ディープ・インパクト(1998) の はたらきばち さんのクチコミ・感想

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ディープ・インパクト(1998) の はたらきばち さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ディープ・インパクト(1998)
製作国
上映時間121分
劇場公開日 1998-06-20
ジャンルドラマ,SF,パニックもの
レビュー情報
《ネタバレ》 映画館で泣きまくりました。自分が単純バカでよかったと感謝したいぐらいです。あんまり泣きすぎて、次の上映に並んでいた女子高生二人組に冷笑を喰らいましたが、ロバート・デュバル扮するタナー船長がカッコよすぎて大満足でした。ミッションにアポロやマーキュリー時代といったNASA黄金期を支えた飛行士がいるあたり、ツボをつかれたと思っていたのですが、若いクルーに冷遇されても自分の経験と信念を疑わない姿に、老兵の気骨というものを感じ、ジーンとしてしまいました。当時のお約束である海軍や空軍出身という設定も、台詞のそこかしこに散りばめられ、キャラの深みを感じさせてくれます。「空母には五百回も着陸したんだ」。こーゆー、さりげない台詞が何故か大好きです。二人の息子も海軍兵学校に行き、死に別れた妻をずっと変わらず想い続け、愛読書はやっぱり「白鯨」。ベタだろうが何だろうが全然構いません。妻に最期の言葉を贈るシーンでは毎回、涙で画面がぼやけます。もちろん、他の登場人物たちのドラマにも大泣きしました。「サラのところに戻る」と言ったリオに何も言わず腕時計やお金を持たせる父親や、バイクの後ろに子供達を無我夢中で乗せて見送る両親の姿を見て、「親子の愛とはきっとこういうことなんだろうな」という想いになります。ロン・エルダード扮するオーレンも、自分の名を受け継いだ息子にひとこと、「元気でな」と言葉を贈ります。今生の別れという切ないシーンの中の短い台詞には、親から子への無償の愛が溢れていて、この映画は悲しいから泣くのではなく、人間が持っているいちばん純粋なものを見つけられたから泣いたんだと気付き、観た後はすがすがしささえ感じられる素敵な映画だと思います。
はたらきばちさん 10点(2004-02-06 02:42:36)(良:1票)
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投稿日付邦題コメント平均点
2011-04-13エンジェル ウォーズ7レビュー5.70点
2007-12-13アイ・アム・レジェンド8レビュー5.28点
2004-11-26バイオハザードII アポカリプス6レビュー6.14点
2004-07-02ファインディング・ニモ9レビュー6.89点
2004-06-28ドーン・オブ・ザ・デッド7レビュー6.66点
2004-06-28デイ・アフター・トゥモロー7レビュー5.69点
2004-05-08ティアーズ・オブ・ザ・サン3レビュー5.25点
2004-05-08プッシーキャッツ8レビュー6.53点
2004-05-08マトリックス レボリューションズ5レビュー5.03点
2004-02-06ディープ・インパクト(1998)10レビュー6.07点
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