ネタバレ》 
とにかく練りこまれた凄い映画ですね。この映画がデビュー作となるジェームズ・ワン監督と、アダム役のリー・ワネルの共同脚本らしいですが凄い出来です。で、ネタバレに入りますがダニー・グローバー演じる刑事はこの犯人「ジグソウ」を何度も捕えかけては逃がして悔しい思いをしてたんですね。相棒のシン刑事を失ってから、それが原因でか刑事を辞めたのですがそれでも執念で犯人を探していて。スキャンダル写真を盗撮して商売をしていたアダムに金を払ってゴードンの浮気現場を写真撮らせてたり。刑事はゴードンを犯人と思っていたんですね。  自分が余命いくばくもないから、生きている事に感謝をしない輩が許せなかったという犯人の中の正義がやらしたのでしょうね。事実カミソリワイヤー男は自殺未遂の経験があり、焼死体の男は放火犯であり、唯一助かった女も麻薬中毒者でした。この映画のテーマは「生きてる事に感謝しろ」って事なのかな?にしても冒頭、水の中から浮かび上がった際、足首の鎖を外す鍵が流れていってしまう辺り、何ともやるせないですよね・・・。「2」にも期待しております。
[DVD(字幕)] 8点(2005-10-12 12:08:39)
164.  オペラ座の怪人(2004) 《ネタバレ》 
音楽もいい!映像も綺麗!金もかかってるし、ミュージカル映画として完成されております!変な脚色もないし、CGの使い方も絶妙!カメラワークも変な狙いが無いし。モノクロを現在、昔をカラーにして(初恋のきた道パターン)エピソードを織り交ぜるのですが、それがラストにまた繋がって<クリスティーヌのお墓を訪れるシーンである物を見て「うぉ~!」と嬉しくなりました(笑)  ジャーン!!ジャジャジャジャジャーン!て例のテーマソングにしょっぱなからゾクゾクきまして、終始ファントムに感情移入して見られる最高のパターンでした!今までの、ひたすらファントムを怪人=悪者扱いする映画や、ダリオアルジェント(監督としては好きだけど)のようにただのホラーにしてしまうのとは違い、「オペラ座の怪人」の題目をいかに映画として魅せるかを計算しくつして作られたなあと大満足でしたよ!!多少ファントムの歌声レベルが「?」でも全然いいじゃないですか!?仮面を取ってもオットコ前なのはご愛嬌。  あんまりにネタバレは良くないのでしょうが、最後のところでファントムとクリスティーヌがキスして、ファントムが泣くシーンがジーンときまくりで感動!良かったなあファントムって感じで(笑)ファントムがオペラ座に住むきっかけを与えたあの全て悟ってるおばちゃんがもうちょっとエピソードに絡んできたら文句無しでしたが、凄い完成度でレベル高いなあと思いましたよ!「オペラ座の怪人」好きならDVD買って損無しじゃないでしょうか?  エミー・ロッサム(まさしく美声で顔も可愛い 笑)演じるクリスティーヌが、ファントムの歌声を聴くとフラ~っと流されちゃう辺りのうつろな表情は最高でした!中だるみの少ない140分、しかもネタバレだけどファントムが少なくとも劇中では死なない展開で終幕だったので、理想の脚本に大満足です!つうか、オペラ座もだけどファントムの住む地下とかセットに金かけすぎの超大作ですよこれ(笑)  この作品を舞台と比べるのは全くもって問題外。だって生で体感する方が上なのは当たり前ですし(笑)そもそも演劇鑑賞と映画鑑賞は別個の芸術ですから(^^;;;
[DVD(字幕)] 8点(2005-10-12 12:05:20)(良:1票)
165.  ドラムライン 《ネタバレ》 
この主役のニック・キャノンて男性はカッコいいですね♪なんかウィル・スミスっぽいなあと思ったら案の定「ポストウィル・スミス」と呼ばれているそうです(笑)ラッパーとしても、またバラエティーの司会としても幅広く活躍されているそうです。  青春モノお決まりの作りではあるんですが、マーチングバトルの迫力が物凄く、特に同点1位の2つの大学のドラム対決はまさに真に迫る迫力で圧倒されました!ただでさえあの連打が難しいのに、歩きながらとかバチを投げたりとかリズム合わせながら隣の人の太鼓叩いたり、見てると錯覚で「あれ、俺も出来そうだな」とか思う所が怖いです(笑)  金にモノを言わせるライバル大学のボスが、確執から一時辞めさせられた主人公を受け入れる代わりに「スパイ」として雇おうとするあたりが人間的で嫌でしたねー、ああいう事って本当にありそうですし。  たかがバンド、されどバンドって感じで「チアーズ」を初めて観た時のような興奮がありましたね。勿論男がだいたい好きな、男同士の友情も満載。チームをまとめるリーダー役の男が、主人公のデヴォンの怠慢ぶりと才能に嫉妬し確執を持ちながらも、最後には和解し、協力して曲を作ったり。ああいう展開はお約束でも好きなんですよねーー♪デヴォンの彼女がリーダーを務めるダンスチームの演技も見事です!
[DVD(字幕)] 8点(2005-10-12 12:01:00)
166.  スクール・オブ・ロック 《ネタバレ》 
やっぱり面白い映画は何度見ても違う楽しさを発見できます。ジャックブラック主演「スクールオブロック」は突き抜けた爽快感があります!規律正しい名門校で型破りな「ロックな授業」を、しかも教員免許を持っていない男が(笑)行い、ロックの楽しさを教え、最後バンドバトルにおいてはアンコールまでもらってしまうまでの成長を見せる!  デューイフィンはロックの夢を捨て切れない男なのですが、補充教員の電話を、友人になりすまし引き受けてしまい、ロック以外は教えない型破りな授業を展開!  何がそんなに面白いのか!言葉では説明できないサクセスストーリーが106分の全てから伝わってきます!本当に理屈ぬきに面白い映画とはこれだ!という本当にオススメ映画の1本でございます!
[DVD(字幕)] 8点(2005-02-06 15:09:51)
167.  ホワイト・オランダー 《ネタバレ》 
あまりに母親が子にも完璧を求めてしまい、遂には娘が「それは違う」と気づいてくれましたね。母も自分が過去に過ちを犯した事を認め、完璧じゃない「母」を出してしまってから、言葉の説得力を一気になくしてしまったラストの方が印象的でした。そしてミシェル・ファイファー、ロビン・ライト・ペン、レニー・ゼルウィガーなどなど女優陣が豪華ですね。そして画面と音楽が実に美しい!音楽は「ショーシャンクの空に」も手がけたトーマス・ニューマンですが、この映画と相性ピッタリです。「ホワイトオランダー」とは白い夾竹桃の事で自らの美しさを保つために毒を発する花だそうですが、まさにこの映画の中のミシェル・ファイファーそのものですね。そして娘役のアリソン・ローマンが上手いです。見て損は決してありません。 全体的に刺はあるけど色々な意味で本当に「美しい」映画です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2004-09-25 00:52:00)
168.  ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生 《ネタバレ》 
給油しようとしたらゾンビに焦ってあたふたする場面、怖かったなぁ~(@@;「志村、うしろうしろ!」って感じ。あとは地下の子供が結局ゾンビになってしまう部分。最後の生き残った黒人が結局ゾンビと間違われ殺されてしまう場面の2つは哀れだった。低予算、無名キャストでも、「ゾンビ定義」がしっかりロメロ先生の中に確立してた事もありこれだけの作品になったのだと思う。2作目の「ゾンビ」に8点つけたので、本当は9点つけたいんだけど、途中小屋の中に入ってこようと思ったゾンビの1人が木の板で手を挟まれそうになった時、一瞬痛そうな表情をしてしまったので-1点・・・。
8点(2004-09-24 15:53:51)
169.  ツイン・ピークス〈TVM〉 《ネタバレ》 
あの田舎町の雰囲気に浸りたい。当時もそう思ったが、ファーストシーズンボックスを見返している今でも同じ気持ちになる。平和でのどかな町。そこで起きる殺人事件。一見人が良さそうな隣人達も、実はそれぞれ「裏」の顔を持っている。ローラパーマー殺しの犯人が捕まるまでの前半は文句のつけようが無い。ユーモアセンスも冴えている。出演者も個性派揃いですばらしい。後半のロッジ探索になってちょっと緊張感が切れた。後半は最終回を除いてリンチがノータッチだった事もあり、方向性が変わり残念だった。それでもアンジェロバタラメンティの作ったあの一連のテーマソング。リンチは初めて聴いた時、涙を流して素晴らしいと絶賛したらしいが、その気持ちが分かる俺としては、少なく見積もってもこの位の点は上げられると思う。
[ビデオ(字幕)] 8点(2004-09-24 15:30:31)
170.  激突!<TVM> 《ネタバレ》 
シンプルで全く無駄が無い!最近の映画はダラダラ長くて中だるみが多すぎる!デニスウィーバーの必死の形相が同情を買って◎。音楽も車を煽ってるかのような、人をハラハラさせる展開に花を添えている。素晴らしい!!ラスト、落っこちた車の運転手。運転席のドアが開いてたんだけど、もしかして生きてる可能性もはらんでると言うオチなんですかね?怖い(@@;
[DVD(字幕)] 8点(2004-09-23 15:41:14)
171.  グリーンマイル 《ネタバレ》 
3時間以上の大作だが、豪華キャストとさすがの物語展開であっという間だった。最後にもう1つ何か「奇跡」が起きて、コーフィーを助けてあげたかったなぁといつも思う。派手な映画ではないが、トムハンクス、マイケルクラークダンカン、デビッドモースを始め一体感を感じる素晴らしい配役だった。見て損は無い1本だと思う。ただキング原作、ダラボン監督と言うことで一概に「ショーシャンクの空に」と単純に比べるのは難しいと思う。どちらにもそれぞれの良さがあると思う。
8点(2004-09-23 15:22:39)
172.  シックス・センス
松本人志が言っていた。「この映画は冒頭で"秘密を喋るな"と言った時点で負けだ」と。しかしそれは違う。秘密やオチがどうこうではない。そこだけで評価されるべき作品ではない。むしろ、ラストの大オチだけでしか評価出来ない人が負けという気がする。物語の進み方もゆっくりだが実に丁寧。時には変なプライドを捨てて「騙されてスッキリ」するのも映画の楽しみ方の1つだと思うのですけどね(^^;オチを知ってから見返す2度目以降の方がもっと楽しめる。シャマラン監督を素直に評価してあげるべき1本。
8点(2004-09-23 03:10:21)
173.  ザ・ロック
善悪分けにくい。エドハリスは部下を思いやって悪役を買って出ているので、余計に指揮っぷりもカッコよく感じる!参謀役のデビッドモースも◎!最後までエドハリスに付いて行くさまは、男の絆を感じて、俺のツボ!この作品はショーンコネリー、ニコラスケイジも含め「粋なハゲ」が多く、テンポもよくアクションも迫力がありよくまとまっているので、何度観ても飽きない!音楽も悲壮感たっぷりで重厚!ジェリーブラッカイマー製作の中ではNO.1。
8点(2004-09-23 01:49:54)
174.  フルメタル・ジャケット
キューブリックは戦争映画を今までも作ってきたが、このベトナム戦争映画は、「突撃」ほどの反戦ぽさは感じない。むしろ1部の海軍の訓練のリアリズムと、2部の戦地での様子での1場面を淡々と描いたように感じる。悲壮感よりかは変に明るく陽気に見せている事が逆に痛々しさを感じていて辛い。前半のビンセント・ドノフリオ(微笑みデブ)の熱演は評価したい。彼もその後に色々な映画で活躍する事になってよかった。個性を殺すキューブリック映画において、1部の人間だけだが個性がこれだけ目立つのも珍しいと思う。「ディア・ハンター」「地獄の黙示録」「プラトーン」など色々な名監督がこの戦争モノを撮ったが、キューブリックが撮ったらこうなったというだけで、他の作品と比べる必要はないと思う。名作。
[DVD(字幕)] 8点(2004-09-23 01:40:29)
175.  ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版
ダリオアルジェント版は、ゴブリンの軽快な音楽が鳴り響く中、アクション映画さながらのテンポよい展開が待っている。しかしこれはこれで良いと思う。真の「ゾンビ好き」はロメロ版のドキュメンタリータッチな展開の作品と比べ、それぞれの作品の良さを認め合うと思う。それだけ元祖は偉大だし、良く出来ていると思う。
8点(2004-09-23 01:02:24)(良:1票)
176.  イレイザーヘッド 《ネタバレ》 
俺はこの映画の全てに惹かれます。自身まだ独身ですが、突然「あなたの子がいるの」と言われて元カノの家に行ったら家族が変人ばかりで、責任を取る形で結婚したら子供が畸形。しかも彼女はノイローゼで家出という立場を自分に置き換えたらやはり、逃げ出したい気持ちから妄想に走るのではないか?と同情します。彼女も犬みたいな鳴き声の発作起こしたり。お父さんの満面の笑みとかなんなんでしょうか?そこらのコントより面白いですが、そこを笑わせにかかっているとも思えない作りが不気味なのです。現実世界の苦しみより、ラジエーターの中の女に(例えコブのある巨大精子を笑顔で踏み潰しているとしても!)安らぎを求めるのは決して変ではないと思いますね。奇人変人大集合みたいなカルト映画ではありますが、忘れた頃にまた観たくなるのは、やはりリンチの執念が映画に注ぎ込まれているからでしょうか。確かに「天国では何もかもがいい気持ち」でしょう。でも、サラダをかきまぜた褒美にタバコがもらえるならそんなにこの「イレイザー・ヘッド」絶望的な世界でもないのか?とあのお婆ちゃんに安らぎを感じた私もかなりの変人かもしれません・・・。でも私がいつか死んでも頭の骨を削って鉛筆にはして欲しくはないです。
[DVD(字幕)] 8点(2004-09-22 18:56:52)
177.  アイズ ワイド シャット 《ネタバレ》 
キューブリックと言う人は映画監督でありながら芸術家肌だと思います。とにかく映像を綺麗に撮りたがる。「アイズワイドシャット」もですね、NYの設定ながらこれロンドンで撮影してるのですが、ビルの住まいに差し込む光の色や角度から、舞踏会の屋敷の色調、謎の儀式の雰囲気そのものや、舞踏会に向かうビルの乗ったタクシーの撮影の仕方1つにしても全部が完璧に計算された構図なのです。音も素晴らしい。まるで、堕落した心、脳裏に釘を打ち付けるようなピアノの強い響き。主題歌にもなっている、ショスタコービッチの「ジャズ組曲ワルツ第2番」も名曲。この「♪ズンチャッチャ、ズンチャッチャ~」がテレビから流れるたび、私はキューちゃんの偉大なる最終章である「アイズワイドシャット」を思い出すのです。  159分、私は中だるみを感じず一気に観てしまいました。あまりに期待をした人は大いに落胆し、偉大なる監督の遺作を妥当に評価する人もいました。「精神世界への旅立ち」をモチーフに70年も前の原作の作品を、現代のNYに措き直し、最終編集を終えた数日後に亡くなった遺作。巨匠が最後に何を伝えたかったのか?今の私にはまだまだ分からない事だらけなのです。
8点(2004-09-22 18:49:04)(良:1票)
178.  初恋のきた道
チャンツィイーが素晴らしいんですよね。この後はグリーンデスティニーとか英雄とかラッシュアワー2とかどことなく気の強い役が続くのですが、それを知る前に最初にこれを観た方がグッとくると思います(=^^=)おすぎさんは大嫌いなんですよね、これ(笑)しかし、私は好きですね。映像も音楽も物語りも切なく美しい。こんな純粋な恋愛、今の世の中貴重すぎるんじゃないでしょうか??  色々好きな場面はあるのですが、先生が最初にチャンツィイー演じるチャオが、初めて先生を家に迎えるシーン(^^)そして、先生を追いかけてる最中に、先生に貰った髪どめを落としてやっと見つけるシーン、そして行ってしまった先生を待ち続けるシーン。どれもこれも「甘いお菓子」みたいなものですが、大人になってからも甘いものが欲しくなる時がありますよね!?   チャンツィイーの「きのこ餃子食べていかないの?」のがっかり顔の可愛さに8点。
[DVD(字幕)] 8点(2004-09-22 18:48:04)
179.  現金に体を張れ
犯罪映画は非常にこの時期多かったみたいですが、ダイナミックなカメラワークに、5人の犯罪グループが同じ時間にそれぞれがどのような行動をしていたかを克明に描き出し、見事です!熱い男、情けない男、強欲丸出し女、利用される男、人間の本能丸わかり正統派スリラーなのであります♪  ジェラルドフリードの音楽も◎。終わり方もカッコイイ!!
8点(2004-09-22 18:45:19)
180.  猟奇的な彼女
前半戦、後半戦と話が分かれてて、その展開に観ている側も一喜一憂します。編集の粗さから「ん?」と思うシーンも結構あるんですが、それでも本当に面白い!何で彼が振り回されながら彼女に惹かれていくのか、何となく分かる気がするのです。その猟奇的な行動が、もし隠された一部分を隠す為に強めているとしたら?と思うと。人間、一面的な人より二面性がある方が親近感を持てたりますよね?普段はしっかりしてるのに、ふとスキを見せたりする人の方が人間的に見えたりします。  チョンジヒョン、可愛いですね(^-^)顔つきと役どころがピッタリ(笑)
8点(2004-09-22 18:44:08)
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