みんなのシネマレビュー

いいかげん馬鹿

1964年【日】 上映時間:86分
ドラマコメディシリーズものロマンス
[イイカゲンバカ]
新規登録(2004-04-28)【ぐるぐる】さん
タイトル情報更新(2021-10-17)【イニシャルK】さん
公開開始日(1964-04-29)


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監督山田洋次
キャストハナ肇(男優)海野安吉
岩下志麻(女優)水上弓子
花沢徳衛(男優)海野源太
松村達雄(男優)舟山和彦
殿山泰司(男優)海神丸の信吉(村長)
犬塚弘(男優)鮫島巡査
石井均(男優)偽人事課長
水科慶子(女優)友子
荘司肇(男優)
石黒達也(男優)竜王丸(新村長鯨丘)
関千恵子(女優)サリー松丘
谷晃(男優)蟹屋喜作
武智豊子(女優)金魚
桑山正一(男優)海野茂平
穂積隆信(男優)舟山の連れ
山本幸栄(男優)水上晋介
織賀邦江(女優)水上かず
桜京美(女優)ぽん太
なべおさみ(男優)
光映子(女優)
丘寵児(男優)
田中晋二(男優)
水木涼子(女優)
川村禾門(男優)
脚本山田洋次
熊谷勲
音楽池田正義
撮影高羽哲夫
製作脇田茂〔製作〕
企画市川喜一
配給松竹
美術浜田辰雄
編集浦岡敬一
録音松本隆司
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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3.《ネタバレ》 いやー笑った。
リアルタイムで映画館で観た人たちも、きっと声出してみんなで笑ったんだろうなあ。
出稼ぎや集団就職で上京してきた若者は、岩下志麻が口ずさむ犀星の歌で、急に切なくなったりしたんだろうか。
観終わって、そんなことが頭に浮かんだ。
映画って、庶民の大事な娯楽だもんね。大いに笑って、ちょっと涙して。
実る恋じゃないけど、弓子からもらった絹のハンカチを、ずーっと首に巻いてるやっさんがいじらしい。
岩下志麻はマドンナとしては最高にキュートだし、宿の主人や巡査など、脇を固めるドタバタな人たちも、人間味があって素晴らしい。
シリーズ化して三部作あるってことだから、他のも必見かな。
この時代の映画って、こんなに面白いんだって新たな発見。
いや、佳作。 roadster316さん [インターネット(邦画)] 8点(2020-10-06 00:20:18)

2.《ネタバレ》 ハナ肇主演による馬鹿シリーズの中では一番好きです。全体的にパワー不足で暴れぷりも他の2作品程ではない。しかし、これが一番好きなのは馬鹿シリーズの中では山田洋次作品らしいいからである。ラストシーンなんか本当に寅さんのようだし、寅さんを感じずにはいられないからである。私が馬鹿シリーズが寅さん程熱狂的になれないのはハナ肇があまり好きじゃないからてよりもあのキャラクターこそ渥美清で見たいからである。馬鹿シリーズが寅さんみたいにならなかった。ヒットしなかった理由は渥美清が主演でないのも理由の一つだと思う。渥美清がどれだけ凄い役者かは寅さんファンなら勿論、解るはず。だからこそ渥美清により見たい。見たかった。見たかったて言うと岩下志麻のマドンナを寅さんで見たかったのは私も同じであるように山田洋次作品による岩下志麻の怪しい魅力をスクリーンの中で映し出してる姿がこの作品を見て感じずにはいられない。 青観さん [DVD(邦画)] 8点(2013-05-06 22:08:03)(良:2票)

1.《ネタバレ》 山田洋次監督、ハナ肇主演による「馬鹿シリーズ」第2作。「馬鹿まるだし」や「馬鹿が戦車でやって来る」に比べるとハナ肇演じる主人公 安吉の暴れっぷりはなんか物足りないが、後の山田作品に通じるような人情喜劇になっていて、「馬鹿シリーズ」3作中いちばん山田監督らしさを感じられる作品だと思う。劇中出てくる女性歌手の名前や島を出て行ってしばらくすると帰ってくる安吉などは「男はつらいよ」シリーズを思わせていて、とくにラストシーンの啖呵売をする安吉の姿はまるで寅さんそのものに見えてまさしく「男はつらいよ」シリーズのパイロット版という感じがする。この後、「馬鹿が戦車でやって来る」でもヒロインを演じる岩下志麻であるが、この頃の岩下志麻は後年の怖いイメージはなく、清楚な美人という感じがある。(でもラスト近くで子供を叱るシーンは思わず「鬼畜」を思い出してしまいちょっと怖かった。)この映画を見て「男はつらいよ」シリーズでマドンナを演じる岩下志麻もぜひ見てみたかったなあとつい思った。 イニシャルKさん [DVD(邦画)] 8点(2008-05-05 12:55:02)(良:3票)

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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 7.11点
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