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マイカルシネマさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 258
性別 男性
年齢 35歳
自己紹介 <尊敬するクリエイター>
ヴィム・ヴェンダース、ニック・パーク、藤子・F・不二雄、冨樫義博

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161.  クマのプーさん(1965)
やはりこの手のほのぼのした童話はアニメにはあまり向かないという事がわかった。動きのあるキャラクター達はよくもわるくもどんくさく、共感できるキャラクターがあまりいない。原作の持ち味を生かす、という意味では「ピーター・ラビット」や「パディントン・ベア」に負けているといっても過言ではない(後者は地元イギリスのアニメだから当然と言えば当然だが)。もちろん原作を知っていてもそれなりなアニメではあるのだが、「大嵐」でロビンが勘違いするシーンなど釈然としないシーンも多い。とにかく、幼い頃から既に「くどさ」を感じてしまったことだけは確かだ。
[ビデオ(吹替)] 6点(2005-06-07 18:32:37)
162.  プレッジ 《ネタバレ》 
それほど出来がいいとは思えない。広大な自然を捉えたカメラワークや音楽は良かったのだが、後味の悪さに関係なくラストがどうもスッキリしない。むしろ、あの雰囲気からしてラストは予定調和ともいえるだろう(もっとも、途中までは本当にクリシーが殺されてしまうのではないか、と思っていたのでラストで母親が車に乗らせるシーンですら不安だったが)。そもそも中年男の哀愁をテーマに置きながら中途半端なサスペンス風味にしたのがいけなかった。むしろ、全て妄想だったいう設定ならば中年男が第2の人生を踏み誤るという見方が出来るが、犯人がいたとすればごく凡庸なサスペンス映画に他ならない。おまけにもし犯人が事故にあわなかったとしても少女を囮にした事実が変わるわけではない。監督は何か勘違いしてないか?と思わされる作品だった。
[地上波(吹替)] 6点(2005-06-02 16:22:53)
163.  点子ちゃんとアントン
原作は読んでいないものの、「飛ぶ教室」が好きな私にとっては少し物足りなかったです。ケストナーの良さは楽しそうな子どもの情景だけでなく、現実に厳しさにぶつかって悩む場面をバランスよく取り入れていることであって、だからこそラストが意味を持つと思うのです。確かに本作でもアントンの家庭や点子の母親の問題を扱っていますが、少し悲壮感が足りない気がします。何よりも母親の問題一つで物語を引っ張っていくにしてはオチが安直ではないかと。あれではラストの爽快感も半減です。間抜けな泥棒と警察の処遇を見てもわかるようにのんびりした雰囲気ですが、それが逆に本作の限界ではないでしょうか。アントンの盗難事件だってもうちょっと悲壮感を出せたものを中途半端にしか表現できていません。キャラクターにしても点子にアントンほど感情移入しきれないのが痛かったです。原作ではもうちょっとウィットがある不思議な少女だった、って聞いてやっとその理由が分かった気がします。言ってしまえば、良くも悪くも万人向けのキャラクターになっちゃってるんです。「飛ぶ教室」(03)の方が個人的には好きですね。この映画の母親の改心よりあっちのテオドールの改心の方が見ていて心地よいです。それにしてもドイツ映画はどうしてこうも平和的なんでしょう。仕事中の警察があんなことをするもんなんでしょうか。
[映画館(吹替)] 6点(2005-05-23 22:45:31)
164.  レッド・ドラゴン(2002)
オープニングは良かったのだが、やや期待はずれな出来だった。1作目同様猟奇殺人を扱っているが、1,2作目ほど重厚感を感じられるシーンがない。はっきり言って猟奇殺人犯でなくても良かったと思う。猟奇殺人をテーマにするからには犯人に恐怖を抱くような作りにしなければならないところを見事に失敗している。これでは出来が悪いというより、凡庸なサスペンス映画。
[映画館(字幕)] 6点(2005-05-19 23:40:14)
165.  ラスト サムライ
歴史が変わりつつある中で一人の男が時代に取り残されていくという点では「ギャング・オブ・ニューヨーク」と似通っている。しかし、ラストの天皇のシーンがあるせいで訴えるテーマが単なるサムライ礼賛だけに限定されてしまった感じ。渡辺謙の演技もそれほどすごいと思えたわけでもなく、むしろ絶賛する人々はオスカーに目が行ってしまったのではないか、という醒めた視点で見てしまった。ラストは無難に収めた感じだが、やはりメイン・テーマにはあまり共感できない。
[映画館(字幕)] 6点(2005-04-29 20:29:08)(良:1票)
166.  ウィズ・ユー
女優以外はなんとも中途半端な映画でしたね。この映画を微妙にしている要因の一つはハットン監督の単調すぎる演出。音楽の使い方もいいかげんなので、ストーリーのほうは完全に役者だけで進めている印象が強く、見ていて退屈してしまいます。ハリエット役のエヴァン・レイチェル・ウッドは自分ひとりの世界に生きる少女を上手く演じていました。普通、自分の殻にこもる少女、という役柄は「キャメロット・ガーデンの少女」みたいに妙に大人っぽくなっちゃうんですが、彼女はしっかり「女の子らしさ」を残しつつ演技しているところがすごい。グウェン役のマスターソンも好演です。一方、ケビン・ベーコンの演技は少しやりすぎの感じが否めず、ラストで泣くシーンも少々わざとらしかったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-04-29 19:15:11)
167.  フランダースの犬(1998)
細かいところは結構原作に忠実。逆に日本のアニメのほうがいかに子供向けに原作を脚色していたかわかる作品にもなっている。そういった意味では主役のキャスティングも無難。だけど、それで出来がいいかって言うとそうでもない。なによりも、パトラッシュとのエピソードがほとんど無く、非常にパトラッシュの存在感が薄いのはどうにかならなかったのだろうか。どちらかといえば、ジョン・ボイトを登場させる事でネロの絵画にかける夢をテーマにしたかったみたいだが、その割にはジョン・ボイトとの別れも少し中途半端。ハッピーエンドの方のラストは作品の雰囲気から言うとあまりふさわしくなかった。しかし、さすがにここまで評価が低いのは日本だけだろう。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-04-15 23:21:00)
168.  フェアリーテイル(1997)
この映画はいったい何をやりたかったんだろう。「信じる事が大切」ということがテーマのようだが、それなら妖精を実写化せず、妖精が存在したかは観客の想像に任せるのが普通だろう(「34丁目の奇蹟」を見習え)。テーマがないにしてもこれは1種の伝記物なのか、本当に「フェアリー・テイル」なのかそれ自体も曖昧。素直におとぎ話にするならば、記者のエピソードは蛇足だろう。妖精というよりは新種の動物を見つけた子どもたちを取り巻く事件という見方もできると思うのだが、それではあのラストをどう解釈すればよいのか。美しい風景とアール・ヌーボーのガラス細工を思わせるような妖精はとても気に入ったのだが、ストーリーがどうにも中途半端。登場人物の行動は結構筋が通っている。母親が妖精を信じたがるのはなくなった息子の亡霊のようなものを信じているからだろう。フーディーニはこの時代の風潮を示す役割も果たしているのだろうが(ハーヴェイ・カイテルの存在感がすごい)、テーマが曖昧なのでイマイチキャラが活きていないのが残念。脚本だけでなく演出にも問題があるだろう。童話のように幼い子どもにもわかりやすいメルヘンチックな作風にすればもっといい作品になったと思う。
[DVD(字幕)] 6点(2005-04-06 02:53:15)
169.  アビエイター
やっぱり2時間以上の上映時間は長く感じました。率直に言うと前半の映画撮影のシーンは必要なかったと思います。ひたすら飛行機の映像にこだわる一方でヒューズの苦悩にもスポットを当てているのでテーマが何なのかもハッキリせず、ラストも非常に中途半端でした。ハーキュリーズの飛行の場面で主人公の成功を暗示していたようにも思われましたが、苦悩のシーンが長かった割にはカタルシスが得られなかったのはとても残念です。ディカプリオの後半の精神病の演技のはうまかったと思いますが、それでもオスカーを取れなかったのは判るような気がします。一方でケイト・ブランシェットの演技は本当にストイックで脱帽しました。
[映画館(字幕)] 6点(2005-03-31 17:00:19)
170.  キス・オブ・ザ・ドラゴン
ストーリーよりもCGやワイヤーアクションに毒されていない生のジェット・リーのカンフーが見られたことが最大の収穫です。それ以上でもそれ以下でもありません(なにしろ脚本はリュック・ベッソンですからね)。とくにホテルと警察署での格闘シーンがすごい。アクロバティックなジャッキー・チェンと比べ、ジェット・リーはとにかく素早いです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-03-20 15:18:58)
171.  オーシャンと十一人の仲間 《ネタバレ》 
それなりに楽しめました。オープニングの展開は確かにダルいけど、計画に加わる人々が皆深刻な問題を抱えながら参加する設定はよかったと思います。残念な事にカジノのシステム自体が手薄な上、キャラ描写もオリジナル同様浅いのですが、やっぱり計画がばれてからの展開が面白かったです。あとあのラストは個人的にダメでした。60年代の犯罪映画はハッピーエンドを許さなかったのかもしれませんが(「現金に体を張れ」も同様につまらないラストだった)、デュークがリメイクのベネディクト以上に憎らしい役だったので、どうやって彼を欺いてカタルシスを得させてくれるのかと期待していたのですが、裏切られました。ただ、全員そろって歩いているラストはよかったですけど。
[地上波(字幕)] 6点(2005-01-23 15:09:23)
172.  アンブレイカブル
非常に評価するのが難しい映画。この映画でやっていることは「バットマン」や「スパイダーマン」でやっていることをとことんリアルに描いた映画だと思う。もっともヒーロー物としてはイライジャがあの格好なのでラストはだいたい納得がいく。しかし、ヒーロー物と割り切って作っていないためか、娯楽色が薄くなってしまっている。デヴィッドの存在が曖昧なため、ジョセフとの銃のシーンなどで彼らがイライジャという異常な男に振り回されているだけのような印象すら受けてしまう。そういったわけでヒーロー物だという事に気付かなかった人からは酷評されても仕方ないとは思う。でも、プロット自体はしっかりしているのでその点を評価。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-01-03 01:00:05)
173.  パラサイト
ストーリーは面白いのですが、B級映画としてのスケールの狭さがイマイチでした。導入部の10分間のシーンは最悪。観客を惹きつけるための「お約束」の導入部として撮っているのでしょうが、本編と比較すると著しく違和感を感じてしまいます。その後のストーリーは様々な映画のパロディも入り乱れそれなりによかったのですが、暴徒と化した学生たちが襲い掛かるシーンはイマイチ迫力がありませんでした。よかったのはジークが車でバスに突っ込むシーンぐらい。でも、ボスが誰なのかという事に関しては結構納得できるキャラ設定なのが「遊星からの物体X」とは対照的で好印象です。
[地上波(吹替)] 6点(2004-12-18 21:18:29)
174.  キル・ビル Vol.2 《ネタバレ》 
一作目と比べると妙にまとまった作りの割には中途半端なシーンが多すぎる気がしました。冒頭のバドの雇い主の棒読み同然の台詞回しから「これはタランティーノ映画じゃない」と不安になったのですが、後半のセリフも若干長すぎでした(ビルとブライドの告白シーンは結構良かったですが)。とくにバドはもったいなさ過ぎるキャラ。彼を前にしてブライドは復讐をためらうのかと思いましたが、最期にいたるまでがあまりに情けなく、どうも彼の男らしさに期待しすぎたかな、という印象です。さらに致命的なのはブライドに前作ほどのケレン味が感じられない事。エルとの対決の決め手もイマイチでした(エルの最期は「ブレード・ランナー」を意識している?)。そして、ラストでどうしても許せなかったのはビルと娘の絆がストーリーに全く絡まなかった事です。バド同様、娘をきっかけにブライドは復讐をためらうのかと思えば、娘はいともたやすくブライドを認めるだけでなく、父親が死んでも平然としているのはどうも・・・(どうせなら娘とビルが一緒のシーンを削った方がよかったのでは?)こういった主人公のためらいの要因になりうる要素をいともたやすくすり抜けるあたりがどうもご都合主義的で今一つでした。そういったわけで、この映画はラストのビルとブライドのやり取り以外の哀愁を感じさせられそうなシーンを捨ててしまっているような感じでした。タランティーノも本当にもったいない事をしたなぁ。
[映画館(字幕)] 6点(2004-12-12 00:25:19)
175.  プレデター2
1作目とは対照的なつくりですが、こっちはプレデターの能力や小道具が大いに活用されていてそういったところは面白かったです。ストーリーは1作目より凡庸で盛り上がりに欠け、ハリガンを主役にしたことが緊張感をとことん削いでしまっていました。しかし、ロサンゼルスというとっておきの舞台はプレデターにあっていましたし、もうちょっとストーリーをしっかり作ればいい映画になったと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2004-11-27 16:56:50)
176.  オーシャンズ11
職人ソダーバーグの腕前が中途半端にしか発揮されなかった作品。「トラフィック」と比べてもキャラの書き分けはお粗末そのものです。だいたい、ドキュメンタリー色の濃いソダーバーグにハリウッド娯楽映画を撮らせるのは辛かったのではないでしょうか。たしかに豪華スターのいかにも楽しそうに演技している様子は「パルプ・フィクション」や「スナッチ」のそれを見ているようで心地いいですし、演出もいかにも芸術作家ソダーバーグ、といった感じで小粋なつくりには感心させますが、11人の個性をきちんと描けていないためキャラの半数が存在感もないまま終わってしまいます。さらにオーシャンもベネディクトもとても大物には見えないのは脚本の問題ではないでしょうか。ミスしたときもカジノを相手取っているとは思えないほどマイペースなテンポでこれはどうも題材を間違えたな、と何度も思いました。これなら人数もスケールもずっと小さい「ジャッキー・ブラウン」の横領シーンの方が緊張感があります。カジノではなく銀行ならこの雰囲気にもある程度は納得いったのかもしれません。チームの描写にいたっても半数のメンバーは完全な裏方扱いだったのも痛かったです。豪華キャストを安いギャラでそろえたのはジョージ・クルーニーだそうですが(ジュリア・ロバーツとの駆け引きは有名)、「パルプ・フィクション」が監督の信頼から豪華キャストを集め、見事に個性の活きた作品になったのとは対照的でした。「オーシャンズ12」はもっとひどかったですが、ソダーバーグはこのままハリウッドでやっていけるのでしょうか・・・
[ビデオ(字幕)] 6点(2004-11-15 21:08:50)
177.  ミッション:インポッシブル
導入部のミッション失敗はディテールの作りこみや緊張感からいってなかなかいい出来なのに、後半部でやたら突っ込みどころの多いストーリーになっていった気がします。言ってみれば、良くも悪くもトム・クルーズの映画になってしまっていました。なによりも、TVシリーズのファンを無視した「反則」的なオチがまずかったのではないでしょうか。まぁ、キャスティングの時点でオチは読めてましたけど。しかし、ラストのヘリコプター追跡のシーンなど、娯楽映画としてのレベルはなかなか高いと思いました。もうちょっとベアールに存在感ある役をやって欲しかった気もしますが。
[地上波(吹替)] 6点(2004-11-14 21:26:30)
178.  フィフス・エレメント
ベッソンのコミカル・アクションの先駆けとなる記念碑的な作品、この映画は頭を空っぽの状態にして観るに限ります。ストーリーは妙にテンポの良すぎる展開、ご都合主義、とってつけたようなコーベンの経歴とカンフー、メッセージなど突っ込みどころを上げていたらきりがありません。ベッソンもこれだけ面白そうなSFセットを使いながらどうしてこんなありきたりなストーリーにしてしまったのでしょう。前半部をコメディにしてしまったのが後半のシリアスな展開にほとんど説得力を持たせないのです。前半でただ馬鹿なだけだったエイリアンが後半で急に強くなってるし、ゲーリー・オールドマンも今回はイマイチでした。ただ、こういったストーリーとドラマの部分さえ無視すれば楽しめるシーンは結構あるわけで、裏ブレードランナーのような都市デザインや、迫力あるアクションシーンは理屈抜きに引き込まれました。特にオペラはすごかったです。M・ジョボヴィッチも演技下手で最初はなじめなかったですが、結構なはまり役だったと思います。海外でそこそこの評価を受けるのも少しはわかるような気はしました。
[地上波(吹替)] 6点(2004-11-12 22:57:10)
179.  タイタニック(1997)
SFアクション監督の本格ドラマ、ということで見るのは遠ざけていたのですが、やはり観てみると予想通りの出来でした。なにしろ、前半と後半で雰囲気がガラッと変わっています。後半のパニック演出はさすがに本領発揮だけあって素晴らしいできでしたが、前半の恋の描写が妙にだらだらしていましたし、かなりストレートな流れで疑問すら覚えました。大河ドラマ的な恋愛なのにどこかとぼけた感じで、後半になってやっと感情移入できる、といったふうでした。ジャックの友達やモリーなど妙に気になる人物たちのキャラの描き方も中途半端でした。4時間退屈はしませんでしたが、これだけシンプルなストーリーならもっと短くしてもいいはずだし、長い映画にするならもっと全体的に丁寧に作る事も可能だったんじゃないかと。内容が内容なだけに、もっと前半部もロマンチックに作って欲しかったです。後半部も映画のテーマから考えるとやっぱり長すぎかな。本格パニック映画として作ればもっと点があげられたんですが・・・
[地上波(吹替)] 6点(2004-10-22 22:08:56)
180.  バイオハザードII アポカリプス
前作よりもストーリーはずっとゲームに近く、「バイオ1」が前置き的な作品だった事がよくわかりました。監督が変わるとここまで作品の雰囲気が違っちゃうんですねぇ。前作ほどエキゾチックさも近未来感もなくなっていました。脚本の方は「ブレインデッド」、「エイリアン4」などのモンスター映画やゲームのパロディを周到しつつ、次々に舞台や敵クリーチャーを変えて楽しめる展開にしています。特にネメシスからの逃亡劇はすごかったです。ただ、監督の方はというとせっかくアクションの見せ場をたくさん作っているのにそれが活かしきれていない気がしました。皆さんの言われているとおり、アクションシーンのカット割が見づらかったです(ネメシスとアリスの格闘シーンは最悪)。それに映画の雰囲気自体は前作のほうが良く出ていたと思いました。例えば、前作では登場人物の意外な事実とかそういうことが判明するシーンが多かったのに、この映画ではほとんどなかった。やっぱりアンダーソン監督に・・・それは無理でも「ドーン・オブ・ザ・デッド」のザック・スナイダー監督にやってほしかった。ネメシスのクリーチャーにおいては完全に満足です。あと、ジル役の人の演技もゲームどおりで緊張感が伝わってよかったです。でも、やっぱり完成度を1作目と比べるとそれより点を低くせざるを得ません。
[映画館(字幕)] 6点(2004-09-05 12:36:42)(良:3票)
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