みんなのシネマレビュー

叫びとささやき

Cries And Whispers
(Viskningar Och Rop)
1972年【スウェーデン】 上映時間:91分
ドラマ
[サケビトササヤキ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2017-07-27)【S&S】さん
公開開始日(1974-01-19)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督イングマール・ベルイマン
キャストイングリッド・チューリン(女優)
ハリエット・アンデルセン(女優)
リブ・ウルマン(女優)
エルランド・ヨセフソン(男優)
ラース・オウェ・カールズベルイ(男優)
脚本イングマール・ベルイマン
撮影スヴェン・ニクヴィスト
製作ラース・オウェ・カールズベルイ
美術マリク・ボス-ルンド(プロダクション・デザイン)
衣装マリク・ボス-ルンド
編集シブ・ラングレン
字幕翻訳清水俊二
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【クチコミ・感想】

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1


15.信仰的な宗教的な映画。恐ろしい三姉妹+召使のオカルトホラー的なお話。人間の悪意が見えざる。そして、過去の美しい記憶。怖い怖い映画。不気味な魅力 にけさん [映画館(字幕)] 7点(2018-12-26 22:31:59)

14.これはきついよベルイマンさん。暗さ・重苦しさが度を超している。人間への深い洞察もあなたの苦痛も分かるが映画は娯楽でしょ。心の闇を掘り下げる作品は好きでも苦痛を共有したいわけじゃない。映画内人物の苦悩を考察することの何分の一でいいから、これを観る観客の気持ちも考えて欲しかった! 皮マンさん [DVD(字幕)] 3点(2016-02-29 09:58:16)

13.よくわからない人たちが織りなす、よくわからない映画。だから退屈で眠い。出ている女優さんは皆さんすばらしいですが。 アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-07-18 16:59:02)

12.癌に冒された次女アグネスが死にいたるまで、それを見守る長女と3女、メイドによる、ほぼ室内劇。アグネスの苦しみの表現はもの凄く、これだけでもホラーなのだが、長女と3女の心の中がもっとホラーで、その怖さとは何かというと、3人とも気が遠くなるほど孤独なのである。夫とのことや対人問題など大人の悩みもあるのだろうが、ここでいう孤独は、子供の時にふと感じた得体のしれない孤独であり、それは普段の生活では見えないけれど、いつもブラックホールのように足の下に口を開けている。息のつまるようなお城の中で淡々と描かれているけれど映像としても飽きずに素晴らしく・・・ただ、自分自身が3姉妹なのでよけいに恐ろしく、そのせいか何度も思い返してみるたびに評価しづらいなあと思う作品です。 ETNAさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-20 12:23:24)

11.約40年前の映画なのに、色彩(赤)がとてもきれい。三姉妹とメイド・アンナの心のひだを描くように丁寧にストーリーが作りこまれている感じ。 HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-20 10:22:57)

10.醜い三姉妹の精神不安定な閉塞感のある物語。
他人に冷たい女と何事もうわべだけの女、精神分裂の女。
ただ大きいだけの冷たい屋敷の中で、こうした三姉妹が織り成す愛憎劇は、観ていて何ら楽しい要素はなく、気が滅入るばかりだ。 にじばぶさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-03-14 23:58:53)

9.ひたすらどろどろした怨念のような情念を描出する手法はそれはそれでよいのだが、最初から最後まで延々と同じようなトーンでやられると、さすがに入り込めなくなる。というか、かえって意味がなくなる。 Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-03-13 13:07:30)

8. 何の話し?って聞かれると、どれだけ素晴らしいか上手く伝えられないが、私にとっては、この監督の最高傑作だと思う。
 頻繁に映る真赤なフェイドアウトが、怒り、後悔、屈辱、悲しみと様々な意味に捉えられるのがゾクゾクしたものを感じる。
 録画しておけばよかった。
 90分で終わる作品とは思えない重さがある。 クロエさん [地上波(字幕)] 8点(2010-03-12 18:31:35)

7.ベルイマン映画の中で最も表現主義的世界観で見せた作品。死を前にして望むのは孤独からの脱却でしかない。しかし拒む姉妹。病人による目を背けたくなるような叫び。困惑し実際に目を背けてしまう姉妹。叫びによって露とある姉妹の疑心、欺瞞、エゴ。病人を主人として仕えてきたメイドだけが唯一の救いとして存在する。『仮面/ペルソナ』もそうだと思うがこれも「神の沈黙」の発展形で、悲しみは人間によってもたらされ、癒しもまた人間によってもたらされることを強調しているように思う。神そのもののようなメイドの描き方は、神は人の中に存在するということなのだろうかとも思ったのだが。スヴェン・ニクヴィストとの共同作業で生み出される美しい画も強烈な赤を背景にしたことで益々美しさが際立つ。イメージをイメージのまま映画にしたような作品なので、そこだけを評価したっていいのだが、小難しい内容が小難しく語られるのはちょいと難儀。 R&Aさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-07-24 16:18:31)

6.劇中に挿入されるバッハの無伴奏チェロ組曲第5番のサラバンド。一切の装飾抜きで、最小限の音によって表現される苦悩、それはまさに人間の原罪そのものを音楽によって表わしたもの、とも言えそう。そしてこの映画からも、これに近い印象を受ける。最小限の人間関係により表わされる、現実という名の悪夢。そこから浮かび上がる、人間が生きることそのものの辛さ、そして皮肉。その辺のホラーより、余程コワい映画。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-05-06 18:24:25)

5.公開当時、映画評論家たちの評価は絶賛の嵐でした。わたしは名画座に足を運び、どんなものかと鑑賞しました。作品としての完成度は高いと思いましたが、どの登場人物にも感情移入できず、途方に暮れたのを覚えています。理解するには若すぎたかもしれません。 ジャッカルの目さん [映画館(字幕)] 5点(2007-05-06 22:06:22)

4.以前テレビで楳図かずおの部屋が紹介されてましたがどこもかしこも真っ赤でした。あんな部屋にいたら少しは精神的に影響があるかと思います(楳図作品から想像するに・・)。私は本作を観てる間、妙に不安で落ち着きませんでしたが、赤い部屋の影響かも?と思ってしまいました。本作は何事も起こりそうにないほど静かなのに、何が起こってもおかしくないと感じられる恐怖に近い緊張感が画面から伝わってきます。ベルイマンを観た後ではそこらへんの監督に対してセンスがあるなどと褒めるのは恥ずかしくなります。宗教や人生の意味などに関する思想については、私には語る能力がありませんので、以下、自分に引きつけた私的な感想を述べたいと思います。私は特に登場人物の徹底的な孤独に心揺さぶられました。妹に触れられることすら拒否するコミュニケーション不全のくせに人格同一化のような親密な愛を求め、偽善を徹底的に憎む長女。偽善を肯定し、愛に対する諦念が心にひそむ三女。凄まじいくらいの孤独を目にして心が痛いです。監督は愛や人間同士のつながりを徹底的に疑いながら、それでも必死に(次女が姉妹にすがりつくように)奇跡のようなものを追求しているかのようです。人間は普段こんな突き詰めたところで生きちゃいないでしょう。正常な人間は描かれてないのかもしれません。でも私は、私自身が人間失格なのかもしれないけど、この映画に真実を突きつけられてるような気がするのです。 しったか偽善者さん 10点(2004-08-03 22:38:38)(良:1票)

3.映画というものにこれほどの衝撃を与えられるとは、と打ちのめされながら映画館を出たのは大学生の頃。
寂しすぎて、心臓が止まってからも死ねずに泣きつづける女、死斑の浮いた彼女を抱いて眠らせる女中。白いドレスで散歩する三姉妹、所々挿入される強烈な赤のイメージ。思い出すだけで怖い。
しかして傑作です。 あにさきすRさん [映画館(字幕)] 9点(2003-11-24 23:38:46)

2.神に祈り、神に反撥する。そんな人間に対して神は沈黙をつづける。「人間の原罪の追求」 巨匠ベルイマンの終生のテーマだと個人的に考えてはいるが、実際のところは解らない。それほど彼の描く世界は深く難解で、おそらく説明のつけようがないもののようだ。本作は十九世紀のとある大邸宅を舞台にした、何をするにも一切召使任せで育った三人のブルジョワ姉妹とその召使との室内劇。が、ストーリーらしいストーリーはなく、二女アグネスの死を巡っての女たちのその反応や屈折ぶりを追求する事によって、人間性の深淵を垣間見せてくれるというもの。作品の雰囲気を醸し出すロココ調の室内調度品。死期を暗示するかのような古びた時計。壁やカーテンの真紅さは血のイメージで、F.IやF.Oにも滲ませている。そして、それらを殊更強調させているのが、彼女たちの白もしくは黒の衣裳などといった徹底ぶりだが、ベルイマンのそれらの効果的な映像の創造力と人間の洞察力は、凄いとしか言いようがない。そして、かわるがわる姉と妹の顔を見つめて、心から幸福を感じているアグネスの元気な頃の表情で終わるラストに、得も言われぬ感動を覚えたものだ。ベルイマン作品では比較的解りやすいと言われるが、本当に理解しているかは自信が無いと言うのが正直なところ。それでも強烈な魅力を放ち、永年、心をとらえて放さない作品であることだけは間違いが無い。 ドラえもんさん 10点(2003-04-11 18:02:48)(良:3票)

1.かつてイングリッド・チューリン、ハリエット・アンデルソン、グンネル・リンドブロム、ビビ・アンデルソン、リヴ・ウルマンで、ベルイマン映画「女の性の五人衆」と呼んで恐れおののいていた。これはその内三人までが出ているので恐怖も並大抵ではない。意味はようわからんけど、あのドス赤いというのかドス白いというのか、底の知れない、女の深奥を覗かせるような凄愴鬼気迫る色彩美にはただただ圧倒された。 アンドロ氏さん 9点(2003-02-03 11:53:23)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 22人
平均点数 6.91点
000.00% line
100.00% line
214.55% line
314.55% line
414.55% line
5313.64% line
629.09% line
7522.73% line
829.09% line
9522.73% line
1029.09% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review3人
2 ストーリー評価 7.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.33点 Review3人
4 音楽評価 7.33点 Review3人
5 感泣評価 7.33点 Review3人

【アカデミー賞 情報】

1973年 46回
作品賞 候補(ノミネート) 
監督賞イングマール・ベルイマン候補(ノミネート) 
脚本賞イングマール・ベルイマン候補(ノミネート) 
撮影賞スヴェン・ニクヴィスト受賞 
衣装デザイン賞マリク・ボス-ルンド候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1972年 30回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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