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ルームメイト(1992)

Single White Female
1992年【米】 上映時間:108分
ドラマサスペンスシリーズもの同性愛もの小説の映画化
[ルームメイト]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-09-22)【Olias】さん
公開開始日(1993-01-23)


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監督バーベット・シュローダー
助監督ジャック・バラン
キャストブリジット・フォンダ(女優)アリー.・ジョーンズ
ジェニファー・ジェイソン・リー(女優)ヘディ・カールソン
スティーヴン・トボロウスキー(男優)ミッチェル・マイヤースン
スティーヴン・ウェバー〔男優〕(男優)サム・ローソン
レネ・エステヴェス(女優)
ケネス・トビー(男優)
勝生真沙子アリー.・ジョーンズ(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
水谷優子ヘディ・カールソン(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
麦人ミッチェル・マイヤースン(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
山寺宏一サム・ローソン(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
大塚明夫(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
長島雄一(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
西川幾雄(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
広瀬正志(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
さとうあい(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
安達忍(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
深見梨加アリー.・ジョーンズ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
岡本麻弥ヘディ・カールソン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小島敏彦ミッチェル・マイヤースン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
宮本充サム・ローソン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
江原正士(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本ドン・ルース
音楽ハワード・ショア
撮影ルチアーノ・トヴォリ
製作バーベット・シュローダー
コロムビア・ピクチャーズ
製作総指揮ジャック・バラン
配給コロンビア・トライスター・ピクチャーズ
美術ミレーナ・カノネロ(プロダクション・デザイン)
ロバート・ドーソン[タイトル](タイトル・デザイン)
衣装ミレーナ・カノネロ
編集リー・パーシー
録音イーサン・バン・ダーリン
クリストファー・ボーイズ
ゲイリー・ライドストロム
字幕翻訳稲田嵯裕里
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【クチコミ・感想】

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97.《ネタバレ》  思っていた以上にレズビアン的要素が強い内容で、驚かされました。
 同性愛とは「自分と違う存在」を愛せないがゆえの、自己愛の延長なのだという説を思い出しますね。

 確か中学生くらいの頃、クラスメイトの女子が髪型を変える際に「同じにしても良い?」と友達に訊いたり、筆箱を買う時に「同じの買っても良い?」と確認を取ったりしている場面に遭遇して(女子って変な事するなぁ、特許がある訳でもないんだから、勝手に髪切って勝手に買えば良いのに)なんて思っていたものですが、この映画を観た後では、とてもそんな呑気な考えは浮かんでこなくなります。
 それくらい「ルームメイトが同じ髪型になる」シーンには、精神的にゾクリと来るものがありました。

 ジェニファー・ジェイソン・リー演じるヘディに関しては、とことん病んだ女性なのですが、恐怖だけでなく同情も感じさせる辺りが、女優さんの上手さなのでしょうね。
 ブリジット・フォンダ演じる主人公のアリーに対し、歪んだ形ではあるけれど、確かに愛情を抱いているのが伝わってきました。
 相手を縛り付けておきながら、退屈はしないようにとテレビを付けて、リモコンも手元に置いてあげるという彼女なりの優しさ。
 それが仇となって計画を狂わせてしまうのが、何とも皮肉です。

 愛する相手を殺してしまったと悲しみ、別れのキスを交わすシーンも印象深かったのですが、個人的に感心させられたのが、その後のヘディの行動。
 「死体」となったアニーを運ぶ姿には、先程までの悲しみなど全く窺えず、後始末しなければいけない腹立たしさゆえ、忌々しそうに死体を引きずっているように見えたのですよね。
 一応、上着で顔を隠すという配慮(?)もありましたが、その後に実はアニーが生きていたと分かった際にも、喜びではなく混乱をきたしている辺りに、異常性が窺えます。
 彼女なりの愛情は存在したのだろうけど、それは決して真っ当な形ではないし、報われるようなものではないのだな、と自然と納得させられるものがありました。

 その後の主人公アニーの逆転劇に関しては、本来は盛り上がるところなのでしょうが……少々アクロバティック過ぎて、違和感を抱いてしまいましたね。
 アクション的な見栄えの良さを重視したのかも知れませんが、別にヘディの腕っぷしが強い訳でもないはずですし、もう少し大人しめの演出でも良かったのではないかな、と思えます。
 クライマックスと呼べる部分であるだけに、そこで映画の世界から現実に引き戻される気がしたのは、とても残念。

 ラストシーン、たった一人で部屋の中に佇むアニーの姿からは、彼氏のサムだけでなく「友達」のヘディを失ってしまったという悲しみも感じられました。
 双子の姉が死んでしまったトラウマゆえに「生きている自分が許せなかった」というヘディに対し、アニーは「死んでしまった彼女を許す」という形になっているのも興味深い。
 そしてヘディと同じ道を辿らぬよう「生きている自分も許そうと思う」というアニーの独白で、物語が終わる。

 綺麗に纏まった映画です。 ゆきさん [DVD(吹替)] 6点(2016-04-17 20:24:39)(良:2票)

96.《ネタバレ》 邪悪な女に振り回されるサスペンスの型をきちっと踏襲していて安定感のある(?)怖さ。さして新味は無いけど、J・J・リー演じるサイコな女の“ヤバイ感じ”が私の抱いている危険人物像とちょこちょこマッチするのでけっこうなリアリティがあった。①一見無難で良さそうな性格に見える。大人しい。②・・で、すごく“良い人”な割にイキナリ驚きの行動に出る。この場合は犬を勝手に飼いだす。③誠実さに欠け、約束を微妙に違える。邪気の無い表情は変えない。④服装が地味または少女趣味。・・書いてて気分悪くなってきた。終盤B・フォンダが消えてリーがパニックになるでしょう、泣きながら「怖いわ」って。怖いのはお前だあ。 tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-05-30 00:12:42)(笑:2票)

95.こうしたサイコ・サスペンスにしては怖さが無かったです。2人の容姿が重なり合うまでが長く、彼女の行動がエスカレートしていく前に彼女が徐々に不気味に見えていく過程がもう少し見たかったですね。

もう一つ、この手の映画は理不尽に危機に立たされるヒロイン(本作の場合ブリジット・フォンダ)ガンバレ!というか、共感できる人物の設定も肝心かと思いますが、彼女の行動も結構自分勝手でしたしね。

ただ、ブリジットがとても綺麗な映画でした。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-05-01 00:09:12)(良:1票)

94.あー、こわかったー。NYらしい、90年代らしい映画って感じでした。ブリジットフォンダなつかしい。 HRM36さん [地上波(吹替)] 7点(2010-02-08 16:06:05)(良:1票)

93.見飽きる事のない色っぽさ。これなら何度だって見れるでしょうに、とってもウッシッシイなサスペとなっております。どうもです☆ (ヘディがイモっぽ過ぎたところがちょっと難ではありましたが、その辺はすべてB・フォンダがカバーしちゃってるってゆーことで。)
3737さん [地上波(吹替)] 9点(2005-12-18 20:56:20)(良:1票)

92.これが男同士のルームメイトだったら、コワがる前にキモくて見れたもんじゃないだろうな・・・・・いや、案外ありかも 永遠さん 5点(2004-08-19 02:18:57)(笑:1票)

91.ブリジット・フォンダとジェニファー・ジェイソン・リーは本来は全く似ていないのに、同じようなヘアスタイルに同じような服装で並ぶと、ちょっとゾッとする位に似て見えた。遠目だと双子かと見紛う位に。ストーリーとはちょっと離れたところで単純に、人間って髪格好1つでこうも変わるんだな~、と驚いてしまった。 ひのとさん 5点(2004-01-09 23:47:32)(良:1票)

90.いやあ。サスペンス映画というジャンルも、ホント色んな設定考えますよねえ。ご苦労様であります。大抵最後はどれもこれも大同小異のクライマックスだったりするもんで、途中いかに「うわ~コイツ、ヤな奴だなあ」とたまらん気持ちにさせてくれるかがひとつのポイント。これは成功でしょう。また、いつか自分の身にもこんな危機が降り掛かるかも~という設定で怖がらせるのも手で、アメリカ人にはこの設定にそういう恐怖感があるのかも知れませんが、これは私にはナイ。まあそのかわり、特異な設定故に展開が想像できない映画、として楽しめちゃったりしたわけです。 鱗歌さん 7点(2003-10-19 13:42:24)(良:1票)

89.《ネタバレ》 ジェニファー・ジェイソン・リー若い。現在はいかつい顔になってしまった。小柄なくせにデカイおっぱいを出していたが、可愛い顔してよくやるよ。以前のエロ系映画の出演で培われたものだろう。当時共演だったフィービー・ケイツと良い勝負だ。 festivaljapanさん [ビデオ(字幕)] 6点(2021-09-20 17:08:32)

88.ブリジット・フォンダが素晴らしいですね!とてもセクシーで美しいです。演技もファッションも最高に素敵です。ジェニファー・ジェイソン・リーもサイコ的な意味で良い味を出しています。ストーリーも良かったです。 みるちゃんさん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2020-12-15 10:21:38)

87.「殺しのドレス」「ゆりかごを揺らす手」のようなサスペンス映画。
ブリジット・フォンダの気まぐれな行動にどうしても感情移入できなかったが、ジェニファージェイソンリーの変貌していく過程が凄く面白かったので退屈することなく見ることが出来た。
全くの予備知識なしで見たが、タイトルすら知らなかったので、この作品を見つけることができたのは、ある意味貴重だった。 クロエさん [DVD(吹替)] 7点(2019-09-01 15:04:22)

86.《ネタバレ》 童顔で可愛らしい外見なのに中身は…!な女の話。何度かテレビで放送しているのか、主人公の恋人に夜這いかけるシーンは覚えがあった(余談だが主人公に対してサイコちゃんが「彼は私の中で○ったのよ」的な台詞を放つのだが、ああそういうことだったのか!と驚いた。未遂かと思っていた。だって、あまりに早い…。テレビ版の編集のせいだろうか…)。しかしなあ、終盤はさすがに主人公、負けるな!という気にはなるけれど、そこに至るまでに結構かかってしまった。すぐ裏切る主人公のほうが嫌な奴に思えて仕方なく、むしろサイコちゃんのほうが可哀想なくらいだったから。ルームメイトに対する感覚が、何でも契約契約というお堅い日本とはちょっと違うのかもしれないが。ところで、この手の主人公がやばい奴に追い回される話は、周りの関係ない人が大量に巻き込まれて死んで、原因となった主人公が生き残ってしまうのが黄金パターンなのが、本当にたまらない。私はいつも、自分は意味もなく殺されちゃう側の人間だろうと考えてしまって、そのあたりもぞっとするのだった。ただ、この映画に関してはガチで死ぬのがクズな一面のある方々なので、まだまだ良心的なほうなのかな…。と思ったが、犬を忘れるな、私。 よーちーさん [地上波(吹替)] 7点(2015-08-23 10:20:07)

85.《ネタバレ》 まあまあ楽しめた。ブリジットフォンダ美人!
海外の美人って、ゴツくなりがち←いい意味でプレデターみたいな。
なのにブリジットフォンダは華奢なかんじもある美人で、貴重ですね。
相手役のジェニファーは、可愛いといえば可愛いのに顔つきからして病んでそうで
私が男ならちょっと付き合いたくないタイプ。女性陣の対比もいいかんじでした。
ただ、彼氏はもちろん、同じマンションのちょーいい人も殺して、そして
飼ってたワンコロを投げるのは、ちょっと許せないし深く傷つきましたね。 ギニュー隊長★さん [地上波(吹替)] 6点(2015-07-04 12:47:03)

84.《ネタバレ》 狂気のジェニファー・ジェイソン・リーと
私的に超好みのブリジット・フォンダ
しょっぱいお煎餅と甘いお団子で
延々とイケるダブルキャスト!
二人の魅力満載のサイコホラーでしたね。 ろにまささん [DVD(字幕)] 7点(2015-06-30 22:32:32)

83.《ネタバレ》 サスペンスとして素晴らしかった。ミザリーなどとシチュエーションや雰囲気が似ていますが、ルームメイトのほうがより緊迫していてラストまでシッカリ楽しめました。

へディの不安定感は凄い。最初のほうからすでに危険人物なのが見抜けそうなほど不安定です。ラストへ向かってへディの人格が破綻してゆきますが、これは往々にしてアリーのせいだったりもしますよね。ちなみに、ラストに向かってへディの演技がどんどん「トムとジェリー」的になってくるところが結構可愛かったりします。一輪車を持って戻ってきた時のへディの驚きったら(笑)

そもそも論ですが、二人とも私の好み(笑)アリーが28歳、へディが30歳です。二人とも若く見えるしヌードも大安売りです。(しいて文句があるとすれば、ラストの逆さづりからのドライバー攻撃は、素人がいきなりオーバーヘッドキックを決めるような違和感がありました) アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 6点(2015-03-31 23:00:07)

82.《ネタバレ》 アリーが恋人と別れた寂しさを埋めるために募集したルームメイトが完全にイカれた女。
長い交際期間があっても同居して初めてわかるといったことも珍しくないのに、面接やちょっと一緒にいた程度でいろいろ見抜くのは到底無理。
誰でも同じようなイカれた人間の被害者になりうる怖さを感じる。
ただ、彼氏とヨリを戻したからルームメイトに出ていってもらおうとするのはあまりに軽率で自分勝手。
自分で撒いた種でもあるので、同情はしきれない。

愛犬を転落死させたり、同じ髪型と服装をしてみたり、勝手に手紙を受け取って隠してたり、こんなのと同居だなんて鳥肌が立つ。
さらにどんどんエスカレートする異常行為に、まとわりつくような不快感が募っていく。
モンスターものより、こういう狂気の人間のほうが怖い。

アリーとヘディがギクシャクしていく様子はとてもリアルに描かれている。
一人でオナニーしているところを見られた場面など、こちらまで気まずくいたたまれない気分になる。
ところが、ラストの死闘でアリーが突如秘密工作員にでもなったかのような見事なアクションでの逆転劇には呆気にとられる。
とってつけたようなナレーションでのまとめもウソっぽくなった。 飛鳥さん [DVD(吹替)] 5点(2013-06-21 23:34:39)

81.《ネタバレ》 異常者の行動に一貫性がなく不安定なのも怖い。掴みどころがないと、逃げようにも隙を見つけられないからだ。そういう意味で結構心理的に怖いストーリーに仕上がっている。 afoijwさん [DVD(字幕)] 3点(2013-06-09 03:41:22)

80.ルームメイトがだんだん自分と似てくる・・・改めて考えると結構不気味ですね。ブリジット・フォンダが魅力的。 nojiさん [DVD(字幕)] 6点(2013-03-30 12:01:24)

79.《ネタバレ》 前半は退屈したが、後半ヘディの孤独がポイントになってきてから乗れた。愛ゆえの攻撃。双子の片割れを失っているという喪失感と言う神話を背負っている。アリーもかなり自分勝手な女なわけで、でも今の都会生活ではある程度の割りきりが必要、同僚に手柄を横取りされないよう気を張っていなければならない。一方ヘディは粘着的田舎から双子の記憶を引きずって、そういう都会にやってきたわけ。初対面のときアリーが泣いてたのが、同じような人だ、という好意のもとになったのね。スリラーとしての味わいは、同じ衣装を見つけるあたりからか。クリックひとつで衣装のデザインが変わっていくソフトのイメージと連絡。殺人てことになってくると線を越えちゃってちょっとつまんなくなっちゃうんだけど、でも一緒に逃げようとするあたりがあるのでいいか。「あなたこそ孤独を怖がってたくせに」。おとなしそうだったものが荒れ狂うのがスリラーの基本。アリーが今度は双子の片割れを失った感覚を持って生きていくことになるのか。半分ずつ顔を合わせた合成写真でのエンディング。ボリュームを上げて助けを求めるアイデア。 なんのかんのさん [映画館(字幕)] 6点(2011-12-23 10:41:14)

78.二人の女性を主役に据えたサスペンス映画。
女性の心理というか、感覚というか、そういった設定で展開されるストーリーなので、
男性よりも、やはり女性のほうが感情移入できるかもしれない。もちろん男が観ても、
気味の悪さは十分伝わるけどね。彼女がなぜそのような行動を取ったのか、
もっと「あっ!」と驚くようなヒネリやオチを用意していると、さらに印象は良くなったと思う。
他のB級サスペンスと同様、ストーリーよりも設定や雰囲気でスリルを与える小粒な作品。 MAHITOさん [ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-11 15:01:25)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 97人
平均点数 6.26点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
322.06% line
499.28% line
51717.53% line
62626.80% line
72626.80% line
81212.37% line
944.12% line
1011.03% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.83点 Review6人
2 ストーリー評価 6.20点 Review5人
3 鑑賞後の後味 5.60点 Review5人
4 音楽評価 4.33点 Review3人
5 感泣評価 3.33点 Review3人

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