みんなのシネマレビュー

太陽の季節

1956年【日】 上映時間:89分
ドラマモノクロ映画青春もの小説の映画化
[タイヨウノキセツ]
新規登録(2005-12-23)【あろえりーな】さん
タイトル情報更新(2019-11-08)【イニシャルK】さん
公開開始日(1956-05-17)


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監督古川卓巳
助監督山崎徳次郎
キャスト長門裕之(男優)津川竜彦
南田洋子(女優)武田英子
三島耕(男優)津川道久
清水将夫(男優)津川洋一
坪内美詠子(女優)津川絹代
佐野浅夫(男優)江田
市村博(男優)佐原
紅澤葉子(女優)英子の母
岡田真澄(男優)バンド・マスター
石原裕次郎(男優)伊豆
石原慎太郎(男優)サッカー選手(特別出演)
東谷暎子(女優)幸子
福田トヨ(女優)英子の家の女中
関弘子(女優)エルザー
原作石原慎太郎「太陽の季節」
脚本古川卓巳
音楽佐藤勝
撮影伊佐山三郎
製作水の江滝子
配給日活
美術松山崇
編集辻井正則
録音橋本文雄
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【クチコミ・感想】

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8.原作は話題となり衝撃作だったらしいが、映像化には色々と制約があって不向きな作品に思われる。そもそも芥川賞作品って映像化に不向きだし。当時の若者のエネルギーや反道徳を描いた風俗モノなのだろうが、長門裕之に存在感も魅力もないので結果的には地味な作品になってしまったような。若者気質に関しては、性と暴力という点では昔も今もあまり変わらないようには思えるが、やはりネットの有無がコミュニケーション面での大きな違いではあるんだろうな。 東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2020-09-10 14:14:46)

7.もう爽快なほどのゲス映画。そもそも原作自体がそういう路線を狙ったらしいのですが、これを見て「長門裕之カッコイイ」と思う女性は皆無でしょう。激しい男尊女卑ぶりに、嫌悪感しかないと思います。60年以上も昔の映画にケチをつけるのはヤボですが。
彼らは大学生だと思っていたら、高校生という設定なんですね。ところが高級そうなバーで飲んだり、ヨットを我が物顔で乗り回したり、料亭まで使ってみたり。終戦からおよそ10年を経て、日本の教育はいったい何をやっていたのかと心配になります。
もっとも、当時の東京(銀座?)の街並みの映像は見応えがありました。暗くて汚くて寂しくて、つくづく貧乏だったんだなあと実感できます。「古き良き時代」などという言い方がありますが、こんな時代に戻ることは、物質的にも精神衛生的にも私は御免です。 眉山さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2019-11-27 03:38:26)

6.導入部から、まさに若き日の長門裕之兄貴の強力な躍動!と期待が高まるのだが、その後が意外なほど失速していく。いろんなやりとりがチマチマしていて青春ならではの暴走感や突き抜け感がないのですが、つまりは主人公が口先だけでしか行動していないことに集約されるのでしょう。したがって、突然ラストにああいうシーンがあっても、あまり説得力がないのです。ただし、そんな中でも、南田洋子さんの凜として落ち着いた気品は実に貴重。 Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2019-11-15 04:06:42)

5.《ネタバレ》 こりゃまた自分勝手な主人公ですな。内面は繊細な部分もあるようですが、行動が伴わないので独りよがりとしか映らないです。葬式シーンは面白かった。ああいう突飛な言動が重宝された時代だったのでしょう。太陽族ね。その自分勝手さに向こうに、原作者「暴走老人」の顔が浮かびました。ちなみに、私は政治家としての「暴走老人」は支持しております。 アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2012-12-24 01:35:44)

4.南田洋子さんのヘップバーンチックな雰囲気やファッションが可愛くて+1点。原作は未読ですが、映画としては…。太陽族とはなんだったのでしょうか。英子はだめんず女子、そして津川はただのダメ人間にしか見えない。なんだお前は!って感じ。 movie海馬さん [地上波(邦画)] 4点(2012-07-29 14:09:07)

3.2012.04/04 2回目鑑賞。何と言っても「障子破り」と「裕次郎の初出演作」と言うことで歴史的作品になった(+1点)。でも内容はお粗末。記憶は電話でのオルゴール場面とお葬式で物を遺影にぶっつける場面、でもお葬式のシーンは本来袋叩きにされる筈で映画でしか、小説でしか有り得ないと思ったものだ。ただ太陽族ってこんな生活もあるのか?性に目覚めた中学生時代を思いだす。
今回、石原東京都知事の若き姿が・・。 ご自由さんさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-04-04 18:00:04)

2.《ネタバレ》 葬式に参列した津川が突然香炉を英子の写真に叩きつけ「あんたたちにゃ何も判りゃしないんだ!」と叫ぶシーンがあったが、うん確かに。わたしもよく分からなかったよ、ポカーン。エンディングが葬式帰りの津川って・・・。津川もヨットで英子とふたりっきりのクルーズを楽しんだり、ナイトクラブに出入りしたりと高校生のわりにずいぶん大人びた感じのデートしてたね。当時の世相というか50年以上前の若者たちの様子を垣間見れたのは楽しかった。当時はもちろん留守番電話もないので、相手を待たせる間に流すオルゴールの受話器受けとか珍しかったなあ。あと宣伝ポスターの「俺の恋人を兄貴に五千円で売ってやらぁ!」というキャッチコピーもなかなかすごい。ピンとこないけど当時の五千円って相当な額なんでは。津川を愛して、彼だけに向き合おうとした英子。なのに他の女とも気安く接触してころころとヒロインに対して様子が変わる津川。この設定に思わずリアルの南田洋子と自由奔放に人生を歩んだ長門裕之の夫婦生活がかぶります。 ☆Tiffany☆さん [地上波(邦画)] 5点(2009-10-28 22:56:13)

1.石原慎太郎さんはこの原作で芥川賞をとって、それで「太陽族」てのが流行ったんですね。そこまでは知識では知ってても、小説は読んだ事ないからストーリーは予備知識なしで見ました。初見の感想としては、いゃぁなんだかもの凄く淡々としていて、感情移入うんぬんの映画じゃないですねぇ。彼女が死ぬのもまた唐突なんだ。小説を読まない限りなんともいえないけど、たぶん奔放さが当時の若者にウケたんだ。それでこの映画にそれが表現されてるかというと、どうもそんな感じがしない。なんかお上品すぎる。だから作品としてはちと失敗かなぁ?ちなみに裕次郎さんは実はチョイ役。都知事本人もサッカー部員役で一瞬だけ出演してます。 あろえりーなさん [DVD(吹替)] 5点(2005-12-25 02:40:52)

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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 4.25点
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100.00% line
2112.50% line
300.00% line
4450.00% line
5225.00% line
6112.50% line
700.00% line
800.00% line
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