みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
42.《ネタバレ》 一番泣けた映画は?と訊ねられたらコレと答えることにしている。鑑賞当時、公務員の末席を汚していた自分の仕事に対する姿勢をも変えた1本。今でもふとした時にかすれた声で♪命短し恋せよ乙女♪が頭の中でリフレインする瞬間がたまにある。そんなときは無条件で目から汁が出てくる。 【りんす】さん [DVD(邦画)] 10点(2009-09-19 23:52:41) 41.志村喬の演技が、もう演技に見えない程光っていました。混沌とした時代の映画ですが、今改めて見ると凄く新鮮で、夜の街のシーンなんかもう日本とは思えませんでした。カラーがあれば見てみたいです。後半の通夜の席の話は若干冗長でしたが、『12人の怒れる男』のような展開は面白かったです。全体を通して、とても切ない映画でした。色んな人に見て欲しい映画。 【Fukky】さん [DVD(邦画)] 10点(2009-08-26 17:32:37) 40.《ネタバレ》 本当に人間いつ死ぬか分からない。悔いの無い生き方をしよう。この映画を観て素直にそう思った。志村喬の演技に胸が締め付けられる。 普通の映画ならば、主人公の行動に感動し、改心した脇役達を描いて明るく終わるのがベタなのだろうが、結局何も変わらない役所連中をちゃんと描いているあたりが、この映画をより重みのあるものにしている。 ヒューマン映画の金字塔かと。素晴らしい映画です。 【おーる】さん [DVD(邦画)] 10点(2009-02-17 09:21:08) 39.自分も渡邊が迎えたハッピーバースデーを見出せる人間になれるよう努力したい。 【njld】さん [地上波(邦画)] 10点(2009-02-03 23:39:42) 38.日本映画史に残る傑作に対して、どこからほめれば良いのか分かりません。でももし、1つだけ好きな所をあげろと言われれば、やはり有名なブランコのシーンです。これを見せるためにこの映画はあるのではないかと思うほど、筋が通っており完璧な映画だと感じました。古い映画ゆえのとっつきにくさはありますが、時代に左右されない映画の本質とは何かを見せてくれる作品だと思います。 【ろいぶきゃなん】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-07-30 19:15:00) 37.《ネタバレ》 確か、高校生の頃に見ました。この手の映画を面白いと思える素地がないのに(アクション映画ばかり見てた)、最後まで目が話せませんでした。“ゴンドラの唄”のシーンを今でもふと思い出すことがあります。 【なみこ】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2006-07-05 23:16:01) 36.自分も何か趣味や生き甲斐を見つけよう、と少し考えてしまいました。 渡辺と同様、簡単には見つかりそうもないし、もしかしたら出合えないかもしれない。 けれども鑑賞後の自分に、言い現せないエネルギーみたいなものが漲った。これだけは確かです。 【weber】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-02-19 18:32:50) 35.命短し恋せよ乙女。紅き唇褪せぬ間に。黒澤映画の中で一番好き。課長さんはね、ミイラ。 【Vanilla】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-12-16 19:40:29) 34.《ネタバレ》 黒澤映画で特に好きな1本 死を宣告された男が苦悩し、そして残りの人生を懸命に生きる様子を周りの人間から映し出す作法は、さすが黒澤と云うしかないだろう。 喫茶店からハッピーバスディーの唄の中を駆け下りるシーン、公園のブランコに乗りながらゴンドラの唄を歌う場面はまさにこの生きるという題名のすべてをあらわした素晴しいシーンであった。 【月読】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-10-28 11:15:27) 33.志村さんのオーバー過ぎる演技はさておき、いいと思いました。葬式シーンには”日本人”というものを強く感じさせるものがありました。なんとも心に残る一本! 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-10-27 22:31:51) 32.《ネタバレ》 個人的には、料亭で小田切さんに息子への愚痴を話した際、「息子さんのことが一番すきなんじゃな~い♪」と返されたときの志村さんのテレ笑いに目頭が熱くなった。月並みな言葉だが、”親孝行したいときには親はなし””亡くして知る親のありがたみ”。父親が存命のうちにこの映画を手にとることができた男性はラッキーだと思う。しかし、作品名は知っていても実際、人生も後半にさしかかった方が御覧になるケースが多いのではないだろうか。主人公の視点で観るはずが、主人公の息子の立場で観てしまった。それにしても、誰かが書き込んでいたが、「七人の侍」とこの作品を同じ監督が撮れるとは・・・やはりクロサワは・・・。 【Waffe】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-08-24 05:05:59) 31.とてもいい話です。タイトルどうり大切なことを教わりました。ドラマの『僕の生きる道』はこれの完全なリメイクですね。 【Sleepingビリ-】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-07-13 21:35:08) 30.《ネタバレ》 あまりにも素晴らしすぎて10点でも足りない。本当にそう思う。この映画、どこが凄いかは見れば見るほど面白くてたまらない。この映画、完全に喜劇です。どこが喜劇かって?まず冒頭の主人公志村喬演じる渡辺さんについての語り口、更には病室での志村喬と渡辺篤とのやりとりが凄い。今まで一度も会社を休んだこのなかった渡辺さん(志村喬)が病院での診察を待っているあの場面でのもう一人の患者(渡辺篤)が胃がんについて語るシーン、あの後の志村喬演じる渡辺さんが初めて胃がんだと解るシーン、ここまでの持っていき方なんて、完全に喜劇ですし、小田切みきが市役所の職員みんなに一人、一人仇名を付けてるシーンなんて単なる喜劇なんかじゃない物凄いブラックな笑い。あんな強烈なシーンを見せ付けておいて、後は主人公の渡辺さんが亡くなるまでの語り口、物語、運び方、あのギラギラした風俗街の凄さ、映像の持つ力によって観客に物凄く訴える力を持った凄い映画です。主人公の渡辺さんは誰の為に生きているわけでもない。ただ自分の残りの人生をいかに有意義に過ごせるか?ただそれだけの為に公園を作る。あの志村喬の演技は凄い。しゃべり方から歩き方、目付きから何もかも本当に凄い。人間が死ぬ時はあんな感じなんだろう!そう思わせる凄さです。そんな志村喬演じる渡辺さんの葬儀の場面がこれまた凄い。個性的な顔ぶれ勢揃いの中でも左卜全の「助役とはっきり言えよ!」には完全にやられた。あんなスッキリする一言、そうはないです。とにかく凄い。何もかも凄いとしか言えない日本映画史上に残る名作中の名作です。 【青観】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-07-02 18:15:44) 29.志村さんあんたなんて目をしてるんだ~! 【太郎】さん 10点(2004-12-08 01:01:52) 28.鼻水出して泣く事になるとは思わなんだ。でも2回目観た時は志村さんの演技がコメディっぽくて笑ってばかり。三回目観たらまた泣けた。こりゃいいね。ところで志村さんモーガン・フリーマンに似てない? 【ぶらっくばぁど】さん 10点(2004-06-10 21:56:35) 27.ダメだ……。あまりに完璧すぎて、称賛の言葉が出てきません。「死」という万人にとって等しい重みを持つテーマといい、破天荒な構成といい、単純なエンターテイメントの枠を越えた作品です。黒澤映画を観ずにいるのは、確実に人生の何割かを損しています。 【K】さん 10点(2004-05-16 01:38:02) 26.志村香さんの「内面を語らずに表情・雰囲気で芝居をし観客に伝える」いう演技に感動した。 【つっきー】さん 10点(2004-04-22 17:29:57) 25.「死ぬことが分かって初めて本当の人生を生きる」というテーマは今ではありきたりだけれど,そんな現代にあってこの映画を観てみても,やはり心を動かされるのが不思議だ。余談だが私はこの映画を観て自分の進路を決めた。その時私は単なる映画でも人の人生を変え得ることと,単なる映画に影響されて進路を決める人間=自分が居ることに驚いた。率直に言って,私はこの映画をどう批評していいのかわからない。だが少なくとも私は,この映画には人を動かす「何か」があって,その「何か」のパワーは今でも健在なのだ,ということだけは言えると思うのだ。 【veryautumn】さん [映画館(字幕)] 10点(2004-01-08 12:50:29) 24.生きることの意味を考えさせてくれる映画。 余命少ないことを知り、場末のキャバレーで歌うゴンドラの唄。 命を尽くして初雪の降るブランコで歌うゴンドラの唄。 この対比は見る人全てに何かを投げ掛け、またそれを抑えた演技で演じきった志村喬は、名演中の名演と言い切っていいでしょう。 同じ唄、同じ景色、同じ世界でも、人の姿勢でその見え方は大きく変わるということを教えてくれます。見終わったとき、どうにもできない衝動にとらわれ、思わず外を全力で走った思い出も感想に加えます(^^ 映画は娯楽じゃなきゃいけない・・・という観念が僕にはあるのですが、素直に見終わったときの静かで強い衝動を点数にしたいと思います。 【おぎ】さん 10点(2003-12-04 13:58:44) 23.わたしが言うこともありませんが、とても素晴らしい映画です。白黒映画なのに、とても素晴らしい。(←わたしはあまり白黒になじみがない)。後半、思わず泣いてしまいました。完璧な映画なんでしょうね。──アメリカの高名な心理学者であるアブラハム・マズローがその著書『完全なる経営』のなかで、この主人公の行動について言及しています。人間と仕事の関係についても非常に考えさせられる、またそのよい題材となる映画です。是非より多くの人に観て欲しい。 【ハル】さん 10点(2003-12-01 20:04:00)
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