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【クチコミ・感想(6点検索)】
4.《ネタバレ》 二人の主人公の一人称視点で、交互に違うドラマが同時進行する不思議なテイストの作品。
ピージョ視点。ルシル視点。かたやポリティカルサスペンス?かたやコメディサスペンス。
終盤になると、どちらも同じテーマを扱っていることがわかります。テーマは『自由』そしてその『自由』と天秤にかけられるものが、『人の命』なんですよね。
でも逆に言えば、それが『自由の価値の重さ』をより印象づけることに成功しています。
映画としては、ルシルサイドのストーリーのファンタジー色が強くなりすぎてしまったために、やたらリアルに描かれたピージョサイドのストーリーとの不協和音を感じてしまうのが残念です。
また、ラストの裁判はどちらかと言えばエンタメ重視です。どちらかと言えばルシルカラーが強く出過ぎてしまっています。二つの異なるストーリーが、最後に一つの流れとなって、社会に大きな潮流を作りだすことを予感させるストーリーテリングが見事だっただけに、コメディ色をもう少し押さえてくれたほうが良かったかもしれません。
ちなみに、陪審員に有罪を選択させたのはあっぱれでした。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-10-21 13:37:39)(良:1票)
3.60年代のアメリカ南部を舞台に、弱者である女性と黒人それぞれにとっての自由を並行して描いているわけだけど…若干ちぐはぐな印象はどうしても否めないような気がするわ。 とってもコケティッシュなメラニーのほうは、毒気のあるユーモアたっぷりでとっても楽しいし、黒人差別問題のほうは重くて考えさせられる内容で、どっちも単独で見たら良いんだとは思うんだけど…二つのテーマをわざわざ混ぜる必要があったのか、と。 もちろん二つを同時に見せることでドギツサとか重さを中和してる部分もあるだろうし、その奇妙なギャップが興味深いとも言えるんだろうけど…アタシはやっぱりどうしても不謹慎に感じちゃったわ。 それにしても、メラニーかわいい!! やっぱり彼女はこういう役をやらせたらピカイチね。 【梅桃】さん [地上波(字幕)] 6点(2005-06-21 18:52:10)
2.アントニオ・バンデラスが妻であるメラニ-・グリフィスを主演に据え初監督した作品、と聞けば正直あまり期待はできない。ところが見てびっくり。少なくとも見て損はない作品に仕上がってます。人の死を軽く扱いブラックコメディ風に仕上げたちょっとおバカなコメディと人の死を重く扱った公民権運動を背景に描いた社会派ドラマが同時進行します。法律上の罪と道徳上の罪を両極端に描いたわけですが、この両極端ぶりは天晴れとしか言い様がない。強引であり得ないハッピーエンドも許せてしまうのは、2つのエピソードの片方がとことんコメディタッチで描かれていたからでしょう。社会派ドラマの方が重くなりきれないのはこの展開だと仕方ないのかもしれない。メラニ-・グリフィスも旦那が撮るとなんとも可愛らしい。 【R&A】さん 6点(2004-09-07 13:21:13)(良:1票)
1.60年代における弱者(黒人・女性)の立場を少年の眼を通して描いている。少年の律儀な感じは悪くなく、無難にまとまっているとは思うが、ややありきたり。女性の方は生首を持ち歩くという、ちょっとブラックユーモア的に描いているが、ユーモアにする題材とも思えず、ややハズしているようにも思える。 【東京50km圏道路地図】さん 6点(2004-04-22 01:53:48)
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★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
7人 |
平均点数 |
6.29点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 14.29% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 4 | 57.14% |
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7 | 1 | 14.29% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 1 | 14.29% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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