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フォーリング・ダウン

Falling Down
1993年【米・仏・英】 上映時間:113分
ドラマサスペンス犯罪ものバイオレンス
[フォーリングダウン]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-04-26)【TOSHI】さん
公開開始日(1993-07-31)


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監督ジョエル・シューマカー
キャストマイケル・ダグラス(男優)D-フェンス
ロバート・デュヴァル(男優)プレンタガスト
バーバラ・ハーシー(女優)ベス
レイチェル・ティコティン(女優)サンドラ
チューズデイ・ウェルド(女優)プレンタガスト夫人
フレデリック・フォレスト(男優)払い下げ軍用品店店主
ロイス・スミス(女優)D-フェンスの母親
レイモンド・J・バリー(男優)ヤードリー署長
D・W・モフェット(男優)ライデッカー刑事
パット・ロマノ(男優)ギャング
カリーナ・アロヤヴ(女優)アンジー
ベンジャミン・モートン(男優)私服警官
ブレント・ヒンクリー(男優)リック(ハンバーガーショップ店員)
ディディ・ファイファー(女優)シェイラ(ハンバーガーショップ店員)
ヴォンディ・カーティス=ホール(男優)銀行の前で抗議する男
ジョン・フィンク(男優)女性運転手の後ろにいる男
ジャック・キーホー(男優)路上労働者
ジョン・ディール(男優)裏庭のパーティにいる父親
ウェイン・デュヴァル(男優)救命救急士
樋浦勉D-フェンス(日本語吹き替え版【VHS / DVD / BD】)
池田勝プレンタガスト(日本語吹き替え版【VHS / DVD / BD】)
高島雅羅ベス(日本語吹き替え版【VHS / DVD / BD】)
佐々木優子サンドラ(日本語吹き替え版【VHS / DVD / BD】)
小室正幸払い下げ軍用品店店主(日本語吹き替え版【VHS / DVD / BD】)
久保田民絵D=フェンスの母(日本語吹き替え版【VHS / DVD / BD】)
折笠愛アデル(日本語吹き替え版【VHS / DVD / BD】)
水野龍司リー(日本語吹き替え版【VHS / DVD / BD】)
伊井篤史ヤードリー署長(日本語吹き替え版【VHS / DVD / BD】)
亀井芳子アンジー(日本語吹き替え版【VHS / DVD / BD】)
高宮俊介(日本語吹き替え版【VHS / DVD / BD】)
坂東尚樹(日本語吹き替え版【VHS / DVD / BD】)
長島雄一(日本語吹き替え版【VHS / DVD / BD】)
成田剣(日本語吹き替え版【VHS / DVD / BD】)
磯辺万沙子(日本語吹き替え版【VHS / DVD / BD】)
仲野裕(日本語吹き替え版【VHS / DVD / BD】)
小野健一(日本語吹き替え版【VHS / DVD / BD】)
真地勇志(日本語吹き替え版【VHS / DVD / BD】)
中博史(日本語吹き替え版【VHS / DVD / BD】)
小川真司〔声優・男優〕D-フェンス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
坂口芳貞プレンタガスト(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
塩田朋子ベス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小林優子サンドラ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小宮和枝プレンタガスト夫人(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
麦人払い下げ軍用品店店主(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
川田妙子アデル(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
稲葉実リー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
山野史人ヤードリー署長(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
中田和宏ライデッカー刑事(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
渕崎ゆり子アンジー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田原アルノ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
後藤敦(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
辻親八(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
荒川太郎(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
渡辺美佐〔声優〕(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
古田信幸(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
星野充昭(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
松本大(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
音楽ジェームズ・ニュートン・ハワード
編曲ブラッド・デクター
撮影アンジェイ・バートコウィアク
ジェームズ・ミューロー(カメラ・オペレーター)
製作アーノルド・コペルソン
ウィリアム・S・ビーズレイ(製作補)
スティーヴン・ブラウン〔製作〕(共同製作)
製作総指揮アーノン・ミルチャン
配給ワーナー・ブラザース
美術バーバラ・リング(プロダクション・デザイン)
編集ポール・ハーシュ
録音チャールズ・L・キャンベル
字幕翻訳岡田壮平
スタントトーマス・ロサレス・Jr
その他ジェームズ・ニュートン・ハワード(指揮)
ウィリアム・S・ビーズレイ(ユニット・プロダクション・マネージャー)
あらすじ
短気な性格ゆえに妻に離婚され、会社も首になった男(マイケル・ダグラス)は渋滞する道路で車を棄てて、歩いてその日が誕生日の娘に会うために「我が家」へ向かう。途中で遭遇する数々の不条理に怒りを爆発させながら・・・

キムリン】さん(2004-09-12)
全てのをあらすじ参照する

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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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101.《ネタバレ》 アメリカで何度もテレビCMで見て、観たいと
思っていて今まで見逃していました。CMから想像したのは、最初から
最後まで世の中の腹立たしいことに切れまくり続けるオッサンをコミカル
に描いた話だと思っていました。前半はそんな感じでしたが、後半は一転
社会派映画っぽくなりました。何人かの人も書いているように前半のノリ
をもう少し続けてほしかったとも思いますが、後半の展開も悪くはありま
せんでした。妻の尻に敷かれ事件当日に退職する刑事の存在がとても大き
かったと思います。

日本などでも無関係の人たちを巻き込んだ自暴自棄の拡大自殺的な犯罪が
起きる今日、決してそれらを擁護するものではありませんが、一方で何度
観ても世の中の不条理に次々と怒りを爆発させていく主人公の男に痛快さ
を感じ喝采したくなってしまうのも確かです。

ちなみにアメリカで911と言えばemergencyの電話番号、すなわち日本での
110番ですから、同時多発テロを予言していたわけではないと思います。 キムリンさん [地上波(吹替)] 7点(2024-04-16 09:21:03)

100.《ネタバレ》 なんとゆーか年を喰うと、あまり怒ったりしなくなりますよね。いや、私も怒った「フリ」とゆーのは(必要に迫られるので)しょっちゅうやってますが、根本的に感情に流されて行動すること自体がすごく減るとゆーか。まあ、理屈抜きで感情に任せて行動した所為で散々痛い目を見てきた、という「学び」故なのだとは思いますケド。

ド初っ端から素っ頓狂にブチ切れてオッ始まるので、もっとシンプルな(そしてイカレた)アイデアのスリラーかと思ったのですが、一枚重層的なのが、周囲の世界がイラつく事象に満ち満ちているという状況自体はよく見るとマイケル・ダグラスもロバート・デュヴァルも大して変わんない、というコトに見えます。もちろん、適度に器が広くて穏便に対処してゆけるデュヴァルの方には大いに共感してゆくワケです。終盤、嫁さん相手にキレてる「フリ」をしたシーンなんか個人的には最高でしたね(その後は一発マジギレしちゃってますが)。

ただ、作品として奥行きが在るからイイのかとゆーと必ずしもそーではなくて、マイケル・ダグラスの側のお話(=大人気なくキレちゃうコトの一種の爽快感)とゆーのはイマイチ盛り上がってゆかないとゆーか、最初が一番な尻窄みの様にも思えます。結局のトコロ、本作はスリラーではなくてブラック・コメディなのでしょーね。結論的に私個人としてどちらが観たかったのかと言えば、ダグラスの暴走が果てしなくエスカレートしてゆくという(どこか笑える程度の)アクション・スリラーだった、という様にも感じます。シンプルなアイデアはシンプルに、とでも言いますか。 Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 7点(2021-07-22 18:56:10)

99.この映画が公開された当時より今の方がこの映画に関してはむしろ説明しやすく、潜在的トランプ支持者をカリカチュアライズして描いた映画だと言えばわかりやすいかと。

座右の銘が「なるようになる(ケセラセラ)」で、アラブの「明日できる事は今日するな」ということわざが大好きなタイプの自分には想像もつかない思考方法で、そういう意味ではほぼモンスター映画です。

「自分は真面目にやってるのに、あいつらは…」という社会や政治経済、近所の人や家族までに対し潜在的な恨みやストレスをかかえてる(俗に言うA型っぽい)人はアメリカよりむしろ日本人に多そうで、しかも「蒸し暑い」とかは日本の潜在特許なので、そういう性格と真逆な自分からすればこういうモンスター溢れる日本が恐ろしくてしょうがありません笑 あばれて万歳さん [地上波(吹替)] 6点(2021-06-22 15:47:24)

98.とにかくキレまくる『 D-フェンス』という中年男の人物像と過去、そして目的を小出しにして見せていく演出にグッと引き込まれましたね。何をされてもどんなことを言われても怒りを抑えるロバート・デュヴァルとの対比もナイス。笑えるシーンが沢山あるのですが、そこには「怖さ」も含有されています。「笑いと恐怖は紙一重」という言葉がありますが、まさにそれです。後がなくなり、文字通りフォーリング・ダウンしていく人間をこれほどまでにおかしく、そして恐ろしく描いた作品はあまりないのでは?人種間の対立や思想の対立も描いており、これらが排他的な「怒り」に繋がることも指摘していると考えられる。かなりの秀作だと思います。 Y-300さん [DVD(字幕)] 10点(2020-09-02 12:17:40)

97.《ネタバレ》 マイケルダグラスの目的に一貫性がない。娘に会いたいんだろう?ならなぜそんな行動を取る。意味が無い。昼にモーニングセットを出せと脅して発砲、これでも十分検挙モノだが、ついには直接人に手を下し始める。それで自分が何か悪い事をしたのかと開き直るってただのキ○ガイじゃないか。自分はてっきりコメディかと思って見ていたのだが、どこを調べて読んでもそのような記述は無い。そんなアホな…これはギャグだろう?そう信じて最後まで見てみれば悲劇的な最期。支離滅裂で何の正義も介在しない暴力に意味を見出だせというのも無理な話で、スカッと笑わせてハッピーエンドであればかなりの高得点を差し上げられる斬新な作品となったであろう。てか冒頭渋滞に嫌気が差して車をほったらかして歩き出すって時点でもうギャグですよ。工事現場にバズーカ発射とか字面だけで笑えるでしょう?とにかくムカつくんだもう我慢しねーぞ!って開き直り暴れまくっても何やかやでどうにかなってしまう、はっちゃけたマイケルダグラスってのを見てみたかった。 にしきのさん [地上波(吹替)] 5点(2017-01-22 02:39:46)

96.《ネタバレ》 一言で言うと、きれる中年の悪いワラしべ長者。
時代背景として行き詰まりつつあるアメリカの白人社会や家庭問題があり、
それらの理由が描かれつつも、やはりおかしくなっていく様を狂気に満ちた演技で擁護しない。

一本道でありながらも実は奥深い作品です。
アメリカについて描き続けるサムメンデス作品をいくつか見た上で観賞すると、
なかなかに味わい深い映画ですが、名作とまではいかないでしょうし、
ただ90年代前半のアメリカの苦悩ってどゆことって映画である割には、
シンプルなところは面白い作り方だなと思います。 病気の犬さん [DVD(字幕)] 6点(2016-05-20 19:27:06)

95.《ネタバレ》 渋滞から外れた車=社会から外れた主人公、から物語が始まる。そこからは、ただ堕ちていくだけ。主人公が取る行動はどう考えてもただの八つ当たりだし、どこからどう見ても変人。しかし、誰もが普段世の中に抱えているであろう不満、鬱憤を晴らしてくれるその姿はスカッとするし、本当の意味での等身大のヒーロー、善悪の基準を揺るがす絶対的な存在にも思えた。
誇大化していく自意識が、強力になっていく武器で表現されていながら、最後の最後で武器が水鉄砲になるという皮肉。二人の男が最後にたどり着き、対峙した場所が二人の人生の行き詰まり具合をあらわすような桟橋であったりと、その映像による表現にも凄さを感じた。 ちゃじじさん [DVD(字幕)] 8点(2015-09-04 21:20:03)(良:1票)

94.無礼な店員、無駄な工事、ファーストフードの誇大広告、街のチンピラなど、この世のちょっとしたむかつきや理不尽さを、マイケル・ダグラス演じる主人公が武器を手に次々と粉砕していくブラック・コメディ。ストレス解消にはもってこいの映画である。 野良猫さん [DVD(字幕)] 6点(2014-09-09 20:02:09)

93.《ネタバレ》 「ストレス」と「キレる」は、現代社会を俯瞰するうえでとても重要な指標だと思います。「ストレス」が折り重なり、何かの切っ掛けがあって「キレる」。そして、「キレる」に繋がる「ストレス」には個人的な要素以外に社会的因子が多分に含まれる。
序盤、韓国人の雑貨屋で暴れたり、メキシコ系の不良を撃退するシーンに爽快を覚えたのは確かです。恨みや憎しみと云うより、瞬間的な怒りでキレていた。離婚やリストラのストレスが背景にあるんだけど、瞬発的な怒りの発散は健全とも言えるし、何より観る側の日頃の鬱憤を代弁するような解放感がありました。だから、徐々におっさんの行動が「異常」に染まって行くのが残念でした。最後まで常識人が「ストレス」によって「キレる」感覚を貫いてもらえれば、もの凄い名作になった可能性があったと思います。普通は一度キレたら、ある程度のストレスは晴れてしまうので、脚本的には難度が高いんですけど…。 アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-11-12 01:45:28)

92.全体としてはコテコテのハリウッド映画ですが、ストレスを抑えきれない主人公が店で缶コーラ一つで店内を荒らしたり、ハンバーガーショップで写真と実物の違うことでもめたりするなど、一つ一つのシークエンスにスパイスの効いた笑いがあって、観る者を飽きさせません。
話は変わるのですが、実は私、昨日資格試験があって、その解答速報の結果、合格のボーダーラインにいる自分にストレスを感じているんです。
そんな私のような心境の人には、うってつけの映画だと思います。
マイケル・ダグラスがマイケル・ダグラスっぽくないのがよかったですね。本当に異常者になっていく過程が見てとれました。
ロバート・デュバルの役は如何にもどこかである典型的な役柄で面白くなかったですね。
クロエさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-22 05:30:51)

91.《ネタバレ》 上手くいかない現実生活のせいで様々なストレスを抱え今にも爆発寸前になっている冴えない中年男、そんな彼が真夏のエアコンが壊れた車の中で汗だくになりながら渋滞を抜けようと必死に我慢していたのだけど、そんなこんなに心底うんざりしてとうとうブチ切れ。長年、心に溜めに溜め込んだ社会に対する悶々とした不満をひたすら暴発、暴走させていくだけの映画なんだけど、これがなかなか面白い。良いですね、このキレ具合。マイケル・ダグラスの視野狭窄な自己チュー駄目中年男っぷりも見事に嵌ってました。全編を覆う乾いたユーモア、小気味の良いアクション、そして最後はちょっぴり社会について考えさせられる、自分のなかでは理想的なエンタメ映画の良品です。僕もストレス溜まってつい包丁持って秋葉原に行きそうになってしまったら、この映画を観てスカッとするようにします。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 8点(2013-08-14 21:42:34)

90.《ネタバレ》 我慢に我慢を重ねて、見ているこっちも鬱積して…そういう段取りができてる場合、主人公の感情が爆発すると「よっしゃぁ! それでいい‼︎」と思えて快感もありますが、そういうものは感じられませんでした。映画でこういうテーマをやるってのは、日頃自制して過ごしている市民の代わりに劇場の2時間だけ現実にできない鬱憤処理を疑似体験してもらおうって企画になると思うんですが、ブチ切れるってことそのものを2時間も描こうとしたってついていけないし疲れる。見境なくブチ切れる行為は大人気なく反社会的だから、主人公をヒーローにすることはできないだろうが、なにもあんな破滅的な終わり方させなくても…。ああいう締め方しか用意できない時点で、この映画の企画は失敗で存在価値が低いと思います。まさかこんな内容薄な映画でまともに銃社会の警鐘を鳴らす志なんて感じられませんし。反社会行動なのにちょっと共感しちゃう自分もあり 、だけど最後は冷静に目が覚める映画だと僕は『狼たちの午後』を思い出す。 だみおさん [ビデオ(字幕)] 3点(2013-07-18 03:56:14)

89.《ネタバレ》  人がキレちゃうのにはいろんな理由があるとは思うんですけど、それ以前に「キレやすい心理状態」ってのがあると思うんです。
 例えば、マイケル・ダグラス演じる主人公が、もし夫婦円満、仕事も順調であれば、渋滞ぐらいでキレはしない。お店も破壊しないし、ナイフを持っている相手をバットでたこ殴りにもしないはずなんです。でもやっちゃった。これってきっと、キレやすい心理状態だったっていうのが大事だと思うんです。
 離婚・リストラの二つが重なれば誰だって自暴自棄になります。そんな最悪の心理状態のときであれば、きっかけなんてきっとなんでも良いんでしょう。劇中では「わかるわかる。そりゃキレるよ!」と共感する部分もあれば、「ええ、そんなことでそんなにキレちゃうの?」とドン引きしちゃうシーンもある。それはきっと観ている側の心理状態が正常な証だと思います。
 もしこの映画を観て、すべてのシーンに共感してしまったとしたら、その人の心理状態って結構やばいかもです・・・。
 ともあれ、映画としては、なんか惜しい感じでした。なんとなく、盛り上がり損ねた感があります。フラストレーションとストレスが破壊衝動に転化されていくイメージを武器に例えている表現は凄くわかりやすくて良かったし、娯楽作品として良い演出だったと思います。家に着く頃には次第にストレスが収まっていき、それが持っている武器でわかっちゃうわけですが、最後はなんと言っても水鉄砲ですからね。まるで派手な花火を打ち上げた後、しめに線香花火をするみたいな感慨。こんな気の利いた演出ってなかなかないのに、うまいことまとめすぎたんでしょうか、観終わった後切ない気持ちと物足りなさだけが残りました。あと、なんとなく「ファーゴ」を思い出しますね。 たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-07-17 05:40:32)(良:1票)

88.《ネタバレ》 ○正直、何の映画だって感じ。 TOSHIさん [DVD(字幕)] 3点(2013-05-06 23:11:11)

87.《ネタバレ》 2012.08.11鑑賞。ロスのどこか~ヴェニスビーチまでの短い道のりの異色のロードムービー。短い道のりながらも、有色人種が集まる治安の悪い地区がある一方、ゴルフ場や豪邸の並ぶ地区もあるなど、混沌としたロスが描かれていて興味深い。娘の誕生日に暑さ・大渋滞でプッツンしたマイケル・ダグラスと退職日に更年期の妻を振り切り現場復帰するロバート・デュバルの行動が妙にリンクしている脚本もイイですね。 かんちゃんズッポシさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-08-12 09:40:14)

86.《ネタバレ》 怒るとロクなことがないよ!?ってことを教えてくれているようでいて、実は『だからこれぐらいの作品のデキでもカッカしなさんなよ』って言ってるような気がしないでもないわたしもD-フェンスと一緒ってこと?
ろにまささん [地上波(吹替)] 5点(2012-07-28 07:40:21)

85.気持ちはわかるけど暴走っぷりが激しすぎる。それと暴走の仕方にちょっと矛盾を感じた。 nojiさん [地上波(吹替)] 5点(2012-07-23 00:26:04)

84.午後ロー最高!(笑)
何の予備知識も無しに観たからすごく楽しかった。ぶちこわしたくなる衝動って誰に出もあると思うが、ふつうはそれを「常識」とか「良心」で抑えている。それがどういうきっかけで壊れるかという話なんだろう。ちょっとしたストレスの積み重ねでね。
わらしべ長者的に武器がパワーアップするのは笑えた。道路工事の無意味さや、ゴルフ場を動物園にしろって主張は同意できるし、いろいろと同意できることも多いんだが、実際にやっちゃうととんでもない犯罪者になっちゃうんだよなあ。でも、明日死ぬとかわかっていたらやってみたいぞ(笑)。

ラストはまあきっとそんなもんだろうなと思った。彼もある程度は満足だったんじゃないかな?

余談ながら、バーバラ・ハーシーはやっぱり好い女だね(まだこのときは)。 オオカミさん [地上波(吹替)] 8点(2012-07-18 13:22:28)

83.《ネタバレ》 マイケルダグラスの切れ方がいい。ラストはもう少しひねってほしかったとも思いました。 civiさん [地上波(吹替)] 5点(2012-07-13 11:17:34)

82.脂ぎってないM・ダグラスが実に斬新。 tottokoさん [映画館(字幕)] 6点(2011-12-20 01:53:00)

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【点数情報】

Review人数 101人
平均点数 6.38点
000.00% line
110.99% line
200.00% line
376.93% line
421.98% line
5109.90% line
63332.67% line
72625.74% line
81514.85% line
965.94% line
1010.99% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review4人
2 ストーリー評価 6.80点 Review5人
3 鑑賞後の後味 6.40点 Review5人
4 音楽評価 5.75点 Review4人
5 感泣評価 4.25点 Review4人

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