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戦争の愚かさ虚しさを現実に考えて絶対にありえない「ライアン救出」に例えて表現するなんて・・・・・・私は真面目に作られた戦争映画は「娯楽」として見れない人間で(もし「娯楽」ならば戦争の体験者や犠牲者に申し訳ない)、戦争中に実際にあったこと、もしくはありそうなことを現実的に作って初めて反戦映画として成り立つと思う。これはドキュメンタリーではなく映画なのだから、多少は観客を楽しませる「仕掛け」や「娯楽」は仕方ないが、こんな無茶苦茶な「ライアン救出作戦」を表現して、そこから戦争の無意味さを学べと言われても・・・私には無理です。冒頭のビーチシーンだけなら、まだ「戦争の悲惨さ」もわかるのですが・・・。だから私にとってコレと『地獄の黙示録』はただの娯楽映画です。あと、別に私はスピルバーグは嫌いじゃないですよ。
【こわだりのインテリア】さん 6点(2003-12-08 10:02:01)(良:1票)
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