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グラマ島の誘惑

1959年【日】 上映時間:106分
ドラマコメディ戦争ものモノクロ映画戯曲(舞台劇)の映画化
[グラマトウノユウワク]
新規登録(2006-07-03)【青観】さん
タイトル情報更新(2021-05-04)【イニシャルK】さん


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監督川島雄三
キャスト森繁久彌(男優)香椎宮為久
フランキー堺(男優)香椎宮為永
三橋達也(男優)ウルメル
淡路恵子(女優)香坂よし子
桂小金治(男優)兵藤惣五郎
加藤武(男優)赤井八郎左衛門
岸田今日子(女優)坪井すみ子
八千草薫(女優)上山とみ子
春川ますみ(女優)内田まさ
左京路子(女優)矢田もよの
轟夕起子(女優)北川たつ
ハロルド・S・コンウェイ(男優)ジョンソン少佐
浪花千栄子(女優)佐々木しげ
左卜全(男優)光村
宮城まり子(女優)名護あい/名護かな
桜京美(女優)太田みよ
脚本川島雄三
音楽黛敏郎
撮影岡崎宏三
製作佐藤一郎
滝村和男
東京映画
配給東宝
美術小島基司
編集南とめ(ネガ編集)
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【クチコミ・感想】

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4.《ネタバレ》 大東亜戦争、天皇制、戦後民主主義、戦後の沖縄… 日本が抱え込んだ矛盾をごろごろと放り投げてくるような喜劇。 微妙な作りの映画ではあるけれど、森繁とフランキーの宮様兄弟が面白い。 岸田今日子の語りが入ると、ノストラダムスに予言されてるみたいで変な感じ。 でも、一度は見ておく映画ではないでしょうか。 こんさん99さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-06-11 22:26:42)

3.《ネタバレ》 フィルムセンターにて鑑賞。 尺の割にとても長く感じた。 近くにいた他のお客からも「長く感じた」の一言が。 川島作品の中でも、こういったワイルドな作品はどうも苦手で、そういった印象は本作でも同じだった。 変に戦争批判や皇族批判、そして原水爆批判などを喜劇の中に織り込んだもんだから、シリアスなのか喜劇なのか分からない中途半端な出来となっている。 つまり、シリアスさと喜劇がうまく融合していないのだ。 笑える部分も、他の川島喜劇に比べて少なかった気がする。 本作を観て、「川島監督の疲れ」のようなものを感じてしまった。 なんか、作り手である監督も疲れているし、そこで演じさせられている森繁やフランキー堺も疲れてしまっているような気がした。 その疲れが、観ているこちらまで伝わってきて、観た後もどこか爽快になれない。 そんな印象が残った作品であった。 にじばぶさん [映画館(邦画)] 5点(2008-08-24 16:15:49)

2.《ネタバレ》 ずっと映画館で観たかった作品。とても奇妙な映画だった。ドタバタ喜劇を押し出したわけでもなければ、痛烈な風刺を込めている訳でもない。無人島に不時着した皇族である森繁と弟・フランキー堺と軍人・桂小金治、そこに従軍婦と何故か従軍女性記者がいて、奇妙な生活が始まる。従軍婦らは本土に帰ったら勲章を貰えるという期待を胸に森繁・フランキーらに仕えるのですが、これは典型的な戦前国民の象徴か。 淡路・岸田の従軍記者らは胡散臭さを感じ、彼らとは群を離れる。食料が無くなり、従軍婦らが栄養失調からマラリアにかかる。その時、岸田・淡路は清潔なワンピースを羽織って登場、B-29の残骸から食料・衣料を調達していた。不満の溜まっていた従軍婦らは、岸田今日子に乗せられてクーデターを起こす。民主的な生活を営むことになった。各自、食料調達部、栄養部等々割当てがあるのだが、ちゃっかり森繁が端っこで「宴会部長」となっているのには笑えた。 もう三橋達也の土人なんて笑うしかない。本土に帰ってから以降のシーンについては、なにか「社長シリーズ」に落ち着いた感じがした感じで蛇足気味。また、皇族批判等のメッセージについてもちょっと意識し過ぎた感じがした。 島で女性陣が笑いながら踊り回るシーンが印象的で、淡路恵子・浪花千栄子・春川ますみはまあ解るんですが(笑)、八千草薫・岸田今日子までもが、あの輪で楽しく踊っているというのは奇跡としか言いようがない。豪華メンバーの中でも彼女達の演技を堪能できるだけでも楽しい。そう、要は、あまり皇族批判とか、原水爆への抗議といった政治的メッセージを忘れて、豪華メンバーの演技を楽しめば良いのかもしれない。 サーファローザさん [映画館(邦画)] 7点(2007-08-02 12:17:14)

1.《ネタバレ》 グラマ島と言うけど、グラマーな女性など出てきません。森繁久彌とフランキー堺のやりとりが変な笑いをかもし出している。無人島にだとりついた皇族、軍人、その他いかにも変人ぽい人達が沢山出てきて、あれやこれやと大騒ぎ!ただ、この作品、後半の展開、最後も何が何だかいまひとつ掴み所がないのが難点である。川島雄三監督らしいと言えばらしい、おかしな人物だけらけの何ともおかしな作品! 青観さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2006-07-09 11:51:27)

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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 6.25点
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7250.00% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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