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1.  アンダーグラウンド(1995) 《ネタバレ》 
旧ユーゴスラビア、今はもう存在しないユーゴスラビアに対する愛情、熱意、祖国に対する監督の情熱みたいな物がひしひしと伝わってくる凄いパワーを感じる。これが映画!これこそ映画の持つ凄さ、素晴らしさを感じることができる。 オープニングとエンディングが同じリズム、同じ曲てのがなるほど。監督の拘りを感じることができる。 この映画、音楽の流れる場面では役者達に喋らせない。殆ど無言で俳優の演技、それも狂気に満ちた世界を表現してる。 結婚式の場面で急に踊り出す人達、地下に閉じ込められてる中で一生懸命に生きようとする人間達の狂気に満ちた演技、時々流れてくる旧ユーゴスラビアのフィルム映像、あのチンパンジーのぶっ飛び具合がこの映画のぶっ飛んだ世界観をよく表している。映画撮影のシーンの面白さ、チンパンジーが生きていたと知った時は何故か泣けてきたし、映画の最後にこの物語に終わりはないてテロップが流れるけど正にその通りで、ユーゴスラビアという国は今は無くてもユーゴスラビアという国の歴史は存在する。あれだけ狂気な世界を描きながら、最後はハッピーエンドで終わるのが素晴らしい。映画の持つ力により、ユーゴスラビアの歴史を狂気と笑いで表現した監督の演出力に終始圧倒させられた。文句なし10点
[映画館(字幕)] 10点(2024-03-08 19:50:08)(良:1票)
2.  男はつらいよ 寅次郎紅の花
シリーズ最後となってしまった第48作!これが最後となるなんて、渥美清さんの身体の調子の悪さを知りながらも本心はまだまだ観たい。そう思っていた。けど、結果、これが最後で良かったと思う。何だかんだと言いつつも、満男には泉ちゃんが一番似合うのと同じで寅さんにはリリーが最も相応しい相手だとこの最後の作品を観ると必ずそう思う。そんな寅さんとリリー、最後まで一緒にはなれなかったけど、でも心はお互い通い合っていることが観ていて解る。寅さん全部を観て思うのは、辛い時、悲しい時、疲れている時でもやっぱり寅さんを観るとそれだけで元気になれる。中には当然、ハズレもある。でも、私はそれでもこのシリーズ、大好きです。そして、シリーズ完結となったこの作品、やはり死を目前にして、身体の調子の悪いのにもそれでも寅さんファンの為に二十七年間も、最後の最後まで至福の時を与えてくれた寅さん、俳優、渥美清さんに心から感謝の気持ちを言いたい。このシリーズがスタートしてからは寅さん以外の役をほとんど断って、車寅次郎という日本中に愛される男を演じ続けてきた渥美清さんの姿に何度観ても涙が止まらない。心から「ありがとう!寅さん!ありがとう!渥美清さん!ありがとう!田所康雄さん!そして、そして、こんな素敵なシリーズを二十七年間、全48本にも及ぶ作品で私に笑いと涙と感動を与えてくれた山田洋次監督をはじめとするスタッフ全員、ありがとう!」この最後の作品に関しては作品の出来云々の問題ではなく、シリーズ最終作にして、寅さんらしい見事な終りに、10点以外は考えられません。
[映画館(邦画)] 10点(2024-01-05 10:21:26)(良:4票)
3.  クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦 《ネタバレ》 
これ、好き過ぎて何度も見てしまう。何故ならしんちゃん映画の中で一番大好きなぶりぶりざえもんがある意味、主役であるしんちゃんを食ってしまうぐらいの輝きを放っているからである。しんちゃんの為に、またしんちゃんの仲間達の為に自ら姿を消してしまう場面はもう涙無くして見れません。この映画に好きな理由、理屈なんかないのだ。ただただぶりぶりざえもんが大好きなだけ。愛しのぶりぶりざえもん!フォーエバー!こんな素晴らしい愛すべきキャラクターを考え出して生み出してくれたしんちゃんと全ての関係者にただただありがとうございます!という気持ちでいっぱいです。
[DVD(字幕)] 10点(2021-04-05 19:13:01)
4.  学校 《ネタバレ》 
山田洋次監督による学校シリーズの記念すべき最初の映画。田中邦衛のいのさんが他の生徒、仲間達の前でオグリキャップの引退レースとなった話をする度に、オグリキャップ!オグリキャップ!と連呼する度に2着メジロライアンと3着ホワイトストーンの馬券を買っていた私は違う意味でちょっと切なくなり、あぁぁ~大川慶次郎さんの気持ちがよく解った。そういう意味においてもこれは私にとっての切なくてほろ苦い思い出の映画として忘れることが出来ない。
[映画館(字幕)] 8点(2021-04-05 19:05:52)
5.  写楽
フランキー堺が叶えたかった夢の映画化である。アイデアはなかなか面白く、フランキー堺は流石の名演技。しかし、監督が真面目過ぎるのかそれなりに楽しめるけど物足りない。やはり川島雄三監督が生きてる時に見たかった。川島雄三監督が撮ってたらどんな映画になってだろう?と考えるとなんで今更?遅過ぎる。一番撮りたかった時期に何故撮らせてあげないのか?撮りたい映画を撮りたい時に叶えてあげられないのが日本映画の悪い所で川島雄三監督とフランキー堺の名コンビで見たかった。と思うのは私だけではないはず。
[ビデオ(邦画)] 6点(2021-01-24 20:29:52)
6.  釣りバカ日誌スペシャル 《ネタバレ》 
このシリーズの中で特殊な感じのするのがこの作品で、スペシャルとあるように今作は1作目から「釣りバカ日誌」を見ている人達にとってはみち子さんと言えば石田えりと名前が挙がること間違い無しであろう!それはおいちゃんと言えば森川信、もっと言えばさくらと言えば倍賞千恵子であるというのと同じぐらいの、つまり「男はつらいよ」で言うところのそういう存在であった石田えりのみちこさんの最後の作品である。浅田美代子も悪くはないし、結構、好きではあるが、最初から浅田美代子ならば何の問題もないのだが、やはりみち子さんは石田えりなのでる。これは仕方のないことなのである。そんな石田えりのみち子さんが浜ちゃんが小諸へ出張に出かけている時にやって来たすーさんを家に泊めたことが原因でみち子さんは実家に戻ることになるという話である。みち子さんに対して初めて疑いの眼を持ち、信用しなかった浜ちゃんがみち子さんのいる実家へと行く流れの中でのすーさんとの会社内でのやりとりがいつも以上に可笑しさと何か言葉では言い表せない二人の関係を物語っているようでもあり、色んな意味でこの作品には他の作品には無い何かがあるようにも思えるのだ。監督も森崎東と、喜劇を撮らせたら他の作品を撮った監督さんよりも上手い。田中邦衛の自転車屋さんのご主人の面白さも一役買っていることを言わずにはいられない。とにかくこのシリーズの中でも喜劇としての面白さとまた浜ちゃんとみち子さんとの関係が、本当に愛情で結ばれていたことを語っている作品でもある。森崎東監督に出来ることなら、このシリーズ、これ以降も続けて撮って欲しかった。そうすればもっと面白い作品が沢山、出来ていたんじゃないかと思わずにはいられない。
[映画館(邦画)] 8点(2021-01-08 22:19:12)
7.  風の歌が聴きたい
例えば同じ障害者を扱った映画でも「半落ち」のように障害者に対して馬鹿にしたかの様に撮らないこの作品、やはり大林宣彦監督は素晴らしい監督だ!視覚障害者の夫婦の愛の物語りを大林宣彦監督らしい優しい眼で見つめながら描いています。2人の主人公の美しい物語に感動しました。ただ、どうしても気になるのが天宮 良の中学生役は違和感がありすぎますので減点材料としますが、それでも良い映画なので一人でも多くの方に観て欲しい作品です。
[DVD(字幕)] 8点(2020-04-12 20:47:28)
8.  ふたり(1991) 《ネタバレ》 
えっ?何だかえらい点数低くないですか?私はこの映画、かなり好きです。私の住んでる所では僅か二週間ぐらいしか公開しなかったけど映画館で三回見てるぐらい大好きです。大林宣彦監督の新尾道三部作の最初の作品ですけど、後の「あした」も良いけど、この映画の方が私は好きです。「私の中では「さびしんぼう」と同じぐらい大好きです。この映画もいかにも大林宣彦監督らしい演出、温かい眼で見守るそんな内容の良い作品だと思います。雨のシーン、石田ひかり演じる妹と中島朋子演じる姉の美しい姉妹の絆と愛に心打たれます。交通事故によって死んでしまう姉が亡くなる寸前に妹に言った台詞、ふたりの別れのシーン、最初の別れと本当の意味での最後の別れのシーン、鏡に消えて行く姉のシーン、泣けて仕方がないです。そして、私もこの映画の中で使われている「草の想い」という曲大好きです。確かこの映画最初に映画館で観たその日にCD買った記憶があります。中島朋子と大林宣彦監督の2人が歌ってる「草の想い」大好きです。
[映画館(邦画)] 10点(2020-04-11 20:41:08)(良:2票)
9.  クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦 《ネタバレ》 
しんちゃん映画は本来は泣かせようというよりは笑わせてやるみたいな内容なのだからこれはこれで良いのです。今は亡き名脇役の1人である丹波哲郎がしんちゃんに対して放つ台詞「おじさんは007と一緒にお風呂に入ったことがある」が可笑しい。丹波哲郎にこんな笑える台詞を言わせるとは、しんちゃん映画の制作スタッフの皆さんに感謝です。決して傑作でもないし、子供向けアニメにしてはマニアックなネタ、1960年代の邦画、それも怪獣映画、特撮映画を知らない人には分かりづらいネタがあったりと、寧ろ子供よりは大人向けぽい作品かもしれない。誰が見ても分かりやすくて笑える作品なのか?という疑問を感じるが故に、大人だから分かる笑いに寧ろ大人向けではないだろうか?あと、しんちゃん映画の中で一番好きなぶりぶりざえもんの姿に今は亡き塩沢兼仁さんの声を聞くことができるのも嬉しい。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2019-04-07 19:52:31)(良:1票)
10.  クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望 《ネタバレ》 
これは、後の大傑作アッパレ!戦国大合戦に通じるタイムスリップ物として、しんちゃんの馬鹿馬鹿しさ全開で泣かせようなんて気はまるで無く、ただただ笑わせてやろう!という狙いが見える。その笑いがしんちゃんらしく、綺麗なお姉さんに甘える。それを見て良いなあ〜子供はと言うひろし、それを見て冷たい視線を向けるみさえ、色んなやり取りが見られて面白い。ハッキリ言って感動を求める様な作品ではない。しんちゃん本来の馬鹿丸出しな作品だ。しんちゃんはそれで良いのです。だからああだこうだ言わずに純粋な気持ちで楽しめば良い内容である。欠点だらけだし、春日部防衛隊の活躍も無ければ、しんちゃんが主役てよりどちらかと言うと脇役的だしといった不満もある上に傑作ではない。この映画に何を求めるかによって評価が決まると言って良い。私は感動系のしんちゃん映画も大好きだし、ただ笑わせるだけのお馬鹿なしんちゃん映画も好きだし、だからどんなしんちゃん映画でも嫌いにはなれない。しんちゃん達家族が向かう過去の時代、戦国時代におけるやり取りを見て、この家族は毎度ながら最高だと感じずにはいられらなくなる。しんちゃんが映画の冒頭でみさえと二人、ゲームしてる姿、しんちゃんが大好きなヒーローのカンタムロボとのやり取りでひろしとみさえと三人でコントロール機で色々やるシーンには単なる子供向けのアニメではない大人のアニメとしての会話、やり取りを感じずにはいられなくなります。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2019-03-25 19:02:54)(良:1票)
11.  クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険 《ネタバレ》 
モーレツ!オトナ帝国やアッパレ!戦国の超名作の影に隠れてしまってるようなこの作品だが私はこれも大好きです。ぶりぶりざえもんが面白い。更にしんちゃんのバカバカしさも全開!好きな場面は沢山あるが特に好きで笑えたのが悪役のホモ2人相手にババ抜きする場面のひろしのせっかくの苦労を全てパーにしてしまうしんちゃんが面白過ぎで好きです。
[DVD(字幕)] 9点(2019-03-11 18:43:59)
12.  ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌 《ネタバレ》 
仔馬の歌の替え歌を本当の歌だと信じていた友蔵爺ちゃんが最高で笑える。笑えると言えば学校の絵を描いた丸尾くんの絵を見て、四階まであるけど実際は三階だよと突っ込む永沢くんも面白い。色んな場面に笑えるシーンを用意しているのもちびまる子ちゃんというアニメの魅力です。町で出会う絵描きのお姉さんとまるちゃんのやりとりも良い。タイトルにある歌の魅力も伝わる。さくらももこさんが描く世界、子供向けアニメ、漫画でありながらも大人が見ても共感し、笑えて感動出来る作品を長きに渡り見せてくれた原作者さくらももこさんの業績は評価されて当然だと思う。2018年9月29日更新
[CS・衛星(邦画)] 8点(2018-09-29 09:50:31)
13.  ちびまる子ちゃん 《ネタバレ》 
大野君と杉山君の2人の友情がメイン、いつもいつも仲良しで喧嘩など無縁とばかり思っていた2人が運動会で喧嘩する。合宿コンクールで声が出なくなってしまう大野君をカバーして歌う杉山君の友情にやはり二人は一心同体とばかり思っていたのも束の間に今度は父親の仕事の都合から転校する話が出てくる大野君、ここでまた二人は喧嘩してしまう。この時の大野君の放つ台詞、子供にはどうにもならない事があるという台詞が突き刺さる。ちびまる子ちゃんは単なる子供向けのアニメでない考えさせられる物が散りばめられており、だからこそ長きに渡り国民から愛されるアニメなのだ。まるちゃんが喧嘩している2人、大野君に対して私は二人のコンビが好きなんだよと言う台詞はまるちゃんだけでなく、クラス全員のいや、ちびまる子ちゃんファン全ての気持ちを表している。喧嘩してもまた二人は直ぐにいつもの二人である大野君と杉山君が居る。だからまるちゃんを含むクラス全員がいつも仲良しでいることが出来るのだ。大野君が杉山君の為に歌う友情の歌、それを見て涙ぐむクラスメート、ちびまる子ちゃんの素晴らしい一面を見せてくれてありがとう!さくらももこさん、もうこの世には居ませんがあなたの残したちびまる子ちゃんという素晴らしいアニメ、漫画は永遠の物としてこれからも一生、大勢のちびまる子ちゃんファンの心の中で生き続ける事でしょう
[CS・衛星(邦画)] 8点(2018-09-26 19:28:11)(良:1票)
14.  クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王 《ネタバレ》 
予想通りの酷評の嵐の中、弁護させていただきたい。確かにしんちゃん映画の中では傑作ではないし、子供向けであり、大人が観て絶賛する様な作品でもない。最近のしんちゃん映画にある感動というものもさほど感じられません。そこでしんちゃんとは何か?という問題を考えてみる。するとしんちゃんは元々は子供向けのアニメであって、大人に媚びを売るアニメでもないという結論に達する。だから劇場版アニメの最初の映画はこれで良いのである。子供が楽しめれば良いのだ。大人からしてみたら解らないしんちゃんの行動、それは思い通りにならないからとテレビの電源を抜いてしまったり、アクション仮面がカッコ良ければそれで良いのだ。しんちゃんにとってのヒーローがアクション仮面であることが重要な訳だからアクション仮面が活躍して最後は勝てば良いのだ。これはそんなしんちゃんの為にある作品なのだからつべこべ言わずにしんちゃんを応援し、一緒になってアクション仮面を応援する様に観るべきである。きっとそういう願いで撮られたのではないだろうか?だから多少の文句や不満も受け入れて観れば許せてしまいたくなる。それにしても1作目から早くも1人名前呼んでもらえなかったマサオ君が可哀想です。
[DVD(邦画)] 6点(2018-07-23 21:36:37)(良:1票)
15.  老人と海(1999)
ヘミングウェイの代表作、老人と海は何度も繰り返し読んでるぐらい大好きな小説です。そのイメージ通りにまるで絵が飛び出してきそうな程に動く動く。その動く描写が素晴らしい。油絵が動く。アニメーションならではの動きにあっという間の20分!見終わった後にまた繰り返し観たくなって観てしまいました。ずっと前から観たいと思っていたこの作品が近所のブックオフで何と何と1000円で売られているではないか!迷わず購入!僅か20分の作品に1000円どころか3000円以上の価値はある。この素晴らしい映像美、映像表現の前には昨今のCGだらけの大作などゴミの様に思えてしまいます。CGなんかじゃ描けない手作業による素晴らしい映像表現に感動です。
[DVD(吹替)] 9点(2018-06-18 20:43:12)
16.  クレしんパラダイス! メイド・イン・埼玉 《ネタバレ》 
わくわく温泉の本編が霞んでしまうぐらい笑える。僅か11分の間にしんちゃんアニメの面白さを見せてくれてありがとうございますという気持ちになります。みさえか歌う便秘の歌には笑いながら感動させられ、しんちゃんに出てくる全ての登場人物の中で一番大好きなぶりぶりざえもんの姿に改めて塩沢兼人さんの声がたまらない。本当に惜しい人を亡くしたと思う。そんなぶりぶりざえもんの映論ではなくて映豚には笑ったと同時に作者のぶりぶりざえもんに対する愛を感じることができた。
[DVD(邦画)] 8点(2018-04-02 21:19:53)(良:1票)
17.  アドレナリンドライブ 《ネタバレ》 
笑った。笑った。ジョビジョバとかいう六人組のチンピラのやり取りの可笑しさ、自分の車を貸した相手に置き去りにされた上に、文句言いながらその相手を待ち続けるあの婦長といい、笑い所が満載です。主演の二人のヤクザからの逃走劇も失敗の連続、安藤政信演じる悟が指輪のサイズを聞かれて、フリーサイズと答えるシーンの可笑しさ、今ではメジャーな監督の一人として撮る映画、どれもがヒットの矢口史靖監督だけど、この作品は然程、ヒットもしてないと思われる。この監督の女優の選び方も良い。石田ひかりを持ってきたこのセンスを含め、この作品はキャスティングの勝利により面白い作品に仕上げる事に成功している。オリジナル作品というのも評価したい。
[DVD(邦画)] 8点(2016-11-04 20:44:42)
18.  われに撃つ用意あり 《ネタバレ》 
映画において監督の力量でその作品の出来、不出来が決まる物もあれば、役者の演技と魅力で作品の出来、不出来が決まる物もある。そういう意味でこの作品は役者の演技と魅力で決まる作品である事は見ていて感じ取れる。ヤクザから逃げるベトベト人の女を助けるマスター、原田芳雄の人間臭さ、アウトローな男としての魅力はこの俳優ならではで、若くしてこの世を去った松田優作と何処か似た物感じずにはいられない。けして二枚目ではないし、何処か不器用な中に感じる男らしさ、そんな男を演じたら本当に上手いし、そういう男の役がよく似合う。ストーリーそのものはよくある日本の刑事物ぽく、さほど、新鮮味も感じられない。しかし、なんども言うように役者の魅力で見せる作品と言って良いぐらい、役者の演技、魅力で充満している。原田芳雄以外でも刑事役の蟹江敬三のかっこよさも印象に残る。印象に残ると言うと、新宿の街並み、歌舞伎町の色々な所にある店の看板を含めたギラギラしていて、犯罪都市の恐い雰囲気も印象に残る。映画のラストの暴動シーンに映画はその時の時代を映すと改めて感じる事が出来る。
[DVD(邦画)] 7点(2016-10-08 20:06:13)
19.  ブラッド・シンプル ザ・スリラー 《ネタバレ》 
コーエン兄弟の映画に出てくる人物はやはり、ただ者ではない。一つ一つの犯罪にも何かこの監督ならではの拘りを感じる事が出来る。殺しの場面でも誰かに見られているのではないか?夜の道を偶然の様に照らす車のライト、窓越しからの忍び寄る男と逃げる女、他にもテーブルの上の不気味な魚やら、単なる怖さだけでない演出にコーエン兄弟の作品に対する拘りが沢山、詰まった作品です。
[DVD(字幕)] 8点(2016-09-20 20:12:47)
20.  帰ってきたドラえもん 《ネタバレ》 
ドラえもんの力に頼る事なく、ボコボコにされてもジャイアンに食らい付くのび太が格好良い。のび太の一番格好良い姿が見る事が出来るのはこの作品です。他にもこの作品が素晴らしいのは嘘は良くないけど、こんな嘘なら許せるし、許すと感じさせてくれる所です。
[DVD(邦画)] 9点(2016-04-18 18:08:08)
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