みんなのシネマレビュー

ベルエポック(1992)

Belle Epoque
1992年【スペイン・ポルトガル・仏】 上映時間:109分
ドラマラブストーリー
[ベルエポック]
新規登録(2003-12-14)【fero】さん
タイトル情報更新(2012-02-22)【ESPERANZA】さん


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キャストホルヘ・サンス(男優)フェルナンド
ミリアム・ディアス=アロカ(女優)長女クララ
アリアドナ・ヒル(女優)次女ビオレタ
マリベル・ヴェルドゥ(女優)三女ロシーオ
ペネロペ・クルス(女優)四女ルース
フェルナンド・フェルナン・ゴメス(男優)マノロ
原作ラファエル・アスコナ(原案)
脚本ラファエル・アスコナ
音楽アントワーヌ・デュアメル
パブロ・ソロサバル歌劇「港の居酒屋(La tabernera del puerto)」より
撮影ホセ・ルイス・アルカイネ
字幕翻訳関美冬
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【クチコミ・感想】

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10.深夜目が覚めて時間を持て余し、以前もらったDVDを引っ張りだして鑑賞。最初は画質の悪さに引いたが徐々に慣れてそれなりに楽しんだ。ハリウッド大好きの自分としてはヨーロッパ映画特有の感じに戸惑ったがしょうがない、TSUTAYAもこの時間開いてないし。とはいえ自分から能動的に観る事はない映画だったし、そういう意味ではいい出会いだった。ペネロペは綺麗になる以前、素朴な感じでした。主人公はR・ロバートソン、お父さんはJ・ウォルシュに見えてしかたがなかったのは音楽好きの自分だけかな? kaaazさん [DVD(字幕)] 6点(2012-10-07 06:19:00)

9.王政から共和制へと動乱が続くスペイン国内情勢をよそに、おとぎ話的なほのぼの(?)とした世界が広がる。映画の展開もコメディックだ。末娘に姉さんたちとの愛とは違うんだと言うけれど、本当かなと首をかしげたくなる。
ウナムーノという哲学者や、サルスエラ(スペインのオペラの一種)についてもよく知らないし、ついて行けないところも多々あるがこれがスペイン文化か。スペインについてもっと知っていれば、楽しめただろうと思う。 ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 6点(2012-02-08 17:48:56)

8.《ネタバレ》 おとぎ話的な構図。上の三姉妹にもてあそばれた後に、末娘と結婚し幸せに暮らしましたとさ、って。生き生きする女性どもと、憂い顔の男どもの対比。ふらりと姉妹に惹かれて汽車から戻ったものの、姉妹のペットになっていくような。女性陣の勝利が決定的になるのは母親の帰還シーン、一番いいとこ。庭からの歌声、窓が開く姉妹、屋根裏の主人公も。ベルエポックって、どこか幼年期志向と重なるとこがあるかもしれんね。母性的なるものってことか。王政派も共和制派もけっこうなごやかに暮らしているスモールヴィレッジの雰囲気。二人の警察隊員の死と、神父の死の間に挟まっているベルエポック。二つの男の自殺に挟まれた女の時代、と言ったほうがいいか。軍服の次女に怪しい魅力。あちら本場の人の「タバコ」という発音のアクセント、たいして日本人と違わなかった。 なんのかんのさん [映画館(字幕)] 6点(2011-03-11 12:20:38)

7.この映画自体のせいではないのだが、なぜ「さらばわが愛/覇王別姫」や「ウェディング・バンケット」、「青いパパイヤの香り」のような力作を差し置いて、言ってしまえば毒にも薬にもならないような映画がアカデミー賞に輝いたのかと、見終わった後に激しい怒りを覚えた。アカデミー会員ちゃんと仕事しろ。 陽踊り小僧さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2010-08-01 07:01:38)

6.目の保養にはなる。女の子たちテンション高いね。 色鉛筆さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-08-25 22:10:51)

5.《ネタバレ》 出だしは何となくシリアスで哲学的な雰囲気を感じさせますが、主人公が偶然出会った老人の家にいつの間にか居着いてしまったり、突然登場する美人四姉妹ともえらくうまくいってしまったりと、一方的に都合の良い展開になってしまうのが笑えます。しかも、誰かがアホだったり邪だったりすることもなく、みんな真面目に大らかに生きている結果としてそうなっているのがよろしい。最初は区別のつきにくい四姉妹も、展開にしたがって個性が明らかになっています。老人以外誰もいなくなったラストの一抹の侘びしさも印象的。 Oliasさん [DVD(字幕)] 7点(2008-04-28 00:36:23)

4.《ネタバレ》 このままの勢いでひとつ、お母さんとも。 永遠さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-04-01 20:02:21)

3.《ネタバレ》 いかにもラテン系らしい映画です。ひとりで田舎にすむ初老の男のところに兵役を逃れた青年が来て、出ていこうとしたら離れていた娘たちが遊びに来て、青年は娘全員と関係をもつ。パゾリーニだと娘だけでなく父親とも、後から来る別れた母親とも寝てしまうところですね。母親と愛人が後から来るのですが、あっけらかんと元夫とセックスをして愛人は泣き出します。いい年をした大人達のラテンならではの映画。この父親、母親、愛人のからみが好きなので6点。 omutさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-03-04 01:39:38)

2.いろいろ賞を取って評判は聞いていたのに、いざ見てみたらなんじゃらほいっていう内容だったのを覚えています。ある青年が小さなきっかけで滞在することになった家で、その家の4姉妹全員と仲良くなっちゃう、というなんだかけしからん内容だった。一番純真な4女はペネロペだったのかー。とにかく、大して愛嬌も感じず、ドラマも無い映画だった。でも田舎の風景はのどかで良かったかな。 のはらさん 3点(2004-02-07 23:56:05)

1.スペイン映画なんだけど、この映画監督は何が言いたかったんだろう?アカデミー賞外国語映画賞という大層な賞をもらったんだから、何かしら意図なり見せ場なりあるとは思うんですが、僕はポカーンと観てしまって、あれ?終わり?という感じです。何だったんだろう・・・。冒頭あたりと、途中でいくつか、主役の青年の逃げ出してきたクーデターにからめて王制と共和制についての議論をしているんだけど、その顛末を詳しく知らない僕にはポカーンです。というか、その議論も議論になってなくて、まったく上っ面を撫でているだけなので、そう重要な部分とは考えられません。かといって、青年と四姉妹の恋愛が主軸かと言えば、特に心の揺れだとか感情の機微だとかを描いているわけでもなく、ただ誘われてセックスして、はい次みたいな。ヨーロッパの映画に多い、例えばオープンユアアイズみたいにペネロ・ペクルスをはじめとする女性陣を美しく撮っているわけでもなく、田舎の自然を美しく撮っているわけでもなく、宗教や政治を主題に置いているわけでもなく、正直よくわかりません。誰か観た人、この映画の良さを教えてくれませんか? feroさん 4点(2003-12-24 20:21:52)

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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 5.10点
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1000.00% line

【アカデミー賞 情報】

1993年 66回
外国語映画賞 受賞 

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