みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
27.既視感たっぷりで眠くなった。申し訳ないけどあまり評価できるポイントが見当たらない。 がんばったスタッフには敬意を表しますが… 【HRM36】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2021-07-25 22:07:33) 26.宮崎駿監督の映画みたいでした。ある意味予定調和の展開で、少し残念です。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 5点(2020-05-26 22:59:35) 25.《ネタバレ》 キサーゴータミーは、愛する息子に死なれてしまった。彼女は息子の死を受け容れることができず、遺体を抱えながら「この子に効く薬を下さい」と言って回っていた。 彼女はブッダの元にも訪れ、同じことを言った。するとブッダは言った。 「芥子の種をもらって来なさい。ただし、一人も死者を出さなかった家からでなければならない。」 彼女は9日後に戻って来て、言った。 「私はシュラバスティの全ての家を回りました。しかし、一人も死者を出さなかった家は一軒もありませんでした。」 ============ 新海誠は「秒速50センチメートル」で、「さよなら」と書いた手紙を渡すことができず、少年の頃の思いを大人になるまで引きずる主人公を描いた。 本作では主人公のアスナが、少年シュンと親しくなるが、彼の唐突な死によって引き裂かれる。しかし地下世界を旅して、森崎先生の亡き妻リサの霊が体に入ると、アスナの霊は肉体から追い出され、死後の世界に行く。そこには死んだシュンとペットのミミがいて、束の間の再会を果たすが、シュンの弟シンがクラヴィスを破壊すると、リサの霊はアスナの体から抜ける。すると死後の世界にいるアスナは、シュンの霊に「行くんだね」と言われ「うん、さよなら」と告げて、元の肉体に戻る。 人には別れがあり、死は避けられないという現実を受け容れることで、人は大人になっていく。「さよなら」と告げるセレモニーを通して、自分にも相手にも別れを言い聞かせることが必要なのだ。 ゆえに、死者の復活を本気で願う森崎先生は、大人になりきれていない。彼は、復活した妻リサにも「さよなら」を告げていない。現実世界を拒否した彼は、地下世界を永遠にさまようことになる。 新海誠はこの次の作品「君の名は。」でも、ガールフレンドが村ごと消滅したのを、タイムラグを利用して丸ごとなかったことにする物語を描いている。彼はいつになったら大人になれるのだろう。 「喪失を抱えて生きることが人の宿命だ」というのが本作のテーマであることは明白だが、それを視聴者にアピールすることには失敗している。主人公には確固たる意思はなく、常に流されていて、常に男に助けられている。何のために地下世界に来たのか動機が曖昧だし、生死の門が崖の下にあるとわかっていても、そこを降りるだけの勇気もなければ、動機もないように思える。最後に現実世界に戻った彼女に、成長したような形跡も見られない。 イザナギ・イザナミの神話をモチーフにした「掴み」は興味深いが、主人公に意思や魅力が乏しく、せっかくのテーマを寓話にまで昇華できていない。キャラクターの造形が某社にそっくりなのはご愛嬌。 【高橋幸二】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2020-02-13 14:22:36) 24.《ネタバレ》 「強さ」 2013/01/06鑑賞 人は愛する人を失っても生きていけるはずだという 強さを教えてくれる映画です 何度もこれから観させてもらいます 【pige】さん [DVD(邦画)] 8点(2020-01-12 21:44:34) 23.宮崎駿の映画のつぎはぎのような仕上がりである。既視感たっぷりのファンタジーをなぜ新海誠が作る必要があったのか、という点で大変疑問の残る作品だ。とは言いつつ、この手のファンタジーは心が躍るのを止められない。さすがに新海誠の美術は素晴らしいし。本当はこの手の王道ファンタジーを宮崎駿にまた作ってもらいたいのだが。好み40/50、演出8/15、脚本8/15、演技7/10、技術10/10、合計73/100→7/10点 【chachabone】さん [DVD(邦画)] 7点(2019-01-06 22:11:38) 22.《ネタバレ》 ジブリを真似たのは明らか。しかし、ジブリを真似るという困難に敢えて飛び込む理由は何だろう? 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2018-08-18 23:16:56) 21.《ネタバレ》 何度も観たくなる映画が良い作品だとすると、これはダメだなぁ。 キレイな画は観賞のきっかけにはなるけど、それはそんなに大事じゃない。 お話自体も壮大じゃなくていい、人が魅力的かどうか。 ただただその事を再認識させられるような作品だったかな。 声優さんはとても良かったと思います。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2018-03-04 10:06:20) 20.売れ線狙いで宮崎・ジブリアニメの見てくれだけを真似てみましたっていうイヤラシイ映画。キャラクターの心情に迫らずに、カメラを搭載したドローンや監視カメラ、隠しカメラで淡々と事のなりゆきを追っているような第三者的、他人事的な見せ方なので非常に退屈だった。演技できないタレントではなく、井上和彦と島本須美という好きな声優さん両氏の出演が嬉しかったかな。 【リン】さん [地上波(邦画)] 1点(2018-01-04 01:46:58) 19.「秒速5センチメートル」に続いてこの作品、とは...そして次が「言の葉の庭」。意外だ。 正直言って、無理にジブリ系をアニメのお手本として一度なぞった、そんな気がする。そして、そんなことは全く必要ない、ということを認識できる映画。 【simple】さん [地上波(邦画)] 4点(2018-01-03 20:06:33) 18.《ネタバレ》 ファンタジー感が強すぎて何か違った。日常の世界に沿ったストーリーのほうがこの人らしいと、素人なりに思った作品。 【ぷるとっぷ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2017-11-12 19:00:48) 17.《ネタバレ》 みなさん仰る通りジブリの同窓会みたいな作品ですね。このキャラはあれでこれはあれだなどと照らし合わせて見るのも面白いかもしれません(笑)君の名はを彷彿させるようなシーンもあったりするのでそっちから入った方もちょっとニヤリとするかな。他にもいろいろ気になるとこがありまして、まず重要なキャラであるシュンが長髪イケメン君というだけでキャラが薄っぺらいままお役御免してしまう点。主人公が母親を残してあっさり旅に出てしまうのもちょっと薄情に感じるし、そこまでして飛び込んだ世界でシュンや父親と再会したいのかと思いきゃ特に何もないこと。最後に主人公は元の世界に戻るものの先生とシンは二人だけでこれから放浪し続けるのかと思うとかなり後味悪い点など。新海誠監督の作品はこれで全部見ましたが一番監督らしくない作品であり悪い点もあるもののまあ全体としては割りと楽しめちゃった感じです 【映画大好きっ子】さん [DVD(邦画)] 6点(2017-05-21 21:18:37) 16.他の方も仰られている通りジブリもどきな世界観が展開されていました。 前作「秒速~」でようやくSFから離れたと思ったら、また思いっきりSFファンタジーで観客置いてきぼりの様相を呈していた。 ジブリとの決定的な違いはやはりキャラクターの魅力だろう。 どこにでもいそうな人が冒険する事で共感を呼ぶ狙いがあるのかもしれないが、表情のパターンがなんとも乏しく、キャラクターに生気がこもっていないのが致命的だ。 そんなんだから物語にも入り込めず、ただ茫然と意味不明なストーリーを追うことを余儀なくされる。ある意味修行のような体験である。 【ヴレア】さん [地上波(邦画)] 1点(2016-11-04 19:31:14) 15.アニメとはいえこの世界観からは許されない「予定調和」というより「それはないだろ」の連発に嫌気。色はよいのにもったいないですねぇ。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(邦画)] 4点(2016-07-11 21:50:28) 14.露骨なまでにジブリに影響を受けているのは別に構わない。ただ、動きに躍動感がなく、抜け殻のようにキャラが生きている感じがしない。相変わらず青臭いジュブナイルものの枠から抜け出せていない、ワクワク感皆無の退屈な冒険活劇。成長したと言えば、心理描写をナレーションで被せるような安易な演出がなかったことくらいか。もう短編とCMだけに専念した方が良いのではないか? 【Cinecdocke】さん [DVD(邦画)] 3点(2015-07-09 19:19:18) 13.《ネタバレ》 大人向けの映画だとしてレビューします。これはダメです。新海作品の良さは、中二病的な妄想でありながらも背景描写の美しさによって、ギリギリ受け入れることが出来る点にあると個人的に思っていますが、本作品にはその新海作品独特の背景の美しさがありません。「xxxとはxxxなのだ」とか、いちいち説明を入れなければ分からない背景、何が目的で旅をしているのか分からない主人公など、中二病的な妄想が2時間続きます。しかもラピュタやナウシカなどジブリ作品で見たような登場人物や風景ばかりが続き、独創的なデザインもありません。さらに、辻褄の合わないことや疑問に感じることも多く、伏線かな、と思ったら回収されず、特に意味がないことが分かります。何よりナウシカに出てくるテトのような小動物の声が不自然すぎてイラっときます。しょーもなさすぎる、というのが正直な感想です。 【Keytus】さん [DVD(邦画)] 2点(2014-08-13 23:11:52) 12.《ネタバレ》 一言で云えば、求心力のない作品だ。話の筋が一本通っていないのだ。少女アスナが不思議な少年シュンと出会って、アガルタという異界に旅して成長するという本来あるべき話が、途中で、亡き妻の生き返りを願うモリサキの冒険話に取って代わられてしまっている。アスナはモリサキのお供に成り下がる。そして異界の世界観が複雑で非常に分かりづらいのだ。かつてケツアルトルという神々が存在し、人間に知恵を授け、古代文明を発生させた。やがて人類が独自の進化を始めたことで、その役割を終え、地底世界アガルタに身を隠した。アガルタには願いの叶う石があり、生死の門があり、不老不死があり、神々の船がある。しかし今ではケルアルトルは異形の姿に変貌し、アガルタ人は地上の人間と接触を絶ち、滅びの時を迎えようとしている。このあたりの説明はうまくいえない。きちんと説明されていないからだ。 更に登場人物の行動に理解しがたいものがある。その最たるものはシュンだ。地上にあこがれ、命を縮めると知っていても地上に出て、アスナと出会って、助け、思いがかなったと自殺する。シュンの歌った最後の歌を聞いたのがアスナだったのだが、それがどんな意味があるのか。シュンはそれっきり登場しない。モリサキの行動で不可解なのは、学校の先生をしていることだろう。彼はアガルタを探査する組織に属しているのに。モリサキとアスナの接点を設けようとする無理やりな設定としか思えない。彼は亡き妻を生き返らせるという異常な宿願に憑りつかれているが、どうしてそこまで思い詰めるようになったか、観客が共感できるほど十分に描かれていない。モリサキが願ったからその願いを叶えようとする神の心理も計り知れない。 アスナの行動も共感しにくい。彼女が鉱石ラジオを作ったのは父親への追慕からだろう。石は父の形見である。ラジオで聞いた歌に惹かれたのも、あの世の父の声が心をよぎったからだ。彼女が日常で感じている寂しさは父の不在が大きい。彼女がアガルタでの探訪を望んだのは、父親探しの思いがあったはずだ。だが、父親は一切登場しない。では、シュンを探す旅なのか。それも違う。結局最後まで彼女が成長することはなく、彼女は終始受け身で、モリサキの妻の肉体のための憑代にされそうになるだけだ。彼女は父の不在の寂しさ、シュンの死をどう乗り越えたのだろうか?風景がきれいなのは美点だ。 【よしのぶ】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-03-04 03:00:51) 11.《ネタバレ》 背景はそこそこ嫌いでだけど、ジブリのパロディアニメでしかない。 話が退屈で、設定の説明でいちいち冷める。主人公が物語に不要な存在っていうのも痛い。あんた何しに言ったんだ、っていう。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-08-25 09:45:59) 10.《ネタバレ》 イザナミ・イザナギ神話のように死者を甦らせようとする行為を通じて命の意味を表現する、という筋でいいのでしょうか。こう言えばシンプルなのですが、なんとも共感しにくい作品です。妻を取り戻したい森崎は分かり易いのでいいとして、主人公の明日菜のモチベーションがまったく不明。ほんの僅かな時間しか関わっていないシュウのためにそこまでするのか?という疑問が立ってしまいます。ミミとの別れもそうなのですが、主人公の悲しみとは裏腹な描写不足が目立ちました。逆に母子家庭の件やアガルタの人々等で削ってもよかったのではというシーンも多く、全体としてちぐはぐな印象が残りました。 【次郎丸三郎】さん [DVD(邦画)] 4点(2013-04-14 15:47:43) 9.《ネタバレ》 正月の夜中。一人モチを飲み込みながら、新海誠の切ないアニメを3連発である。除夜の鐘が鳴った後、雑煮の出汁を取りながら始まった新海誠ナイトは、いよいよ汁粉をすすりながらモチを飲み込み、最新作の放映が始まる。 あぐらの中心部で丸まる相棒と見入る監督のインタビュー。 「王道を狙った」 「まだ物語の奥行きを知らない子供達に見てもらいたい」 「冒険物の定石の希少性とジブリの例外」 という意味合いのキーワードに違和感と嫌な予感を感じはしたが、もう二本も見てしまったしと、猫と一緒に見始めた。 どう言う角度で見ても宮崎駿が昔作った創作動物を思い出してしまう小動物。山深い舞台、制服、異次元、どうしようも無く原っぱなど、正々堂々としすぎている。 「おい。これ以上はやばくねえか?」 と猫が心配を始めている。実は私もこれは、と心配になってきていた。SFの要素を無くそうと、一貫して片思いの息苦しさを書き続けていた作者が、いきなり冒険活劇をやり始めている事は大変な冒険である、それ自体が。しかもこれでもかとテンプレート化した設定をポコポコと組み合わせてくる。特殊部隊の追撃まで始まってしまうのだが、陰謀劇な雰囲気を纏う。 「陸自の説得力がスゲエな」 と、猫がスンス鼻を鳴らすが、そのディティールはいったいファンタジーの何に使うんだ?と猫科最弱のくせに手厳しい。SFとか軍モノ好きそうだしなんとしてくれるんじゃ無いの?と頭を撫でてやるが、じっとテレビを見つめるだけだった。 見終わってみると寓意であるとか、爽やか感であるとか、何となく切ないとか手堅い。しかし猫は不満な様子だ。テレビの前で砂を掛ける足つきをする。やめなさい。 彼の言わんとするところは商業作品の形態で習作をやってるのがずるい。何となく分かるが、私の不満は実はそこでは無く、作画にコスト意識の匂いがしたところである。これまでのジャブジャブと時間と金を掛けたような背景や色彩が無く、ロボアニメの量産型のような割り切りに残念な気持ちを抑えられなかった。 あれこれ考えてるうちに雑煮はできあがり、夜明け前のほんの僅かな時間を丸くなった猫を小脇に抱え寝て過ごす事にした。 【黒猫クック】さん [地上波(邦画)] 6点(2013-01-14 01:44:07) 8.《ネタバレ》 秒速…が大好きなのであの切ない世界観を期待して前知識ゼロで観たのだが、良くも悪くも期待はずれ。ジブリ映画大好きの子ども達と一緒に観たら、「キツネリスキター!」「待ってたハク!」「見な!あれが飛行石だよ!」「ムスカキター!」「アシタカ!と思ったらヤックルまでいるのかよ(笑)」「あ、これまんまラピュタじゃん!」「おっ、いよいよヴァルス!か?」とかなんとかツッコミがうるさいのなんの。自分でもどこかで観たようなシーンばかりで思わず苦笑。途中から諦めてジブリのパロディだと思うことにしたら存外楽しめた。 【lady wolf】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-10-19 15:00:43)
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