みんなのシネマレビュー

ゴジラ-1.0

(モノクロ版タイトル:ゴジラ-1.0/c)
GODZILLA MINUS ONE
2023年【日】 上映時間:125分
SF戦争ものシリーズものパニックもの特撮ものモンスター映画
[ゴジラマイナスワン]
新規登録(2023-07-13)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2024-03-13)【イニシャルK】さん
公開開始日(2023-11-03)
公開終了日(2024-05-01)


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監督山崎貴
キャスト神木隆之介(男優)敷島浩一(戦争から生還するも、両親を失い、荒廃した日本で、典子と出会う。)
浜辺美波(女優)大石典子(焼け野原の戦後日本を単身で強く生きる女性。戦争帰りの敷島と出会う。)
山田裕貴(男優)水島四郎(戦後処理の特殊任務を請け負う船・「新生丸」に乗り込む見習い)
青木崇高(男優)橘宗作(戦時中、海軍航空隊の整備部にいた人物)
吉岡秀隆(男優)野田健治(戦時中、海軍工廠で兵器の開発に携わっていた人物)
安藤サクラ(女優)太田澄子(敷島の家の隣人。戦争で子どもを亡くしている。)
佐々木蔵之介(男優)秋津淸治(戦後処理の特殊任務を請け負う船・「新生丸」の艇長)
遠藤雄弥(男優)齋藤忠征
飯田基祐(男優)板垣昭夫
阿南健治(男優)
水橋研二(男優)
奥田誠治(男優)
マイケル・アリアス(男優)
橋爪功(男優)(ノンクレジット)
金田明夫(男優)(ノンクレジット)
篠井英介
笠井信輔
早織
脚本山崎貴
音楽佐藤直紀
伊福部昭(「ゴジラ」/「モスラ対ゴジラ」/「キングコング対ゴジラ」)
撮影柴崎幸三
製作市川南〔製作〕
東宝
プロデューサー阿部秀司〔製作〕(エグゼクティブ・プロデューサー)
山内章弘(協力プロデューサー)
制作TOHOスタジオ(制作プロダクション)
ROBOT(制作プロダクション)
配給東宝
特撮山崎貴(VFX)
渋谷紀世子(VFXディレクター)
白組(VFXプロダクション)
美術上條安里
龍田哲児(装飾)
編集宮島竜治
照明上田なりゆき
その他阿部秀司〔製作〕(献辞)(ゴジラ-1.0/c)
あらすじ
戦後間もない焼け野原となった東京。特攻隊の生き残りである復員兵の敷島浩一は、空襲で両親を失い、悲しみに暮れながらも一部が焼け残った実家で、偶然出逢った大石典子と赤ん坊のアキコと3人、ギリギリの生活を送っていた。それでも浩一の収入が安定し典子も働き始め、日々の暮らしに明かりが差し始めた矢先、突如東京湾から巨大な怪獣が出現、復興し始めていた東京を蹂躙する。そしてその怪獣は、かつて浩一が南の島で襲われたゴジラに他ならないのだった。軍備も失い、米軍の十分な協力も得られない中、日本国民とゴジラの凄絶な闘いが始まる…。 第96回アカデミー賞では邦画・アジア映画史上初の視覚効果賞を受賞するとともに、山崎貴監督は55年ぶり、史上2人目の同賞受賞監督となった。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2024-05-09)
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ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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91.《ネタバレ》 ゴジラのシーン、海のシーンはすごかったですが、人間ドラマのシーンは??  あと、ゴジラを呆然と立って見上げる人とか、横に逃げればいいのにゴジラが追いかけてくる方、追いかけてくる方に逃げる人とか、ちょっと理解に苦しみましたが、ゴジラ映画のお約束なんですかね? コテコテのド昭和映画だったので、これが外国で上映されてうけたんだ、というのが不思議に感じました。日本人が見ると泥臭い感じがしても、外国では新鮮に見えるのかな? ド昭和の雰囲気がよくできているとは思ったものの、納得が行かなかったのは、新しく見つかった仕事について説明するシーンで出てきた紙です。あの時代の紙にしては白すぎるし、A4を三つ折りするようになったのは、もっと後の時代だと思います。 VIVANTのラスボス橋爪功が銀座の群衆の一人として出てきたのは、これからどんな役回りかと思ったら、ほんとにそれっきりのただのエキストラでした。 典子の首のアザのシーンは初見では気づかず、ネットで情報を読んで見直しました。髪の毛と似た感じで、気づかなかった人が多かったのではないかと思います。 チョコレクターさん [インターネット(邦画)] 6点(2024-05-06 16:07:25)

90.画像は良かったですね。評判通りでした。 物語は特に印象に残る部分はありませんが、画像の良さで最後まで楽しめます。 東京ロッキーさん [インターネット(邦画)] 6点(2024-05-06 13:43:34)

89.《ネタバレ》 東宝がある限り、ゴジラは何度でも復活する。 人間の手垢にまみれたゴジラだが、BGMにあのテーマソングが流れた時は、威風堂々。 世界観、ゴジラの描写はまあ良しとしても、人間の描き方が、どうにも引っかかる。 結局この辺のすり合わせがうまくいかないと、いつまで経ってもよい作品にはならない気がする。 ろにまささん [インターネット(邦画)] 4点(2024-05-06 04:42:33)

88.《ネタバレ》 ワトソン、ホームズ名コンビの演技が作品のキモ。前半はだるい脚本でなんとも嘘くさい展開に白けてしまったが、浜辺美波が消えてから俄然話が面白くなってくる。後半は息もつかせぬ展開で、前半のだるい伏線を次々と回収して最後は見事なハッピーエンド。不覚にも泣いてしまった。それにしても伊福部さんのテーマ曲は素晴らしすぎた。伊福部さんのテーマ曲にプラス2点、泳ぐと可愛いゴジラにプラス1点。 ブッキングパパさん [インターネット(邦画)] 7点(2024-05-05 21:37:05)(良:1票)

87.《ネタバレ》 うんうん・・・なかなかな佳作ではないでしょうか?(名作ではない) 序盤から観客を引き込む要素もありましたしね。 ただ相変わらずの日本映画的な人間ドラマが長く、ちょっと中だるみ気味。 しかし東京銀座の破壊シーンは流石のアカデミー賞、めっちゃよかったです。 シンゴジのような「動きの無い」ゴジラではなく、ハリウッド版に近い「動ける」ゴジラが大暴れして見ごたえ十分でした。 でもラストのゴジラ復活を示唆するシーンは良いとして、典子さんの首筋の異変は正直いらなかったのでは?と思いましたが、次回作への伏線でしょうか? わたたさん [インターネット(邦画)] 7点(2024-05-05 04:21:45)

86.う~ん これは映画館で観ないといけないヤツだった..物語は単純..映像はすごい..ただそれだけ..ツッコミどころ満載..演出がひどい..期待ハズレだったかな..残念.. コナンが一番さん [インターネット(邦画)] 6点(2024-05-04 22:23:47)

85.《ネタバレ》 映像目的で見ましたが結果として楽しめました。 なおAmazonPrimeで視聴です(ありがたい) 序盤で船に乗った際に、キャストがくっそ豪華で 主役張れる人たちばかりで キャストだけでも結構お金かかってるなぁって思いましたが(笑) 映像的には想像以上に良く出来ていて ロングショットでも人が動いている様は 妙なリアリティを感じました。 で、それでもいくつか気になることがありますが。 特には典子の件ですね。 あのスピードで飛んでくる瓦礫は もはや散乱銃みたいなもんなので、運良く生きている事は考えづらく 綺麗にフリのあったゴジラの超回復のような回復力だったり 妙な痣があったりで、ゴジラのような状況になったとすると 若干理解できますが、そもそもどのタイミングでその状況になったのが良くわからないのと 回復力がある系の作品ではコアが壊されたら消滅するパターンが多いですが そのパターンはないのか。というところです。 ゴジラの誕生は核実験とかが原因なので ゴジラとの対決は引き分けかゴジラサイドが勝たないと 核実験とかのアンチテーゼにならないので、死なないだろうとは思ってましたが 典子のように粉々になっても復活できるんであれば なんかいい感じで終わってますが、すぐ復活してこの後世界が崩壊してしまうのも時間の問題って感じで ハッピエンドじゃないよなぁ思ってしまいました。 あと、戦後二年の日本の状況を良く分かってないですが あんな作品を実行できるぐらい復興してたんですかねぇ。 という感じですが、まぁ、楽しかったので8点で シネマレビュー管理人さん [インターネット(邦画)] 8点(2024-05-04 00:17:42)

84.《ネタバレ》 主人公の成長や登場人物たちの絆など王道の展開を詰め込んで、万人に受け入れられる及第点の映画だと思います。ゴジラもすごい迫力で暴れまわります。人間ドラマ7割、ゴジラ3割くらいの割合だったので、もうちょっとゴジラのシーンが多くても良かったかなと思います。ところで、わだつみ作戦ですが実現可能なんでしょうか?それと仲間の船で引っ張るって可能?そこは観ながら「おいおい」とツッコミをいれちゃいました。でも、まあ若干の不満があってもマニアでなければ十分楽しめる映画だと思います。 ぽじっこさん [インターネット(邦画)] 7点(2024-05-03 19:59:03)

83.《ネタバレ》  遅ればせながらの鑑賞ですが、私、邦画のゴジラを初めて劇場で観たと思います。正直、失礼ながら、これまでの作品は、こども騙し的な特撮映画と思ってましたので、邦画でもここまで魅せてくれるんだなと、流石アカデミー賞を取られるだけあって、面白かったです。  戦後の憔悴した日本の僅かな希望さえ絶望に堕とすゴジラ、理不尽な自然の脅威に必死に抗う人々の姿、自国の軍に守ってもらえないからこそ団結する民衆達。日本ならではの映画ですね。  ただ一つ違和感があったのは、典子ちゃんの葬式が早過ぎたこと。亡くなったということを強調したかったのでしょうが、結果として遺体が見つかっていなかったのだろうから、完全に早とちりだよね。別な遺体を勘違いしたということだったのかな。その違和感があっただけに、疑い深い私は「生きてんじゃね?」と思ってしまい、最後のサプライズ感動も半減してしまったのでした…。 ノンさん [映画館(邦画)] 8点(2024-04-27 19:41:48)

82.《ネタバレ》 怪獣映画なんて、久々だ~と思ったけど、去年は午前10時の映画祭で「地球防衛軍」見てたなあと。あの時代の特撮と比べると、もう映画の質が雲泥の差だと思ったんですが、メイキングみたらCGがすごくなっただけで、現場の創意工夫は変わらないんですね。ほっとしました。映画はゴジラ部分と、戦後部分が(私からすると)上手くはまってなかったから、2本の別の映画を見た感じです。お得です。震電の駐機部分はとても良かったけど、飛んでいる部分が昔の円谷みたいでまだ技術力が足りないかなあ。ドラマ部分は、古き良き邦画をちゃんとリスペクトしていて、シン・ゴジラとは違ったテイストで面白かった。最後に、アカデミー賞受賞おめでとうございます。 えんでばーさん [映画館(邦画)] 8点(2024-04-19 07:11:40)(良:1票)

81.《ネタバレ》 正論を吐く理系官僚ということで財務省をいびり出されたインフルエンサーの某氏が「既に4回見たがまだ何回か見るつもり」と言ったので怪獣映画は子供の頃から嫌いでしたが見に行きました。主演はNHK の朝ドラで植物学者の役をやった神木くんじゃないですか。途中でゴジラは今まで日本の国土と国民を脅かした地震、台風、津波、B29(空襲)、原爆におまけの蒙古襲来を全部足したもののアレゴリー(比喩)じゃないのかと気づいてからは「ゴジラを倒すのがウルトラマンだったりしたらわたしは出口で観覧料の返金を要求するぞ!」と息巻きましたが幸いにしてそんなこともなく最後は国土を襲うどんな災難も他国のせいにはせずにゴジラの姿に結晶させて科学技術とチームワークで立ち向かい、決して他国のせいにしたりはしない、ましてや十倍返しにしたりしない日本人の賢さと優しさに感涙しました。さて、日本は第二次世界大戦の終盤で英米の科学者がナチスドイツを倒すために製造した原子爆弾の被害を被りましたが原爆製造で功績のあった科学者四巨頭(オッペンハイマー、フェルミ、ロレンス、コンプトン)の原子爆弾を日本に投下すべきか否かの議論には結論が出ず、議長のオッペンハイマーは「わたし達4人の科学者はそれぞれ一票の投票権を持つ市民でしかありません!」と結論を放棄してしまいました。では誰が広島・長崎の原爆投下を決めたかというと時のトルーマン大統領だと言うのは簡単ですがトルーマンに復讐することはできないし、トルーマンを大統領に選んだアメリカ人に十倍返しをするのは憎悪の連鎖を生むだけだし⋯結局ゴジラにしてしまった方が全て平和裡におさまるわけです。日本の周囲には大きな大陸国と小さな半島国が何をしでかすかわからない状態にありますが、これから何が起きてもゴジラを倒すつもりで対処できればと思います。 かわまりさん [映画館(邦画)] 8点(2024-03-20 19:10:20)(良:3票) (笑:1票)

80.《ネタバレ》 アカデミー賞効果で平日朝9時上映の回なのに劇場はほぼ満員。観客も春休み中の学生さんたちからシニアまで幅広い。公開半年過ぎても熱気というか活気がある映画館というのはやっぱりいい。 そして、それなりに日本映画を見てきた自分としては、オスカー受賞の特殊効果はやっぱり映画館で見て良かった。冒頭のジュラシック・パークもどきに「大丈夫か?」と心配になるも、巨大化した後の「見上げるショット」がものすごく効果的で、そして満を持しての「熱線」炸裂、そしてその爆風。かつて何度「ハリウッド顔負け」といううたい文句の日本製VFXにがっかりさせられてきたか。それが、今回はなんとオスカー視覚効果賞ですよ。なんと痛快なことか。 ただ、懸念だったドラマ部分はやっぱり自分はダメでした。「しゃべりすぎ」は山崎監督作品なので、やっぱりといったところでしたが、今作の主要人物「死ななさすぎ」はかなり気になりました。「生きろ」が本作のメッセージなんだとしても、「生きろ」と願った人は「死なない」というのは本末転倒というか。人ってほんとうに簡単に死んじゃうんです。びっくりするくらい簡単に。それを学んだのが戦時中の日本だったと思うし、震災を何度も経験した今の日本もそうでしょう。なのに、今作の主要人物は「死なない」。島で海で目の前でゴジラに遭遇しても、電車で宙づりになって落下しても、爆風に吹き飛ばされても、放射能を大量に浴びても、死なない。死ぬのは名無しのモブキャラばっかり。そんな設定のなかで「生きろ」って言われたって・・・・。主人公もその仲間もモブキャラも、みんな等しく生きて死ぬんです。その緊張感を欠いたまま、言葉ばかりが上滑りのまま語られる「命」の物語のどこに感動しろというのか。 あと連合軍占領期という時代設定がまったく生きていないのが残念。「国家主権がない」ってどういうことか。じゃあ「民間でやればいい」という単純な話ではないはず。でも「核」に頼らない「わだつみ」作戦のアイデアは評価したい。 ころりさんさん [映画館(邦画)] 4点(2024-03-20 06:48:19)(良:1票)

79.《ネタバレ》 米国アカデミーで賞を獲った契機のリバイバルで久しぶりの劇場鑑賞。 同時に、久しぶりのレビューです。 「シン・ゴジラ」は当時の我が国の安全保障体系を皮肉った、やや後ろ向きの映画でしたが、その思想には共感しました。 その後、ロシアが仕掛けたアレを契機に、我が国も(やっと)「侵略」への対抗策を(少しは)マジで考える姿勢をカタチにしました。 未だ改憲に至らないのは、心地良さげな口上だけで存続している野党に賛同する方々も一定数はいることと、 長期政権に胡座をかいた与党のバカ者が原因と理解しています。 おっと、レビューから外れていますな。 本作を観て感じたことは「フィクション」と云うジャンルの意義でした。 ゴジラの存在自体がフィクションですが、現代の創作物はそれだけをテーマとして成立させるのが難しい。 1954年製作の「ゴジラ」は戦後10年後の銀座を破壊しましたが、本作のゴジラは終戦から3~4年後の銀座を破壊します。 この5~6年の差には意味があります。 戦後復興がある程度は体を成した日本と、暗中模索中の日本の差。 これまで、スポットが当たる機会が少なかったタイミングにゴジラをぶつけることで、 新たな葛藤が生まれ、それが新たな物語になりました。 絶望に絶望を上書きするような存在が本作のゴジラだったと思います。 そんな状況下で、戦争を生き延びた人たちの対応は様々でした。 家族がいるから、と云う理由で戦いを拒否する方々がいます。それがオーソドックスだと思います。 同時に、我々以外にはやる者がいないと、再び戦いに臨む方々もいます。 それは、ドラマを成立させるためのヒロイックな選択にも見えますが、 同種の思想で命を危険に晒す場に臨む方々が実際にいることは、現在のウクライナ報道を見ていると分かります。 「フィクション」の存在意義は様々ですが、あり得ないものや状況を設定することで、 それに対応する人たちの態度を切り分け、強調する道具でもあるとも思います。 映画の大半はフィクションなので、これまでに観た映画のほとんどは上記の理屈で成立しているのですが、 本作には改めてそれを強く意識させられました。 日本人が普遍的に持つ、敗戦に対する感情が刺激されたからかも知れません。 「シン・ゴジラ」でも言及しましたが、本作でも伊福部昭のゴジラ楽曲が大活躍していました。 唐突ですが、先日、70年万博の「太陽の塔」の内部に入る機会がありました。 岡本太郎芸術に感じた「時代を超えた本質感」を、伊福部昭のゴジラ楽曲にも感じました。 本質を担保しているものは後世に残る。 言語表現貧困でちょっと恥ずかしい言い方になりましたが、私はやっぱり伊福部音楽ファンです。 ともあれ、アカデミー賞受賞、おめでとうございます、 と心からの賛辞を送らせていただきます。 アンドレ・タカシさん [映画館(邦画)] 8点(2024-03-17 22:06:48)(良:2票)

78.《ネタバレ》 かねてより映像が素晴らしいとの事前評価があり、映画館に行こうと思っていたのだが、忙しさにかまけていたら、アカデミー視覚効果賞を受賞してしまった。やっと時間ができたので行ってみたが、やはり映画館はほぼ満員。思い立ったが吉日というが、こんな失敗を私は数多く繰り返してきた。反省! やはり映像が良い。しかも、そんなに金をかけていないというから、なお良い。 浜辺美波は途中まで「誰だ?この汚い女性は」と思っていたし、かなり後半になって「あれ?ドラマで見た人かな?」と気付いた次第。昭和の雰囲気を出そうと、わざと体型も変えたのだろうか。役者はすごい。 特攻から逃げ帰った自分の「戦争」を終わらそう、と、ゴジラの口に特攻を仕掛ける、と思いきや、まさかの脱出には拍手喝采(したい気持ち)。みんな生きて帰ってきた。そして浜辺美波も生きていた!「終わっていない戦争」という、死の匂いをただよわせながら、あくまで「生きろ!」とのアンチテーゼ、魂の叫びを感じる。 首のあざがちょっと気になったが、爆風で怪我したんだよね、きっと・・・ チェブ大王さん [映画館(邦画)] 6点(2024-03-16 19:41:15)

77.【24.3.12.追記】アカデミー賞・視覚効果賞受賞おめでとうございます。 個人的には『そうだろうな』と思い、また、『ストーリーも役者さんたちの演技も監督はじめスタッフ全員の心意氣からして最高ですよ』と言いたい作品ですが(笑)。 【以下、レビュー原文】 このレビューを書いているこの時期。全国各地でクマが人間を襲う事件が頻発している事に感情が重なりました。 もちろん現実の猛獣による恐ろしく痛ましい事件と、フィクションのSF映画を同列には語るつもりではありませんが、【人間には叶わない猛獣が明らかな殺害目的で目前まで追い詰めに来る恐怖】が、ふと連想されたわけです。 猛獣に命を奪われる痛みと恐怖が、過去作品と比べて抜きんでている今作。それに留まらず、心身に傷を負っても尚、生きる人々を描けている。それぞれの立場で生き残ったり、逃げて生き永らえたり、生きなきゃならなかったりした人々が描けている。役者さんたちは皆、本当に見事な演技。キャラクター皆に共感できる。 この映画、登場人物もストーリーも闘いも生き方もゴジラも(ゴジラは戦闘力凄過ぎですが脇役にすぎません)、全てにおいて、観客の心に【肉迫】する映画です。 人間がどう生きるか。どう生きたか。【とにかく生きる人間】とか【それでも生きる人間】をまざまざと描いた芝居(≒ドラマ≒映画)は激烈に大好きでして。それが作り手にでも役者にでも見えれば9点。そこから突き抜ければ10点満点というのが私の採点基準。 これ以上の出来は無理だろうから映画館に行けば良かったと後悔した前作・シンゴジラの反省を踏まえて本作を映画館鑑賞したわけですが、 10点としか言いようがない。 役者の魂さん [地上波(邦画)] 10点(2024-03-12 06:34:09)(良:3票)

76.《ネタバレ》 【2024/3/11追記】 アカデミー賞視覚効果賞受賞、本当に、本当におめでとう! やった! 快挙だ!! 【以下オリジナル】 IMAXで鑑賞、大正解でした。 「シン・ゴジラ」が傑作なら、私に取って本作は大傑作です。 やはりゴジラには人類の味方など似合わない。徹頭徹尾悪役に徹すべき。 戦後復興した東京の街が思いっ切り再破壊される描写は、それがフィクションだと判っていても 東日本大震災やウクライナそしてイスラエルでの悲惨極まりない実際の光景を報道で目にして来た身としてはやはり胸が痛む。 神木隆之介の演技を観るのは本作が実質初めて、とても良い演技をしていた様に思う。 彼の事を良くご存知の方には「今更」ながら、今後注目したい。 そして山崎貴。 彼ほど賛否両論がハッキリ別れる映像作家も珍しいと思う。 私は肯定派で、今の日本で彼の様に終始一貫した作風を貫くのは稀有で良い事だと思っている。 次作が有る様だが、主旨替えなどせずこのまま突っ走って頂きたい。 ゴジラは日本が/世界が乗り越えるべき『業』を具現化した存在。 それを如何に乗り越えるかに感動が有る。 追伸 戦時下の日本を礼賛する気は皆目無いのだが、本作で大活躍した旧日本海軍の極地戦闘機「震電」の勇姿には胸が熱くなった。 その独特のフォルムにはあの時代だからこそ成し得た寂寥感に近い何とも表現し難い魅力が有り、 CGとは言え実際に飛ぶ姿に感無量になった次第。 たくわんさん [映画館(字幕)] 10点(2024-03-11 18:41:59)(良:4票)

75.《ネタバレ》 映画館の大スクリーンで見る価値のある ド迫力な映画でした。 完全にゴジラは脇役に追いやられてしまって、子供がゴジラ 目当てに観たら怒り出すのではないかと思うような、中心は 戦争映画、反戦映画、人間ドラマでしたね。永遠のゼロが 直球勝負なのに対して変化球で勝負でした。 まあもともとゴジラ映画は反戦・反原発映画でしたから本来 の趣旨に沿っていると言えます。 浜辺美波が前半であっけなく死んでしまってありゃりゃと いう感じでしたが、さすが他人の子供を育てる強い女です、 ゴジラの熱線にも負けていませんでした。 最後のワダツミ作戦はちょっとまどろっこしかったですね。 神木君が口めがけて特攻するだけだとあっけなさすぎるとい うことなんでしょうけど、最新のVFXをしても安っぽさを隠す ことができなかったようで、突然本来のゴジラ映画の片りんが 現れたという感じでした。 キムリンさん [映画館(邦画)] 6点(2024-02-02 15:09:35)

74.《ネタバレ》 マイナスカラーのゴジラ1.0を鑑賞しました。白黒であるが故の雰囲気で映画に没入する感じが大変良かったです。あとで他の方のレビューを見て、G細胞なるものがあり、その細胞に感染したがために最後、死んだと思われた典子が生きていたことになっていたので、そこまでは気づかなかったと、もう一回見てみたいと思わされました。次はカラー版の方を見て、典子が感染したと暗示させている痣を見たいと思います。シンゴジラの時は最後の最後でエイリアンみたいな小さいやつがたくさんできていて、これが次の世界を暗示させる内容になっていました。こちらのゴジラでも、ゴジラが復活するかのような描写がありました。■この映画で最も気に入っている部分は、ゴジラが火を噴いて、遠くの街が吹っ飛び、その爆風が迫ってきて、典子が主人公の敷島を突き飛ばして自分が犠牲になりながらも、助けるシーン。大変感動いたしました。ドキドキ感没入感が最高です。次は、未見のカラーバージョンを見て、白黒バージョンとの感じ方の違いを比べたいと思います。シンゴジラで火を噴きまくって東京を火の海にしたシーンに勝るとも劣らないすごいCGでした。爆風が迫ってくるというシーンが、実にリアルです。原爆爆発で爆風になぎ倒されるシーンをこんなにリアルに表現しているってすごいと思います。原爆を彷彿させるキノコ雲が、白黒映画の効果もあり、大変に心にせまってくるものがありました。■ゴジラを退治するという作戦は、①一番最初の白黒ゴジラ、②シンゴジラの「荒唐無稽」なやつに比べ、非常に「現実味」のある作戦で、一番まともであるがゆえにリアリティを感じました。プラスして、主人公敷島を演じているのが、あの神木隆之介!三月のライオンでもすんばらしい演技でしたが、今回も最高でした。神木はホント好きな俳優。俳優陣、良かったですね。安藤サクラの最初嫌な人かと思わせといて、人情のあるところを見せる展開が良かったし、明子役をしていた女の子の演技?が非常に心に残りました。戦後復興の様子の人間模様、敷島の心の傷などなど見るべきところが多く、外国で大変に高評価得ているのが納得です。ちなみに、シンゴジラの方は外国での評価は日本でのそれとは違い低かったようです。それだけに外国での大変な高評価が嬉しい事でした。なお、ゴジラ対コングというのもあるようですが、ゴジラ-1.0と比べてどうなんですかね。これもまた見比べてみたい楽しみではありますね。 なかがわさん [映画館(邦画)] 9点(2024-01-26 07:18:50)

73.《ネタバレ》 あのテーマを背景に東京で仁王立ちするゴジラの姿にはかなりグッときた。これぞ怪獣映画という感じ。それだけで劇場に来た甲斐があったというものなんだけど、ドラマパートはイマイチ。他のレビュアーも書いてるけど、ウェットすぎる。戦争で死にぞこなったけどカラッと痛快に生きてる主人公だったらよかったな。しかも、気弱だった主人公は後半だいぶキャラ変したよね。ラクス・クラインかとオモタヨ。典子の「コウさんの戦争は終わった?」ってセリフも陳腐だったなー。ゴジラが暴れる所はすごくよかったんだけど。 センブリーヌさん [映画館(邦画)] 6点(2024-01-26 00:04:02)(良:1票) (笑:1票)

72.《ネタバレ》 劇場で観て良かった!ゴジラが東京で暴れるシーンは大変迫力がありました。戦争で焼けた東京の街並みも一体どこまでCGなのかわからないクオリティでした。当時の技術でどうゴジラと対決するかというアイデアも素晴らしかった。賛否ある人間ドラマの部分も良いと思いました。主人公もヒロインも生き残って結構じゃありませんか。エンタメってこういうものだと思う。子供と一緒に見られる絶妙な匙加減になってると思います。ただ個人的にはシンゴジラの方が面白かったですが、あれはちょっと変化球になるのかな。こっちは直球、豪速球って感じ。 すらりんさん [映画館(邦画)] 8点(2024-01-24 22:35:06)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 111人
平均点数 7.24点
010.90% line
100.00% line
210.90% line
332.70% line
454.50% line
565.41% line
61816.22% line
72421.62% line
82219.82% line
91917.12% line
101210.81% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.61点 Review13人
2 ストーリー評価 7.66点 Review21人
3 鑑賞後の後味 7.61点 Review21人
4 音楽評価 8.14点 Review21人
5 感泣評価 7.09点 Review21人

【アカデミー賞 情報】

2023年 96回
視覚効果賞山崎貴受賞 
視覚効果賞渋谷紀世子受賞 

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