みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
6.《ネタバレ》 賛否あるかもしれませんが リリイフランキー 安藤サクラ 樹木希林。 やっぱり演技すごい。 子役二人もなかなか。 汚く、ずるくもあり、悲しくもあり、正論では説明できない優しさもある。 安易にお母さん!お父さん!と言わせなかったラストは良かったのか、悪かったのか? 私はベタだが言わせて終わったほうが良かったと思うけど… 【まっか】さん [DVD(邦画)] 7点(2019-04-28 22:00:50) 5.《ネタバレ》 この家族を見ていると、 実の家族を失った者たちがバラックの家に寄り集まって暮らし 盗みや違法行為で命を繋いでいた時代・・ 昭和20年代、終戦後の貧困状況下の日本を連想してしまう。 (自分が体験した訳でも、日本人全員がそうだった訳でもないが 記録映像などで私たちはそれを知っている。) この映画の家族にリアリティとノスタルジーを感じるのは “あの頃の日本人”の姿がそこにあるからかも知れない。 さらに言えば、この映画が世界中で共感された理由・・ 国が経済的に発展するという《光》と、それが生んだ《陰》 その陰に(自ら望んだ訳ではないのに)陥ってしまった “普通の人々” その姿を描いているからに違いない。 そして、普通=光であり《善》であるはずの官職たちの言葉が 《偽善=闇》に反転して見えるラスト。 そこには「豊かさを得るために人が失いつつある何か」がある。 私がこの物語に、悲しさと同時に “恐ろしさ” を感じる理由だ。 【墨石亜乱】さん [映画館(邦画)] 7点(2018-11-03 13:46:39) 4.《ネタバレ》 是枝監督作品なのに、あんな風にわかりにくく、後味の悪い作品だったかなというのが第一印象でしたね。 PG12…12歳未満の方は、保護者の助言・指導が必要です。 この映画を11歳の娘が観たいと言うので、一緒に映画館に行きましたが、 松岡さんのお仕事のシーンで主人に強制目隠し。後から「どんな仕事してたの?」と聞かれ、どう説明していいかわかりませんでした…。 勝手な思い込みで、ある貧乏でも暖かい家族の中で助け出された女の子のお話だと思っていて、 最後には全員、赤の他人だった…とはびっくりしました。 深く考えさせられたな〜と思ったのは、 樹木希林さんが言った「血の繋がりがない方がいい。期待しないから…」的なセリフ。 はっきり覚えてなくてごめんなさい。 あとはじゅりちゃんが、捜索願い出さない家庭に帰しちゃうのかぁ〜ってガッカリ。 更に池脇さん「子供には母親が必要なんですよ」とか、 何言ってんだー!ってムカムカしてしまいました。 あとは桐本明さんの「妹にはやらせるなよ」と…。わかっていてやらせていたんだなーと感動。 安藤さんからの「潰れなければいいんじゃない?」を受けての喪中…つぶれちゃったのかな… 車のガラスを割っている時「それは人のものじゃないの?」 城くんの成長。 ただその男の子を助けた過去と、リリーさんが転がり込んだいきさつをもう少しだけ、わかりやすくしてほしかったかな。(わかんなかったの私だけ?)あと誰が殺して埋めちゃったのかとか…イマイチわからなかった。お馬鹿でごめんなさい。 【新しい生物】さん [映画館(邦画)] 7点(2018-08-06 15:43:15) 3.《ネタバレ》 ボクたち実は家族じゃねぇんだけど、ホントの家族と同じくらいとっても仲がイイ。パクってパクってパクられて、ぜ~んぶバレちまった。偽おばあちゃんと偽お母ちゃん、樹木希林と安藤サクラ怪演。愛に飢えた偽家族を描いて、パルムドールをゲット。いいシゴトでした、是枝さん。良作。 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 7点(2018-06-23 02:46:03) 2.《ネタバレ》 例えばスイミーのエピソードのように、困難な状況にあるものたちがそれが故に深い絆で結ばれているっていうようなこの監督の得意技みたいですが、納得いかないんですよね。現実には、経済的に困難な状況の人たちほど、お互いの心を詮索し合っているのではないでしょうか。おそらく母親に愛されなかった信代が、りんを我が子のようにかわいがれるのもわからない。負の連鎖は続くものと思っていますので。しかし、今日は封切り日ですので書きませんが、リリー・フランキーが雪の晩、布団の中のセリフにまいりました。父親であろうという気持ちをあきらめるとき。オレもこういうことを、言わなければならない日がいつか来そうだ。また、絶対あり得ないけれど、りん(樹里)の視線の先に、バスを降りた祥太とお父さんが立っているなんて想起させるエンディングも良いと思います。そんなことは、絶対に絶対にありえないんだけれど。【追記】リリー・フランキー、なんか田中邦衛に似てきた? 【なたね】さん [映画館(邦画)] 7点(2018-06-08 13:31:01) 1.早速今年のカンヌ・パルムドールの作品を観てきました。 おもしろい内容で、画面に引き込まれるのですが『満足』とまでは行かないですね。 今風な日本の社会事情を捉えているようですが、でも、やっぱり、どこか違うような気がします。 主人公の家族に対しても、特に同情や同意できるような部分は皆無ですし、むしろ嫌悪感ばかりを感じます。 そんなクソ家族が主人公に感情移入など出来ません。 ただひたすらに客観的な目で物語を追うだけです。 ただ、この後どうなるのかなあと後ろ髪を引かれながらのエンディングは、是枝作品独特の余韻が心地良かったと思います。 でも、安藤サクラの存在感は見事です。 彼女の演技は光っていましたし、間違いなく世界に通用すると思います。 あと、作品とは全く関係ありませんが、映画館のスクリーンを自分の家のテレビと勘違いしているのか、やたらと声を出して思っていることをつぶやくジジイが何人もいて、非常に不愉快でした。 あんなヤツら、出禁にして欲しいですわ。 【ミスプロ】さん [映画館(邦画)] 7点(2018-06-03 01:17:21)
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