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少女ヘジャル

BUYUK ADAM KUCUK ASK/BIG MAN, LITTLE LOVE/HEJAR
2001年【トルコ】
ドラマ
[ショウジョヘジャル]
新規登録(2004-06-12)【mhiro】さん

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【クチコミ・感想】

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5.最初はサスペンスタッチで、少女が隠れるシーンでスローモーションになったり、音楽がいかにもな感じで安っぽい仕上がりに見受けられた。が、一転して少女と老人の交流が描かれ物語は一気に心のこもったドラマへと展開していく。言葉が通じないながらもなんとか互いに理解しようと努力する様はとても感動的である。この作品に触れる事でトルコのクルド人問題について知るきっかけとなれば観る価値のある作品だと思う。 ヴレアさん [DVD(字幕)] 7点(2014-11-05 10:48:48)

4.社会性のあるとてもいい内容なんだけど
印象に残るカットカットあまりない。 aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 5点(2014-08-20 01:46:32)

3.トルコのクルド問題に焦点をあてた映画は珍しいのではないか。クルド人が置かれている惨状、トルコ人のクルドに対する無理解など現代トルコが抱える問題が、判事のおじいさんと少女の交流の中で痛いほど伝わった。 こまごまさん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-07 10:27:55)

2.ドラえもんさんの素晴らしいレビューに尽きるので同感、と一言でもいいのですが、、
見た時点ではトルコのクルド人関係の政治、社会状況などについて全く知識がなかったので、なぜルファトがああも頑なにクルド語を話すのを禁じるのか分からなかったが、後でトルコは1923年の建国から91年までクルド人同和政策でクルド語を禁じていたと知った。その他トルコのクルド関係の事情についていろいろなことを知ることができた。

実際両親ともクルド人の少女ディランちゃんもサキネなど他のクルド人役も全くクルド語を知らず、映画のために特訓して学んだという。ルファトは元判事でそういう法を守った体制側の人物だから、クルド語しか話さない少女にトルコ語を話させようとするが少女は押し付けに反発する。「頑固なクルド人め」とルファトがつぶやくシーンがあるがお互いに頑固なままでは理解しあえない。お互いの文化を尊重し歩み寄る姿勢なくして理解も共存も叶わないというのはこの二人やトルコとクルド人に限ったことではない。字幕のクルド語はカッコつきで示されるがある種の言葉が通じないのはユーモラスなシーンになっている。

他にも冒頭の警察の襲撃のあと生き残った少女がソロリソロリと部屋を脱出していくのはハラハラするようなスリルがあるし、やもめのルファトや彼に想いを寄せる未亡人の老後の孤独、老人と少女の心が徐々に通じていくというヒューマンな話は優しく心に響く。女性監督で脚本も書いたハンダイ・イペチクの語り口は巧みで暖かく、5歳のディランちゃんとルファトのシュクラン・ギョンギョルの自然な演技も見事だった。


キリコさん 8点(2004-09-25 23:41:33)(良:2票)

1.物語の中心となるのは両親と死別し親戚の家へ叔父に連れられてやって来た幼い少女。彼女の名前はヘジャル。クルド人である。その親戚がクルド人分離独立派ということが発覚するや、武装警察の襲撃を受け、唯一生き残った少女はトルコ人の元判事ルファトに匿われる。「グロリア」あるいは「レオン」を彷彿とさせるサスペンスタッチの導入部から始まる本作は、トルコ共和国における国家を持たない民族、いわゆるクルド人の難民問題を扱ってはいるが、決して堅苦しい映画ではなく、あくまでベースに流れるのはヒューマン・ドラマである。少女を不憫に思いながらも困惑を隠せない老人との束の間の共同生活を描いた点で、どうしても「コーリャ/愛のプラハ」を想起してしまう。ここでも問題となるのは“言葉”であるが、言葉が通じないもどかしさを執拗に描くことで、互いに自分の言葉には頑なな姿勢を崩そうとしないという民族意識を感じさせていく。そんな少女をお荷物に感じながらも次第に打ち解けていく様子を描きながら、映画は、やがてルファトが如何に現実に背を向け、物事に無関心でいたかを掘り下げていく。それはクルド人居住区で彼らの問題に直面し衝撃を受けたことだけではなく、身近にいるお手伝いのサキネの素性や、隣人の未亡人のことでさえも。映画はルファトの姿を明らかにトルコになぞらえ、コミュニケーションの欠如が誤解を生み、無理解・無関心を育てていると説く一方で、言葉や文化の違いを超えて心を通い合わすことの難しさをも提示している。 ドラえもんさん 8点(2004-09-07 18:35:22)(良:3票)

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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 7.25点
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