みんなのシネマレビュー

ヴァイブレータ

2003年【日】 上映時間:95分
ドラマラブストーリー小説の映画化ロードムービー
[ヴァイブレータ]
新規登録(2004-01-18)【亜流派 十五郎】さん
タイトル情報更新(2024-02-25)【イニシャルK】さん


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監督廣木隆一
キャスト寺島しのぶ(女優)早川玲
大森南朋(男優)岡部希寿
田口トモロヲ(男優)
戸田昌宏(男優)
村上淳(男優)(友情出演)
牧瀬里穂(女優)(友情出演)
安藤玉恵(女優)
脚本荒井晴彦
音楽石川光(音楽プロデューサー)
撮影鈴木一博
製作シネカノン(ヴァイブレータ製作委員会)
松竹ブロードキャスティング(ヴァイブレータ製作委員会)
プロデューサー青島武
配給シネカノン
録音深田晃
あらすじ
拒食と不眠、精神を病むルポライターの早川(寺島しのぶ)は、本能に促されるまま、長距離トラック運転手の岡部(大森南朋)の助手席に乗り込む。旅の終わりに彼女が見るものは・・・。

CEOってなんだYO!】さん(2004-01-19)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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7.トラックの運ちゃんってあんまり知らない世界なもんで
職業ルポのような楽しみもあって 飽きずに観れる
 
加えて難しい役は寺島しのぶっていわれる寺島しのぶさんの演技が観られて二度おいしい おでんの卵さん [DVD(邦画)] 7点(2011-05-03 20:40:15)

6.こうゆう感覚、好きです。寺島しのぶさんの映画はこれまで一度も観たことがない事に気付きましたが全身で体当たりの演技は色香が内面からにじみ出るようないい女優さんでした、他の作品も観るように勤めたく思います。 白い男さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-12-20 23:57:25)

5.《ネタバレ》 「人に触れたい」という欲求は「自分も触れられたい」という欲求の裏返しだと思う。
人の温もりはなぜ心を落ち着かせ安らかな眠りを誘うのだろうか。

彼女は、自らにつき纏う孤独や虚無感を払拭したかった。
まるでこの世のすべてが自分を拒絶しているように感じた時の恐怖と絶望は底知れない。
己の命など無価値で生きていることすら罪深く感じ、
死神が耳打ちをするかの如く、死の世界への誘いが聞こえてしまうのだろう。
しかし、そんな時ほど人間は弱く浅ましくなる。
死への恐怖が拭えず生への執着ばかりが生まれ、生きている事の実感を欲する。
それが「自傷行為」に帰結するのだろう。
リストカットだけではなく、本作のように過食嘔吐、飲酒、不眠などがそれに含まれ、セックスもまた然りだと思う。
人間の五感に様々な角度から影響を与えることが、すでに自傷行為なのだ。
たとえそれが快感であろうと無かろうと。

彼女は現状を打破し、自分を変えたかった。
しかし、それが自分独りの手では不可能であると彼女は悟っていた。
だから見ず知らずの男の手を借りた。 過去を何一つ知らない、今の自分だけしか知らない男を。

そして彼女は彼の手によって小さな変化を遂げる。
情緒不安定になった彼女が嘔吐し、その後男と入浴をするシーンがあるが、
その一連の流れは、まるで赤ん坊が母胎から出て口の汚物を取り、
産湯につかり、母親の腕に抱かれるまでを描いているようだと思った。
彼女が彼によって生まれ変わった瞬間、つまり「生まれ変わり」の象徴なのだろう。

胎内とも言える男のトラックの中で彼女は彼の優しさと温かさに触れ、
彼から聞く話が自分の知らない世界であることに興味を持ち始め、
最終的には苦しみながらも、自分の手で殻を破って外界へ飛び出す。
産まれたての臆病な彼女を、男は自らの手で浄化し、愛でる。
無条件に近い愛。 見返りが無いのに、惜しみなく注がれる愛。
彼女が欲していたものが手に入った瞬間だったのだろう。

しかし、彼女はだからこそ気がついたのかもしれない。
最終的に必要なのは自身の強さや自立であることを。
彼と一緒でもそれは可能かもしれない。
しかし、彼女は親離れを選択し、自立の道を独りで歩もうと決心したのだ。

最後コンビニで見せる寺島しのぶの表情が素晴らしい。
徐々に物悲しく不安げになっていくのが、なんとも美しかった。 港のリョーコ横浜横須賀さん [DVD(字幕)] 7点(2007-04-17 22:48:11)(良:1票)

4.《ネタバレ》 シャンプーのいい香りがして、元ヤクザで、ヤバイ仕事も結構しのいで来たけど麻薬はやらなくて、機械に強く、好奇心のおもむくままに質問しても、面倒臭がらずに何でも説明してくれて、無線やトラックの運転など、ちょっぴりときめく冒険を茶目っ気たっぷりに提供してくれるが決して無理はさせず、不安定な感情の波もだまって優しく包み込んでくれる、不良性と深い包容力を併せ持つ「理想的な男」に「抱かれたい」という欲求、果ては「日常と違う自分を抱きしめたい」という早川(寺島)の脳裏に走ったほんの数分間の自慰的妄想がこの作品の実体なんじゃないかと考えました。 コンビニで男の手が尻に触れた瞬間スイッチが入り、トラックから下りるところまで全て妄想。 彼女がトラックに乗り込むときから始まる都合の良さと、見送るときに手も振らない目配せもしないそっけなさを見ると、邪推ながらそういう解釈もアリかなと思えてきます。 寺島しのぶは艶を出せる今の日本では絶滅寸前の貴重な役者です。 それを受けた大森南朋もいい味を持ってます。 内容的には玉虫色ですが、二人の持ち味の掛け合いから生まれた大人の雰囲気漂う緊張感が、この作品の肝ではないでしょうか。 Berettaさん [DVD(字幕)] 7点(2005-08-13 16:44:25)(良:4票)

3.セリフが多すぎたと思います。長時間車に乗っていると話すことも億劫になる、彼女はまるで何年もずーっと車に乗っているかのようでした。だから男もあまり喋らなくてよかったと思う。ヤクザ事情とかそんなに語らなくても。 no_the_warさん 7点(2004-09-17 00:48:50)

2.私はこの映画で泣いた。寺島しのぶが浴槽の中で後ろから男に抱かれるシーンで涙がこみ上げた。
もう、それだけでいいのである。その体温を知る人には、それだけでわかる映画なのだ。
お互いが抱えているものは、知らないし見せない。その時間を維持するために必要なこと。
その時間を楽しむために演じる。だから詮索はしないし、お互いの気持ちにはあらかじめ別れがある。
正直、寺島しのぶの裸にはたいした魅力はない。脱ぐことでみすぼらしくなるくらいだ。
しかしだからこそ、この映画は泣けるのだ。
337さん 7点(2004-09-12 23:40:58)

1.最初の方を見たときはただのポルノ映画かなあってうんざりしてたけど、どんどん進むにつれて引き込まれて、最後にはすがすがしい気持ちになりました。文字で感情を表現するのが低予算映画っぽいけどそんなの途中で気にならなくなります。まさに回復のためのたびですね。でもこれは女の人にしか理解できないんじゃないかな(僕は男ですけど)? 女の人は生きていくのが辛いけど、ああやって感情を爆発させることもできるんですよね。男の優しさってまじめに生きてるとかヤンキーとか関係なくって、お風呂のお湯の温度を丁度良く設定できるとかそういうのが本物だと思う。寺島しのぶさんは本当に素晴らしい演技で良かったです、この映画ではじめて知ったけどとびきりではないけどきれいな人だって思った。 enantiomerさん 7点(2004-06-21 00:36:13)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 35人
平均点数 5.26点
000.00% line
125.71% line
212.86% line
3514.29% line
4411.43% line
5411.43% line
6925.71% line
7720.00% line
825.71% line
900.00% line
1012.86% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.33点 Review3人
4 音楽評価 9.00点 Review3人
5 感泣評価 6.66点 Review3人

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