みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
74.泣けます!演技うまい、幻想的なところもあって入り込めます。 【I・I・59】さん 9点(2002-08-26 22:11:35)(良:1票) 73.この衝撃は一生もの。エドワードの目がすべて。 【たもつ】さん 9点(2001-03-20 06:00:27)(良:1票) 72.《ネタバレ》 “Edward Scissorhands”登場人物のフルネーム。 雪が降るなか灯りが落ちた夜の20世紀FOXロゴ。ちょっと不気味さのあるオープニング。小さな女の子の「雪はどうして降るの?どこから降るの?」って素朴な疑問から始まるおとぎ話。その答えの何とも悲しいこと… パステルカラーの家々、車、住人の服装。なんともポップでお洒落な町と、この町に似つかわしくない黒くて禍々しいお城。孤独に生きてきたエドワードが受けるカルチャーショック。手がハサミの奇妙な人物によって変わっていく町の変化が面白い。そのままの延長でハッピーに終わっても、きっといい映画だったと思うけど、ティム・バートンらしい“闇”が良い味付けになっている。 手より先に心が創られる悲劇。心を創られる前のエドワードは、工場の隅っこでセロリか何かを刻んでた。工場(というか博士の趣味)がクッキー作りになってから、エドワードは用済みになってたんだろう・・・ってあれ?博士がエドワードに本を読んで教育してる奥に、セロリのロボットいるぞ!?ふたりは別人??ってことは、博士はエドワードをゼロから、敢えてハサミの手を持たせて、創った??博士ひょっとして、そういう悪趣味な一面があった? 博士が亡くなってからのエドワードは、1人孤独に、誰も見る人のいないトピアリー(って言うんだと)を造り続けてきた。他にしてきたことは、ベッドのまわりに雑誌か何かの切り抜きを貼ることくらい(※『生まれつき目のない少年が手で字を読む』記事を貼ってるところがバートンらしい)。 好奇心旺盛なエドワードは頼まれてもいない犬のトリミングを初め、女性のヘアカット、遂には氷の彫刻創りへと、独創的なセンスを発揮する。 ほんの僅かな数日間、人と触れ合うことで広がってきたエドワードの創作意欲、新しい発想。お城に戻ったエドワードは、1人孤独に、あの一時の思い出だけを胸に、クリスマスに氷のキムを創り続ける。キムがお婆ちゃんになるまで、何年も何年も。 雪の降らなかった町に雪が降る理由を知りつつ、あの街で孫が出来るまで、何年も何年も暮らし続けるキム。 このロマンチックだけどアンハッピーな所も、おとぎ話として良く出来たクリスマス映画ですね。 【K&K】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2024-01-01 12:43:46) 71.《ネタバレ》 ティム・バートンのダークファンタジーの傑作。 周りの様子を伺うように目をキョロキョロさせる。Jデップはコミカルな演技の中にに孤独感のようなものを見事に両立させて見せる。 ダイアン・ウィーストも素晴らしい。彼女ならではの微笑をたたえた独特の演技、魅力を存分に見ることが出来ます。 作品の舞台となる町の家の外観に、朝いっせいに出勤するクルマの色に室内装飾に女性達の衣装。 淡いパステルカラーでまとめられ、エドワード作の奇抜な植木が家々の庭先を飾っている街並。 夜の暗闇の中、エドワードが降らせる雪の中をウィノナが舞うシーンも美しく印象的。 ファンタジーならではの架空の世界を思わせる町。しかしそんな町にいるエドワードはやはり徹底的に異質な存在。 まるでゴシックホラーの雰囲気を漂わす町外れの古城の雰囲気もやはり異質。 中盤まではハサミを活かした特技を発揮し町の人々との交流にも温かみを感じさせながらも、 噂話好きな町の住民達にウィノナ演じる娘のカレの存在には思いっきり現実感が漂う。 架空と現実のバランスもいいのですが、これらは確実に悲しい結末を予感させるものでもあります。 エドワードとキム、2人の純愛ラブストーリーでもあるのですが、”goodbye”そしてキスの後、"I Love You” 短い単語に込められた2人の思いが確実に伝わってくる悲しきラブストーリーの結末でした。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2016-07-18 22:39:44) 70.《ネタバレ》 再見。 往年のサイレント映画やゴシックホラーの懐かしさもある、ティム・バートンなりの愛情が注がれた作品。 雪が降りしきるある夜、不気味な階段、鋏、得体の知れない機会が運動を繰り返す。 ビスケットのように型抜き、丘の上にそびえる古城、それを見つめる年老いた女性は、布団に入る孫娘に素敵な昔話を語り始める。 窓から過去へ、星のようにきらめく小さな町、それを見下ろす暗い城。 実にカラフルな色彩だこと、冴えないセールスマンの女性、包み隠す女性と解放的な女性たちとの対比。女性たちには解放的してくれるような男がいる。彼女にはまだそれがいない。 ふとミラーに映る新たな「商売相手」。虎穴に入らずんば虎児を得ず、仕事人としての性。 吸血鬼の城のように人々を寄せ付けないが、中に入ってみると可愛らしい庭園が拡がっていた。セールスマンから抵抗が薄らぐ。 こんな素敵な庭を作る人だ、きっと城の主も素敵な人なのだろう…ところが、城に入ってみると怪しげな機械が並び風穴のあいた天井のある空間。 セールスマンの心に渦巻く期待と不安、それを後押しするのは重そうに抱え込んだ商品を売るため。 物騒な手や服装とは裏腹に、何て悲しげな顔をする奴なのだろう、顔の傷とその表情が彼の過去を語る。 それを化粧品で優しく包み隠そうとする女心。そこには仕事人としてであり、母性をくすぐられてしまった一人の女性として、異性としてすでに惹かれていたのかも知れない。 瞬く間に町中に拡がる噂、指は串に、庭師に、美容院に。 押しかける女、女、女、男の群。飛び交う罵詈雑言と視線がシザーハンズの心に突き刺さる。 自分を変えてくれた恩人のために階段を駆け上る、それを引き裂く銃撃、瓦礫よりも重い人間からの一撃、抱きしめられないのなら、触れられないのなら、解り合えないのなら…。 唇だけが別れを惜しむように触れ合う。 冷たい鉄の塊は「手」として認識され、群衆を退かせる。 氷の彫刻が紡ぎだす雪、雪、雪の舞い。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-11-16 18:31:23) 69.《ネタバレ》 ベタと言えば、すべてがベタなのだが、マジョリティの平凡さの演出(同じような家が並ぶパステル調の住宅街、同じ時間に同じ様に出かける父親達、すぐさま流行に飛びつく母親達)とマイノリティであるエドの演出の対比が秀逸。 創造的な表現者×身体的な障害者というマイノリティの主人公に、イノセント故に他人を傷つけることがあるいう人間の習性を、究極的に可視化した「手=ハサミ」としてかぶせ、 それをいかにもな「社会」(というか「世間」に近い)の暴力に放り込むことによって、大衆の醜さを露悪的に見せる巧さ。 それに加え、見た目が青年の無垢な少年と、スレた高校生との対比を正に(ある意味卑怯だが)ファンタジーをして描くことで、エドにとってのこの出会いの期間をファンタジーだったとして昇華させる。 物語自体が最後は語りだったという視点に戻し、彼を理解したと思える彼女ですらマジョリティの側から離れられなかった、というキムの語りを懺悔の物語としてまとめることで人間の弱さの演出を重ねる。 単純に切ないラブストーリーと呼ぶには勿体無い一作 【楊秀清】さん [映画館(字幕)] 9点(2011-06-05 21:03:52) 68.ファンタジーなのに現実的なダークな感じも描かれていて、単なるファンタジー映画ではない独特な世界観だと思います。ジョニーデップがすばらしいです。とても切ないけれど、温かい気持ちになります。この季節になると見たくなる映画です! 【Sea】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-12-08 19:48:51) 67.なんだかとても大切なものを見せられた気分。 【アンドレ・タカシ】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-08-05 17:49:44) 66.個人的に映画とはちょっと違うカテゴリーに位置付いているお話。自分に子供ができたらぜひ見せたい。たくさんのことを教えてくれるだろう。ああでも子供にはエドワードの姿は怖すぎるかもしれない。なんてもどかしい奴なんだエドワード。博士がハート型のクッキーをつまみあげてロボットにかざすところ、何とも言えないいいシーン。素敵です。 【デルモゾールG軟膏】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-01-15 23:17:31) 65.メルヘンとか女々しいとか言われても、観てるとき泣いてしまうんだから仕方ない。 チャーリーとチョコレート工場より、こっちの方が好きです。 【声ヒツジ】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-07-25 20:46:56) 64.これは悲しいです。 【よしふみ】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-10 00:56:39) 63.《ネタバレ》 いや~この映画の雰囲気はホントにたまりません。キムが「抱きしめて」と言ってエドワードが「出来ない」と言った場面なんか切なすぎです。つっこみどころもありますが、そんなものが気にならないほど引きずり込まれました。ラストもとても素晴らしいです。 【べいんびーる】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2006-12-26 19:36:23) 62.かなりブラックな要素の強い映画ですね。。人が人(この映画ではロボットですが)に対してここまで簡単に掌を返してしまう怖さや、集団心理の前ではどんなに正しい主張をしていても潰されてしまう現実がよく描かれています。原色に統一された家並みやエドワードの作った刈り込みが映画中の随所に映りこんだりして、おとぎの国での話であることを忘れさせない作りになっていますが、要旨はあくまで現実社会に置かれています。ちょっと前の話でいえば、事実上の公認候補を弟だとか息子だとか祭り上げながら当事者が逮捕されたら知らん顔の政治家たちを見て、この映画の言っていることが証明されたような気もしました。ストーリー面の話をすれば、序盤エドワードが街の人に簡単に受け入れられすぎでは、とも思いましたが。そこはご愛嬌ってとこでしょうか。 【Thankyou】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-12-25 21:53:19) 61.ある日深夜の放送で観て、その時非常に感動したのを覚えてる。最近また観たんだけど、とても感動した。エドワードの嬉しげに微笑んだり、悲しげになる表情がたまらない。微笑ましいシーンの連続から、その後に待ってる悲劇といい、ストーリーも素晴らしい。そして、あれだけ愛されたものがちょっと悪いことをしただけで皆から嫌われるという所に私は特に心動かされた。傑作ですね 【ラスウェル】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-05-31 00:41:27) 60.あれから毎年、初雪を見ると、この映画の事を思い出す 【2円・南】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-20 11:42:48) 59.《ネタバレ》 氷の彫刻を作っているとき、氷の破片が雪のようになりウィノナ・ライダーが踊るシーン・・・イイ! 【ビリー・ジョー】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-10-31 22:08:24) 58.私がティム・バートンを大好きにさせてくれた記念すべき映画である。かわいい町にかわいい洋服・・・あまりに外面がかわいく、それ故徐々に主人公を忌み嫌っていく人間の内面を醜く感じた・・・ 【めめこ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-04-27 20:43:55) 57.何年経っても新鮮で、かわいい映画。 【さら】さん 9点(2005-03-22 14:07:15) 56.町がすごく綺麗。いいファンタジーだ。 【ベルガー】さん 9点(2005-02-26 13:48:02) 55.心臓はハート型のクッキーって素敵だな~! 愛さずにはいられません。切なくも素敵なお話。欲を言えばウィノナに雪が舞うシーン、魅了されていただけに余韻を与えて欲しかったですね。ジョニーデップ素晴らしい! ウィノナ可愛かった。 【ダージン】さん 9点(2004-09-17 03:02:22)
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