みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
32.《ネタバレ》 ①「俺だったらこういう映像にする!」溢れ出る製作陣の熱い思い +100点 ②これぞ真打、009の加速装置の映像化とはこういう事だ! +100点 ③生きているジェット戦闘機、002の爽快感溢れるカッコ良すぎる描写 +100点 ④大人の鑑賞に堪える、無駄にエロい003 +1000点 ⑤訳の判らないストーリー、もっと訳の判らない幕の引き方 -1299点 上記合計して1点。 以上! 【たくわん】さん [CS・衛星(邦画)] 1点(2019-03-04 16:16:03)(笑:3票) 31.《ネタバレ》 今作の話は何から連なる話なのか、よく分からんが、かつて武器商人たちと戦っていた戦士が、任を解かれたからと言って軍産関係に従事するなど、とても受け入れ難い設定だ。「武器は悪くない、要は使い方なのだ」という論理を捨てきれないアメリカ人が書いたホンなら、それもあるかもしれん。しかしこれは、石森章太郎が生み出した「サイボーグ009」のアニメーション化なのだ。 しかも「世界の平和と自由を守ってきたのは俺たちアメリカ人だ!俺にとっての正義は俺の邪魔をするものを排除する事だ!」と、002ことジェット・リンク。 何だ、これは?サイボーグ達が、様々な人種・国の人間で構成されているのを、台無しにするこのセリフは!彼はダークサイドにでも落ちたのか? 百歩譲って、今回の話はそんなお子様正義の話じゃなく、もっとシリアスな「神」をめぐる物語なのだ、という主張があるのかも知れない。確かに、聖書の冒頭とバベルの塔の物語をあからさまに引用した、「彼」の物語が示すように、今回の事件の首謀者は「神」である。 しかもこの神は、人間が頭の中で作り上げたモノ、人間の脳の働きソノモノという解釈だそうだ。実際、現実世界で言う神は、人の作った概念だ。だが、「死への恐怖により(脳が)作り上げた」神が、実行すると自らを死に至らしめる「人類のやり直し」を行うというのも、矛盾しており納得しがたい。 ここまでなら、自ら作ったモノに自ら苦しめられる愚かさの物語、といういささかイタイ寓話と捉えることも出来よう。 しかし、最後に神は超常的な力を発揮してしまう。支離滅裂である。 …と考えてきて、ふと思った。何か、一回りしちゃった感はあるが、最後の超常現象を成したもの以外の神を、「彼の声」ではなく「悪魔の声」と読み変えれば、事はスッキリする。ずいぶんと振り回されはしたが、今まで通りの「サイボーグ009」と言えるような気もする。その代り、既存の宗教をすべて敵に回すことになるが…。 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 4点(2013-06-11 15:56:50)(良:3票) 30.《ネタバレ》 戦闘機のドッグファイトのシーンで、ふと気づいたのが、CGで描いた戦闘機の動きがリミテッドアニメのようにややカクカクしていること。CGなのにセルアニメの動きの「味」を出そうとしている。 最近の別の名作アニメのリメイク作品では戦艦の動きがいかにもCG特有のスルーっとした動きなのが違和感があった。 CGと従来のセルアニメの違和感を払しょくするために、CGのコマを落とすということは理屈としては難しいことではないと思っていたのだが、何故誰もやらないのかと思っていたら、見事にこの作品が試みていたことが実に嬉しかった。 キャラクターも全てCGで描かれているらしいが、この動きの考え方ひとつとっても、CGの使い方の可能性を感じた。 肝心の内容だが、あまり過去の作品に思い入れがないので、この作品単体で考えれば楽しめました。 しかし、神や天使と、テロや武器商人を結びつける構図は、監督が頭の中で構築した理論が空回りしている感じがして説得力に欠ける。 セリフ以上に、この理屈を絵が物語っていない感じがするのが残念だ。これは絵が緻密であるといった技術論と別の問題である。 やはり娯楽アニメとしてシリアスであっても爽快感やユーモアは欲しかった。 そう、今の映画って視覚的な刺激は強いが、特にユーモアの感覚がものすごく欠けていると思う。(単純にギャグっぽいセリフを言うという意味ではありません) 全ては表現のための技術であるが、この技術の志は高く評価したいです。 【どっぐす】さん [インターネット(字幕)] 6点(2014-07-12 22:47:50)(良:2票) 29.《ネタバレ》 「天使編」に「地下帝国ヨミ編」の最後の方を混ぜたような内容。 描写も60年代の漫画を現代の3Dのシリアスアニメにすると色々無理が出てきちゃいます。物語の方も手抜きと難解が混ざってますね。 009たちが正義を成し得たモニュメントとして月の裏に天使、彼らは天使?に昇華して終わり。と解釈しました。 他の人が色々書いてるのであとは各メンバーについて。 001・・・003に抱っこもしてもらえません。テレポートマシーン 002・・・NYのチンピラ出身だった彼がアメリカ代表・世界の警察ぶってるのには失笑 003・・・高校生のジョーを襲う色魔ババア 004・・・活躍が少なくて悲しいです 005・・・他のメンバーが009と合流して和気あいあいとしてる中、いつまでも一人で戦っていて仲間からも忘れられていた悲しい存在 006・・・意外と活躍してる? 007、008・・・天使に拉致れれて見せ場なし。途中退場させられた意味もわかりません 009・・・加速装置の描写とマフラーかっこええ 博士・・・002,009を信頼せず銃を向ける一番おかしな人 【ume0214】さん [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 6点(2014-02-14 19:09:39)(良:1票) (笑:1票) 28. かっこつけているだけの作品でした。こんな作品のために009のキャラクターを使って欲しくないと思いました。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2014-08-17 22:04:46)(良:1票) 27.《ネタバレ》 (ネタバレあります。未見の方はご注意ください) いきなりですが、私なりの解釈は以下のとおりです。 人間は進化の過程で脳内に神を創り上げた(=宗教)。それは種の繁栄のために都合が良かったから。世界各地で多発した爆破テロは、各人の脳内にいる神からの指令によるもの。繁栄を極めた人類の次なる選択は、自らの種のリセットでした。エピローグ“水面を歩ける世界”は命尽きる寸前のジョーの内面世界。それは人類のネクストステージ。あるいは、もっとポピュラーに“天国”と言い換えてもOK。月面の天使の化石は宇宙空間で果てた009でした。以上です。宗教や哲学の視点を盛り込んだ興味深いテーマで、所謂“難解映画”に違いはないでしょうが、散りばめられたヒントや伏線を掻き集め、真相を手繰り寄せる愉しみはありません。単純に004が劇中で披露した天使の化石関係の仮説(という名の講釈)を整理すれば、自ずと答え(らしきもの)が出る仕組み。残念ながらミステリーとしての面白味はありません。アニメーションの技術的な善し悪しについては、正直分かりません。空中降下~音速超え加速装置の描写は興奮しましたが、アクションで目を惹いたのはこれくらい。能面のようなキャラクターデザインで喜怒哀楽を封印しサイボーグの機械的側面を強調する一方、003と009の生々しいキスシーンで人間部分の心情も表現。上手いとは思いますが、感情移入したくなる魅力的なキャラは見当たらず。アニメに採点が甘くなる傾向がある私ですが、今回は例外ケースのようです。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-08-15 18:58:21)(良:1票) 26.《ネタバレ》 元々『009』を楽しんだ記憶がまるでなく(触れた記憶自体は原作から東映動画の映画版&白黒テレビ版、サンライズのカラー版等、たっぷりあるのですが)、エンディングに罵声や失笑が飛び交った『超銀河伝説』というとてつもなくダメな映画を経てきているので、今回も「まあ、こんなモンでしょうよ」という感じで。 キャラクター達がどうも『009』に見えない(ジェットとアルベルト、ギルモア博士なんか特に)とか、アダルトな要素は不要なんじゃ?とか、単純にサイボーグ戦士にコスチューム着せて9人並べた絵を見せられなかっただけでもダメとか、そういう根本的なところでひっかかってしまう映画ではありますが。 『まどか☆マギカ』にも感じた事。個というミクロから内なる宇宙を通してマクロへと繋がってゆく、その対比がクリエイターのパーソナルな観念的視点によって両極ばかりに偏向し、欠落要素の多過ぎる、説得力を欠いたものとなっている感じがします(その点、同じくミクロとマクロとを描いたジョディ・フォスターの『コンタクト』はよく出来ていた例だと思います)。 この作品世界には個人と組織と神秘は存在するけれど社会は存在せず、それはまるで誰かの見た悪夢であるかのようで。そこでパーソナルな世界から捉えた現実の不確実性に言及する作品であるのならば、それはそれでアリなのですが(まあ、となると押井作品ですわな)、これは単に力が及んでいないだけだと思うんですよね。神を語るには同時に何を語らねばならないのか、そこに無自覚というか、あまりに浅いというか。 相手にしているものの大きさを測りかねて核やテロというキーワードで遊んでみました、って程度の作品で閉じてしまっている気がして、お釈迦様どころか原作者の掌で踊る事すらできないくらいに矮小化された『009』ではあったな、と。 それでもあのオチは『超銀河伝説』の悪夢を振り払おうとして同じ穴に落ちたような感じである意味(意地悪な意味で)面白かったです。 あと、フランソワーズがお色気要員扱い、ムチムチしたデザインでセクシーショットを見せてくるあたり「露骨でイヤだわぁ」と思いつつしっかと凝視しておりました。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 4点(2012-11-07 15:23:10)(良:1票) 25.《ネタバレ》 "未完の傑作"とか言われていますが、個人的には原作の話は地下帝国ヨミ編で一度終わっている訳で、なんでわざわざ映画化するんだろうかと不思議になっていた作品でした。サイボーグ009シリーズの最大の敵は軍産複合体のブラックゴーストであり、連載当時は冷戦真っ只中でベトナム戦争などの軍需産業と政治との問題も注目されていて物語に説得力もありました。しかし今の世の中でも軍産複合体は存在しており、アメコミ映画『アイアンマン』は現在の死の商人を近年では一番上手くヒーローものに落とし込んでいる作品の例だと思います。なので今でもブラックゴーストを敵とした作品を作っても十分通用するのではと思っていました。しかし今回の『009 RE:CYBORG』の敵は神であり、彼の声を聞いた人々がテロを起こしている。これは原作で未完となった天使編を下敷きにしているのでしょう。それ自体が悪いとは言いません。彼(恐らく神)の声を聞いて啓示を受けたかのようにテロを人々が起こすという話が神山監督の代表作『攻殻機動隊』に似ているから二番煎じだとか言うつもりはありません。しかし石ノ森先生が壮大になりすぎるが故に畳みきれなかった作品を扱うなら、最後はキチンと畳まないと態々作り直した意味が無いでしょう。唐突な「神が許したから全部解決したよ」ってエンディングにはズッコケそうになりました。「答えが出ないからやーめた」なんて制作姿勢は私は許容しかねます。最後に地下帝国ヨミ編の感動的なラストを再現しているのもファンサービスのつもりなのかもしれませんが、正直嬉しいものでは無かったです。 【民朗】さん [映画館(邦画)] 3点(2012-11-04 10:40:01)(良:1票) 24.《ネタバレ》 謎の存在『彼』の声を聞いた人が人類滅亡を企てる。サイボーグ達は彼の謎を追いつつ暴走した人間の行動を阻止するために戦う・・・以下欠点。 ○009達の行動が後手後手且つ基本戦わず暴走者(非悪人のため)の行動を阻止するだけなので爽快感が無い。それを気にはしてるのか、基地に攻めてきたサイボーグとの戦闘があるが目的がこじつけたっぽくて必要性を感じない。 ○映像は綺麗だが。はやり『金』をかけているだけで動きやカメラワークにに『魅力』を感じない。 ○『彼』の存在も解明せず終了、だけならまだいいが、中途半端に(長々と)仮説が入り視聴者が推測しようとするのを邪魔される。 ○その仮説も遺跡から天使化石を発掘した008の考えのみ、しかも整合性が無くご都合いい加減矛盾無理矢理な上論理の飛躍が凄過ぎて笑った。それを作中で指摘されたがその回答は『分からない』爆笑した。 ○肝心の008は序盤前述した仮説ノートを残して失踪。出番終了。 ○私的仮説:人間の脳には一定条件下で自滅を促す自己暗示(彼の声)が発動し、彼らの行動を阻止し自己暗示を打ち破る強い人類を作りだす機能があり、その試練をクリアすると人は高みの存在(天使)になれるだと考えたが、正直その域に達したのが劇中で『9』のみで、他の人間は絶賛暴走中で解決できてない。と思ってたら突然不思議空間で全員集合『ここは?』『きっと誰かが望んだ世界よ』『天使の化石とは?』『きっと彼の声を聞いても暴走しなかった強者よ』エンディング・・・は? ○宗教アニメっぽい。 ○せめてラスト、フランソワーズがお婆ちゃん化してたらその間に色々あったり、中盤彼女が発した台詞と相まってもっと好意的に感じれた気がする。 etc・・・ 多分エヴァや押井作品的抽象・哲学的作品を作りたかったんだと思うが、決定的に制作者にそれらを演出するスキルが欠乏しておりただの『曖昧でワケの分からない作品』でしかなかった。ひょっとしてちゃんと見て考えれば分かるかもしれないが、そう言った努力したくなるほど根本的に面白くない。 ここまでなら3~4の自己満足作品で済ませられるが、それを『故人の偉作』と言う他人の褌で相撲を取っている事が大問題。 マシな所もあるが悪い所が多すぎて書く気が起きない。てか、上記の欠点全てを抜きにしても、全員活躍させられる内容じゃないのなら009なんて大所帯作品を単発の劇場作品で扱うな。 【ムラン】さん [映画館(邦画)] 1点(2012-11-03 11:12:59)(良:1票) 23.映像のカッコ良さは、今まで観たアニメ映画の中でも1・2を争うくらい。「彼の声」とか思わせぶりな謎も、いい感じ。まあ確かに最後の方は消化不良感あったけど、総じて素晴らしい映画だと思いました。 【もんでんどん】さん [インターネット(邦画)] 8点(2017-10-26 01:10:55) 22.《ネタバレ》 009またやってるみたいなんで、その前に前作にあたるこれを拝見。わかります。わかりますぞ。このアニメが評価が低いのが。そりゃサイボーグ009ときて、この物語じゃ、納得しない人多いっしょ。全員揃わないわ、活躍しない人おるわ、クライマックスあんま盛り上がらんわ、なんか話が難解やわ、終わり方がお客さんの解釈にゆだねる系やわ、ダメっしょ。ただ当初の企画の押井監督版なら、001が犬で、003がおばーちゃんになってるそーなので、それもどーなんやろって感じやけど。でもね、でも、実は正直にゆーと、僕は、このアニメ、ちょっと好きです。攻殻っぽくアレンジされてる世界観、サイボーグたちがみんなリアルな感じになってるとこ、サスペンスタッチで、そこに現代のアレンジが施されて、最後まで結構ワクワクして観ました。009の加速装置のヒョエーーーな表現、なんか気持ちいい。003がエロくてしかも索敵能力サイボーグとゆう新たな解釈が素敵。002がアイアンマンみたいでかっちょいい。004のニヒルさ、001の超能力の頼もしさ、005のパワフルさ、なんかいい。監督は最後の解釈を、あの世界は002の脳内って言ってたらしいけど、そこは、見た人が好きにしたらえーんちゃう。恐らく、監督自身もテキトーにゆーて、本当は作った本人ですら、確実には決めてないっぽいし。天使の化石は、00ナンバーのサイボーグっぽくも見えるので、そこは狙いやとは思うけど。ラストは僕も、え?これで終わり?って肩透かしになったけど、全体的な雰囲気は好きです。この雰囲気のまま、攻殻みたいにテレビシリーズ化して、各話で、それぞれが、普通に悪を倒すのに活躍するってお話、作って欲しいなー。でも、次の009はこのイメージをそのまま引き継いだ感じなので、新作がちょっと楽しみなアニメでした。 【なにわ君】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2016-12-08 18:36:55) 21.《ネタバレ》 いやぁ、石森キャラクターをよくぞここまでリアルに創り上げたもんだよ。そのクリエイターの心意気の高さに拍手。そこにあの天使編を微妙にからませた展開にもう昭和世代のおじちゃんには、涙モンだった。ラストがあれなら、映画文化そのものの否定につながりかねない危険さはあるものの、まぁ天使編のアンサーだと思えば、石森氏に捧げた傑作ともいえるね。これをただの教育映画と思うような頭の固い人は、漫画「サイボーグ009」をまず読みましょう。この映画はあの作品に憧れを抱いて青春時代を送った者には分かるカタルシスがある。・・・な~んてね、003と009のラブシーンはファンの夢なんですね。いや、長いこと生きてるとこんな作品にお目見えにかかるもんだと思いましたぞい! 【トント】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-02-07 21:08:29) 20.《ネタバレ》 思わせぶりな暗喩をあちこちにちりばめた難解な映画の失敗作。本筋が面白いからこそ、難解な比喩を理解したくなるのであって、しょぼい本筋に難解な比喩をちりばめてみても独りよがりでつまらないだけ。見所は加速装置の表現のみ。 【kirie】さん [ブルーレイ(邦画)] 3点(2015-09-18 20:36:06) 19.《ネタバレ》 00ナンバーたちがほぼ全員、能面でもかぶっているみたいだった。生身の体ではないというコンプレックスこそが彼らの持ち味だったのに、「攻殻機動隊」を手掛けた監督がかかわるとサイボーグはアンドロイド化するんだろうか。チームワークが魅力であるはずのメンバーたちが単独プレーで能力を使ったり、「超銀」のボルテックスのオチが使われたり、話の整合性がめちゃくちゃだったり、難解で長いセリフが多かったり(日本のアニメを日本語の字幕で見なければならんとは)と、突っ込みどころ満載だったけれど、仲の良かったはずの002と009が仲たがいをしていて、再会したらさっそく空中で取っ組み合いの喧嘩というノリは面白かった(その間に原爆を落とされちゃったから目も当てられないけど)。そもそも001が009を宇宙空間へテレポートできるくらいのベビーなら、ミサイルの発射に15分もあったんだから信管くらいどうにかできたんじゃないのと思うけど、それをいってはおしまいなんだろうか。 【tony】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-02-22 22:26:29) 18.《ネタバレ》 009は子供の時に観たアニメのみでした、何と闘っていたか全く覚えていません。最初の方は、攻殻を見ているような錯覚に陥りました、序盤はだらっとしていますが、キャラ紹介的で楽しめたんだけど、敵がぼんやりしてて気持ち悪い感じでした。キャラの能力描写、特に加速装置の描写はいい感じ、でもお話しの中身が難しいというか分かりにくいので、残念ですね。 【ないとれいん】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2014-09-29 12:49:27) 17.《ネタバレ》 なんともモッサリしたシナリオ。オープニングのトロトロ感にはビックリ。自主映画? ▼なんで、サイボーグ戦士たちが人間の兵士と戦ってるわけ? もっと強い相手と戦いなよ。そりゃあ、生身の人間相手だったら、サイボーグ戦士が勝つだろうよ。どんな高尚なテーマを掲げようとも、弱い者いじめしてるサイボーグ戦士たちが魅力的になるわけがない。 ▼対象年齢を上げてスタイリッシュにやろうとも、サイボーグ009なんだよ。サイボーグ戦士たちの活躍を見たいんだよ。悩んだり、迷ったりするところを見たいわけじゃないんだよ。そりゃあ、コケるはずだよねえ。 【伊達邦彦】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2014-09-10 05:01:58) 16.《ネタバレ》 もう本当に「なんじゃこりゃ?」でした(素で出た言葉でした)。絵やアクションは素直にかっこいいと思いました。もう本当にこれだけ(絵とアクション)でよかったのに、変な理屈を捏ね出したせいで全てが台無しになってますね。もう本当に(こればっかだけど)、疑問しか出てこない・・・・。なんで009と002は助かったの?007と008は何してたの?最後の街は何なの?なんで003はあんなに助べえ(失礼)になったの?なんで001のテレポートでミサイルをどっかにやらなかったの?005だけで敵やっつけてんじゃん!!004の弾丸は切れないの?あげればキリがありません。どうせなら単純に影が薄かったあの悪徳企業との戦いだけに割り切って、最後は009がミサイルを破壊した後に002が助けに来るとか本当に単純なアクション映画にした方が1億倍マシだと思いました(あっ006だけ書いてないや・・・特にないからいいか・・・)。 【わたた】さん [ブルーレイ(邦画)] 4点(2014-01-25 03:02:47) 15.《ネタバレ》 この監督が「攻殻」で取り組んでいた集団無意識をさらに掘り下げようとして、滑ってました。皮膚感覚から乖離した事件が起こり、狐につままれたように結果が流れて行きました。共感ポイントが無いフィクションはキツイです。「神」は何もしてくれないからこそ「神」なのに、安っぽい奇跡で締めてくれました。 ストーリーはアレですが、思い入れのあるサイボーグたちの能力描写は楽しめました。高空から落下し、加速装置で接地の瞬間を刻むシーンはちょっと興奮しました。やっぱり島村ジョーが最強ですね。そのジョーがランジェリー・フランソワーズの腰に手をまわすシーンも見どころなんだけど、ジョーの無表情には違和感が募りました。主人公であるはずの彼が9人のなかで最も人間味が感じられない。意図した演出かもしれないけれど、残念なアレンジでした。 横道に行きますが、石ノ森先生の連載が始まったのは1964年、ちょうど半世紀前。最高速度を競うような時代に、時間の圧縮でスピードを表現した加速装置のアイデアに恐れ入ります。1968年に制作された「2001年」の時代先取りが評価されますが、「009」のコンセプトワークもそれに匹敵すると思います。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2014-01-07 04:40:44) 14.キャラの扱いが突飛で冒頭は面食らいましたが、慣れればスピンオフ的に別物として観られました。009がレーサーじゃなく病んでる高校生なのが一番びっくりしたけれど。008ももう少し活躍させて欲しかったし、002の羽部品とかも。でも加速装置の描写はなかなか良かったな。私は昔の白黒時代少しとカラーアニメしか観ていない原作知らずで、天使編とか神の声編とかよく知らなくてすみませんが、それらを監督風に解釈したって事でしょうか。無駄なエロスやロリコン的な部分が余計でしたが、つまらなくは無かった。でもポリゴンっぽい動きが邪魔だったかな。普通のアニメーションの方が良かったね。 【movie海馬】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2013-12-28 16:22:48) 13.《ネタバレ》 サイボーグ戦士たちのとんでもねぇスペックと、現実社会に照らし合わせたかのようなリアルで堅苦しい世界観が、思った以上にマッチしていない。 神山監督の嫌味なナルシズムが、悪い方向に反映されたアンバランスな作品。ラストのオチも、スッキリしないなぁ。 そして、石ノ森作品にエロスとか要らーん!と言いたい所なのだが…しかし、003の凝った下着&刺繍入りストッキングは、ナイスなので今回は大目に見よう。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 4点(2013-07-25 19:11:26)
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