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ピクニック(1955)

Picnic
1955年【米】 上映時間:115分
ドラマラブストーリーロマンス戯曲(舞台劇)の映画化
[ピクニック]
新規登録(2003-12-08)【へちょちょ】さん
タイトル情報更新(2017-04-02)【S&S】さん
公開開始日(1956-03-14)


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監督ジョシュア・ローガン
キャストウィリアム・ホールデン(男優)ハル
キム・ノヴァク(女優)マッジ
ベティ・フィールド(女優)フロー夫人
スーザン・ストラスバーグ(女優)ミリー
クリフ・ロバートソン(男優)アラン
アーサー・オコンネル(男優)ハワード
ヴァーナ・フェルトン(女優)ヘレン
リタ・ショウ(女優)イルマ
ニック・アダムス(男優)ボマー
エリザベス・ウィルソン[女優・1921年生](女優)教師
ロザリンド・ラッセル(女優)学校の教師ローズマリー
原作ウィリアム・インジ『ピクニック』
脚本ダニエル・タラダッシュ
音楽ジョージ・ダニング〔音楽〕
編曲アーサー・モートン〔編曲〕
撮影ジェームズ・ウォン・ハウ
製作コロムビア・ピクチャーズ
配給コロムビア・ピクチャーズ
美術ロバート・プリーストリー(セット装飾)
衣装ジャン・ルイ〔衣装〕
編集チャールズ・ネルソン〔編集〕
ウィリアム・A・ライオン
録音ジョン・P・リヴァダリー
その他モリス・W・ストロフ(指揮)
あらすじ
9月初旬の労働の日(レイバーデイ)に催される『ピクニック』を前に、湧き立つカンザス州のスモールタウン。無一文の流れ者ハル(ホールデン)が旧友を頼って列車からこの町に降り立つ。あるきっかけで女所帯の一家と知り合いになったハルもピクニックに参加する。アメリカ中西部都市のある一日の出来事を追った物語。ピューリッツァー賞を受賞したブロードウェイの名舞台劇の映画化。キネマ旬報ベストテン第三位。名曲「ムーン・グロウ」のメロディに乗せた、ホールデンとノヴァクのロマンチックなダンスシーンは大変な評判となった。

放浪紳士チャーリー】さん(2008-06-29)
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【クチコミ・感想】

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12.《ネタバレ》 オールドミス教師が教職とは思えない暴言を吐いてしまいます。そんな女性と成り行きで結婚せざるを得なくなったボーイフレンドがなんともかわいそう。美男美女のダンスシーンは確かに良いが、それだけといった感じの作品。 きーとんさん [DVD(字幕)] 4点(2010-07-25 12:18:02)

11.《ネタバレ》 この映画の登場人物は、どうしようもない人間ばかり。特に、見てくれが良いだけの主人公2人には、まるで共感できる部分がありません。見た目以外の魅力がないので、恋に落ちる動機も分からずじまい。一目惚れといえども、映画にするのなら、それ以外の魅力も発揮してくれないと、見ている方は納得できません。W・ホールデンもK・ノヴァクも何本か見てますが、この2人のファンには決してお勧めできない映画です。 shoukanさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-02-28 15:32:20)

10.《ネタバレ》 ミリーも十分美しい思うがね。。。マッジがハルに惹かれて人生をすててついていくのは納得できませんでした。ダンスのシーンはさすがにうっとりものでした。 HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-02-18 00:34:43)

9.《ネタバレ》 ここで描かれているのは、大半の日本人が「ピクニック」と聞いてイメージするであろうものとは、ちょっと違いますね。町をあげての一大イベントで、日本でいえば地蔵盆を大がかりにしたようなものでしょうか。
それはともかく、このピクニックのシーンが実に楽しい。これはシーンの切りかえ、編集の妙が生きています。前半までは、のんびりムードで普通のラブコメかと思われますが、途中で思わぬところから暗雲が立ちこめ、一挙にシリアスなムードに。が、主人公が迷走し始めて、映画の展開自体がおかしなことになってしまったようです。ここは大いにマイナス。ただ最後は、なんとか無難にまとめたようです。通常のラブストーリー以外に、親と子の関係や姉妹の相克などを取り上げ、それぞれひととおり描いてみせていたのはおみごと。ちょっと欲張りすぎという気もしますが。あと、マッジやハワードが申し出を受けながらなかなか決められないのは、人生の一大事だから至極もっとも。こんなところにリアリティを感じます。
キャストはみんなはまり役で好演。ローズマリー先生が人気を呼びそうですが、個人的にはけっこう可愛いスーザン・ストラスバーグが印象的でした。劇中“不美人”と言われていましたが、キム・ノヴァクと比べられちゃあねぇ……。 アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-01-17 16:49:10)

8.貨物に乗って各地を移動する風景は昔のアメリカらしいなぁ。「ピクニック」という題名から楽しい映画かなぁ~と思ってはいけないんですがなんというかまぁキム・ノヴァクにまたまた一目ぼれ(笑)久しぶりに彼女を見たもんだからダンスシーンは一人で浮きまくってましたね。ハワード演じるアーサー・オコンネルの呆れたというか戸惑いを隠せないような顔もなんかいいし戯曲の映画化らしい一人一人の個性がキッチリと描けてて良かったです。 M・R・サイケデリコンさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-01-09 00:18:46)

7.一見して魅力的な設定なのですが、同じようなやりとりが繰り返されて話が前に進まないので、そんなにのめり込めないのです。普通に見ていて「あ、これは舞台用の脚本だな」と気づかせるようではまずいですよね。ダンスシーンの美しさに4点。 Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-12-09 04:45:38)

6.いきなり家に来た人に食事をご馳走したり、仕事与えたりと、アメリカにもこんなに人情味ある時代があったか、と思ってしまった。ピクニックのシーンでは、あのダンスシーン。キムノヴァクの表情見てるだけで、こちらもとろけそう。そんな感じの一本でした。 トントさん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-04-16 21:31:01)

5.キム・ノヴァク、この女優さん好きなんだよねえ!作品としてはそれほど大した作品でもないと思うし、かなり甘いような気がするものの、キム・ノヴァクの魅力が十分に伝わって見えたので大目に見ての7点です。 青観さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-11-12 17:26:50)

4.まるで大映ドラマのように突っ込みどころ満載の映画。キム・ノバク(マッジ)とウィリアム・ホールデン(ハル)のダンスシーン。そこへ酔っ払ったオールドミスの先生がホールデンにダンスを迫り、拒絶されると「ジャジャジャーン」と思わせぶりなBGMがかかり、先生はホールデンに悪態をつく。何も言い返せずうつむくホールデン。なぜそこまでボロクソに言われなければならない? さらには気持ちが高ぶった先生はボーイフレンドの中年ハワードに自ら求婚。ハワードは結婚をためらう自らの気持ちを伝えることができずに周囲に押し切られるようにハネムーンへ。はっ? ラストもホールデンは穀物工場の跡取りである親友と仲たがいしてるにもかかわらずに、ノバクに「穀物工場の作業員でもいいか」なんて口説いてる。直前に親友とあれだけ派手な立ち回りを演じているにもかかわらず。なんで? そのくせ、最後に旅立つ時には「タルサのホテルで働く」だなんて。
ピクニックの描写の楽しさと、ノバクの美しさは一見に値しますが、映画としては支離滅裂という印象はぬぐいがたい。 satoshiさん [ビデオ(字幕)] 3点(2005-06-02 10:51:15)

3.個人的にはそれほど優れた作品とは思えませんでした。主人公の親友がいまいち効果的にストーリーに噛み合っていませんし、オールドミスもあれだけ主人公に暴言を吐いておきながら何のフォローもしないなんて。主人公とヒロインのあいだに横たわる「障害」がどうにも観念的なせいで(ほとんどが他の登場人物の中傷によるもの)、ドラマチックになりきらないままです。 Kさん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-04-24 00:28:38)

2.作品数が少ないジョシュア・ローガン監督の名作!
「ムーン・グロウ」のメロウなリズムに乗ってハル(ホールデン)とマッジ(キム・ノバク)のダンスシーンには、何度観ても
溜め息が・・・。(個人的には「めまい」「愛情物語」よりもこの作品の彼女が好き)
姉の美貌に嫉妬する妹(ストラスバーグ)、結婚に執着するオールドミス(ラッセル)など狭量なアメリカの田舎(カンザス)に
住む人々が生き生きと描かれている。
割りと中途半端な「9月」いう季節がこれほど細かに出ている映画は、この作品以外にないと断言出来る。躊躇することなく満点!
放浪紳士チャーリーさん [映画館(字幕)] 9点(2004-01-14 19:52:24)(良:1票)

1.流石はピューリッツァー賞を受賞したウィリアム・インジの原作戯曲を忠実に映画化しただけあって素晴らしい出来。ジョシュア・ローガンのベストワークと言って差し支えあるまい。主役のホールデンとキム・ノヴァクも勿論良いが、スーザン・ストラスバーグやロザリンド・ラッセル、アーサー・オコンネル、ベティ・フィールド、クリフ・ロバートソンら脇役に至るまで見事に人物造形が的確なのが凡百の作品と一線を画す最大のポイント。殊にダンスパーティの場面はシネマスコープの横長画面をフルに活かして圧巻。これぞ正に映画ならでは。舞台では絶対に出せない味でウットリさせられた。同じインジ原作でも「バス停留所」よりも格段の完成度に9点。行かず後家役のロザリンド・ラッセル、イイ味出しまくってて好っきやわぁ~!! へちょちょさん 9点(2004-01-14 03:31:22)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 5.83点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
3216.67% line
4216.67% line
518.33% line
6216.67% line
7325.00% line
800.00% line
9216.67% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 0.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1955年 28回
作品賞 候補(ノミネート) 
助演男優賞アーサー・オコンネル候補(ノミネート) 
監督賞ジョシュア・ローガン候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ジョージ・ダニング〔音楽〕候補(ノミネート) 
美術賞ロバート・プリーストリー受賞 
編集賞チャールズ・ネルソン〔編集〕受賞 
編集賞ウィリアム・A・ライオン受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1955年 13回
監督賞ジョシュア・ローガン受賞 

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