みんなのシネマレビュー

白雪姫と鏡の女王

Mirror Mirror
2012年【米】 上映時間:106分
ラブストーリーコメディファンタジー
[シラユキヒメトカガミノジョオウ]
新規登録(2012-05-14)【gatto_grasso】さん
タイトル情報更新(2021-03-14)【イニシャルK】さん
公開開始日(2012-09-14)


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監督ターセム・シン
演出木村絵理子(日本語吹き替え版)
キャストリリー・コリンズ(女優)白雪姫
ジュリア・ロバーツ(女優)女王
アーミー・ハマー(男優)王子
ショーン・ビーン(男優)国王
ネイサン・レイン(男優)ブライトン
メア・ウィニンガム(女優)マーガレット
マイケル・ラーナー(男優)男爵
小松未可子白雪姫(日本語吹き替え版)
深見梨加女王(日本語吹き替え版)
岩崎ひろしブライトン(日本語吹き替え版)
多田野曜平(日本語吹き替え版)
原作グリム兄弟「白雪姫」
音楽アラン・メンケン
撮影ブレンダン・ガルヴィン
製作ブレット・ラトナー
ライアン・カヴァナー
製作総指揮ジョシュ・ペイト
タッカー・トゥーリー
配給ギャガ
特撮ティペット・スタジオ(視覚効果)
衣装石岡瑛子
編集ニック・ムーア[編集]
字幕翻訳戸田奈津子
その他石岡瑛子(In Loving Memory Of)
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【クチコミ・感想】

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12


25.これはものすごく楽しめました!
この映画で面白いのは、すさまじいまでの「ひねくれ」具合です。
展開はとことん原作をおちょくってます。
女王の滑稽さは突き抜けているし、
「鏡」のキャラも全く違うし、
王子は全然格好良くないし、
「七人の小人」は可愛くないし、
毒りんごというアイテムは出てくるものの展開はまるで違うし、
脚本家の好き勝手さが出まくっていて素敵です。
変人だらけのキャラは魅力的だし、伏線も効果的に使われているし、テンポもいいので退屈しませんし、白雪姫をはじめとした登場人物の行動にも(一部を除き)説得力があります。
ひねくれはしていても、最後まで本筋から脱線せずに楽しませてくれるのは、本作の長所でしょう。石岡瑛子による衣装も映像も魅力のひとつ(石岡さんは今年の1月に急逝し、この映画が遺作となりました)。
女王の衣装はシーンごとに違うし、多種多様な衣装の美しさはそれだけで楽しめます。
ターセム監督とのタッグがもう見れないのは寂しいのですが、こうして作品の重要な役割を担ったことは、日本人の誇りであると思います。
個人的には今年に公開された「スノーホワイト」よりもはるかに面白かったです。
エンドロールまできっちり楽しませてくれるのもすっごく嬉しい!
多少の好き嫌いはあるでしょうが、ひねくれた&ブラックな笑いに満ちたおとぎ話を期待する人は、是非劇場へ。 ヒナタカさん [映画館(字幕)] 8点(2012-09-18 13:14:03)(良:3票)

24.ジュリア・ロバーツがやりたい放題といった感じで女王のキャラがかなり強烈だったけど、リリー・コリンズが食われてしまってたかと言うとそうでもなく、対立のバランスは保たれていたように感じます。
それくらいに白雪姫も魅力的だった。
ストーリー的には特筆するほどのことはなく平凡だったけど、映像的には斬新さを感じるシーンがいくつもあって良かったです。
特に操り人形の襲撃シーンが秀逸で、奇妙な動きで襲ってくる姿が滑稽でもあり、逆に恐怖も感じる。
それに無敵かと思えるほど強かったのにあんな弱点があるとはね。
あと、冒頭の人形劇も好きです。 もとやさん [DVD(字幕)] 7点(2013-03-28 15:20:30)(良:2票)

23.いつもながら脚本に全く興味の無いターセム監督、もうその部分にツッコムのは止めます、こうなったらもう出来合いの本を持ってきて「さあ、ターセム自由にやっていいよ。」と渡したら、こんなの出来ました!という作品。
ところがこれが凄く面白い、驚くような映像美も健在、話はベタでも細部は大人の味付け、まるでギリアム風味の英国映画のようだ。
ジュリア・ロバーツは悪い女王をとても楽しげに演じてる、それに白雪姫のリリー・コリンズ、これが可愛いのなんの、物語序盤から中盤にかけて徐々に可愛さが増す演出がとても良い。
話のラストはスンナリだが(一応大事な林檎を登場させる律儀さに笑う)エンドロール前のターセム監督祖国を彷彿とさせる楽しいエンディングにハッピーな気持ちで映画館を後にできる、とても良い映画。
残念なのは300人弱キャパの劇場に観客が3人しか居なかった事、もっと当たってもいいと思うんだけどなぁ~ カーヴさん [映画館(字幕)] 7点(2012-09-23 16:18:09)(良:2票)

22.《ネタバレ》 王女様が下層カーストの小人たちと手を組んで国家を再建する物語。外国の王子様は添え物みたいな存在で、いてもいなくてもいい感じ。世の中は女性次第で善くもなるし悪くもなる、というお話です。眉毛も髪も黒々とした王女様は、とても可愛らしいけど、雪国というよりは南アジアの雰囲気が濃厚です。
物語の設定にも、特撮を含めた映像にも、とくに不満はなくて楽しく観ることができましたが、最後だけがちょっと物足りない。悪い王妃を廃しただけで、簡単に元通りの幸せな国に戻れるのですね…。せっかくなら、人々が力を合わせて国を立て直していく姿も見たかったです。まあ、もともと「働かなくても歌って踊れる国」だったのですから、べつに努力しなくても平和と繁栄が戻ってくるのかもしれませんし、労働がなくなれば社会カーストも消滅するのかもしれませんね。
まあ7点でもいいんだけど、ちょっと辛めの6点で。 まいかさん [DVD(字幕)] 6点(2019-12-27 18:42:14)(良:1票)

21.《ネタバレ》 誰もが知ってる白雪姫のお話の、キャラと設定だけ頂いて、楽しくデタラメなおとぎ話の出来上がり。オリジナルの要素はほぼ皆無、継母ジュリアがすごく意地悪って所だけ元のままかな。七人の小人は武闘派の泥棒で、王子はちっとも頼りなく(呪文を解くキスも姫の方からしてやる始末)、そんなわけでか弱いばかりではいられないプリンセスは自ら剣を取り、怪物とも闘っちゃうのである。いやあ、この見上げた気概、ピーチ姫にも見習ってもらいたいもんだ。
魅力的なのは、役者もスタッフも楽しかったろうな、と思わせるのびのびした雰囲気と、衣装担当の石岡氏の珠玉の仕事ぶり。ジュリアは豪華絢爛、リリーはキュート。見ているだけで心浮き立つ絹やサテンの美しさ。映像がキラキラと瞬くようで夢心地です。 tottokoさん [DVD(字幕)] 7点(2014-05-16 01:14:17)(笑:1票)

20.最近の米ファンタジーは昔と比べると少々遊びが過ぎると感じていたで、最初は『あぁ...また苦手なやり過ぎファンタジー・コメディかぁ...そして眉毛!』なーんて少しガッカリしながら見進めていったら、美術や衣装も素敵な映像美とともに、だんだんと引き込まれていきました。あらすじは同じなのに斬新に解釈を変え遊んだ脚本も私には吉と出ました。白雪姫の子も初めは『なんて眉毛の太い二世俳優だ』なんてタカをくくっていましたが、なんのなんの不思議や不思議!まるで『ラビリンス』でのジェニファー・コネリーを彷彿とさせるあどけなく純粋な美しさに気付いていくのです。女王を演じたジュリア・ロバーツもコミカルに徹底していて面白可笑しかった。 観終わった今はとても好きな1本になりました。ただ今回もターセム御用達の石岡衣装ですが、白雪姫の最後のドレスだけ気に入らなかったなぁ、残念。あと素敵なトマト目の操り人形は子供の頃ならトラウマレベルw movie海馬さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2014-05-07 22:09:13)(良:1票)

19.《ネタバレ》 映画に何を求めるかによって変わるでしょうが、娯楽映画としては良かったです。
エンディングのインド映画っぽさとか遊び心がGoodです。

ストーリーも暗すぎず、茶化しすぎず適度さが心地よく、気楽に見られました。

映画にメッセージ性や、文芸性を求める方には合わないでしょうが、俺的には全然アリです。 こひろさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-01-04 23:01:39)(良:1票)

18.《ネタバレ》 誰もが知る名作童話を最新のCG技術を駆使して映像化、魔女役は往年の名女優、そして主役である白雪姫はダイヤの原石となるかもしれない新人若手女優を起用という、枠組みだけ見ればちょっと前に創られた「スノーホワイト」と似た作品ながら、何処までも真面目に撮られたあちらとは違い、今作は何処までも明るいコメディタッチの作品でありました。それに「ただ若いだけの女になんか、まだまだ負けないわよ!」と主演女優を完全に喰っていたシャーリーズ・セロンと違って、今作のジュリア・ロバーツはちゃんと若手女優と調和しており好印象。白雪姫役の女の子も、最初こそ「眉毛濃っ!」と思ったものの映画の進行とともにだんだんと可愛く見えてくるのだから不思議。ただ、昔からこの監督のセンスとは微妙に合わないんだよなー。面白いとは思うけど、そこまで心惹かれるものはなかったです。それに全編に散りばめられたギャグの数々も僕には笑えませんでした。これはもう好みの問題なんだろうけどね。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2013-11-27 12:51:44)(良:1票)

17.《ネタバレ》 最初、白雪姫がいまいち好みのタイプじゃないなぁ~なんて思って観てたんだけど、
段々可愛らしく思えてきた。

結構やりたい放題のシナリオだけどギリギリ脱線せず、コメディとシリアスのバランスも良く楽しめました。
あれっ、なんか忘れ物してないかい・・・?
の毒リンゴも最後に出てきましたしね。

終わってみれば、どのキャラの配役もマッチしており、上手く纏まっているなぁ~という印象でした。



ぐうたらパパさん [DVD(字幕)] 6点(2013-03-17 16:45:57)(良:1票)

16.グリム童話200年ってことで白雪姫の第2弾。 陰の「スノーホワイト」に対して陽なカンジで、どちらもいいと思いますが、こちらの方が楽しく見られるかも。 ターセム・シンは作品数は少ないものの、優れたヴィジュアリストの一人。 あの独特のカメラワークも見られ、ファンタジックな世界を展開しています。 白雪姫リリー・コリンズはフィル・コリンズの娘さんだそうで、ミュージシャンの娘で女優ってリブ・タイラー以来かな? まゆげクッキリの彼女の明るい個性で、イキイキした映画に。 「スノーホワイト」とちがいスノーのお相手は一人だけど、その王子さまのキャラもひと工夫ありで(犬になるのがかわい)、小人さんたちの活躍シーンも多く、ジュリア・ロバーツは初の悪役・鏡の女王。 女王さまが破産しそうだったり王子さまにちょっかい出したりするのもおもしろいトコ。 ショーン・ビーン国王はカッコよく、側近ネイサン・レインのコスチューム姿は初めて拝見。 音楽いいなー♪と思ったらアラン・メンケンで、プリンセスものの華やかさ十分。 ターセム作品のすべての衣装を担当した故石岡瑛子さんの、布をたっぷり使った夢のようなドレスが有終の美を飾るのも見どころ。 最後ニギニギしいのは、監督がインドの人なのもあるか。 レインさん [映画館(字幕)] 7点(2012-10-01 07:00:00)(良:1票)

15.《ネタバレ》 「白雪姫」をモチーフにした、ブラックとまでは行かないグレーユーモア、って感じの作品でした。コメディ基調なので緊迫感などは無いのですが、登場人物たちがほぼ全員、どこかのネジが一本緩んでいて可笑しさを誘います。エンディングのインドミュージカル演出が作品を能天気にまとめていて効果的。本編中でも歌えば良かったのに、なんてことも思いました。ただ、過去のターセム・シンの映像に強い感銘を受けた者としては少し不満が残りました。過去作に見られた絵作りの凄み、みたいなものが感じられなかったです。いや、もちろん平均点以上に美しいのですが、この監督が「映像」よりストーリーのテンポや笑いに比重を置いた初めての作品かもしれません。本作が遺作となった石岡瑛子さんへの追悼が、エンドロール前に短く挿入されていました。 アンドレ・タカシさん [映画館(字幕)] 5点(2012-09-24 20:21:49)(良:1票)

14.《ネタバレ》  そんなに期待せずに見たのですが、予想よりちょっとだけ面白かったです。掘り出し物、と言ってもいいかもくらい。
 『王子の身ぐるみ剥いじゃう7人の小人』『白雪姫VS王子』『毒りんごを見抜く白雪姫』『キスで目覚める・・・・・・王子』と、私の知っている白雪姫とは大分違うお話。でもそれがちょっと面白い。
 武闘派な白雪姫がとってもキュート。そして可憐。大変魅力的なヒロインに仕上がっております。
 こーゆーヒロイン像はジブリ作品に共通するところがあるかもしれません。ジブリ作品に慣れ親しんだ日本人とは相性が良いお姫様だと思います。まあ、欲を言うなら、猛特訓した白雪姫が、もっと圧倒的に強くなっていたら更に面白かったかもしれないです。肝心なところでは、一般的なヒロインから抜け出しきれなかった感はあります。お行儀の良い作品にまとまっちゃいましたね。
 その分、見る人を選ばない万人に愛される作品に仕上がっているのは確か。
 『操り人形の襲撃シーン』や『白雪姫の猛特訓シーン』などは個人的にかなりお気に入り。
 こういった独自路線のアレンジを加えつつ、この安定感、安心感のあるストーリー構成はなかなかです。 たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-03-23 12:49:49)

13.《ネタバレ》 薄っぺらなストーリーに薄っぺらな愛を絡ませ、濃い眉毛を引き立たせる。そんな映画でした。ジュリア・ロバーツさんの眉毛も気になるっちゃ気になる。 いっちぃさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-10-12 00:44:15)

12.ウィットに富んでいて面白い部分もあるのだけど、ギャグのセンスが日本人と違い過ぎて「これどうだろ?」と思うこともしばしば。 もんでんどんさん [地上波(吹替)] 5点(2017-04-21 14:31:50)

11.《ネタバレ》 導入部は自己満足的演出で「単に童話を崩したいだけ」に見えたのですが、中盤からは意外に引き締まっていました。印象的だったのは、久々に伸び伸び楽しそうな演技のジュリア・ロバーツ、素直に若い美しさを発散しているリリー・コリンズ、そしてタイミングよく発されるギャグアクション。 Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-02-23 00:22:18)

10.全然面白くない。白雪姫ってこんなストーリーだっけ? イサオマンさん [地上波(吹替)] 2点(2016-01-02 19:59:40)

9.戦う白雪姫。これが現代バージョンなんですかね。よくできているとは思いますが、ちょっと狙いすぎかなと。 東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-11-23 15:12:42)

8.原作とかけ離れたおもしろさがたまらない。途中何度も笑ってしまった。理屈抜きに楽しめる映画だ。 ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 8点(2015-06-10 21:07:09)

7.2014.12/27 鑑賞。大人向け童謡ともいえる。結構面白いが子供にも理解出来るのかなあ?
出来れば原語版の字幕を見ながら子供にお話してはと・・。衣装が石岡瑛子も亡くなりエンドに奉げるとあった。結構な有名人。またリリー・コリンズが歌うエンドロールシーンも急展開のコミカル調にも魅力。 ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-12-27 12:43:05)

6.可もなく不可もなく..大人でも楽しめるのかな..と思い観たのだが、それほど捻っている訳でもなく、大して面白い訳でもなく..凡作..残念... コナンが一番さん [DVD(吹替)] 5点(2013-05-06 16:09:33)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 25人
平均点数 6.08点
000.00% line
100.00% line
214.00% line
300.00% line
414.00% line
5728.00% line
6520.00% line
7728.00% line
8416.00% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 4.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

2012年 85回
衣装デザイン賞石岡瑛子候補(ノミネート) 

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