みんなのシネマレビュー

女中ッ子

1955年【日】 上映時間:142分
ドラマモノクロ映画小説の映画化
[ジョチュウッコ]
新規登録(2004-11-04)【光りやまねこ】さん
タイトル情報更新(2022-06-16)【イニシャルK】さん


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監督田坂具隆
キャスト左幸子(女優)織本初
伊庭輝夫(男優)加治木勝美
佐野周二(男優)加治木恭平
轟夕起子(女優)加治木梅子
田辺靖雄(男優)加治木雪夫
高田敏江(女優)野村ひろ子
宍戸錠(男優)若月
東山千栄子(女優)初の母
細川ちか子(女優)野呂夫人
高品格(男優)列車の車掌
原作由起しげ子「女中ッ子」
脚本田坂具隆
須崎勝弥
音楽伊福部昭
撮影伊佐山三郎
配給日活
美術木村威夫
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【クチコミ・感想】

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3.仕事しか能がなく家庭のことには適当な父親、中年太りで金の権化の母親、生意気でうざいガキども、そして朴訥で不細工な女中、とことごとく好みに合わない出演陣でスタートし、その先が思いやられた。

しかし、時間が経つにつれ、女中のひたむきさが家族に伝わり、最初冷たかった家族は女中に心を開いていく。
この流れを自然に描いた演出が秀逸で、人間と人間の諍いは、真心をもって時間をかけて溶かすことができるということが、実に良く伝わってきた。
村八分だろうがなんだろうが、最後はその人の人格次第なのだと。

でもなぁ、この女中を左幸子ではなく高峰秀子辺りが演じていたら、この作品、もっと好きになれたのになぁ。
外見的に左幸子は好みではないのでこういう感想になったが、左幸子のファンの方には悪しからず、ごめんなさい。 にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 5点(2009-09-25 01:15:32)

2.これほど慈悲に満ち、哀感極まる人間ドラマはない。初を慕う余りに無茶をする勝美、菩薩の如き心で勝美を守り育てる初。この愛情深さ、切なすぎるラストに胸が張り裂けそうになった。そして映画初主演を堂々こなした左幸子。不器用ながら誰よりも心優しい女中を体当たりで演じきった素晴らしさ。憎たらしくも愛くるしい子役の伊庭輝男も見事。一生忘れられない作品は数少ないだろうが、私はその中の一本であると100%確信する。
丹羽飄逸さん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-08-01 00:08:48)(良:1票)

1.本作では言うまでもなく、主人公初を見事演じた左幸子に尽きます。元体育の先生だけあって初々しくはつらつとした演技はまさに適役以上のもので、きかん坊の子供を受けとめる辺り母性をも感じさせてくれた。そんなエネルギッシュな左幸子に呼応するかのように勝美役の子役・伊庭輝夫がこれまた活きが良く、相手役としてピッタリ。名匠田坂具隆の誠実で味わい深い演出が冴えに冴えており、戦後の高度成長期に差しかかる古き良き時代を存分に味わえる。田舎から出て来た世間知らずの初が都会の文化や習慣に驚く様子と対比して、都会っ子の勝美が冬の田舎の生活に興味を示すという後半の構図も素晴らしく、またアクセント代わりに流れる時計群のハーモニーも不思議な郷愁を誘ってくれた。そんな中、印象的なシーンとエピソードがぎっしりと詰まっているわけですが、個人的に大好きなのがふたつあります。初が時計群の音とともに眼を覚まし、窓を開け朝もやかかる田園都市世田谷を一望する。そして大きく伸びをする。すがすがしいシーンだ。夢にまで見た都会での生活が始まったのだ。それともうひとつは、犬嫌いだった母親の許しが出て勝美と初が歓喜するエピソード。初がチビを抱き上げていう台詞、「チビ、良かったなー、今日からおまえも日陰者でなくって。ぼっちゃん、チビといっしょに走ろ。」この時の初の笑顔が最高にイイ。さらにチビを先頭に原っぱを走るシーンなんかも感涙を大きく誘ってくれた。私も子供の頃、親の反対を押し切り子猫を飼ったことがあり、この時の二人の心境が良くわかるのである。その他にも走行中の列車から飛び降りるシーンなんかは初らしさを象徴しているし、ちょっぴりコワくてユーモラスな“なまはげ”の秀抜な雰囲気描写など挙げているともうキリがありません。そんな古き良き日本を封じ込めた名作中の本作に、文句なしの10点満点。 光りやまねこさん 10点(2004-12-30 22:47:43)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 7.57点
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8342.86% line
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10228.57% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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