みんなのシネマレビュー

湯を沸かすほどの熱い愛

2016年【日】 上映時間:125分
ドラマ
[ユヲワカスホドノアツイアイ]
新規登録(2016-07-11)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2017-09-17)【かっぱ堰】さん
公開開始日(2016-10-29)


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監督中野量太
キャスト宮沢りえ(女優)幸野双葉
杉咲花(女優)幸野安澄
篠原ゆき子(女優)酒巻君江
駿河太郎(男優)滝本
伊東蒼(女優)片瀬鮎子
松原菜野花(女優)宮田留美
りりィ(女優)向田都子
松坂桃李(男優)向井拓海
オダギリジョー(男優)幸野一浩
脚本中野量太
撮影池内義浩
製作クロックワークス(「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会)
テレビ東京(「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会)
プロデューサー福田一平(エグゼクティブプロデューサー)
配給クロックワークス
美術三ツ松けいこ
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【クチコミ・感想】

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17.湯を沸かすほどのとは、ラストのそういう意味??ちょっとそれは怖い。
周りの大人は駄目な人ばかりて、子供達に次々と呪いの様な現実が突き付けられる。前半はいい映画に思えたんだけど、後半は勝手な大人に胸くそ悪くなりましたね。感動するとかいう作品ではないです。 SUPISUTAさん [DVD(邦画)] 5点(2018-07-15 17:51:55)

16.《ネタバレ》 所々うまく出来すぎているふしもあるが、温まる映画。
情緒あふれる銭湯と、主人公の周りの人々とのやり取り。家庭ごとに様々な隠れた事情があるのだなと思い知らされる。
なにより、宮沢りえの圧倒的な存在感に目を奪われる。惜しまれて死にゆく人とはこういう人なのだと印象付けられた。 カジノ愛さん [インターネット(邦画)] 7点(2018-07-09 10:11:39)

15.冒頭の朝ごはんのシーンから、この映画の主人公である“母娘”の存在感に、何だか“違和感”を感じた。
ただし、その“違和感”は、決して不快なものではなくて、何気ない会話を交わす母娘の佇まいに実在性の曖昧さを感じ、彼女たちの発する空気感が妙に心地よく、不思議な浮遊感を覚えたのだった。
宮沢りえと杉咲花が演じるその母娘像は、勿論実像としてそこに映っているのに、感覚的にはまるで秀逸なアニメーションを観ているようだった。

その不思議な感覚の正体は、ストーリーが連なり、織り重なるドラマの流れの中で、徐々に明らかになっていく。
詰まるところ、この映画は、ありふれた人情物語ではなく、母娘の機微に溢れた愛すべき“ファンタジー”だったのだ。

神々しいまでに強く慈愛に満ちた母親、その厳しく熱い愛を一身に受け止める娘。彼女たちが発する時にエキセントリックにさえ見える「激情」の意味と意図が、“ファンタジー”という言葉に集約される。
それは決して非現実的な絵空事を描いているという意味ではない。
少々現実離れしていようが、常軌を逸していようが、ありのままに描きつけたかった「母の愛」。
その表現の手段として、現実的な“しがらみ”を廃すためのファンタジー性だったのだと思う。

「母の愛」と一言で言うけれど、そのありふれたテーマ性を、こんなにも真っ直ぐに、深く、強く、愛おしく、そしてファンタジックに描いた日本映画があったろうか。
冒頭で感じた違和感を早々に通り越し、この映画世界に息づく母娘の言葉と表情がダイレクトに心に突き刺さるようになってからは、琴線が震えっぱなしだった。

この物語が素晴らしいのは、テーマである「母の愛」と、それにまつわる「母娘の機微」が、決して主人公母娘だけの事柄ではなく、ストーリーに絡む多面的かつ多層的な“母娘像”の中で描きつけられていることだ。
そして、描き出されるそれらの殆どは、決して安直な美談としてではなく、胸が締め付けられるような辛辣な現実と共に映し出される。

自らの病を押し隠し、まさに「聖母」のような美しさと強さを見せる“母親”自身にも、自らの“母親”に対する拭い去れない心傷があり、その傷は安易に癒やされることはなく、より一層深く刻まれる。
むしろ、この映画の中で語られる幾つかの「母娘」の関係性においては、一つとして“幸福”のみで綴られているものはない。
どの母娘も、何かしらの深い後悔と失望に苛まれ、恨みや怒りを孕み、苦しみ、泣き濡れる。

それでもだ。
それでも、心のどこかで、母親は娘を愛し、娘は母親を愛し続ける。幸か不幸か、そこから逃れることなんてできないのだ。

「でも、まだ、ママのこと、好きでいてもいいですか?」

母親に置き去りにされた少女が振り絞るように発するその吐露に、この映画に登場するすべての「娘」の感情が表れているのだと思えた。


いや泣いた。少なくとも、この1〜2年の間では一番泣いた。
宮沢りえは、最強だ。杉咲花は、最高だ。

ラストシーンは、銭湯での葬式。その一寸エキセントリックに見えるシーンから、「風呂桶」と「棺桶」という言葉に見え隠れする密接な関係性を知ったこの幸福な映画体験は、暫く心から離れそうにない。 鉄腕麗人さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2018-06-30 16:48:49)

14.《ネタバレ》 生みの親との手話の件はなかなかよかった。
その前の平手打ちは全く意味がわからず。
不幸な人大集合!みたいになっちゃってましたね。
お母ちゃんの最後はとても痛々しかった。
宮沢りえ痩せてるし、ほんとに病気みたいだった。
湯を沸かすほどの ってそれやっちゃう?
一気に引くでしょ、みんな、、、 あきちゃさん [DVD(邦画)] 4点(2018-06-25 14:33:28)

13.《ネタバレ》 ◇昭和の、古き良き、ファンタジー映画。困難を、時限的に次から次へと解決する母。あなたは強い。
◇テーマである、母からの愛・母への愛を、熱い愛、冷たい愛。温度差で描く。
◇時折見せる弱さ、死に向かう暗さの中で際立つ赤色。それらの対比がアクセントになり、一気にラストまで見てしまった。
◇ちょっとビッグフィッシュに似てるな、と思いました(あちらは父息子)。宮沢りえさんの役者魂にプラス1点献上。 ミルアシさん [地上波(邦画)] 7点(2018-01-02 12:37:27)

12.複雑だ。感動的だが感動しきれない。
構成として納得いかない感じか。ちょっと寂しい映画。 simpleさん [地上波(邦画)] 5点(2017-12-24 16:44:16)

11.《ネタバレ》 最後がありえない。
戦慄のホラー映画。風呂に花敷き詰めて宮沢りえの顔のアップがでるところは恐怖。
そのあとの、母親を風呂釜で焼いて、その熱で風呂にはいる。。。。
いやいや、想像しただけで恐ろしくて、鳥肌立ちっぱなしでした。
松坂桃李とサービスエリアであって、そこから銭湯にきて働くだすのもの気に入らない。
唯一よかったのは、手話の下り。
本作は感動作なんかではない! へまちさん [DVD(邦画)] 4点(2017-09-24 11:50:05)

10.《ネタバレ》 この映画、寅さんシリーズに似ています。
肩ひじはらずに気楽に観て泣き笑えばそれで善しです。
リアリティーが無い、不自然だ、それを言っちゃあおしまいよ! です。
またイジメ・不倫・蒸発・末期癌・聾唖・・・不幸話満載ですがそれらを余り深掘りせず展開するストーリーにはむしろ小気味良さを感じます。
冒頭の「湯気のごとく主人が蒸発しました、当分の間お湯は沸きません」の張り紙アップシーン、これでプッと吹き出し気楽観賞モードにスイッチオンです。
絵の具だらけの安澄に「何色が好き?」と聞く双葉(批判;イジメ加害者に真摯に向き合え)、自分を捨てた母に無視され塀上の置物を母の居る部屋に投げつける双葉(批判;瀕死の病人にそんな体力無いし部屋の子供が危険)などなど双葉の行動一つひとつに私は爽快感を覚えました。
ただラストの「○○を燃料にした湯船にみんなで浸かる」シーンは少々やり過ぎ感がありましたが双葉の一貫した意思や本作の良い意味での現実離れしたストーリー展開を考えるとOKでしょう。「違法では?」などとヤボなことは言いません。  yoroshikuさん [映画館(邦画)] 9点(2017-09-04 14:06:35)

9.《ネタバレ》 前のレビュワーさんも書いてるけど、確かにこんなに簡単に乗り越えられない壁ばっかりの内容。でも僕は10点献上した。ひと頃の身勝手な大人の多かった時代の後始末をこうも痛快に解決していく、宮沢りえの演技が実に説得力があるからだ。子役(特に冒頭の鮎子ちゃん)も実にいい。しかし映画を観ていくと、3人の女性、全員親に捨てられてるんだよね。なのに愛が湧き出てくる宮沢りえ演じるお母さん。最後のお湯も愛の沸騰した湯加減だったんでしょうね(笑) トントさん [DVD(邦画)] 10点(2017-07-09 00:35:44)

8.《ネタバレ》 余命を知ったとき我が子に何を残してやれるのか、という映画なんだと思ってみてました。だから、1時間30分頃にもう一人の(我が子の)大事な味方のために彼女が準備したことには、胸をつかれました。ここで暗転して葬儀のシーンに進んでもよかったような気もしますが、きっちり口当たりの良くないくだり(緩和ケアセンターパート)も盛り込んだことは、監督は逃げなかったんだというふうに評価したい。オチはいかにも、「チチを撮りに」の中野監督。安澄の「ひとりにはしない」という病室での決意はこれだったのね。 なたねさん [DVD(邦画)] 7点(2017-06-10 15:34:33)

7.《ネタバレ》 県ごとに価格が定められている銭湯の経営は厳しんじゃない?、勝手に火葬するの?等、しょうもないことを思ってしまった。多分、こういう細かいところに違和感を覚えてしまった。
宮沢りえ、杉咲花の演技は良かったと思うが、ストーリー展開がなぁ・・・ あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 6点(2017-06-09 12:59:03)

6.冷静に見ると変なところはたくさんあるけど、
最後のシーンにまっすぐ進む脚本は小気味よく、
何より役者たちの自然な演技で映画の世界観に違和感なく引き込まれる。

永い言い訳、淵に立つ、湯を沸かす〜と立て続けに見た家族の映画の中で
一番心地いい物語。 aimihcimuimさん [DVD(邦画)] 8点(2017-06-03 10:50:56)

5.《ネタバレ》 日本人が信じて疑わない"当たり前"をぶち壊してくれた映画、と思っています。例えば冠婚葬祭にやたらとお金をかけること。お祝いごとはまぁいいとしよう。でもお葬式はね~。ただでさえ大事な人が死んで悲しいのに、葬儀代でさらに大金を絞り取られるなんて、まさに弱り目に祟り目、泣きっ面に蜂。この映画を観ていたら、別にお金をかけなくても、心を込めて送り出せばそれでいいんじゃない?なんて思えました。もう一つ、葬儀とか決まって黒のイメージが付きまとうのに、そこに赤ときたか!という感じ。生前のイメージに合えば、別に黒じゃなくてもね。殴ったり叩いたり(蹴ったり笑)の関係だって、お互いに愛情と信頼さえあればね。赤いメッセージそれは、愛情の象徴としてだけではなく、毅然とした正しさや正義の象徴としての赤、とも感じました。いろいろな意味でりえお母さんに元気をもらった映画です。明るく笑顔で送り出してあげたくなるような、そんな人でした。だから天国に旅立つ彼女には、"情熱の真っ赤な薔薇"を捧げましょう。 タケノコさん [映画館(邦画)] 7点(2017-05-15 23:19:04)

4.《ネタバレ》 タイトルからも感じる、ある意味「勢い」がある映画。とてつもなく大変な状況の内容をダダーッと進んでしまうパワー感がありますね。この監督さんの作風なんでしょう、手話のとこは感動したし、少なくとも鑑賞中は飽きずに一気に観れたから面白かった。でも、娘の生みの親を何故いきなり殴る?放置した怒り?んーーよく分かんないな~。例によってのラストなんですが、アーティスティックな落としどころ!?という感じ? まぁ普通はあんなことしません、当然。 まぁなんともいいがたいところもあるので中間の5点。  Kanameさん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2017-05-15 08:00:37)

3.そこまでして葬儀代ケチりたいんか。と思ってしまった・・・。 ケンジさん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2017-05-07 21:04:20)

2.《ネタバレ》 栃木県足利市というところには個人営業の銭湯がまだあるようだが、うちの地元ではもうなくなった(最後の1軒が映画撮影に使われた)。
自分としては同じ監督の「チチを撮りに」を見たことがあるが、あまりに私的で濃密な家族像が描写されていて辟易するものがあった。今回も実は全く期待していなかったが、さすがに商業映画ということで万人向けの娯楽を意識した感じで、全体としてこのくらい一般人に寄せて作ってあると、多少のことは監督の個性とか“映画とはこういうもの”的に納得しやすくなる。ちなみに互いに尻を蹴り合っていたのは「チチ…」にもあった姉妹のじゃれ合いの表現である。

劇中では母の愛に欠けた事例がこれでもかこれでもかと提示され、かなり極端な設定のようだがまあ一応の許容範囲である。最後はいわば母の愛を熱エネルギーに変換して家族に分与したということのようで、現実問題としては非常識でも物語上の表現としては受け取れる(多少グロテスクな印象はあった)。
時間がない中、主人公が各種課題を次々解決していくのは都合が良すぎるともいえるが痛快ともいえる。主人公の娘の捨て身の勝負は思い切ったところが個人的に好きだ(あのデザインの下着でよかったのかは別)。また「鮎子ここにあり」というのも気が利いている。
そのほか手話とかピラミッド関連とか個別のエピソードはいいのだが、問題は総まとめとして、主人公がどういう人物だったか台詞で説明していたのは口で言うほど説得力がない。これはその後の展開の言い訳にしか聞こえないところもあり、むしろ言わずに済ませられなかったかという気がした。

ところで世評によれば物語中には観客の気に障る場面が結構あったようだが、自分としては(今回は)それほど気にならなかった。ただし子ども(小学生)相手に平気で性的な話をする人物が否定的に扱われていないのは映画の品位に関わることであり、こういうものまで観客に受け入れさせようとするのは無理がある。
また最後の件については登場人物も違法性は認識していたようで、これは映画と現実世界との最低限の擦り合わせを意図したもののようでもあり、“映画のためなら何でも許される”といったような独りよがりは少なくとも感じなかった。煙突からの煙は非現実的でわざとらしかったが、映画のラストを強く印象づけるものにはなっていた。 かっぱ堰さん [映画館(邦画)] 7点(2017-01-13 23:28:29)

1.《ネタバレ》 赤いリンゴ、赤い車、吐血の赤とアクセントをつけつつ、ラストにはもう一発何らかのアイテムを用意しているのだろうと思いつつ観れば、
なるほどしっかりと情熱的でファンタジックな赤で期待に応えてくれる。

夜の人間ピラミッドや、宮沢りえの投石を始め、泣かせのシーンにもユーモラスな笑いをほのかに混ぜ込む加減が絶妙で、エモーションのほどよい
バランシングが心地よい。

宮沢と松坂桃李の抱擁、伊東蒼と杉咲花の蹴り、篠原ゆき子への平手打ち、オダギリジョーに対する頭突きやパンチなどの
意表を衝く少々手荒なスキンシップによる親愛表現もよろしい。

勿論、杉咲花が披露する手話も感動的だ。身体で感情を表現させるべくして設定された属性である。 ユーカラさん [映画館(邦画)] 7点(2016-11-01 23:52:06)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 37人
平均点数 6.27点
000.00% line
100.00% line
225.41% line
325.41% line
425.41% line
5718.92% line
6513.51% line
71027.03% line
8513.51% line
912.70% line
1038.11% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.33点 Review3人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 6.66点 Review3人

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