みんなのシネマレビュー

炎上

1958年【日】 上映時間:99分
ドラマモノクロ映画犯罪もの青春もの実話もの小説の映画化
[エンジョウ]
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タイトル情報更新(2024-05-14)【イニシャルK】さん


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監督市川崑
助監督田中徳三
キャスト市川雷蔵(男優)溝口吾市
中村鴈治郎(二代目)(男優)田山道詮老師
仲代達矢(男優)戸苅
新珠三千代(女優)お花の師匠
中村玉緒(女優)五番町の女
浦路洋子(女優)洋館の女
舟木洋一(男優)鶴川
浜村純(男優)溝口承道
北林谷栄(女優)溝口あき
信欣三(男優)副司
水原浩一(男優)検事
小林加奈枝(女優)宿の内儀
小柳圭子(女優)街の女
香川良介(男優)桑井禅海
上田寛(男優)背広の男
志摩靖彦(男優)刑事部長
伊達三郎(男優)護送する刑事A
寺島雄作(男優)護送する刑事B
原作三島由紀夫「金閣寺」
脚本和田夏十
長谷部慶治
音楽黛敏郎
撮影宮川一夫
製作永田雅一
企画藤井浩明
配給大映
美術西岡善信
編集西田重雄
録音大角正夫
照明岡本健一[照明]
あらすじ
僻地の寺の跡継ぎに生まれた溝口吾市は父の縁故で国宝建造物を擁する驟閣寺の小僧となって仏教大学に進学するが、病死した父を裏切った母との確執に悩み、世知に長けた住職や純真な同輩の鶴川と生来の吃りで醜い自分を比較するうちに国宝の驟閣寺御堂に永遠の美を見出す。誰もが戦後の無気力の中で生きる道を模索する中、吾市は虚無的で毒舌家の同級生戸苅に感化され、学業を放棄して学費を女遊びに使い込み家出を試みるなど放蕩にのめりこむが、その過程である確信に到達する。「驟閣寺御堂を破壊しなければならない。」

かわまり】さん(2013-07-22)
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【クチコミ・感想(6点検索)】

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7.《ネタバレ》 小説を読んでから、映画を見たので、小説のダイジェストのようで。病の気質で思い込みがとりついて、金閣を焼いた。ラストでストーリーとして収まりよく自殺をさせた。ムシロに被された彼は放火犯という罪人のようだった(それには違いないんだけれども)。小説で繰り広げられる世界は虚構であり、金閣が焼けたことは、事実であって、映画も虚構。実際の彼は心と体の病で若くして死んだ。謝罪の日々を送ったそうだが、そういうラストはだめだったのか。 kirariさん [DVD(邦画)] 6点(2021-08-10 20:24:29)

6.《ネタバレ》 世評よりも個人的には、低い評価。理由は好みでないから。いつものように鴈治郎はベスト。雷蔵と仲代を交換しても、良いキャストと思う。見てみたい。 にけさん [映画館(邦画)] 6点(2019-01-05 21:09:00)

5.どう表現したらいいのかわらかないけど、鑑賞中、終始これじゃない感があった。市川雷蔵にこの役は合っていないのではないか、市川崑にこの題材はあまり向いていないのではないか……。一言で言えばハマらなかったということか。仲代達矢の憎たらしい演技と音楽は素晴らしく、これだけのために観るのも悪くない。 カニばさみさん [インターネット(字幕)] 6点(2016-02-25 14:17:38)

4.溝口がなぜ火をつけたのか、そのあたりがはっきりとはわからなかったのですが、これはあえて暗示にとどめたのでしょう。それよりも、現世の煩悩に苦しむ老師や屈折した芦刈と絡ませることで、奥行きのあるドラマを作っています。実際、この2人の方が溝口よりインパクトがありました。あと、中村玉緒も出番は短いのに印象に残っています。物語が細切れでややダレ気味だったのが残念。 アングロファイルさん [地上波(邦画)] 6点(2011-09-01 16:46:36)

3.やっぱり市川雷蔵と市川崑の組み合わせがイマイチな気がする。 市川雷蔵はカッコいいか、もしくは渋いキャラを演じさせて、初めてその魅力が発揮される俳優だと思っているので、こういう朴訥なキャラを演じさせてしまうと、その魅力が半減してしまう。 暗い作品は嫌いではないが、本作の暗さを退屈さをも招き入れてしまっていた。 にじばぶさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-10-13 22:51:35)

2.三島由紀夫原作の「金閣寺」を、監督はじめスタッフ、あるいは俳優が、それぞれ独自の解釈でアプローチしたのではないだろうか。原作と本作は質的にかなり異なるように感じた。しかし、それは悪い意味ではなく、映画ならではのオリジナリティが随所に認められ、良い作品だ。 ジャッカルの目さん [映画館(邦画)] 6点(2008-02-16 23:25:03)

1.三島由紀夫の有名な原作を市川崑監督が演出したことで有名なこの映画、かなりの評価も解ることは解る。しかし、個人的には市川崑監督というと、私は喜劇の方が好きですし、文芸作品なら「ビルマの竪琴」勿論、最初のです。が一番だと思ってます。市川雷蔵の演技も素晴らしいし、宮川一夫のカメラ、撮影は相変わらず素晴らしい。特に金閣寺が炎上していく場面におけるあの映像は宮川一夫カメラマンにしか撮れない美しさと力強さを感じる。それでも話としての暗さがどうも気になって仕方ない。好みの問題という意味でこの点数ですが、一人の人間の心の中に潜んでいる闇、悪、心の葛藤など様々なものをきちんと映画化している所は流石は市川崑監督です。 青観さん [DVD(邦画)] 6点(2007-12-16 09:28:38)

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【点数情報】

Review人数 22人
平均点数 6.86点
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529.09% line
6731.82% line
7836.36% line
8313.64% line
914.55% line
1014.55% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.25点 Review4人
4 音楽評価 6.33点 Review3人
5 感泣評価 5.33点 Review3人

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