みんなのシネマレビュー

倫敦から来た男

The Man from London
(A londoni férfi)
2007年【ハンガリー・独・仏】 上映時間:138分
ドラマサスペンスモノクロ映画犯罪もの小説の映画化
[ロンドンカラキタオトコ]
新規登録(2009-09-25)【すぺるま】さん
タイトル情報更新(2011-04-04)【+】さん
公開開始日(2009-12-12)
公開終了日(2010-02-26)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督タル・ベーラ
キャストティルダ・スウィントン(女優)マダム・マロワン(カメリア)
マイケル・ロンズデールGyula Pauer(バーテンダー役)の吹替
エドワード・フォックスIstván Lénárt(モリソン刑事役)の吹替
原作ジョルジュ・シムノン「倫敦(ロンドン)から来た男」(河出書房新社)
脚本タル・ベーラ
製作タル・ベーラ(製作補)
配給ビターズ・エンド
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示】
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

別のページへ
1


5.モノクロ、長回し、スタンダードサイズの画面比率・・・ハリウッドで撮ったら30分の短編で仕上げられるノワールを、時代を逆行する映像手法で異質な芸術映画として際立たせている。隅々に行き渡る白と黒のコントラストと、静止した時間をスローに行き交うカメラワークが異世界の扉へ誘う。単に観客を無視した文芸気取りの自慰と切り捨てるか、崇高な領域に到達した名画と称えるかはその人次第だが、ここまで徹底して独創的だと強靭な映像の力で吸い寄せられる映画人が少なくないのも分かる気がする。退屈だけど、不快なものではなく酩酊感のする、そんな感じ。 Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 6点(2015-12-07 19:10:03)

4.映画の冒頭から、鋭い明暗の対比と、ゆったりとした船の運動が挿入され、ドキドキ。まるで、サイレント映画のようなセリフの少ない展開と、もったりとしたカメラワーク。さらに、わくわく。音楽で持たせるワンシーン、ワンショットは、本当にサイレント映画的だけれど、波の音や時計の音、食器にスプーンが触れる音などの環境音の演出に、感動した。これは、すごい映画ではないか! アイランド・ジョーさん [DVD(字幕)] 5点(2011-10-26 14:30:37)(良:1票)

3.とにかくワンショットがやたらと長く、これでもかとじっくり見せる。もうカットが入って良い頃合ではないか?と思える箇所では入らず冗長に引き伸ばされます。それは決して居心地の悪いものではなく、むしろ良いとすら思えるのですが・・・、何だかタル・ベーラ監督も酔っているし、自分も酔わされてしまった感じがします。つまるところ、何ということもないお話を存分に盛り上げているのは凄いのですが、一方でその過剰さにもったいぶった印象も強く受けるのです。 ミスター・グレイさん [DVD(字幕)] 6点(2011-10-05 18:37:51)

2.ワンカットの中で、しばしば「近いアップ映像」と「遠いロング映像」が入れ替わる。とりわけ浮き輪を投げて始まる、刑事が来たときのカットが面白かった。その舞台の広さが実感として伝わる。そういう何事かが展開している長回しもあるんだけど、ただカット尻を引き伸ばしただけのようなのもあって(娘の食事とか、妻の嘆きとか)、映画全体のリズムとして、ラルゴの曲の調べを聴いているような味わいの統一は出るものの、よくわかんない(『ヴェルクマイスター・ハーモニー』でも、延々と暴徒の行進を何分間かただ映してたとこがあったけど、それはちゃんと圧迫感として迫ってきてた)。それを補うためか、ときに音楽が鳴り続け、これはちょっとうるさい。同じ曲想を延々と繰り返してるんだから、まあ時間の停滞感は画面とフィットしてるんだけど。(たぶん)そういう音楽のように時間を味わう映画なのであって、物語を理解させるのには不向きな手法。はっきり言って、理屈で展開すべき推理系ドラマとしては無理がある。こちらは漠然と、そういう話なんだろうと、理解したつもりになっただけ。いかにもシムノン的なすがれた感じは満ちているし、白黒の画面は美しい。ラストのブラウンの妻は、監督の指示か本人の体質か知らないけど、長いアップで一度もまたたきしなかったんじゃないか。『サイコ』のジャネット・リーより大変そう。 なんのかんのさん [DVD(字幕)] 6点(2011-02-06 09:45:05)

1.映画冒頭の、雨に濡れて反射する波止場の路地の美しさが印象深い。『ヴェルクマイスターハーモニー』でも俯瞰位置から下降して奥への縦移動であったり、長い横移動から被写体への回り込みであったりと、そのショットの長さ以上に複数の移動を組み合わせた時空間提示の冷徹かつ複雑精妙な様が映画に不穏で不気味な印象を与えていたが、そのテクニックは本作のノワール・スタイルにも見事に合致している。ここでは強風の叩きつける岸壁の道を歩く三人を前進移動で追い復路を後退移動で捉えるという、前作での凸凹石畳以上に難易度の高いロケーションでの移動撮影も展開され圧巻である。また制御室の窓の内外を縦横無尽に行き来するトリッキーなカメラ転換や、BGMと思われた音楽が画面内での演奏であることを判明させるカメラ移動などは、観客の意表を衝く演出でもあり全く飽きさせない。船の両岸を交互に移動し人物を正確無比な構図とタイミングで捉える長廻しなどは、前作同様に予定調和の印象を持たせなくもないが、女優の涙までコントロールしてしまう技量はやはり驚異だ。 ユーカラさん [映画館(字幕)] 8点(2009-12-14 21:37:41)

別のページへ
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 5.71点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
3114.29% line
400.00% line
5114.29% line
6457.14% line
700.00% line
8114.29% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 1.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 2.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS