みんなのシネマレビュー

日本侠客伝 決斗神田祭り

1966年【日】 上映時間:95分
アクションドラマシリーズものヤクザ・マフィア
[ニッポンキョウカクデンケットウカンダマツリ]
新規登録(2006-11-02)【青観】さん
タイトル情報更新(2017-05-26)【イニシャルK】さん


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監督マキノ雅弘
助監督原田隆司
キャスト高倉健(男優)新三
鶴田浩二(男優)長次(特別出演)
藤純子(女優)花恵
長門裕之(男優)おぼろ安
大木実(男優)鍛冶政
山本麟一(男優)松吉
小林勝彦(男優)伸夫
高松錦之助(男優)清兵衛
河津清三郎(男優)金六
阿部九州男(男優)本三
内田朝雄(男優)河岸一
潮健児(男優)善兵衛
山城新伍(男優)扇吉
野際陽子(女優)おその
中原早苗(女優)初江
近藤宏(男優)伊助
遠藤辰雄(男優)汐見
汐路章(男優)植益
国一太郎(男優)ラッコの鉄
丸平峰子(女優)お多加
大前均(男優)土手平
原健策(男優)増田
高並功(男優)刑事
藤川弘(男優)両国屋
岩尾正隆(男優)刑事
天津敏(男優)大貫猪三郎
里見浩太郎(男優)銀次
藤山寛美(男優)竹五郎
柳生博(男優)
脚本笠原和夫
音楽斎藤一郎
撮影わし尾元也
企画俊藤浩滋
日下部五朗
配給東映
美術川島泰三
編集河合勝巳
録音野津裕男
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【クチコミ・感想】

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3.《ネタバレ》 シリーズ第4作。このシリーズ今のところ順番どおりに見てるんだけど、4作目にして脚本をひとりが担当しているのがなにか新鮮に感じる。いつもの東映の任侠映画だと悪役であることの多い河津清三郎が最後まで善玉という捻ったキャスティングも面白く、多少違和感はあるものの、これはこれでいいし、善人役を演じていても悪役とは違う持ち味を出している河津清三郎の演技の幅の広さが感じられる。しかし、今までの三本と比べるとなにか物足りないのも事実で、主人公が火消しでタイトルに祭りと入っているといういかにもマキノ雅弘監督らしい盛り上がる設定ながら、どこかマキノ監督の演出もおとなしめで、躍動感もあまり感じられなかったのは残念だったか。高倉健と藤純子、鶴田浩二と野際陽子(←だよね。)それぞれのドラマも何か物足りないし、鶴田浩二の単身殴り込みのシーンも説得力に欠けイマイチグッとくるものがなく、鶴田浩二が殺されてしまったあとに高倉健が殴り込むというのはパターン上分かってはいるが、少々まどろっこしく感じてしまったのもちょっと残念。マキノ監督らしく脇役陣は光っていて、藤山寛美や出番はそれほど多くないものの長門裕之も印象に残る。でも全体としては決してつまらなくはないもののやっぱり物足りなさが残る一編であることは確かである。 イニシャルKさん [DVD(邦画)] 6点(2017-05-26 21:15:36)

2.鶴田浩二の殴り込みがも一つ説得力に欠ける。まあいちおう裁判という筋を通しておいて、さらに健さんに長ドスを持ってもらわなければならないという製作上の要請があるわけだけれども。時代の雰囲気はよく出ていた。滅んでいく火消しの運命と重ね合わせるようにして。新興の工場が見えていたり、一方では深川の遊郭を見せたり。ここらへんのしっとりした風物描写が、仁侠映画のけっこう大事な味わい。気のついたこと。「人生劇場」も3拍子だが、任侠道系の歌ってどうして3拍子になるんだろう? 日本の音楽は基本的に2拍子だ、ってなことを民俗音楽の人が言ってたけど、あるいは朝鮮半島から流れ込んできた系統なのか。任侠道って国粋じゃないのか? 任侠道じゃないけど、日本人好みの世界である「王将」も、堂々と3拍子だ。 なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2009-10-29 12:06:30)

1.河津清三郎が高倉健と同じ組であるというのはあまりないような気がする。良い親分である河津清三郎なんて何だかしっくりこない。一方で高倉健と鶴田浩二のそれぞれの見せ場、また藤純子との絡みもこの中では他の共演作ほどぐっとくるものがない。深川の町の様子、当時の様子、その他祭りの場面など見所もあるが何か物足りない。江戸っ子てよく聞くけど神田っ子なんて初めて聞く。このシリーズ幾つか見て来た中では任侠映画としての面白さでは下から数えた方が早い。良い役者は沢山、いるだけにちょっと勿体無い。マキノ雅弘監督にしては普通な感じの出来栄え! 青観さん [DVD(邦画)] 6点(2007-03-19 20:35:37)

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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 6.33点
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