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1.  映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生 《ネタバレ》 
今作品は、今から27年前に公開された映画『ドラえもん のび太の日本誕生』のリメイク作品。 この27年前の作品自体も、ドラえもん映画の中では良作の一つである。 そして、今回はリメイクという事で軽い気持ちで観たものの、期待を良い意味で裏切る素晴らしい傑作であった。 リメイク前の作品は、内容や話が進むテンポは良いものの、どこかあっさりしている感じが否めなかったし、 特に最後の辺りは、タイムパトロールに頼って終わったのは書くまでも無い。 また、のび太が造ったペット達との関係性もあっさりしていた。 しかし、今回はそのあっさりした感じを大きく転換させ、のび太自身、そしてペットを含めた登場人物達が自立し、 敵に立ち向かうという描写が目立っており、「他力本願で解決」といった描写が非常に少なくなっていた。 特に最後の辺りは大変良い意味で変化させたように思える。伏線も上手く描かれている。 勿論、子どもも退屈しないでしょうし、大人も観て涙を流すくらいの傑作です。 アニメだからではなく、一つの映画作品として心からお薦めしたい。 今年のアニメ映画作品は良作に恵まれているかも知れません。 それにしても、リメイクではない近年のオリジナルのドラえもん映画作品が今一つなのは何故だ…。
[映画館(邦画)] 10点(2016-03-11 11:14:49)
2.  かぐや姫の物語
最高のクオリティです。アニメ作品もここまで追求すると、もう天晴です。 「かぐや姫」だから「竹取物語」だからといって侮ってはならない。 これほどの古典的に文学的に濃い内容を、 僅か2時間15分でここまでいっぱい表現した作品はこの先現れないでしょう。 何よりも、メッセージ性が凄すぎる。この作品を観て姫の罪と罰とは一体何なのか、そして彼女の存在が一体何であるのか、良く観て欲しい。 アカデミー長編アニメ部門にノミネートされるのも、十分納得です。 どうか、多くの人に観て頂きたいと思います。
[DVD(邦画)] 10点(2015-01-21 22:21:38)
3.  生きる
本当に素晴らしい作品でした。作品の題名のとおり「生きる」とは一体何なのだろうと考えさせられる作品です。 胃癌により余命幾許もない主人公。家族からも邪険にされ、市役所での立場もぱっとせずただお飾りのような「課長」らしく判子を押す退屈でどこか孤独な日々。 しかし、僅かな命で見出すことができた「生きる」という意味、そして本人がようやく手に入れることの出来た自身の輝かしい「価値観」は本当に素晴らしいものであったと思います。 むしろ、主人公のような人間こそが日本の現代社会に必要な気がしてなりません。 舞台はあくまでも市役所ですが、登場人物たちや職場環境は現代の市役所以外の一般企業でも十分にあるであろう雰囲気。特に日本の社会では主人公のような行動をとると、どうも邪険にされ「出る杭は全て打ってしまえ。」の下で個性やモチベーション、方向性を潰される社会。この時代の映画作品で現代でもあるような描写がなされているわけですから、これは黒澤監督の将来に亘る警鐘なのかも知れません。この作品こそ、現代に生きる人たちに観て欲しい作品であり、同時に自分自身の「生きる」意味を再確認して欲しいと考えております。
[DVD(邦画)] 10点(2014-05-03 22:00:48)
4.  クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん
近年のクレヨンしんちゃんの映画作品の中では大当たりだと思います。 色々な意味で「家族」とは何なのだろうと考えさせられる映画です。 中には大人にしか分からないであろう笑いの要素を盛り込んでいたり、感動し泣かせる部分もあったりと素晴らしいもので、場面展開も最近のシリーズ作品にはなかった「意外性」があり正直驚きました。ついつい観ている最中に粗探しをしたくなりましたが、約100分という短時間の中で驚くほど綺麗にまとめていたと思います。テンポも素晴らしく、これといった無駄も特に感じられませんでした。 何よりもこの作品、非常に研究して作られたというのがよく分かります。特に、何気なく登場する他のロボットたちを細かく観れば本当にびっくりします。よくぞここまで表現したと驚いたものです。ここまで研究された作品は、『嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』や『雲黒斎の野望』『ヘンダーランドの大冒険』以来でしょう。あと、小津安二郎監督の「小津調」らしき技法があったのも驚きました。これは、クレヨンしんちゃんの映画作品では今まで観た事なかったので…。他にも色々と褒めたい部分はあるのですが、書ききれません。観終わって本当に幸せな気持ちになりました。素晴らしい作品です。特に大人には是非観て欲しいですね。
[映画館(邦画)] 10点(2014-04-24 21:27:22)
5.  羊たちの沈黙
全てにおいてスリリングで色褪せず全く飽きがこない作品。 レクター博士の醸し出す独特の雰囲気、スターリング捜査官の若いながら直向きに事件に迫ろうとする姿勢、それらが織り交ざった中で起こる連続殺人の謎。 物語としてのテンポはサスペンス映画の中でも最高の出来です。目を覆いたくなるシーンがあるのも事実ですが、次回作の『ハンニバル』や『ハンニバル・ライジング』程ではないですし、本作品は何よりも数多くの作品内での出来事を、良い意味で上手くまとめている事だと思います。万人受けはしないと思いますが、ともかく万人に観て欲しい!素晴らしいですから。
[DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2014-04-21 23:29:34)
6.  モンスター(2003)
シャーリーズ・セロンの体当たりとも言える素晴らしい演技は、正に殺人犯アイリーンそのもの。何回観ても、凄いとしか思えません。 殺人者のしての彼女の心情の変化、シルビーとの奇妙な共同生活。そして、彼女自身を作り上げた過去と現在。全てを上手く表現した内容だと思います。何よりも無駄が無い。 観る価値は非常に高いです。純粋にお勧めします。
[DVD(字幕)] 10点(2014-04-06 10:28:11)
7.  クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険
「笑い」の要素で考えれば、本作品は映画クレヨンしんちゃんシリーズの中でも 間違いなく最高傑作。とにかく笑えます。 ちょっとシリアスな場面かな?ちょっと怖いかな? と思いきや、一気に笑いを持ってくるという「粋」な演出が多い作品だったと思います。 終盤辺りでは、笑わない人がいるの?と思える位に笑いの要素が多く詰まっているので、 思う存分観て笑ってください。 
[DVD(邦画)] 10点(2014-04-05 22:40:41)
8.  シャイニング(1980)
名作中の名作だと思います。 何よりもジャック・ニコルソンの演技が輝かしい。強烈な印象として残るでしょう。 それでいて、観ている側も次第に追い詰めていかれるような演出の多い事。 「恐怖」を見事なまでに凝縮し、終盤まで一種の緊張感が続いています。 この緊張感はこの映画でしか表現できないものでしょう。 もちろん、そういった映画は滅多に無いので、是非とも観て欲しいです。  
[DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2014-04-05 22:31:43)
9.  麦秋(1951)
小津安二郎監督作品の不思議なところは内容は一見平凡そうではあるが、観終わった後に良かったと思えるものが多い。この作品もそうだ。 原節子が演じる紀子の結婚に対する彼女自身の心境の変化の描き方が本当に素晴らしいし、登場人物の中でもさり気なくきらりと輝かく演技をするのが、たみを演じた杉村春子。 他にも三宅邦子や笠智衆といった名俳優、名女優たちが輝かしい演技を見せている映画なので必見です。 結婚観に関しては、現代に通じるものがあるのかも知れない。純粋に面白い作品です。 
[DVD(邦画)] 10点(2014-04-04 23:16:26)
10.  二十四の瞳(1954) 《ネタバレ》 
紛れもなく日本映画史の中でも傑作の一つであり『東京物語』と同じく、日本人なら是非とも観て欲しい。 小石先生とその生徒たちが瀬戸内海の小さな島で色々なこと学び経験し、そして時代に翻弄されながらも一人一人が自分なりに生きている姿に感銘を受けました。 当時は戦時中で、最も時代や環境に個人が翻弄され、それでも生きなければならない時だったでしょう。健気に自分自身の信念を曲げずに生きようとする者、生きたくても病で生きられない者、はたまた真直ぐな心で国に忠誠を誓い、命を捧げる者と多くの人間ドラマがあります。 多少、戦後リベラル的な要素が表現されているかも知れませんが、それを抜きにしても素晴らしくそれでいて面白い。また、時折挿入されている唱歌が本当に素敵で哀愁を誘います。懐かしくもあり、哀しく、それでいて観終わった後に不思議と前向きになれそうな作品だと思います。
[DVD(邦画)] 10点(2014-04-04 23:01:24)(良:1票)
11.  東京物語 《ネタバレ》 
故郷の尾道から離れ、大阪や東京で生活する兄弟たち。 そこでの生活は彼らにとっては切ろうにも切れないものであり、 環境に染まっていくにつれて、次第に家族同士の絆や故郷への思いも薄れていく。 現代社会でも十分にあることですね。ただ、寂しさを感じます。 その中でも、登場人物達と家族同士の縁がそれほど深くない紀子の気遣いは 本当に輝かしいものです。家族の絆って何だろうなと考えさせられます。 この映画は故郷を離れ生活している、若い方々に観て欲しい映画ですね。 いや、日本人なら是非とも観て欲しい映画作品の一つです。 
[DVD(邦画)] 10点(2014-04-03 19:53:39)
12.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
特に文句はありませんね。 夢もあり、本当に素晴らしい内容です。 主人公が過去に行って四苦八苦しつつも何とかしようとする姿勢が、 時には笑えるしハラハラもするが、何故か素敵で輝いているように思える。 終わった後に「何だか、良かったな。」と思える作品でしょうか。
[DVD(字幕)] 10点(2014-04-03 19:29:07)(良:2票)
13.  ナビィの恋 《ネタバレ》 
本当に面白い映画。邦画の中でもかなりの傑作。 琉球独自の文化を作品内で多く表現し、琉球のニライカナイ信仰もさり気なく上手く表現している。歌や、ナビィの恋物語だけの楽しくも悲しい作品と思いきや、各シーンで表現しているもの一つ一つはもの凄く深いものがあります。 特にニライカナイ信仰に関しては、良く観ないと気付かないかも知れないが、相当巧みに表現しているので凄い。 それに気づいた瞬間、本当に鳥肌が立ちました。この作品は想像以上に深いです。 
[DVD(邦画)] 10点(2014-04-03 19:20:35)
14.  シカゴ(2002)
傑作映画の一つ。何よりも物語のテンポや内容が本当に素晴らしい。 皮肉を込めた「笑い」をダンスや歌などで表現しながら、 時には「死」「忘却」「裏切り」に対する登場人物たちの恐怖や 怒りといった表情も色々な形で見事に表現していると思う。 それらの心理的な描写は、最後に至るまで続くので、観ている側を全く飽きさせない。 また、各シーンで観られる舞台装置も本当に見事だ。 ミュージカル作品、そして、数ある映画作品の中でも特に観て欲しい作品の一つである。
[DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2014-04-03 18:33:28)
15.  丹下左膳餘話 百萬兩の壺
大変テンポも良く、バランスも良い作品だった。 今から80年前の作品ではあるが、内容も分かり易く十分楽しめる。 それにしても、この作品を若き監督がここまでクオリティを追求できたのは 素晴らしいとしか言いようがない。本当にお勧めです。
[DVD(邦画)] 9点(2015-01-21 22:13:17)
16.  レッド・ドラゴン(2002)
大どんでん返しとはこの事だろうか。結構楽しめました。 レクター博士の能力を改めて実感させられるのが本作品。やはり博士は素晴らしいです。 内容も良かったですし、テンポも良かったです。最後の辺りはハラハラさせられますが、しかし何だかんだで『羊たちの沈黙』の緊張感は超えられてはいない。 ただ、本作品は非常に分かり易いですし、ハンニバル・レクターシリーズの中でも犯人に焦点をかなり当てているのが特徴的です。ともかく純粋に楽しめると思います。 因みにグロテスクな表現は本作品ではハンニバル・レクターシリーズの中でも控え目な方でしょうか。
[DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2014-04-21 23:47:51)
17.  ハンニバル・ライジング
ハンニバル・レクター博士生誕の秘密や原点となるのが本作品。 原作と比べると、少し表現しきれていない部分もあったが概ね良いと思う。 それにしても、主演俳優のギャスパー・ウリエルが美しすぎる。男女問わず息を飲む程だ。彼の醸し出すサイコな雰囲気は本当に素晴らしいし、レディ・ムラサキを演じていたコン・リーも素敵な演技をしていたと思う。やはり、若き日のレクターの殺し方もやはり目を覆いたくなる程に非道で残酷なもの。しかし、ハンニバルシリーズの中では内容にもう少し焦点を当てて欲しかった部分もある。ただ、面白い作品であるのは事実なので純粋に評価したい。
[DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2014-04-21 23:18:17)
18.  永遠に美しく・・・
ブラックコメディの中でも本当に特殊な作品だと思います。 出演している方々は驚くほど豪華な面々。 しかし登場人物たちが血眼で追求する「美」や「美学」は、 最後のシーンでは客観的に見て「醜悪」なものになってしまうという皮肉。 内容自体は凄く分かり易く非常に面白いので、本当にお勧めです。   
[DVD(字幕)] 9点(2014-04-05 22:23:56)
19.  太陽に恋して
題名の通り「太陽」がテーマの本作品。 登場人物たちが本当に滅茶苦茶で、無謀なことに何度も挑戦しながらも、 何とか目的地イスタンブールへ…。 それまでの過程についつい突っ込みを入れたくなる程、 本当に滑稽で楽しい作品です。世界観に入り込んでしまいます。  
[DVD(字幕)] 9点(2014-04-05 22:12:17)
20.  マリア・ブラウンの結婚
ファスビンダー監督の中でも相当な異彩な雰囲気を持つ本作品。 内容自体は非常に分かり易いのでお勧めです。 それにしても主人公のマリアが凄すぎる。いや、どうしてここまで変にモチベーションがあるのだろう?そして、この人の見せる女性らしさは一体どこから来るのだろう? そんな疑問を抱きつつ、本作品を観るとやはり素直に面白いと思えるから不思議だ。 
[DVD(字幕)] 9点(2014-04-05 20:34:44)
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