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メンフィス・ベル(1990)

Memphis Belle
1990年【米・英・日】 上映時間:107分
アクションドラマ戦争もの青春もの
[メンフィスベル]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-11-28)【TOSHI】さん
公開開始日(1991-02-08)


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監督マイケル・ケイトン=ジョーンズ
助監督テリー・ニーダム(空中シーン助監督)
キャストマシュー・モディーン(男優)デニス・ディアボーン大尉
エリック・ストルツ(男優)ダニー・"ダニー・ボーイ”・ダリー軍曹
テイト・ドノヴァン(男優)ルーク・シンクレア中尉
D・B・スウィーニー(男優)フィル・ローウェンタール中尉
ビリー・ゼイン(男優)ヴァル・"ヴァレンタイン”・コズラウスキー中尉
ショーン・アスティン(男優)リチャード・"ラスカル”・ムーア軍曹
ハリー・コニック・Jr(男優)クレイ・バスビー軍曹
デヴィッド・ストラザーン(男優)クレイグ・ハリマン大佐
ジョン・リスゴー(男優)ブルース・デリンジャー大佐
ジェーン・ホロックス(女優)パーティーの女性
スティーヴン・マッキントッシュ(男優)スタン
山寺宏一デニス・ディアボーン大尉(日本語吹き替え版【VHS】)
関俊彦ダニー・"ダニー・ボーイ”・ダリー軍曹(日本語吹き替え版【VHS】)
堀内賢雄ルーク・シンクレア中尉 / ダニー・ボーイ軍曹(日本語吹き替え版【VHS】/【WOWOW】)
竹村拓フィル・ローウェンタール中尉(日本語吹き替え版【VHS】)
堀之紀ヴァル・"ヴァレンタイン”・コズラウスキー中尉(日本語吹き替え版【VHS】)
古谷徹リチャード・"ラスカル”・ムーア軍曹(日本語吹き替え版【VHS】)
藤原啓治クレイ・バスビー軍曹(日本語吹き替え版【VHS】)
水島裕バージ・フーゲステガー二等軍曹(日本語吹き替え版【VHS】)
柴本広之ユージーン・マクヴェイ二等軍曹(日本語吹き替え版【VHS】)
長島雄一ジャック・ブッチ三等軍曹(日本語吹き替え版【VHS】)
小川真司〔声優・男優〕クレイグ・ハリマン大佐(日本語吹き替え版【VHS】)
富田耕生ブルース・デリンジャー大佐(日本語吹き替え版【VHS】)
田原アルノ(日本語吹き替え版【VHS】)
鈴鹿千春(日本語吹き替え版【VHS】)
津久井教生(日本語吹き替え版【VHS】)
小形満(日本語吹き替え版【VHS】)
小室正幸(日本語吹き替え版【VHS】)
小島敏彦(日本語吹き替え版【VHS】)
篠原恵美(日本語吹き替え版【VHS】)
大塚芳忠デニス・ディアボーン大尉(日本語吹き替え版【WOWOW】)
喜多川拓郎ルーク・シンクレア中尉(日本語吹き替え版【WOWOW】)
古田信幸フィル・ローウェンタール中尉(日本語吹き替え版【WOWOW】)
荒川太郎ヴァル・"ヴァレンタイン”・コズラウスキー中尉(日本語吹き替え版【WOWOW】)
中原茂リチャード・"ラスカル”・ムーア軍曹(日本語吹き替え版【WOWOW】)
二又一成クレイ・バスビー軍曹(日本語吹き替え版【WOWOW】)
秋元羊介ブルース・デリンジャー大佐(日本語吹き替え版【WOWOW】)
音楽ジョージ・フェントン
編曲ジョージ・フェントン
挿入曲ハリー・コニック・Jr"Oh, Danny Boy"
撮影デヴィッド・ワトキン
ロビン・ヴィジョン(第二班追加撮影)
製作デヴィッド・パットナム
制作グロービジョン(日本語吹き替え版【VHS】)
配給ワーナー・ブラザース
美術スチュアート・クレイグ[美術](プロダクション・デザイン)
衣装ジェーン・ロビンソン[衣装]
編集ジム・クラーク
字幕翻訳菊地浩司
その他ジョージ・フェントン(指揮)(ノンクレジット)
ジュリエット・テイラー(キャスティング)
あらすじ
1943年の夏。10人の若者たちは、それぞれの想いを胸に、ドイツ上空へと旅立った。イコールそれが投下型爆弾を 搭載したメンフィス・ベル号最後の任務であって、今回、無事に帰還できれば 彼らは懐かしいそれぞれの故郷に帰れる ことになっていたのだが・・・。しかし・・・。

3737】さん(2004-01-29)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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15.《ネタバレ》 -Memphis Belle- “メンフィスいち美しい女の子”乗機B-17の名前。爆撃機には船の“ナントカ丸”みたく名前があるみたい。初視聴はレンタルビデオで、結構好きな映画なんだけど、辛口評価が多いんですねぇ。
B-17の実機が登場するのが目玉。B-17の銃座がどんな位置にあり、誰がどんな任務を担当したのか。そして昼間爆撃とはどんな任務か、どれくらい被害があったかが、この映画1本で解る仕組みになっている。

特撮はリアルとはいえないけど、一瞬で爆散するでなく、また数秒で墜落するでもなく、じわじわと悲惨な最後を遂げるB-17の姿。落ちる機中にも10人の若者が乗っていて、恐怖のなか死んでいく現実。そして最後、自機の車輪が出ないことでどんな惨状が待っているか、冒頭の機体炎上で観せるのも上手い。
戦争を舞台にした青春映画として、若者たちの生きるための精一杯の努力を描いていたと思う。いがみ合っている同士が見せる優しさ、イザという時に見せる勇気。ヴァルが医師の経歴詐称を暴露したり、ダニーが自作のでなくイェイツの詩を読んだことを暴露したりと人間臭い。

戦略爆撃には2通りがあって、ピンポイントで軍需工場とか軍港を爆撃する精密爆撃(敵国の軍事力破壊が目的)と、敵都市を無差別に爆撃する絨毯爆撃(敵国民の戦意喪失が目的)があって、メンフィス・ベルたちの任務は前者。
また当時の連合国はまだ絨毯爆撃はしてなくて(といっても劇中の数カ月後からバンバン落とす)、誤爆とか事故、故意に住宅地に落とした以外、映画のような描写、考え方であっていたと思う。
先導機のウインディ・シティ号が落ち、後任のCカップ号も戦線離脱して、メンフィス・ベル号が先導機に。もし2回目の旋回でも工場が見えなかったら『ここだ!(と思う)』で爆弾落としてたかもしれないし、誰も反対しなかっただろう。

偶然にも雲が晴れて、目標も映画もスッキリとした終わり方。戦争映画でスッキリって表現は違和感を感じるかもだけど、アメリカが創る第二次大戦を舞台にした映画って、戦争の悲惨さとかをテーマにした映画より、娯楽要素の強いドンパチ映画が多かったと思う。本作はイギリス主体で制作されたらしいけど。
メンフィス・ベルは古き良き戦争映画のスタイルに、爽やかな青春映画要素を組み入れた映画で、公開当時はまだ『ベトナム戦争映画は真面目に。第二次大戦は娯楽にして良い。』のような風潮があったように思う。なにせ第二次大戦の連合国は善で、ナチや日本は悪。特にアメリカの力で世界平和を勝ち取った戦争。と考えていたから。
'80年代以降ベトナム戦争のドロドロを描写した映画が増えて、なんか実際の戦争を娯楽にするのに抵抗感が生まれていったんだと思う。
空気を読まずに完全娯楽作として作られたパールハーバーが、戦争娯楽映画にとどめを刺した印象。 K&Kさん [ビデオ(字幕)] 7点(2022-08-14 16:28:47)

14.《ネタバレ》  映像きれいだし、青春の光と影みたいな感じで好感が持てる作品でした。爆撃機の内部も良く見えたし、装備なんかの使い方も面白かった。欧州戦線最初の25ミッションクリアした機の実話を元にした作品だそうで、つまり欧州の戦略空軍最初期の作戦行動が舞台になっています。このころは無差別爆撃は犯罪行為で米軍も昼間精密爆撃をしていました。被害は大きく戦果は上がらず、長距離護衛戦闘機が登場するまで悲惨な状態でした。無差別爆撃で一般市民が犠牲になったのは英空軍の夜間爆撃ともっと後期に行われた日本への爆撃になります。
 大戦に参加した米国軍部隊の中で最も損害が大きかったのはこの時期の米爆撃部隊だっとも言われています。戦争ですから殺し合いですから双方に死者が出るわけです。そんな過酷さが映像表現として保存され、再発の防止になれば何よりです。 たこのすさん [地上波(吹替)] 7点(2021-05-23 21:52:14)

13.《ネタバレ》 1943年5月の時点では、ドイツの防空能力は衰えておらず、連合軍にとっては大変な脅威だった。それなのに、真昼間に低空飛行で援護戦闘機も無しに爆撃しろというのだから無茶な話だ。損耗率が10%近かったので、25回も作戦に参加し、生還できたのは大変幸運だ。当時は無差別爆撃は邪道とされおり、専ら軍の基地や軍事関係工場だけを攻撃する精密爆撃だけがなされていた。だが、やがて勝利をあせる英国が無差別爆撃を主張しだし、米国も1945年には都市への無差別攻撃をするようになった。内容は史実に基づいたもので、戦闘場面はそれなりに迫力があるが、戦争映画としてみると底が浅い。これはどうみても勝者の作る青春アクション映画だ。敗戦国なら、ここに登場する若者の能天気な会話や次々と起る嘘っぽいトラブルの演出はないし、絵に描いたハッピーエンドにもしなかっただろう。戦争は、任務を成功させ無事生還出来たから喜ぶといった類の甘いものではない。勝っても、負けても悲惨なものだ。死に対する恐怖は描かれていても、戦争に対する苦悩が見られないのが残念。若者の勇気を称えても、戦争批判には到っていない。それでもいいじゃないかと言われればその通りだが、せっかくの実機を使っての映画なのに残念だ。アメリカでは全くヒットしなかったのに、日本ではそこそこヒットしたのは若手俳優の人気のせいだろうか。操縦席にトマト・ソースがあったり、敵機との応戦中に喧嘩したり、球面銃座から墜落しそうになったり、負傷者をパラシュートで落として敵国に救出してもらおうと考えたり、爆撃手でない者が勝手に爆弾を落とそうとしたりとやりたい放題である。無理に盛り上げようとするから、リアリティに欠け、こしらえ事に見えてしまう。史実を描くのに、虚構を交えて面白おかしく描く必要はないはずで、製作者の態度に問題がある。真摯に描けば、高射砲の砲弾の中を飛行するだけでも大変な恐怖が伝わってくるはずだ。ドイツ戦闘機との闘いは、全体の状況がよくわからないままに終了する。彼らは本当に勝者だったのだろうか?青春映画としてみると一定のレベルに達していると思うが、戦争の愚かさを描かない戦争映画は高評価できない。 よしのぶさん [DVD(字幕)] 7点(2012-12-19 06:02:13)

12.世の中、幸運だなあ、ラッキーだなあ、憑いてるなあ、など良くある話。
でも実際はそれなりの理由があるものが多い。でも博打のように、特に理由の
ないものもある。この映画はどちらなのかなあ。 ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-06-23 00:01:18)

11.《ネタバレ》 ネタバレですよー。未見の方、注意。


 日本人としては、戦争映画で若者が出撃すると必ず散ってしまうというイメージがあったので、何とかメンフィスベル、生還してくれよー、と感情移入して見ていました。願い通り、映画としては傷だらけになりながらも無事生還でよかったです。
 映画ではなく歴史としては、生還した人、その陰で散った人、メンフィスベルの爆撃で死んだ人、たくさんいたと思うと、見終わってから、いろいろ考えさせれられる面もありました。 ジントニックさん [DVD(字幕)] 7点(2006-07-19 00:51:21)

10.単純だが意外と面白い。 ゆきむらさん 7点(2004-04-21 05:38:51)

9.戦勝国の視点から描いた映画なので、爆弾の向こうで流れる血に付いては描かれない。主なテーマは極限状況下での若者の成長物語だ。最後の出撃からは息を呑む演出でなかなか見せる。実機を使った映像はやはり素晴らしい。この臨場感はCGでは出せないだろう。一部模型を使ったところもあるが、記録映像とうまく組み合わせており、よく出来ていると思う。 ロイ・ニアリーさん 7点(2004-03-31 06:20:08)

8.《ネタバレ》 戦争映画はどれもこれも嫌いだけど、この映画は観れた。多分それは戦争うんぬんというより若者達にスポットを当てているからだと思う。戦争そのものの悲惨さを出す映画はたくさん存在しているし、いろんな主張があるんだけど僕にはどれも無意味だしどうでもいいことだ。
とりあえず助かって良かった、そんなラストに感動。 座間さん 7点(2004-03-20 17:05:49)

7.テレビドラマ「爆撃命令」のようなハードボイルドでもなく、青春モノとしての作品になっていますね。B29は憎々しげな印象がありますが、B17は結構好きなのは、日本を爆撃したのがほとんど前者だったという点と、後者はよく落とされたというのもあるのかもしれません。牛のように編隊を組み、カウボーイのような戦闘機に守られていても、オオカミたるドイツ軍戦闘機(文字通りフォッケ”ウルフ”がいますが)に狙われ、簡単に撃墜される日常。そこを生き抜いていく人間の葛藤が、さらっと描かれています。同じB17を舞台にした映画だと、「アメージングストーリー」の方が個人的には面白かったです。 オオカミさん 7点(2003-11-17 01:06:59)

6.ビデオで初めて観た時には、面白いと思った。明るい雰囲気とハッピーエンドでかなり救われる映画だと思う。しかし、爆撃する側もされる側も厳しい戦いを行っていたのは事実である。墜落するB17を見る別のパイロットやクルーの感情はいかばかりか。爆撃点までの数十分が気が遠くなる程の時間であったろうとは容易に想像がつく。一方で爆撃される側を描いていないのは、個人的には評価が高い。爆撃機の搭乗員は、地上での惨劇を想像する事は出来ても基本的には見ることができない。この映画の場合、B17クルーの視点から見ているのであるから、「クリーン」な戦争を見せるためではなく、爆撃機搭乗員の普通の感情であったと、解釈するからである。 クルイベルさん 7点(2003-11-12 09:21:16)(良:1票)

5.全然期待しないで観たんだけど、なかなか良く出来ているんだな、これが・・・。 眼力王さん 7点(2003-01-29 18:28:34)

4.映像の迫力のなさが気になった。でもストーリーは結構好きです。 こうりゃんさん 7点(2002-11-01 15:28:16)

3.B-17は大嫌いなのですが、そんな気持ちとは別に見入ってしましました。出撃した後、道半ばで護衛戦闘機が引き上げ、搭乗員が「おいおいもう帰るのか」と心細くなるシーン、そして各機が肩寄い密集隊形をとるが敵迎撃機の襲撃で、死に物狂いの防御弾幕むなしく次々と撃墜されていく・・・戦争って悲惨です。特に腹部の球形銃座(死亡率が高し。この銃座からは逃げられない)が攻撃にさらされるところなんかは、一兵卒って本当に悲惨だなーと実感します。ちなみに確かB24の例ですが2万機(!!)近く生産され、欧州だけで連合軍搭乗員10万人!もの死傷者が出たんだそうです。(映画のコメントになってなくてすみません) ぴよっちさん 7点(2002-07-02 05:22:10)

2.機長の決断や兵士達の友情など、戦争映画と切り離せない点は網羅していたと思うが、各人をもう少しずつ掘り下げてもよかった気がする。最近のCGの影響か、爆撃シーンの迫力のなさが目に付いてしまった点が惜しいです。 woodさん 7点(2001-10-11 10:02:13)

1.戦争映画というよりは青春映画とかノスタルジックな映画という感じがしてならなかったです。敢えて言うなら、爆撃シーンでの描写をもうちょっと騒がしくしても良かったんじゃないかなぁ。そうすると、戦争の狂気なんてものももう少し進んだ形で見られたと思います。 奥州亭三景さん 7点(2001-01-30 00:58:18)

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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 91人
平均点数 6.19点
011.10% line
122.20% line
222.20% line
322.20% line
41112.09% line
51314.29% line
61819.78% line
71516.48% line
81718.68% line
977.69% line
1033.30% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review3人
2 ストーリー評価 5.33点 Review6人
3 鑑賞後の後味 6.20点 Review5人
4 音楽評価 8.20点 Review5人
5 感泣評価 7.00点 Review1人

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