みんなのシネマレビュー

黄色いロールスロイス

The Yellow Rolls-Royce
1964年【英】 上映時間:122分
ドラマラブストーリーオムニバス
[キイロイロールスロイス]
新規登録(2004-02-22)【宵待草】さん
タイトル情報更新(2017-06-13)【S&S】さん
公開開始日(1965-02-26)


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監督アンソニー・アスクィス
キャストレックス・ハリソン(男優)チャールズ・フリントン
ジャンヌ・モロー(女優)エロイーズ・フリントン
シャーリー・マクレーン(女優)メイ
アラン・ドロン(男優)ステファノ
イングリッド・バーグマン(女優)ミレット夫人
オマー・シャリフ(男優)ダヴィッチ
ジョージ・C・スコット(男優)パオロ
アート・カーニー(男優)ジョーイ
マイケル・ホーダーン(男優)ハーンスワース
中村正[声優]チャールズ・フリントン(日本語吹き替え版)
藤波京子エロイーズ・フリントン(日本語吹き替え版)
羽佐間道夫ジョン・フェーン(日本語吹き替え版)
大平透パオロ(日本語吹き替え版)
小原乃梨子メイ(日本語吹き替え版)
堀勝之祐ステファノ(日本語吹き替え版)
大塚周夫ジョーイ(日本語吹き替え版)
水城蘭子ミレット夫人(日本語吹き替え版)
原作テレンス・ラティガン(原案)
脚本テレンス・ラティガン
音楽リズ・オルトラーニ
撮影ジャック・ヒルデヤード
ジェリー・フィッシャー(カメラ・オペレーター)
製作MGM
アナトール・デ・グランウォルド
配給MGM
特撮トム・ハワード[特撮]
美術ヴィンセント・コルダ(美術監督)
エリオット・スコット[美術](美術監督)
ウィリアム・ケルナー(美術監督)
ジョン・グレイスマーク(ノン・クレジット)
衣装イーディス・ヘッド(シャーリー・マクレーン担当)
アントニオ・カスティーリョ(イングリッド・バーグマン担当)
アンソニー・メンデルソン
編集フランク・クラーク〔編集〕
録音A・W・ワトキンス
その他リズ・オルトラーニ(指揮)
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【クチコミ・感想】

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10.黄色いロールスロイスの持ち主を巡るオムニバス映画。3つのストーリーで構成され、それぞれヒロインが大物そろいです。第1話がジャンヌ・モロー。相変わらずのへの字口だけれど、かなりキレイです。第2話がシャーリー・マクレーン。イタリアンマフィアの情婦という役がかなりお似合いでした。そして最後の第3話がイングリッド・バーグマン。かなりデカイ女性です。すごく逞しくて、運転とかむちゃくちゃで(笑)。三者三様のストーリーが楽しめます。その中で一番お気に入りなのが、第2話のシャーリー・マクレーンの話。思ったまんまを口に出す子どものようなシャーリー・マクレーンがホントにかわいい。そんな彼女がイタリアで出逢う軽薄な男性をアラン・ドロンがやっています。そして、ちょっと切ない結末。短いお話の中に、女性の変化が現れていて、とても味のあるお話になっています。この映画は、できれば3人の女優のキャラを知ったうえでみると、より楽しめますね。私自身、1回目に観たときは、バーグマンくらいしか認識できていない状態でした。それが、2回目、3回目とみる度に女優さんの認識度がアップして、あまりにも「らしい」人物設定にとっても楽しめるようになりました。 元みかんさん 8点(2004-11-29 23:59:08)(良:1票)

9.《ネタバレ》 1台のロールスロイスにまつわる3つの物語。着想がユニーク。豪華キャストによる3つのカップルの中でのMVPはシャーリー・マクレーン。「彼は生きて幸せになれる、私は生きてるだけで幸せ」という真意をアラン・ドロンが知らないラストが何とも切なく、この時の蓮っ葉な情婦とは別人の美しさに目を見張る。掘り出し物の一作。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2017-08-28 09:28:53)

8.《ネタバレ》 一台の麗しいロールスロイスがめぐる3パターンのお話。こんな珍しい構成、初めて観ました。
一話目は凡庸な不倫話で、貴族階級の夫婦のごたごたなど興味もわかない。ジャンヌ・モローが若くてびっくりする。やっぱり口の端が下がっている。
二話目はシャーリー・マクレーン(彼女も若い!)が魅力的。どんどん可愛らしく見えてくるのは、ありゃなんのマジックだろうか。軽いチャラ男のアラン・ドロンもハマリ役。軽いけど濃い、日本人にはできない芸当だ。
三話目はきりりと美しいI・バーグマンの独擅場。「サボテンの花」でも披露してますが、彼女はわりとコメディセンスがある女優さんです。強引にまとわり付いてくる活動家のO・シャリフをうるさそーにあしらったり、爆撃ふりそそぐ中、不機嫌に一人夕食を続けたりと、そこはかとなくおかしみを醸しております。若い頃のメロドラマよりこういう作品の方が好きです。
1:2で楽しめる割合の方が多かったので、まあ損はしませんでした。 tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-08-13 00:02:46)

7.しおらしいジャンヌ・モローはそれなりに魅力があるが、逞しいバーグマンはいつみても魅力的でない。 みんな嫌いさん [DVD(字幕)] 5点(2012-04-01 23:39:40)

6.《ネタバレ》 タイトルにもある黄色いロールスロイスに乗る三人の女、それぞれに色々と問題が生じるといったような三つのお話からなるオムニバス映画である。一番最初のジャンヌ・モローが出てくる話はそれほど面白くない。折角の競馬のシーンもそれがいまひとつ生かされていない。盛り上がらない不満だけが残って仕方ない。でもって続く第2話、これは元みかんさんや梅桃さんとお二人の女性がシャーリー・マクレーンが可愛くてたまらないというのも解る。男の私から見てもありゃ、可愛いと思う。あれだけしつこく写真ばかり撮るのを迫る。しかも、どうしてか?右の横顔ばかり撮りたがるアラン・ドロンに対して見せる表情や台詞などがこれは男も女も関係無しに彼女がとても可愛い女にしか感じないであろうというぐらいである。そして、最後の三つ目の話はこれもまたイングリッド・バーグマンが良い。あのダヴッチなる男を車(勿論、黄色いロールスロイス)のトランクの中に入れてユーゴスラビア国王へ会いに行くとか、大使館を訪れるとか、トランクから出されたダヴッチが美しい風景を見て、酔いしれたとか何とか言いながらいきなりイングリッド・バーグマンにキスするのを見て、何が美しい風景に酔いしれただよ?て突っ込み入れてしまいました。イングリッド・バーグマンはバーグマンで眼の前で戦争始まってるのにレストランの食事を楽しむ余裕や負傷した子供を救い出す姿は女としてのというよりも彼女も一人の母としての姿に思わず感動してしまったし、乱暴な車の運転も愛嬌があって良い。話そのものはどれもこれも特別目新しさを感じないけど、華やかな出演者と作品全体の雰囲気が何となく心地良くて楽しめた。 青観さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-11-30 21:29:46)

5.《ネタバレ》 いろいろ有名な俳優の方々が出ていて面白いですね~ が、内容はあまりないような気がしました(申し訳ない) まあ・珍しく、かつ豪華な3部作でアリマシタ Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-10-20 22:06:28)

4.《ネタバレ》 いかにもイギリス映画らしくて洒落ていました。やはり自分は2話目のエピソードが好きです。マフィアの親分にするか、いかにもすけこましのイタリア男についてゆくかってのはある意味究極の選択ですが、シャーリー・マクレーンの選択はあれで良かったのですよ。あと、1話目のジャンヌ・モローの浮気を知った後のさびしそうなレックス・ハリスンが哀愁を漂わせていて良かったです。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-05-23 14:00:33)

3.私自身は、三つ目のハーグマンの貫禄たっぷりなご婦人のエピソードが良かったです。 白い男さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-05-11 15:33:18)

2.よかったわー。 ぜんぜん関係ない三つのお話を、一台の車を通して描くっていうアイデアもおもしろいし、なにより信じられないほど豪華なキャスティングがステキ! 俳優陣を見てるだけでも楽しめるわ。 中でもシャーリー・マクレーンがホントにかわいいの。 アタシ今までシャーリーの若い頃の映画って見たことなかったから、若くてコケティッシュな彼女の姿はほんとに新鮮だったわ。 だってアタシの中でのシャーリーのイメージってなんだか意地悪なおばさん/おばあさんって感じだったんですもの。 ホホ。 ほかの役者さんも、後世に名を残してる名優さんたちだけあってすばらしい存在感よ。 とにかく映画全体が、なんだかほんとに豪華!!って感じだったわ。 梅桃さん [地上波(字幕)] 8点(2005-01-13 17:06:25)

1.ビクトリア期の大貴族の邸宅や生活、シャーリーマクレーンの初々しさ、イングリットバーグマンのコミカルな演技 今観ても、十分新鮮で楽しめます 宵待草さん 8点(2004-03-12 07:06:14)

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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 6.70点
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6220.00% line
7330.00% line
8330.00% line
900.00% line
1000.00% line

【ゴールデングローブ賞 情報】

1965年 23回
作曲賞リズ・オルトラーニ候補(ノミネート) 
主題歌賞リズ・オルトラーニ受賞"Forget Domani"作曲

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