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番町皿屋敷 お菊と播磨

1954年【日】 上映時間:93分
ホラーラブストーリー時代劇モノクロ映画戯曲(舞台劇)の映画化
[バンチョウサラヤシキオキクトハリマ]
新規登録(2014-08-03)【アングロファイル】さん
タイトル情報更新(2020-05-05)【イニシャルK】さん
公開開始日(1954-03-03)


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監督伊藤大輔
キャスト長谷川一夫(男優)青山播磨
津島恵子(女優)お菊
田崎潤(男優)巳之吉
東山千栄子(女優)真弓
阿井美千子(女優)千々姫(クレジット「阿井三千子」)
村田知英子(女優)お早
進藤英太郎(男優)大久保彦左衛門
清水将夫(男優)旗本 加賀爪
羅門光三郎(男優)旗本 坂部
杉山昌三九(男優)旗本 久世
石黒達也(男優)旗本 長坂
市川小太夫(二代目)(男優)鳶頭 仁平
小柴幹治(男優)徳川家光
葛木香一(男優)用人 十太平
東良之助(男優)伯陵
尾上栄五郎(男優)や組頭 弥七
瀬川路三郎(男優)藤兵衛
原聖四郎(男優)旗本 屋代
伊庭駿三郎(男優)や組 竹松
葉山富之輔(男優)徳川家康
玉置一恵(男優)役人 日下部
菊野昌代士(男優)用人 丹羽
堀北幸夫(男優)御上使 榊原
岩田正(男優)加賀鳶 鳶十
志賀明(男優)加賀鳶 鳶三
越川一(男優)若党 左源太
藤川準(男優)庭番 伍助
種井信子(女優)腰元 お若
三田登喜子(女優)腰元 お時
原作岡本綺堂『番町皿屋敷』
脚本伊藤大輔
川口松太郎(構成)
音楽伊福部昭
撮影杉山公平
配給大映
美術水谷浩
録音海原幸夫
照明加藤庄之丞
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 「切られ与三郎」といい、原作を活かして、さらに話を シェイクスピアレベルまで高めるのが、伊藤大輔なんですよね~ ここでも、やっちゃいました♪ 1枚、2枚~~の話を、どんな風に津島恵子が演じるのかなと思ってたら、 もう一捻りも二捻りも加えて、ロミオとジュリエット以上の純愛映画に 仕立てて見せましたね。 武士道的恋の道。女には分かりにくいだろうなぁ。いや、俺も分かるのか!? それにしても(大久保の叔母役)東山千枝子の怪演、恐るべし(汗) 伊藤大輔バンザ~イ! トントさん [ビデオ(邦画)] 8点(2021-10-17 00:08:01)

1.《ネタバレ》 岡本綺堂の戯曲が原作ですが、川口松太郎が「構成」として加わっています。これがどういう仕事でどの程度原作と違うのかは、原作読んでいないのでよくわからないのですが……。 お話としては、番町皿屋敷をモチーフにしているものの、完全なメロドラマ。というか、愛する女がいるのにそれを言い出さない播磨と、やたらメソメソしてすぐに泣き出すお菊さんとに、少々ウンザリしました。とにかく青山播磨は、お菊さんに愛しているとかなんとか言いながら、武士の面目やらがからんでくると態度が煮え切らない。まあ、まじめな堅物ということでは首尾一貫しています。メロドラマの常道とはいえ、感心しません。それにしても、今から見れば、侍というのは面倒くさいものだと思ってしまいます。 いちばんよかったのは、お菊さんの兄・巳之吉夫妻のやりとりで、ちょっとコミカルながらも愛情が感じられるいい場面でした。武士と町人との違いも表されていたようです。 終盤、有名な皿を割るエピソードがあり、お菊さんが手討ちにされるわけですが、このあたりまで来ると「殿、ご乱心」としか思えなくなってきます。好意的にとれば愛の狂気を描いたとも言えるでしょうが、どうも播磨がいまいち優柔不断だったので、豹変ぶりに説得力がありません。その行動には呆れかえってしまいました。 物語はメロドラマの悪い面が出たようですが、演出はなかなかよかったと思います。特にクライマックスの火事のシーンは、迫力がありました。あれだけは見ものです。 アングロファイルさん [地上波(邦画)] 6点(2014-08-16 17:53:40)

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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.00点
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