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T-34 レジェンド・オブ・ウォー

T-34
2018年【露】 上映時間:113分
アクション戦争もの
[ティーサンジュウヨンレジェンドオブウォー]
新規登録(2019-12-13)【たくわん】さん
タイトル情報更新(2020-11-30)【S&S】さん
公開開始日(2019-10-25)


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監督アレクセイ・シドロフ
キャストアレクサンドル・ペトロフ〔男優〕(男優)ニコライ・イヴシュキン
イリーナ・スタルシェンバウム(女優)アーニャ
ヴィンツェンツ・キーファー(男優)イエーガー大佐
ヴィクトル・ドブロヌラヴォフ(男優)ステパン・ヴァシリョノク
ユーリー・ボリソフ(男優)イオノフ
アントン・ボグダノフ(男優)ヴォルチョク
脚本アレクセイ・シドロフ
製作ニキータ・ミハルコフ
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【クチコミ・感想】

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14.《ネタバレ》 知る人ぞ知るカルト映画『鬼戦車T-34』のリメイクという感じなんですが、監督曰く『鬼戦車T-34』の原作戯曲がモチーフにした戦中の実話(?)をもとに構想したのでリメイクだとは思っていないとのこと。たしかに『鬼戦車T-34』は不思議な感じがするファンタジーっぽい要素があるのですけど、本作はガチガチの戦車バトルの王道エンタティメントで、“戦争映画”というよりも“戦車映画”と呼ぶのが正しいと思います。 今まであまり良いイメージを持っていなかったロシア製戦争映画もついにここまでのレベルにまで達したかというのが正直な感想で、『フューリー』なんか目じゃない今世紀NO.1の戦車映画だと思います。ストーリー的にはかなり荒唐無稽なのは全然OKなんですけど、五月蠅く言えば細かい粗が無いわけでもない。41年には陸軍大尉だったイエーガーが44年にはSS所属になっている、まあこれは実際にそういう事例があったそうなので(逆パターンは聞いたことがない)目をつぶるにしても、イヴシュキンが7回も脱走を試みたってのはどうでしょうか。ソ連の捕虜なら7回どころか1回脱走しただけで間違いなしで即射殺、そこは英米兵の捕虜とは大違いで、だいいちソ連の捕虜が三年近くも生き延びたってこと自体がレアケースというのが現実だったみたいです。イヴシュキンに与えられたT-34の車内に砲弾が残っていたという設定も、そこまでドイツ軍って間抜け?と笑うしかないです。『鬼戦車T-34』ではもちろん砲弾も銃弾もなく、ただ走り回るだけでしたからね。まあそんな細かいところを吹っ飛ばしてしまうのがイヴシュキンvsイエーガーの漢対漢のガチ戦車決闘、ラストの橋上の一騎打ちはなんか『戦略大作戦』を思い出してしまいました。実物のT-34が動き回るさまは迫力満点だが、狭苦しい車内での描写も小型カメラを駆使してきっちり描いています。そして砲弾が掠るときのまるで釣り鐘の中に閉じ込められたような衝撃、これも『Uボート』の爆雷攻撃以来の音響効果です。ドイツ戦車もレプリカ+CGですが拘りが凄くて実写にしか見えない、パンサー戦車には末期ドイツ戦車特有のコーティングもきっちり再現されています。本当に最近のロシア映画のCG技術の進歩はまさにおそロシアですな。 ラストも大抵の独ソ戦映画と異なり爽やかなハッピーエンドなのもスカッとして心地良かったと思います。本作には完全版とDC版というヴァージョンもあるそうなので、機会があれば是非観ておきたいです。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2020-11-10 21:57:09)(良:1票)

13.《ネタバレ》 昔の「鬼戦車T-34」(1965)を下敷きにした映画で、収容所から戦車で脱走してチェコ国境を目指すという基本的な流れは同じである。もとは砲弾なしの戦車が徒手空拳で暴れる形だったが、今回は主人公が捕虜になる前段階から始めることで戦車同士が戦う場面を入れ、また脱走時にも都合よく砲弾を持っていたことにして最後まで砲撃の機会を用意していた。 加えて旧作で、戦車を追いかけたが置いて行かれた女性に相当する人物を、この映画では最後まで同行させる形にして、旧作を見た観客の満たされなかった願いを気持ちよくかなえる話を作っている。終盤で出たクリンゲンタールKlingenthalというのは実在の地名だが、ここは街外れがすぐチェコとの国境になっている場所で(ストリートビューでチェコ側から見られる)、ここまで来たからにはもう脱出目前という意味だったらしい。 そのほか、のどかな道端で戦車とドイツ婦人が出会うとか、ちょっとした街に入ってビールをもらうといった展開にも見覚えがある。略奪はしないといいながら、結局いろいろ恵んでもらったりして和ませる雰囲気も出していた。当然ながら一般の人々を害するようなこともなく、前にも増して穏健で角を立てない作りに見える。なお最後に大戦中の戦車兵らへの献辞が出ていたのは旧作の形式を尊重したと思われる。 戦車映画としては当然旧作よりも派手に見える。別に戦車好きでもないので特に突っ込んで語りたくなることもないが、砲弾の行方にこだわった映像化は面白くなくもない。また弾が当たった衝撃がガーンというのは印象的だった(女性が気の毒)。 世間的には戦車がバレエ曲に合わせて踊るのが話題になっていたようだが、残念ながらあまり華麗でも可憐でもなく、やはり戦車には戦車にできることしかできないと思わされた。また星空の下のラフマニノフはいかにも通俗的に聞こえたが、世界的な作曲家はチャイコフスキーだけでなく人材豊富だということのアピールかも知れない。 なおヒロイン(プスコフ出身22歳おひつじ座168cm)はにっこり笑うと可愛い人だった。演者のイリーナ・スタルシェンバウムという人はドイツ風の名字なので、ドイツ語の通訳をしているのも自然に見える。最近ではDie stillen Trabanten (2022)というドイツ映画にも出演したそうで、西欧にも活躍の場を求めているらしい(国際情勢が厳しいが)。 かっぱ堰さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-12-31 10:12:18)

12.《ネタバレ》 長いディレクターズカット版を視聴。お約束通り敵役のドイツ軍は間抜けですし、近距離戦ばかりなのは?でしたが諸々「フューリー」よりはましと思いました。ドイツ軍の軍装や戦車もいろいろ出て来てこだわりが見られましたし、元になった旧作「鬼戦車T-34」より娯楽色が強く楽しめる作品にはなっていたと思います。ソ連の戦車兵達がワーワー饒舌でうるさ過ぎてハリウッド映画みたいだったので、半世紀前のソ連の国策戦争映画への郷愁を感じてしまいました。CGの砲弾スローモーションはまあこういうもの、という事でコメントを避けます。 クリプトポネさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-02-27 19:21:37)

11.面白かった。 ドイツ軍相手なら、相手がアメリカでもロシアでも迫力のある映像に見える。 たぶん自分の見方に偏りがあるからなのだろう。 相手が日本軍だったら、どんなふうに見えるのだろう。人間の見方は勝手なものだ。 海牛大夫さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2022-02-24 21:29:04)

10.痛快娯楽映画という感じ。独ソ戦という過酷な戦場が舞台でありながら、陰惨とか死と隣合わせといった印象はほぼなし。戦車戦という、ある種のスポーツを見ているような錯覚に囚われます。内部の構造はこうなっていて、こういうふうに操縦するのかと勉強になりました。砲弾が鋼板をかすめると耳に来るというのも面白い。 しかしジョン・ウー監督ばりにスローモーションばかりで、緊張感よりエンタメ感が増しています。そしてもう1点、湖に飛び込んで「自由だ!」と叫ぶシーンがありましたが、これから10年近くスターリンの時代が続のかと思うと少々気の毒に見えてきました。 眉山さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-11-19 02:33:39)

9.あくまでも馬鹿で鈍臭いドイツ軍と不死身の主人公達、ロシア版「フューリー」でしょうか。見飽きた構図です。話は「フューリー」よりかまとまりがあって分かり易かったが、CGで表現する砲弾のスローモーは返って迫力なく残念。途中で飽きた元祖「鬼戦車T-34」よりはマシだった。 毒林檎さん [インターネット(字幕)] 2点(2021-09-01 18:17:08)

8.《ネタバレ》 戦闘シーンはダイナミックで迫力ある映像だと思いますが,少しばかりリアリティに欠ける気がします. ・T-34車内に砲弾が残っているところ ・戦車で追いかけなくてもよいのでは? 「偵察機飛ばしているんだし」と思ったが,ドイツ国防軍は陸軍と空軍があったらしい.陸軍のメンツがありますね. あきぴー@武蔵国さん [DVD(字幕)] 6点(2021-05-26 00:27:30)

7.《ネタバレ》 おもしろかった!3時間以上あるディレクターズカット版ブルーレイを思わず予約してしまったほど。アマゾンとかではレビューが多く、それらを見ると日本ではけっこう話題になって、ヒットしたようですね。あらすじを見て、最初は「鬼戦車T-34」のリメークかと思いましたが、最初の設定だけ似ていて、あとは全く別物でした。最新のCGを使っているだけあって、戦車等の時代考証は素人目には違和感なかったです。もっとも小学生のときにタミヤの戦車にはまったくらいの知識しかありませんが…。T-34はフィンランドにいったときに、新旧いろいろなタイプの本物を見て感激した覚えがあります。この映画ではもちろん本物が使われています(デザイン的には映画冒頭で活躍する初期型の造形が素晴らしい。ただ映画ではそのよさは偽装等でわかりにくい)。この映画で特によかったのはドイツ軍を冷酷非道に扱っていないことでしょうか(多少の例外はあります)。また、おもしろかったのは演習時のドイツ軍司令塔でアメリカ映画「バルジ大作戦」で有名になった「戦車兵の歌」が流されていたこと。音楽はそのまんま「バルジ大作戦」のだったけど、ちゃんと許可とったのかなあ…。 あっちさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-12-06 18:50:42)

6.《ネタバレ》 一戦車長が無双する話。 ただただかっこいい。 話にリアリティはない。 突っ込み箇所は多い。 戦車の知識が多少はあった方がより楽しめるんだろうなとは思う。 エンターテイメント性は高い。 Dry-manさん [インターネット(吹替)] 7点(2020-09-07 02:03:32)

5.歴史的背景はおろか兵器についても認識が乏しいながらに観ながらも充分に満足。戦争であってもなんであっても、“チームもの”はそれぞれのキャラクターが能力を発揮して魅力的であるのがなによりいちばんで、それを自軍はもちろん敵の親玉からもしっかり見せてもらいました。「スゲえ(←以下略)有能な指揮官」「神業的操縦」「エリートな敵」とかそんなところで、個人的には「言葉が通じないのをわかっていて適当に訳したり助言する通訳」というお約束も観られてなにより。 7点か6点かで悩みつつ、バス停でのお迎えや街中、湖畔などでのおいおいのんきだな……という無駄なハラハラ感から6点とさせてもらいましたが、今さらながらこれも通信手段など時代を踏まえればそういうものなのかもしれませんね。あと蛇足ながら橋の上のクライマックス、いくつか他の展開は考えられますがコレがきっとなによりだと思います。 まつもとしんやさん [DVD(字幕)] 6点(2020-07-27 10:49:30)

4.《ネタバレ》 (昨19年の話)通常版を見てからしばらく後、公式ツイッターでちょうど1週間、全国9館限定で完全版公開と発表になっており、見てきました。 この完全版と称するものはロシア国内版だそうで、ドイツ人が喋るシーンの後にロシア語の音声翻訳が入ってました。 (当然ですが通訳であるヒロインが訳してるシーンには入ってないです。全て同じ男性の声です)。 字幕ではないのはロシアでは識字率の問題か、あるいはそういう映画文化なのでしょうか? 暫くすると慣れました。(なお20年2月から改めて完全版を全国展開するそうですが、今度はこの翻訳音声をカットするそうです。)  さて、完全版=26分の追加という触れ込みですが、実際には通常版が26分カットされてたわけで、 先に通常版を鑑賞したので、カットされてた部分はどんなんだろうと記憶を頼りに見比べたわけです。 それぞれのキャラクターの行動についての説明的な台詞のあるシーンが多く消えていた様で、通常版だと 都合が良すぎるのでは、繋がりが…と思えたいくつかのシーンの原因がこのカットなのではと思いました。 (一つだけ例を挙げとくと砲手に過ぎないヴォルチョクがなんで一人で戦車動かして大砲撃てるのみたいな)。 それと、これまた消えてたさりげないいくつかの台詞、シーンで4人の戦車兵たちが知性と教養を備えてるとわかります。アホのヴォルチョクも意外な…。 あと重要なシーンが一つ丸々短縮されちゃってます。あれをカットしちゃいかんです。 完全版は初めて行く映画館で道中迷ったりしてちょっと泣きそうになりましたが、通常版を見た方も機会があれば今度の完全版をご覧になっては如何でしょうか? あひる隊長さん [映画館(字幕)] 9点(2020-01-28 20:45:48)

3.《ネタバレ》 娯楽系の戦争映画で、特に戦車同士の戦闘描写にはややリアリティに欠ける嫌いがある(ついでに言うと敵兵を募っての実戦訓練とかもややイミフ)。ただ、まずどこから用意したのか知らんが戦車は完全に本物にしか見えないし(実は本当に本物らしい)、戦闘のアイデアも色々と単純にカッコいいし面白いしで、割り切って観れば楽しめることは間違い無い。この手の少し不真面目な戦争映画って最近はあんまり多くないようにも思う(流石ロシア)。 Yuki2Invyさん [映画館(字幕)] 6点(2019-12-14 02:43:37)

2.《ネタバレ》 コテコテの戦車アクションで、本物の戦車に乗って操縦したとかで、ものすごい迫力があります。 そして、T-34たった1台で、ドイツ戦車部隊とガチバトルするという、暑苦しいにもほどがある展開で、敵もめがねをした超インテリとか、顔に大きな傷を負った戦車式の超有能プロフェッショナルとか、いちいちかっこよい。 個人的には、我らが同士ヴォルチョクが大好きです(ヴォルチョク! ヴォルチョク! あと、装甲ヒットの「ガツーン!」て感じが戦ってる感じで好きですた。 それから、砲台の回答は手で回してるから超時間がかかるんだ!!!(しかしそこに命がかかっている!!!!!!) という、お約束ということで。 simさん [映画館(字幕)] 9点(2019-12-14 01:00:35)

1.《ネタバレ》 2020/9/7追記 自宅にてBDを鑑賞。 今更ながら、本作は戦記物の形を借りたファンタジ―で有る事に気が付いた次第。 なので、躊躇なく10点満点に変更します。 2020/2/14追記 念願のダイナミック完全版鑑賞成る! 本作のファンは皆観るべき! エンドクレジットの後日談はファンはへの贈り物。 特に、イリーナ・ストラジェンバウムのファンの皆さん、 追加シーンは必見ですぞ。 「傑作!」と聞いていた本作、やっと観る事が出来ました。 結論:面白かった!! 内容は戦車戦! 戦車戦!! そして戦車戦!!!(回文では有りませんよ) CGを使用しているものの、映像の殆どは実在の戦車を俳優が実際に動かしている(!)ので臨場感は半端なし。 これぞ映画館の大スクリーンで観るべき作品、勢いでラストまで文字通り突っ走る快作です。 満点で無いのは登場人物達がみな生き残るから。 物語を通じて登場人物達に思い入れが生じるのは面白い映画の証拠、だから本音では皆に生き残って欲しい。 でも、本作の展開では全員死んでしまうのは悲しい事だけれど、そうなっても私は納得出来た。 そういう展開を予想していただけに、生き残ったのは嬉しかったけれど多少の甘さも感じたので敢えて1点マイナスします。 本作は上映館が少ないのが残念ですが、戦争もの・戦車ものが好きな諸兄は多少遠くても 映画館まで時間と金を掛けて足を運ぶ価値は充分に有ると言っても過言では無いでしょう。 傑作です! たくわんさん [映画館(字幕)] 10点(2019-12-13 14:12:11)

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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 14人
平均点数 7.00点
000.00% line
100.00% line
217.14% line
300.00% line
400.00% line
500.00% line
6535.71% line
7321.43% line
817.14% line
9321.43% line
1017.14% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人

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