みんなのシネマレビュー

クレイジーズ(2010)

The Crazies
2010年【米】 上映時間:101分
ホラーサスペンスSFパニックものリメイク
[クレイジーズ]
新規登録(2010-08-27)【M・R・サイケデリコン】さん
タイトル情報更新(2013-04-07)【マーク・ハント】さん
公開開始日(2010-11-13)


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監督ブレック・アイズナー
キャストティモシー・オリファント(男優)デヴィッド・ダットン
ラダ・ミッチェル(女優)ジュディ・ダットン
ジョー・アンダーソン〔男優・1982年生〕(男優)ラッセル・クランク
ダニエル・パナベイカー(女優)ベッカ・ダーリング
クリスティー・リン・スミス(女優)ディアドラ・ファーナム
ブレット・リッカビー(男優)ビル・ファーナム
プレストン・ベイリー(男優)ニコラス・ファーナム
ジョン・アイルウォード(男優)Mayor Hobbs
グレン・モーシャワー(男優)Intelligence Officer
ラリー・セダー(男優)ベン
脚本ジョージ・A・ロメロ(オリジナル脚本)
スコット・コーサー
音楽マーク・アイシャム
撮影マキシム・アレクサンドル
製作ディーン・ジョーガリス
ロブ・コーワン
マイケル・アグィラー〔製作〕
製作総指揮ジョージ・A・ロメロ
ジェフ・スコール
配給ショウゲート
特殊メイクロバート・ホール[メイク]
オルモスト・ヒューマン社
美術アンドリュー・メンジース(プロダクション・デザイン)
衣装ジョージ・L・リトル
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【クチコミ・感想】

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22.《ネタバレ》  好きなタイプのパニックホラー。小さな田舎町で急におかしくなる住民たち。その原因は軍が密かに開発していたウイルス兵器やら化学兵器やらなんかそんなやつ。それを輸送中の墜落事故が原因。リメイクともあって使い古された設定ですが、ホラーやらパニックやらはこれで良い。とにかく『どう生き延びるのか』のサバイバル感やスリル感を味わえるのが大事なのです。  田舎町なのでみんな顔見知りってのも良いです。そんな牧歌的な雰囲気で始まるからこそ、惨劇や悲劇が起こったときの絶望をより強く感じます。  この映画の長所は、なぜか暗くなりすぎないところです。住民が良い人ばかりで、そういった人たちが理不尽に犠牲になっていくのに、なぜか不思議と後味が悪くありません。最後主人公夫妻がなんとか生き延びられたときに感じる安堵感のほうが強いです。  それに、こーゆー映画であるあるなんですが、最後はミサイルできれいさっぱり町が焼き払われるのが妙にスッキリしちゃいます。  今作は感染者に襲われるいわゆるゾンビ系映画のスリルが味わえる一方で、軍の脅威もしっかり描かれています。  ベッカの彼氏とその母親が銃殺されて焼き払われてしまうシーン。そして納屋に隠れ、軍に見つからないようにするシーンで、感染者たちとはまた違うスリルを味わえます。  軍のヘリから隠れるため洗車場に逃げ込んだところを感染者に襲われる。複数の脅威をバランスよくミックスさせ、手に汗握るパニックホラーの出来上がりです。  三つめの脅威は感染しているのかどうかよくわからない保安官補佐。彼の描き方がうまい。次第に凶暴になっていく保安官補佐。それが感染によるものなのか、この異常な状況が彼の精神を不安定にしたのか、どちらともとれる絶妙な匙加減がうまいです。  正直この手のパニックホラーとしては秀作に入ると思います。 たきたてさん [DVD(字幕)] 8点(2021-11-26 04:51:26)(良:1票)

21.好きなんですよねぇこの映画。何とも言えない薄気味悪さ。ゾンビも怖いし人間も怖い。そして自分も感染するのではという恐怖。手堅い。 にしきのさん [DVD(吹替)] 7点(2017-01-22 02:32:49)

20.ロメロの元映画の方を観てみたいのですが、レンタルビデオ屋さんに置いてないので、代わりに、っちゃあ何ですが、リメイクの方を観させていただきました。代替品扱いでゴメンなさい。いや、面白かったです。まずそもそも、適当にカメラを揺らして臨場感出しとこう、みたいな安直な事をしてないのがうれしいところ。見せ方へのこだわり、という映画が本来持っているべきものを、ちゃんと感じさせてくれます。 ある小さな田舎町を突然襲う異変。人々の挙動がおかしくなり、他者を襲い始める。いくら映画だからって、ただ病気に感染してしまっただけの気の毒な人たちを、ゾンビ扱いしていいのか~っっってのは、もともと、ロメロのゾンビ映画が持っていた毒、というか、後ろめたさ。「人間そっくり」だけど人間ではないと「信じられる」何か(=ゾンビ)を虐殺する、虐殺してもよいと考える、その後ろめたさ。この作品でも、人が人を襲う、というその構図において、もはや、襲う側、殲滅される側が、もはや感染者かどうかは問われなくなっていく。身近に迫る感染者の襲撃の恐怖、その一方で、遠目に目撃される、非感染者を含めた虐殺の恐怖。 感染者を「クレイジーズ」などと呼んだりしているけれど、このラストシーンの後では、一体、真の「クレイジーズ」は誰のことなのか、と言いたくなる訳で、しっかりと皮肉も込められたホラー作品でした。 鱗歌さん [DVD(字幕)] 8点(2016-10-27 13:29:05)(良:1票)

19.《ネタバレ》 オリジナルにあった哀愁ある何ともやり切れない雰囲気(特にラスト)が全くなくなっており、単なるパニックホラーに成り下がってしまった感じ。 あの微妙な絵の具の混ぜ具合というか、さじ加減はどこにいってしまったのだろうか。 オリジナルとの比較でなければ、単なるパニックホラーとしては面白く、可も不可もない感じにはまとまっている。 afoijwさん [DVD(字幕)] 3点(2014-03-04 00:24:47)

18.《ネタバレ》 ダニエル・パナベイカー目当ての鑑賞でしたが、あまり出番がなく化粧もいまいち。ゾンビの描写も中途半端でしたね。いかにもゾンビって風貌でもないし、生命力もそれほど高くない。ですが、その逆でもないんですよね。どっちかに指針が振り切っていると面白い作品になったのかも知れません。見所はあまりないが、洗車ルームの一戦と電鋸親父との一戦は、なかなか怖かった。全体的に緊迫感があり、ホラー好きなら見ても損しないレベルに仕上がっています。 マーク・ハントさん [DVD(字幕)] 5点(2013-03-30 08:45:53)

17.《ネタバレ》 ゾンビではない感じですかね。だから普通に攻撃も効く感じですね。何をしても立ち上がってくるゾンビがわらわら出てくるシーンを期待していただけに少しガッカリです。全てを消し去ろうとする国家の陰謀は某国では普通にありえそうです。 いっちぃさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-11-05 19:08:41)

16.《ネタバレ》 昔からよくある既視感満載のゾンビ映画。新しいところと言えば、感染した人たちが単純にゾンビになるのではなく、ちゃんと記憶や感情を有したまま、文字通りクレイジーになってしまうというところか。それでもこの手の映画に絶対必要なセオリーは手堅く押さえているので、とても好感の持てる映画に仕上がっている。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2012-06-28 23:15:37)

15.ショッキングなシーンも入れつつかなり手堅く作っているので極端につまらないと感じる人は少ないのではないでしょうかね。ゾンビではないけどほぼゾンビといった感じですが、こちらの方がリアリティがあるのでゾンビ映画に食傷気味の方でも見れると思います。 映画大好きっ子さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-05-11 10:06:34)(良:1票)

14.ストーリーはバタリアンに酷使していますが、演出の内容は全くの別物の作品でした。軍事ヲタの人でも鑑賞できるように途中でヒューイコブラなどが出てきます。拾い物の素晴らしく最後まで飽きない作品でした。 SATさん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-12 10:40:37)

13.似たような映画は沢山あると思いますが、この手の映画の中では中々楽しめました。 南雲しのぶさん [DVD(字幕)] 7点(2012-02-08 21:51:03)

12.ロメロをプロデューサーとして迎えているだけのことはあって、オリジナルをかなり尊重したリメイクに仕上がっています。細かいエピソードにはオリジナルから引用したものが多くて、「ゾンビ」とは似ても似つかぬ映画になってしまった「ドーン・オブ・ザ・デッド」などと比較すると、その製作姿勢には大変好感が持てました。その一方で、ただオリジナルをなぞるだけではなく21世紀版としての適度な改編がなされている点でも本作は評価できます。細かいネタはオリジナルから拾いつつもその味付けを変えており、オリジナルとはまた違う楽しみが出来る作品に仕上げているのです。オリジナルはかなり体制批判的な作品でしたが、その作風は公民権運動やベトナム戦争を経た70年代という時代背景を反映したものであり、そんな作風をそのまま現代に復活させても時代錯誤なリメイクが仕上がるだけ。そこで本作は体制批判的な面をバッサリ落とし、ソリッドなサバイバルアクションとして「クレイジーズ」を再構築しています。最大の変更点は軍隊の指令系統をまったく描かなかったことで、これにより社会派作品としての魅力は失ってしまったものの、映画の視点を逃げる主人公のみに絞ったことでアクション映画としての面白さは倍増しています。主人公は、自身がウィルスに感染するという脅威だけでなく、感染者による襲撃と軍による追跡という複数の脅威と戦うこととなるのですが、描写を限定したおかげで主人公の苦境がオリジナル以上に鮮明となっています。アクションの面白さやショックシーンの作り込みはオリジナルを凌駕しており、電ノコを持った感染者、鍬で人を串刺しにする校長先生、洗車場での襲撃等、気合いの入った描写が目白押しです。アクション映画として作り直したことで映画全体のテンポも変わっており、序盤からサクサクと話が進んでいく点でもオリジナルより見やすい娯楽作となっています。オリジナルを尊重しながらも時代に合わせて作風を変える、これは理想的なリメイクの形であると思います。 ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 7点(2012-01-02 16:12:05)(良:2票)

11.《ネタバレ》 ゾンビより軍の破壊活動が怖い たこちゅうさん [DVD(字幕)] 6点(2011-12-20 21:46:00)

10.《ネタバレ》 この手の映画はゾンビ系・パンデミック系・パニックアクション系・ホラー系等々色々有るが、製作側は本作をどの様なジャンルにしたかったのだろうか? 何とも中途半端な作品。 作品自体は終始堅実な雰囲気で悪くないので惜しい。 たくわんさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-12-09 13:19:44)

9.《ネタバレ》 映画として、割と真面目に作っているな、と思いました、主役の彼は見たことがあるな、と思っていたらダイハード4ノカレナンデスヨネ、ちょっとかっこいいと思いました。最後のシーン、爆発に巻き込まれる、アノオオガタトトラックヘッド、模型?実車?、ソレナリにお金かけたんだ、とか思いました、映画って楽しめます。 yasutoさん [地上波(吹替)] 9点(2011-11-13 17:02:44)

8.《ネタバレ》 オリジナル未見ですが殺戮シーンは衝撃的で、感染者の狂いっぷりもなかなか絶妙な匙加減。淡々とした一本道な感じのストーリーと無人の街が良く合います。最後、核爆弾で二人とも綺麗に吹っ飛んでくれれば更に良かったのですが。 Robbieさん [CS・衛星(吹替)] 8点(2011-11-03 23:19:13)

7.うーん、もーちょい派手にやってくれるのかなぁーと思いきやそんなにも・・なんかモヤモヤしたものが残るなぁ。感染者が襲いまくるのはいいけどそんな描写がちょっと少なかったのは残念だけどグロさがこれまた、たまらんなぁ。死体シーンの手の入れ込みようもそうだし襲撃シーンに使う道具もこれまた、トビー・フーパー風でツボにはまりそう。オリジナルは未見なんでどーだったかは知らないけど個人的に雰囲気は「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生」の時のような感じがして好きですね~。 M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 6点(2011-10-30 00:01:40)

6.《ネタバレ》 電動のこぎりを使った小ネタは、素敵だ。いいアイディアだったと思う。あとは、文句ないけど、普通といった内容。 アイランド・ジョーさん [DVD(字幕)] 5点(2011-07-24 09:18:49)

5.《ネタバレ》 可もなく不可もなく、まぁまぁといった感じですかねぇ。家の中でかつての知り合いに襲われるシーンや洗車場で襲われるシーンなど、なかなか見応えはあったのですが、軍の兵士達があまりに無機質で魅力に乏しく、軍がバラまいた細菌でああなったしまったのだからもっと理不尽に描いても良かったと思いますね。個人的には、保安官の補佐がいい味出してたように思います。少しずつ凶暴になって、保安官夫婦にも銃を向けながらも、最後には役に立ちたいと自ら儀性になる。あのシーンだけ、唯一ぐっときたシーンでした。 あろえりーなさん [DVD(字幕)] 6点(2011-07-15 17:33:23)(良:1票)

4.《ネタバレ》 社会風刺に満ちたオリジナル版に比べ、本作は分かり易い細菌パニック映画と化しており、エンターテインメント性はあるが、あまり知性を感じられる出来ではない。そもそも、感染者と正常な人間の区別がつかないところが肝だと思うのだが、リメイク版ではいかにもなゾンビメイクで感染者だと一目瞭然。感染者も怖いが正常であるはずの軍部はもっと怖い、というロメロ節もいまいち活かされず、やや期待外れの出来。 フライボーイさん [DVD(吹替)] 5点(2011-06-07 22:17:51)

3.《ネタバレ》 作品の雰囲気は、「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」と「28日後」を足したような感じでしょうか。一言で表すなら『知性をもったゾンビ(厳密には感染者)に襲われる映画』。 70年代に製作されたロメロ版がオリジナルにあたり、「28日後」自体もそのオリジナルを意識したそうだから似てるのも必然なのでしょうか。 ロメロ作品といえば、ゾンビよりも本当に怖いのは人間の性であったり、社会風刺をきかせた皮肉めいた演出が特徴。本作でも、感染の発端となった事故の隠蔽や非人道的な軍の封じ込め作戦など一応そのあたりは踏まれており、何というか軍隊がすごく無機質な集団の塊(命令どおり、マニュアル通りにこなす)のように描かれて怖い。今の日本政府や某企業の情報の不正確さなどずさんな震災対応とダブってしまう。また、感染してるかもしれないと疑心暗鬼になり、普通に振舞っても常に心の中では警戒をする主人公たちも次第に狂気に染まっていく様も怖い。他にも、感染者狩りをしていた連中がいたが、こういうバカ連中は社会秩序の崩壊時に必ずでてくるが、感染者の仲間入りをし、キッチリと落とし前をつけられるので良い。オチはありきたりなのだが、ああいうオチにしてしまうと、それまでの軍隊のすべての行動や作戦に一貫性がなくなってしまい興醒めする。 オリジナルに比べ大衆向け、娯楽性は高まったと思うが、わざわざリメイクした意義はその点だけなのは残念かな。 シネマブルクさん [DVD(字幕)] 5点(2011-06-07 10:14:01)(良:1票)

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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 22人
平均点数 6.23点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
314.55% line
400.00% line
5731.82% line
6522.73% line
7418.18% line
8418.18% line
914.55% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review2人
4 音楽評価 5.50点 Review2人
5 感泣評価 4.50点 Review2人

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