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レッド・サン

Red Sun
(Soleil Rouge)
1971年【仏・伊・スペイン】 上映時間:112分
アクションウエスタン時代劇
[レッドサン]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-04-11)【イニシャルK】さん


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監督テレンス・ヤング
キャストチャールズ・ブロンソン(男優)リンク・スチュアート
三船敏郎(男優)黒田重兵衛
アラン・ドロン(男優)ゴーシュ
ウルスラ・アンドレス(女優)娼婦クリスティーナ
キャプシーヌ(女優)ペピータ
田中浩(男優)名室源吾
アンソニー・ドーソン(男優)ハイアット
中村哲(男優)坂口備前守
大塚周夫リンク・スチュアート(日本語吹き替え版【ソフト】)
大塚明夫黒田重兵衛(日本語吹き替え版【ソフト】)
野沢那智ゴーシュ(日本語吹き替え版【ソフト/TBS】)
深見梨加娼婦クリスティーナ(日本語吹き替え版【ソフト】)
塩田朋子ペピータ(日本語吹き替え版【ソフト】)
宇垣秀成名室源吾(日本語吹き替え版【ソフト】)
小島敏彦(日本語吹き替え版【ソフト】)
滝沢ロコ(日本語吹き替え版【ソフト】)
斎藤志郎(日本語吹き替え版【ソフト】)
辻親八(日本語吹き替え版【ソフト】)
森山周一郎リンク・スチュアート(日本語吹き替え版【TBS】)
川合伸旺黒田重兵衛(日本語吹き替え版【TBS】)
小原乃梨子娼婦クリスティーナ(日本語吹き替え版【TBS】)
青野武名室源吾(日本語吹き替え版【TBS】)
仁内建之坂口備前守(日本語吹き替え版【TBS】)
脚本レアード・コーニッグ
ローレンス・ロマン
音楽モーリス・ジャール
撮影アンリ・アルカン
製作テッド・リッチモンド
配給東宝東和
字幕翻訳清水俊二(字幕監修)
あらすじ
アメリカ大統領へ贈る宝刀を列車強盗団に奪われた武士が、仲間に裏切られた強盗団のボスとともに、宝刀を取り戻そうと裏切り者を追うサムライ・ウエスタン

Q兵衛】さん(2010-01-31)
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【クチコミ・感想(8点検索)】

別のページへ(8点検索)
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14.《ネタバレ》 洋画に出てくる日本人はとかく変テコになりがちだが、格好といい言動といい、また武士道の点でもかなり研究されしっかり描かれていたように思う。黒田は剣術、柔術、合気道のかなりの達人とみえ、睡眠中も気配を察知し、殴りかかられてもすっとかわす身のこなし等、見事としか言いようがない。ただし、それほどの達人が、後ろからこづかれた程度で谷底に落ち、また水浴び中に剣を盗まれるという油断をしでかすのはストーリー上仕方のない失態か。 チェブ大王さん [地上波(字幕)] 8点(2019-12-29 10:37:39)

13.ストーリーはともかく、やや大げさに言えばこの作品は国際社会の縮図のようにも見えます。合理主義のアメリカと、個人主義のフランスと、武士道の日本。アメリカにとって、日本をパートナーに選ぶことはきわめて好都合でしょう。とにかく嘘はつかない。利益も求めない。いざとなったら「用心棒」にもなる。一方の日本にとって、アメリカはかならずしも最良のパートナーとは言えないかもしれません。しかし荒野に立たされて右も左もわからない状態では、とりあえず水先案内人が必要。だから従うしかないと。それに「取引」にさえ応じていれば、意外にフェアなところもあるので、与しやすい相手でもあります。
そう思って見ていたら、最後にチャールズ・ブロンソンがおいしいところをすべて持っていきました。というか、単純にカッコよかったです。 眉山さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-12-28 13:21:35)(良:1票)

12.《ネタバレ》 まあ、監督から役者までそれなりの方々ですから、それなりの作品にはなりますが、それなりで治まっている感がヒシヒシと伝わって来ました。関係者の名誉のために一応言っておきますが、決して悪くは無いです。それで、このそれなり感は何が原因かというと、まずはキャラクターの設定が失敗です。ブロンソンは寡黙なアウトローに徹し切れていない。ドロンはニヒルな悪役には少しヤワ過ぎる見せ方。三船に至っては、あろうことか、あんた、女を部屋に入れて・・。と、どうも、どっちつかずな、皆さん同じようなキャラになっているのが一つ。そして、西部劇なのかロード・ムービーなのか冒険活劇なのか、これも中途半端な設定。いっその事、何処か一つの町での出来事にして、例えばトゥームストーンとか、だったら軸足の定まった渋い西部劇になっていたかも知れないですよ。氏素性も国籍も性格も違う三人の男たちがある日町にやって来て、悪と正義と意地と義理と人情が交錯した悲劇が起こり、生き残った主役のブロンソンだけが去っていく。こうした王道の西部劇にするべきだったな。いや、悪くは無いのです。 パセリセージさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-12-07 19:56:19)

11.ストーリー云々よりもチャールズ・ブロンソン(声:大塚周夫)、三船敏郎(声:大塚明夫)、アラン・ドロン(声:野沢那智)の共演と言うだけで嬉しい。 ガブ:ポッシブルさん [地上波(吹替)] 8点(2017-01-20 12:57:55)

10.《ネタバレ》 「Soliel Rouge」。

テレンス・ヤングと言えば「007」でおなじみの脳みそ「テレッテレー♪」な監督だが、「暗くなるまで待って」とかまともな作品もあるので油断できない。

だが本作は文句なしにテレンス・ワールド全開の映画だ。
からっ風吹き荒れる荒野にたたずむ日本の武士。
文化の壁を破壊するようなシュールな光景だが、そこに立つ侍の「黒田」には男の魂が宿る。
明治維新の使節団として派遣された黒田たち。
強盗団の襲撃に巻き込まれ、天皇からの授かりものである宝刀、そして同僚の命を奪われる。
上司の密命を受け、命懸けの行動に出る黒田。
移りゆく時代を受け入れようとする黒田と、時代に縛られずに生きる賞金稼ぎのリンク。
軍人とアウトロー。
どこまでもデコボコな二人が、死地をくぐる度に絆を深めていく。
話は突飛な描写や展開も多いが、時代考証は上出来(明治維新以後なら天皇が取り仕切る。でもわざわざ紋付き袴で来なくても・・・)。
テレンス・ヤングの荒っぽさと三船敏郎の知識が融合したような映画だ。
三船敏郎の殺陣、馬術、英語とポテンシャルを遺憾無く発揮。
髭面のブロンソンも悪党のアラン・ドロンも伸び伸びしている(ドロンの声だけ吹替なのが残念)。
ブロンソンの鋼の肉体、三船敏郎の無駄な肉が無い引き締まった体。
とことん男の友情が詰まった「雄」の映画です。 すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-06 15:13:08)

9.子供の頃に観たが、カッコよくて面白かった。
A.ドロン、C.ブロンソンの全盛期。
当時は黒澤映画も知らなかったので、大スターと競演できる三船敏郎は結構すごいんだなと。

宝刀奪還の過程で、リンクと重兵衛に友情が芽生える典型的なロードムービーで、今見ても充分楽しめる。
道中、三船にやりこめられるブロンソンが面白い。
武士道を体現する侍・三船、人間味あふれるブロンソン、冷酷な悪役の似合うドロン。
三者の個性を生かしたキャラ設定が見事にハマっている。 飛鳥さん [地上波(吹替)] 8点(2012-12-20 20:06:21)

8.《ネタバレ》 本作は日本側が企画段階から参加しているので、良くある欧米映画にある珍妙な日本描写はありません。
北米大陸を旅する日本全権一行の姿、立ち居振る舞い、着物や所作、ディティールに至るまで、我々日本人が時代劇で親しんでいるそのままが再現されています(勿論それが史実と合致するかは別問題ですが)。
しかしそうであるが故に、「日本文明」と「西欧文明」の大きな違いというものが鮮明に描写されているように感じます。
おそらく本作を鑑賞した米国人はじめ西欧の人々は、あけすけで、表情豊か、率直でわかりやすく、自分たちのカルチャーそのもののメンタリティを持つブロンソンやドロン達には素直に感情移入出来たと思います。
しかし全く異なるルーツを持つ日本人からすると、一見無愛想、無表情で何を考えているかわからないような、三船敏郎演じるサムライにもその、うちに秘めたほとばしるような感情、情念を感じることが出来ます。
そういう部分は欧米の鑑賞者に理解させるのは難しいのかもしれません。
本作は単なる東洋趣味の物珍しさばかりを追求したゲテモノ映画では無いのですが、本作が公開された1971年当時、そろそろ日本の経済力が米国で存在感を増し始めていた頃。
これを全く異なるルーツを持ちながらも、同じ「人間」としての共通点を見いだすきっかけとして鑑賞した人々がどれ程居るのだろうか、と考えてしまいます。
この後80年代に向かって日本は現在の中国の如く世界を経済で支配するが如く席巻していくわけですが、その端緒、西欧人の日本に向ける微妙、複雑な目線を感じさせる興味深い作品だと思います。 ロイ・ニアリーさん [DVD(字幕)] 8点(2010-12-09 13:18:33)

7.三人のスターの見せ場を上手にからめつつ、不自然さを感じさせないストーリーにしたてた脚本が素晴らしい。三人の複雑な利害関係を少しずつ変化させていきながら、ストーリーを盛り上げていく手法は見事としかいいようがない。さらに峰不二子みたいな女と、圧倒的な共通の敵になるコマンチ族をうまく織り込んで、最高のエンディングまで
もっていっている。もちろん当の三人も求められた役割を最高のレベルで演じており、この手の映画では必見とでも言えるようなできだ。三船のサムライは超デフォルメのできすぎで日本人にはちょっとむずがゆささえ感じられるし、コマンチやメキシコ人の描き方は例によって偏見もいいところだけれども、古き良き(?)時代のエンターテイメントと割り切れる人には、楽しく見られるだろう。 小原一馬さん [地上波(字幕)] 8点(2010-02-28 00:34:51)

6.今にして思う奇跡のようなキャスティング。当時ドロン目当ての鑑賞で、三船>ブロンソン>ドロンの役柄であったことの不満が何処かへ行ってしまった、三船とブロンソンの絡みが素晴らしい。これほどまでに孤高で誇り高い侍を描いた外国映画を他に知りません。味わい深いテーマ曲も未だに耳に残っています。 The Grey Heronさん [地上波(吹替)] 8点(2009-11-12 15:00:19)(良:1票)

5.設定だけ見たらキワモノ映画ですが中身を見ると大真面目な映画でした。三船の殺陣はかっこいいし、他のスターの存在感を凌いでます。(一人侍だからかな?)こんな感じで一人の侍が異文化のところで活躍する映画を現代でも撮ってほしいです。 みどりいろさん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-31 15:26:55)

4.西部を舞台に活躍するサムライという設定だけでも面白いのに、名監督と豪華キャスト、音楽と揃えば文句なし。それにしても幼い頃この映画を観た後「あんな高い所にどうやって刀を吊るしたんだろう」としばらくそればかり考えていたのでした。未だに謎。 lafishさん [地上波(吹替)] 8点(2007-08-30 23:56:28)

3.洋画サムライものではいまだNO1です。
「ラストサムライ」なんかより遥かに殺陣がうまい。
もうTVではやらないのかなあ・・・ ウンコマンさん [地上波(吹替)] 8点(2007-07-30 23:45:42)

2.これこそ「リアル・ラストサムライ」だ。トムクルーズ、渡辺謙?甘い、甘い。甘すぎる!!アラン・ドロン チャールズ・ブロンソン、そして世界の三船に比べたら奴らなんかアマちゃん坊やだぜ!!内容なんてどうでもいいのさ!三船が侍の格好してアメリカの荒野にいるだけで小宇宙、異空間だぜ。 たましろさん 8点(2003-12-26 17:56:20)

1.ハイレベルなバディ・ムービー(?)チャールズ・ブロンソンのの軽さと三船の重厚さが見事にケミストリーを作りだしてる。アラン・ドロンも初めて見たけどカッコ良かった。「世界のミフネ」が本当に世界レベルの名優であったことを示す格好の作品。 C-14219さん 8点(2002-08-27 12:57:22)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 52人
平均点数 7.02点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
5611.54% line
659.62% line
72548.08% line
81426.92% line
923.85% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review6人
2 ストーリー評価 7.37点 Review8人
3 鑑賞後の後味 7.87点 Review8人
4 音楽評価 7.57点 Review7人
5 感泣評価 7.25点 Review4人

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