1. 赤ひげ
予備知識無く鑑賞。 恥ずかしながら時代劇かとおもったwある製薬会社に赤ひげのポスター貼ってあったのを思い出す。なるほどね。 現代の医療も問題だらけ。医者の不祥事、隠蔽、医療事故等大いに問題題もつきまとう。虐待や精神病だって今も尚社会問題。 だからこそリンクする部分が多く赤ひげの威厳さをダイレクトに感じる。こんな医者がいつの時代でも親身に救ってくれればなと思うし願いたい。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2017-01-13 14:48:02) |
2. 天国と地獄
普通に面白くて退屈しない展開。極上のサスペンスと言っても過言じゃない。 誘拐事件が多発した昭和中期、アナログな捜査がまたなんとも言えない味が出てる。三船は鉄板だが仲代がまたなんとも名演技で際立つ。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2017-01-12 19:42:19) |
3. 切腹
切腹の歴史は知識あまりないのだけども。 落とし前のつけ方とおもってましたが生き恥を晒したくない武士の死に方としてもあったんですね。 ゆすりとしても非常にリスキー。 津雲半四郎演じる仲代の一語一句の重さが物語る重厚な展開。 まさに残酷の美。語り継がれる映画だとおもいます。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-07-23 23:41:01) |
4. 女王陛下の007
《ネタバレ》 2代目ボンド登場。 当然ながらショーンコネリーが強すぎて、当時はファンの受け入れがなかなか難しかっただろうが 見てくうちに胸毛が無くイギリス圏外のボンドに慣れてくる。ジョージ・レーゼンビーも力強くなかなかセクシーじゃないか。 1作しか出演していないレーゼンビーと唯一結婚をした作品なので異色でプレミアム感が強い。 また、ウィンターアクションはかなりハードで見物。人気を押上げているのもわかる。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-12-18 20:50:37) |
5. 007は二度死ぬ
違和感は所々あるものの、当時の撮影プロたちは007を撮るのに日本文化を学ぼうと必死だったはず。 高度経済成長期の東京と鹿児島の田舎風景が昭和の良き日本を魅せてくれている。 無論、丹波の力強さや美しき若林と浜のボンドガールたちが盛り立てる。日本の007ファンは熱狂したはずだ。 型にはまらないチャレンジ旺盛の本作。 舞台を日本に設定してくれた敬意も込めて素晴らしいスパイアクションと評したい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-12-17 00:01:52)(良:1票) |
6. サイコ(1960)
うーん、モノクロでありながら、 人の動きのリアルさと迫りくる恐怖はヒシヒシと感じる。堪能。流石、ヒッチコック。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-29 23:58:02) |
7. 穴(1960)
《ネタバレ》 フレンチは基本相性合わないですが、これは違った。 脱獄映画色々見てきたが穴を掘るといういかにもアナログな作戦ながら 個性溢れる脱獄囚に人間の本質がうまく表現されていてクライマックスへ加速していく。 ガスパールはうまく利用され、そして疑心暗鬼を生み濃密なラストの心理劇。 「哀れだな」 映画史に残る名台詞でしょう。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-09-15 23:02:24) |
8. 椿三十郎(1962)
桑畑三十郎から椿三十郎へ。 続編の位置づけではあるが別物と考えて良い。 三十郎の強さがクローズアップし、なんの義理があってそこまで若侍達を体を張って助けるのか。 抜身の刀である一方、頭のキレとお人よしを兼ね揃えるくたびれた侍に魅力あり。 モノクロであっても椿の美しさはこの映画を象徴するようだった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-07-22 22:05:21) |
9. 用心棒
用心棒に限らないことですが、時代劇って味があるなあとあらためて思います。 間違いなく日本が誇るジャンル。 それを世界に発信したのは黒澤監督。 この影響を与えただけでも功績は計り知れないでしょう。 騒動を巻き起こした浪人・お馴染みの三船敏郎がまた濃い。アバヨ!清々しい。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-07-21 19:54:42) |
10. サウンド・オブ・ミュージック
《ネタバレ》 成る程。これは評判通り。 ドレミの歌、エーデルワイスなど子供の頃に音楽の授業でよく慣れ親しんだ曲ばかり。 恐らく皆様とは見るところが違うのだろうが略奪愛は納得してない。何も悪いことしてない男爵夫人がカワイソウだ。それなら子供に愛情持って接することができない等の描写を取入れ憎まれ役にすべきだった。それ以外は愛嬌あって好印象。とくに兄弟姉妹の末っ子のブサカワいい感じ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-11-09 10:12:16) |
11. ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生
ゾンビブームの今、原点回帰もわるくない。白黒だけどシュールで飽きないホラー。良作印つけときます。 [ビデオ(字幕)] 7点(2016-03-28 23:38:36) |
12. 2001年宇宙の旅
《ネタバレ》 映像の撮影・美術に10点、ストーリーに5点で間をとって7点の評価です。こんなに言葉が少ない映画は初めてだと思うくらい美しい宇宙の神秘を映像で描ききっています。こんな芸術作品を世に生み出したキューブリックはホントに奇才。ただ映画自体は退屈。森羅万象の世界観に現実逃避ができる映画かもね。 [DVD(字幕)] 7点(2008-09-15 21:39:17) |
13. 007/ゴールドフィンガー
《ネタバレ》 センス卓越。金粉まみれ。 コネリーのセクシーさ、ダンディさは健在だがこの金粉女はそれを勝ってしまうインパクト。 ボスもわかりやすい金にまみれたゴージャスな悪者。ボンドを殺すチャンスが何度あったことか…(笑) 一生に一度ゴールドフィンガーなんて名乗ってみたいよ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-12-14 00:00:33) |
14. 007/ロシアより愛をこめて
本作は全シリーズ通してボンド=ショーンコネリーを決定づけてもおかしくない。 それくらいかっこいい。ボンドガールの美もまた盛り立てる。 時代を超えてもスパイアクションとしてレベルは高くまた、ソ連モノに緊迫があった。そういった見方でも貴重である。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-12-13 23:35:29)(良:1票) |
15. 007/ドクター・ノオ
《ネタバレ》 007の出発作。 オープニングがやっぱり痺れますね! ショーンコネリーが長身で渋い。強くて女好きでsexyなところは時代を遡ってもやはりジェームズボンド。 ちょっと演出は古くてね…スパイというよりかは銃を持った探偵みたいな感じ。 火を噴くドラゴン戦車は危うく007シリーズをB級アクションに落とすとこでしたよ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-05-11 00:13:44) |
16. 猿の惑星
リメイク見た後だと迫力が落ちちゃうなー。 どうしても。 知的なアイデアは詰まってるのでそこはホント素晴らしいと思います。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-09-28 23:38:54) |
17. 大魔神
《ネタバレ》 大魔神、むかしの昼映画でよくやってた。 改めて観賞するわけですが1966年制作とは思えない出来栄えの良さ。 戦国時代のよくある国盗りのストーリーも分かり易く日本が誇る特撮の良さと融合している。 そして大魔神の美術。顔は真っ青、目がギョロギョロ。当時の子供にはどう映ったのでしょうか。 悪いことしたら大魔神様に祟られるとでも言われたのかな。 リメイクが無いのが不思議だな。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2019-03-31 22:45:55) |
18. ブルー・マックス
戦闘機マニアにはたまらんのだろうなぁ。 いや、面白かったですよ。CGに負けない戦闘シーンは迫力あって。ここまで悪役な主人公も逆に楽しい。 でも、セリフが無い空より陸・海のほうが好きかなってだけで。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-11-20 10:15:34) |
19. ロリータ(1962)
男として性的嗜好や恋愛感情が少女に行くってのはわからんでもないけどなー。ジャンルが少女ってだけで。 そいった意味ではハンバードがロリータ・コンプレックスから起こす言動や行動は一定の理解をしてあげたい。 モノクロを感じない味ある一本に仕上がってるのはやはりキューブリックって感じかな。 [ビデオ(字幕)] 6点(2015-12-29 23:18:21) |
20. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
《ネタバレ》 以前の作品が成功とまでにはならなかっただけにキューブリックが追い続けてた作風が確立した映画だと思います。ピーターセラーズの三役もそうだけど監督が見せる演出力の高さはやはり脱帽するものがあります。特に人の動きや核爆弾などの描写が白黒だけにリアルさを感じました。個人的には笑うに笑えないブラックユーモアに理解は出来なかった為、点数抑え目で。 [DVD(字幕)] 6点(2008-09-21 02:11:42) |