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陸軍中野学校

1966年【日】 上映時間:95分
アクションドラマサスペンス戦争ものシリーズものモノクロ映画スパイもの
[リクグンナカノガッコウ]
新規登録(2003-12-25)【へちょちょ】さん
タイトル情報更新(2023-05-14)【イニシャルK】さん
公開開始日(1966-06-04)


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監督増村保造
キャスト市川雷蔵(男優)三好次郎 椎名次郎
小川真由美(女優)(女優)布引雪子
加東大介(男優)草薙中佐
待田京介(男優)前田大尉
E・H・エリック(男優)オスカー・ダビドソン
村瀬幸子(女優)三好菊乃
早川雄三(男優)岩倉大佐
仁木多鶴子(女優)はる恵
三夏伸(男優)手塚
仲村隆(男優)杉本
穂高のり子(女優)バーのマダム
森矢雄二(男優)久保田
新宮信子(女優)伯爵夫人
田中三津子(女優)芸者
守田学(男優)連隊区司令部係官
伊東光一(男優)中野学校教官
夏木章(男優)中野学校教官
中条静夫(男優)中野学校教官
杉森麟(男優)中野学校教官
飛田喜佐夫(男優)中野学校教官
伊達正(男優)金庫破りの名人
中田勉(男優)佐倉連隊准尉
橋本力(俳優)(男優)憲兵少佐
原田[言玄](男優)佐倉連隊中隊長
高村栄一(男優)警視庁捜査係長
小山内淳(男優)中野学校教官
脚本星川清司
音楽山内正
撮影小林節雄
配給大映
美術下河原友雄
編集中静達治
録音渡辺利一
照明渡辺長治
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【クチコミ・感想】

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11.期待して見に行ったので、少し肩すかし。スパイ映画とすれば、今の感覚からすると、牧歌的な雰囲気。シニカルな感じも少しあるが、甘い。ただ、小川真由美は素晴らしい。sexyで、綺麗で一見の価値あり にけさん [映画館(邦画)] 6点(2018-12-23 22:05:59)

10.市川雷蔵演じる主人公の渇いた物腰が、この映画が醸し出す空気感のすべてを体現している。 その様は、とても整然として美しい反面、おぞましさと狂気がふいに顔を見せる。 この男は一体何を考えているのか。 ストーリーの進展と共にそれは絞り込まれ明らかになってくる筈なのに、クライマックスに突き進むほどに、彼の心情は靄がかかるように見えなくなるようだった。 それは即ち、主人公・三好次郎もとい椎名次郎が、本物のスパイに成った表れだったのかもしれない。 スパイ・椎名次郎は、僅かに残っていた愛する者への情を、使命という名の非情で闇の中に埋め込み、世界の混沌へと歩み出していった。 実在したスパイ養成所「陸軍中野学校」の実情を描いたこの50年前の映画は、決して一筋縄ではいかない娯楽性と狂気性が入りじ混じっている。 描き出される時代と舞台に共鳴するように、この映画そものものが非常に混沌としている。 ただし、混沌としてはいるが、難解なわけではない。映画としては、娯楽作品としての立ち位置をきちんとキープしている。 それはまさしく、往年の日本映画界の底の深さであり、ただ凄い。 美しき能面のような主人公が、この先どのような“表情”を使い分けて、スパイという生き方を全うしていくのか。 そして、彼が手繰り寄せるのは、世界の平和か、それとも更なる混沌か。 この後のシリーズ作品を観ていくのが、楽しみでもあり、恐ろしくもある。 鉄腕麗人さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2016-05-05 23:09:13)(良:1票)

9.雷蔵映画の中でも時代劇以外の作品は結構好きなんだけど、これはもの凄く雷蔵の魅力が出ている作品じゃないかな?雷蔵という人は普段は全く目立たない人だが、メイクをすると如何様にも変わると言われていたそうだけど、まさにその特徴を生かした役ではないかという気がしてならないですね。 奥州亭三景さん [映画館(邦画)] 8点(2010-11-08 02:01:09)

8.大映作品らしい重厚さとモノクロの美しさを併せもった作品で、完成度は高い。 しかし、どうにも加東大介がミスキャストだ。 陸軍中野学校を率いる教官として、人間的厳しさが要求される役どころだが、加東大介にそれを演じさせるには無理がありすぎる。 加東大介は大好きな俳優だが、この役柄を演じるには相応しくない。 ユーモアと人情味あふれる役を演じさせてこそ味の出る俳優なのだから。 小川真由美だが、本作から10年後に作られた『実録三億円事件 時効成立』で観た、「疲れ果てた中年女」のイメージが強く、若い頃はこんなにも美しかったのか、、と衝撃というか、ショックを受けた。 美しさを奪う時の経過というものは、ほんとに残酷なものと痛感した。 全体として緊張感がみなぎり、まとめ方もうまく引き締まった穴のない作品だが、ミスキャスティングが響き、傑作とまではいかない気がする。 しかし、主演の市川雷蔵はさすがの渋さとクールさ。 やはり時代劇の雷蔵より、現代劇でこその雷蔵だ。 雷蔵出演の現代劇は全て観てみたい。 にじばぶさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-10-21 23:02:05)

7. 冷たい奴だなぁ。どうしてそんなに仕事に徹することができるのだろう。私は納得がいかないけど、本当のところどうだったのだろう。 海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-10-16 22:36:16)

6.この映画はスパイ映画的ではあるが、主眼は諜報戦によるサスペンスではない。人を欺くことを生業とするスパイが、そのうちに必然的にはらむ狂気を描いた作品ではないか。市川雷蔵のもつ陰影が、内に秘めた狂気にマッチしていて雰囲気のある作品になっている。したがって、痛快なスパイ映画を期待すると肩透かしを食らう。市川雷蔵演じるは、大佐の人格に魅せられ、その心意気にうたれたがために、自らの社会的人生を捨てて冷酷なスパイになることを決心する若者。日本が戦争をしていたころに、どれだけたくさんの「立派な人格」が、迷える若者を戦争に駆り立てたのだろうか。考えさせられる作品である。 wunderlichさん [DVD(邦画)] 6点(2008-07-27 18:51:41)(良:1票)

5.申し訳ないけど、私はちょっと退屈してしまった。確かに雷蔵の演技は素晴らしいと思うけど、和製「007」みたいな感じで紹介された文章を読んでしまった後での鑑賞だったので、若干肩透かしを食らった感じだった。まぁ、サスペンス映画としての出来は悪くないとは思ったけれど。 ドラりんさん [DVD(邦画)] 5点(2007-05-20 22:46:53)

4.第1作。雷蔵の数少ない現代劇のシリーズもの。モノクロなのが緊張感と時代の雰囲気を出していてGOOD。時代劇じゃないのにさすが戦中は違う。切腹を迫ったり、愛している恋人を毒殺したりある意味武士以上の不条理さが見られる。しかし錦之助と違って雷蔵が泣いてるシーンなんて見たことない…。まさにクール。 バカ王子さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-11-15 23:30:21)

3.雷蔵の魅力満載の映画です。ホント最近いませんね、その人の名前で観客を映画館によべる程の日本俳優。 Waffeさん 7点(2004-11-26 03:40:39)

2.これは雷蔵がスパイ養成所である陸軍中野学校にて訓練を受け、やがて実践で大切な人を犠牲にすることによって心を捨てて真のスパイとなる話。おもちゃみたいなスパイ道具とか使っててかなりショボい。おまけにベタすぎるストーリー。雷蔵ファンと言えども失笑を禁じえなかったス。随分昔に見たのでビデオを見直してからレビューしよと今までひっぱったんだけど、見つからないのよ。多分実家にあると思うから再見してもし感想が変わったら書き直します。って言っても別に誰も期待してないか・・。 黒猫クロマティさん 4点(2004-06-18 17:42:48)(笑:1票)

1.市川雷蔵の代表作でもあり、彼のシリアスな演技を拝めるなかなかのものです。少し時代の流れがとらえにくいけど、彼の演技は本当にすばらしいものだと思います。続編はもっとスリリングになるのでお勧めです。 あつおさん 8点(2003-12-31 16:04:21)

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【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 6.61点
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200.00% line
300.00% line
415.56% line
5211.11% line
6633.33% line
7422.22% line
8422.22% line
915.56% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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