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パッチギ! LOVE&PEACE

2006年【日】 上映時間:127分
ドラマシリーズもの青春もの
[パッチギラブアンドピース]
新規登録(2006-12-15)【ぐるぐる】さん
タイトル情報更新(2022-05-19)【イニシャルK】さん
公開開始日(2007-05-19)


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監督井筒和幸
助監督武正晴
滝本憲吾
演出秋永政之(擬斗)
日向丈(岩手弁指導)
小林聖太郎(演出応援)
吉田康弘[監督](演出応援)
キャスト井坂俊哉(男優)李安成(アンソン)
西島秀俊(男優)野村健作
中村ゆり(女優)李慶子(キョンジャ)
藤井隆(男優)佐藤政之
風間杜夫(男優)ピョンチャン
キムラ緑子(女優)兄妹の母
手塚理美(女優)キョンスン
キム・ウンス(男優)高泰玉(テオ)
今井悠貴(男優)李燦秀(チャンス)
米倉斉加年(男優)枝川の長老
馬渕晴子(女優)ホルモン屋のおばさん
村田雄浩(男優)朝鮮将棋のおじさん
ラサール石井(男優)三浦プロデューサー
杉本哲太(男優)「太平洋のサムライ」の監督
麿赤兒(男優)石橋中将役の大物俳優
でんでん(男優)ライトエージェンンシー社長
寺島進(男優)イカ釣り船の船長
田口浩正(男優)南プロデューサー
国生さゆり(女優)お志摩
すほうれいこ(女優)なおみ
宮川大輔(男優)水中運動会のAD
山本浩司(俳優)(男優)ライトエージェンシー松井
松尾貴史(男優)ギャグ好きのおじさん
清水優(男優)ヨンキ
岩崎敦子(女優)近所のおばさん
桐谷健太(男優)国土舘応援団団長の近藤
粟野史浩(男優)応援団の金閣
土平ドンペイ(男優)応援団の銀閣
田中要次(男優)先輩運転士
徳山昌守(男優)朝高生の番長
浜田学(男優)錦宏次郎
堀江慶(男優)サード助監督
長原成樹(男優)ブローカーの男
田中哲司(男優)取調官
日向丈(男優)刑事
愛染恭子(女優)スナックのママ
木下ほうか(男優)ヤクザ俳優
金田敬(男優)時代劇の監督
AHN MIKA(女優)ドレスの女
並樹史朗(男優)倉田プロデューサー
竹下明子(女優)佐藤の母
久ヶ沢徹(男優)水中運動会の司会
鎌田愛(女優)佐藤の妹
川村亜紀(女優)水中運動会の司会
吉田千晃(女優)三浦プロデューサーの秘書
松永京子(女優)チャンスの母
ソン・チャンウィ(男優)父ジンソン
ちすん(女優)若い海女
新屋英子(女優)故買屋の女店主
中村有志(男優)宇野重吉
温水洋一(男優)マスター
木村祐一(男優)漁船の船長
パク・ソヒ(男優)金村伍長
菅原大吉(男優)舞台挨拶の司会者
兼松若人(男優)
芹澤興人(男優)男性タレント
赤堀雅秋(男優)
脚本羽原大介
井筒和幸
音楽加藤和彦
作詞北山修「あの素晴らしい愛をもう一度」
阿久悠「五番街のマリーへ」
荒井由実「いちご白書をもう一度」
松山猛「イムジン河」(日本語訳詞)
作曲加藤和彦「あの素晴らしい愛をもう一度」
平尾昌晃「うそ」
荒井由実「いちご白書をもう一度」
矢沢永吉「アイラブユーOK」
吉田正「傷だらけの人生」
主題歌イム・ヒョンジュ「イムジン河」(唄)
東京フィルハーモニー交響楽団「イムジン河」(演奏)
加藤和彦「あの素晴らしい愛をもう一度」(エンディング)
藤井隆「あの素晴らしい愛をもう一度」(エンディング)
今井悠貴「あの素晴らしい愛をもう一度」(エンディング)
挿入曲イム・ヒョンジュ「アリラン」(唄)
東京フィルハーモニー交響楽団「アリラン」(演奏)
撮影山本英夫〔撮影〕
製作李鳳宇
河合洋
川崎代治
キム・ウテク
西垣慎一郎
千葉龍平
冨木田道臣
シネカノン(「パッチギ! LOVE&PEACE」パートナーズ)
ハピネット・ピクチャーズ(「パッチギ! LOVE&PEACE」パートナーズ)
エイベックス・エンタテインメント(「パッチギ! LOVE&PEACE」パートナーズ)
日本テレビ(「パッチギ! LOVE&PEACE」パートナーズ)
企画シネカノン
プロデューサー李鳳宇(エグゼクティブプロデューサー)
祷映
杉原奈実(ラインプロデューサー)
制作シネカノン
配給シネカノン
特撮ビル横山(ガンエフェクト)
坂美佐子(CGIプロデューサー)
OLM(CGI)
美術山下修侍
松井祐一(特殊造型)
ヘアメイク下田かおり
編集冨田伸子
録音白取貢
松本昇和(録音応援)
北田雅也(音響効果)
柴崎憲治(戦争効果音協力)
照明小野晃
字幕翻訳根本理恵(字幕)
その他東京現像所(現像)
文化庁(支援)
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【クチコミ・感想】

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14.前作を見ているので、ガッカリ感は否めない。楽しめる映画とはお世辞にも言えない。前作が好きだっただけにカライ評価になってしまう感はあるが、2匹目のドジョウ、続編製作は見事に失敗といった所だろう。前作が当たったので、今作を見た人間も多いだろうが、それはパッチギというタイトルを冠したため以外の何者でもない。たらればではあるし、難しい問題でもあるだろうが、キャスティングを前作のままにしていれば、前作を見た人間の評価はいくらか違ったかも? Andrejさん [DVD(邦画)] 5点(2008-01-13 21:57:09)

13.前作を超えるという難問に、あっけなく白旗といった感じか。前作と比べて散漫ともベタとも言える展開が、残念ではあるが・・・ソコソコ面白かったとは思うが、どうしても前作とのクオリティを比べてしまい低評価になってしまう。とはいえ、及第以下という訳では、ない。配役も相変わらずの巧さ。 aksweetさん [DVD(邦画)] 6点(2007-10-15 21:52:25)

12.不評を聞いていたので、あまり期待していなかったのですが、..その通りでした..残念!..前作の足下にも及ばない..井筒監督どうしちゃったの?..こんなコテコテのB級映画にしちゃって(悲しい)..過去を振り返っての戦闘シーン..少しお金をかけれるようになったのは分かるけど、ショボ過ぎる..クライマックスも説得力に欠け..作品全体がバラバラ、伝えたい事がぼやけてる.. 繰り返すけど、前作の 素朴さ、主張、演出、脚本..ほんと一本筋が通ってて!良かった~.. 続編とは思えないほどのお粗末さに、ガッカリ... コナンが一番さん [DVD(邦画)] 3点(2007-10-15 16:48:34)(良:1票)

11.《ネタバレ》 残念。何故こうなってしまったのか?と言うより何故こうしてしまったのか?前作は映画にとって必要と思われるであろう全ての要素が絶妙なバランスで詰め込まれた、エンターテイメントとしても奇跡的な傑作であった。そんな前作を超えることは至難の技、否ほぼ不可能、それは良くわかる。だから続編なんか撮って欲しくなかった、しかもこんな早いタイミングで。…でもちょっとは期待しましたよ、正直。もしかしたら、もしかする‥と。だが現実は残酷で、まるでヒットした映画をパクッて二流の監督が撮ったビデオストレートの作品のよう。前作にあった映画に対する熱さみたいなものが、単に差別に対する怒りとか理不尽さとか不幸とか、そんなものを押し付ける熱さに成り果ててしまったように感じる。同じ監督スタッフで撮ったとは思えない。観る前は役者が前作と総チエンジしてしまったことを残念に思っていたのだが、観終わった後、それが唯一の救いになるとは…。この作品のことは忘れるし内緒にしておくので、10年後ぐらいに前作の役者でもう一回がんばってくれんか?監督。芸能界の内幕もいらんし、難病もいらん。東京にも行かんでもいい。あのまま京都で暮らすキョンジャ=沢尻エリカと本当の「続・パッチギ」が観たい。 ParaPさん [映画館(邦画)] 3点(2007-07-29 02:08:16)(良:3票)

10.《ネタバレ》 戦争のシーンは予想以上にリアルで、恐ろしかったです。プライベートライアンをちょっと思い出しました。その恐ろしさが現代の物語に深みをつけてくれたように思えました。 ”あの素晴らしい愛をもう一度”っていい歌ですね。少年が歌っていたのがとっても良かったです。 エカさん [試写会(邦画)] 7点(2007-07-26 01:18:33)

9.映画に作家のメッセージを込めるのは当然とはいえ、あまりにも偏った歴史的なものの見方、表現に首を傾げざるを得ない。 kainyさん [映画館(字幕)] 1点(2007-06-05 09:00:15)(良:2票)

8.《ネタバレ》 あえて0点。井筒は「群像劇」撮らせたら天下一品だと思う。前作はそれで秀作となったし、興行成績として一般評価も高かったと思う。きちんと主人公すえてドラマを創った作品で評価できるのは「二代目はクリスチャン」だけ。この作品は、周辺の人々の描き方が素晴らしい上にバイプレーヤーの使いかたが絶品だった。今回、もったいないよね。見終わったとき、李鳳宇Pのエピソードで基本ストーリー埋めちゃった感が強かったんだけど、加藤くんとの対談読むために本買ったら、やっぱ李鳳宇のストーリーだったってことで納得。シーンの終わり毎に「暗転」するのも興ざめだった。身内のエピソードをメインにしちゃだめ、日本の映画監督ってそういう人多いよ。他人の原作ふくらましたらうまいのに、自分たちで骨子作るとつまんないってことが。それから、監督は塩谷瞬大嫌いなんだろうけど、台詞かなんかで松山康介のことに触れなきゃ。前作観た人への礼儀でしょ? shintaxさん [映画館(邦画)] 0点(2007-05-31 21:10:28)(良:3票)

7.鑑賞中どのシーンでも井筒監督の顔がちらつく。劇中の人物の叫びはそのまま井筒監督の叫びとして飛び込んでくる。ここまで監督の気持ちが乗り移った映画も珍しい。ここまで作り手の顔が画面を支配してしまうと普通はしらけるものなのだが、監督の本気度がびんびん伝わってきて、それこそちょっとでも目を逸らそうものなら「こらこらそこー!人がしゃべっとんねん!こっち向かんかい!」と画面に監督が登場して怒鳴られそうで凝視するしかない、そんな力強い映画でした。この力強さはそれだけをもって傑作といえるのかもしれない。ただ、作品単体は必ずしも私の嗜好に一致しない。前作が在日問題をからめた青春映画だったのに対し、今回は在日問題をからめた親子の物語。この親子の物語が3つあるのだが、その3つが全て『ゲロッパ』で見せた親子の物語以上に重い。「子捨て」「難病」「戦争」とどれもが重い。もともと重い題材である在日の問題を前作は、監督お得意の愛すべき不良どもがスピード感と爆発力をもってアホらしいと投げ捨ててしまう潔さとそれでも根は深いというものを、さらにもうそれしかない!という「愛」を見せていた。しかし今回は重い問題に重いドラマが重なり、作り手の熱さだけが持続し全体のリズムが非常に悪い。なおかつ最初と最後に見せる暴力シーンも前作とは違い大人となっているので痛快さよりも暴力の重さだけが残ってしまう。重い重い重い。それはもちろんこの作品に力が入っていたからなのは承知しているのですが。この映画を観て井筒和幸を好きになる人はいっぱいいると思う。私もますます好きになった。でも作品の評価は別もんです。 /すぐ追記 私は病院での号泣シーンにうるうるとしてしまったのだが、同時に監督の打算も感じてしまった気がする。前作で某賞を持っていかれた某作品に対して「俺かて感動するやつくらいできるんじゃ」みたいな。考えすぎかもしれんが重い話の必然性がそれ以外にない。 R&Aさん [映画館(邦画)] 5点(2007-05-25 12:40:13)

6.《ネタバレ》 今思うと、前作「パッチギ!」は(井筒作品としては例外的と言えるほど)ウェルメイドな作品だった。だからこそ井筒作品に触れたことのなかった観客にも受け入れられた。それゆえ今回の作品に同様のものを(意識的・無意識的に)期待した観客の中には期待や予想を裏切られ、失望した人もいると思う。かく言う自分も最初に観た時は唖然とした。前作以上に映画に盛られたいわゆる社会的・思想的要素。露骨に、赤裸々に「差別」が語られる(余談だが、ここまで差別を正面から扱った邦画は、皆無とは言わないまでもそれほど多くはない。アメリカ映画では珍しくないのだが、邦画の枠で考えると突出して見えるのかもしれない)。そして、多くの要素―朝鮮人差別や戦争、芸能界、家族、孤独、絶望、そして「難病モノ(!)」―がこれでもかとばかりにブチ込まれていることもあり、前作と比較すると物語や整合性が破綻しているし、混乱しているとさえ言える(ネタバレになるが一例を挙げれば、結局難病の子供は死ぬ訳でもなく治る訳でもない。つまり何らかの分かり易い決着もなく、「投げられっぱなし」なのだ)。■井筒はなぜ、前作以上に予算も公開規模も増え、また観客の期待も上がった作品でこのような「暴投」をしたのか。たぶん、彼が本当に喧嘩を売っているのは石原慎太郎などではなく前作に“安住”する「観客」に対してなのだ。前述した様々な要素を「どやねん!」とばかりに無造作に、ぶっきらぼうに提示し、挑発する(まるで「怒劇」の森崎東のように)。インタビューで彼は「日本の歴史」やら「家族の絆」やらテーマめいたものを語っているが、本当に言いたかったことはそんな言葉で語れるものではない(言葉で語れるものを表現するなら、映画なんぞ撮る必要はない。「ゲルニカ」が単に「反戦」を訴えたいだけのものなら、ピカソは「戦争反対!」と描けば良かったのだ)。彼は「日本の歴史」「家族の絆」「差別の実態」といった言葉では表現できないもの(或いはそれら全てを含んだもの)、映画でしか表現し得ないものを「映画的」としか言いようがないやり方であぶり出し、さらけ出そうとした。この作品で「思想」や「メッセージ」はあくまで表層的なものでしかない。■この作品は「読む」映画ではなく「観る」映画。つまり本当の「映画」。誰が何と言おうと断然支持します。 ぐるぐるさん [映画館(邦画)] 10点(2007-05-24 16:42:13)(良:4票)

5.一緒に見たオットとはま逆な感想となりました。彼は,わるくはないけど1作目のほうがシンプルでメリハリがありインパクトがあってよかったと言うのです。でも私は2のほうが好み。最初のほうで少しわざとらしさを感じたのですが(差別を扱った作品て、過剰ではないかとか細かいことが気になってしまうの)、むしろ気にせずにひたすら映画を「見る」ことだけに集中しようと思った結果、私にとっては、1より気に入りました。LOVE&PEACE というのはどうも気恥ずかしかったけど、戦争は嫌だ、愛こそ全てだ、というメッセージはいいじゃん!と思うよ。若い人より私みたいな中高年にこそオススメ。さらに言えば、清楚さで男心をグッとつかんだ1と比べ、背筋をすっと伸ばして自分の出自を語るまでに成長したヒロインのかっこよさから、男性よりむしろ女性にオススメします。キャストも1よりいい。でも泣かなかったですけどね。泣ける映画がいい映画、とは限りません。<追記:プロデューサー李鳳宇さんの著書『パッチギ!的』が6/5に刊行されました。「パッチギ!」の裏話はもちろん、「月はどっちに出ている」や「シュリ」公開の頃の話や彼が若い頃に書いた小説など、面白い話、感動話、満載です。「パッチギ!2」に10点をつけることは私はどうしてもできないけれど=もっとさらにいい映画に出来たのではないかという不満も若干あるので=この李さんの本には10点プラスを献上します。> おばちゃんさん [映画館(邦画)] 9点(2007-05-23 20:54:24)(良:2票)

4.(ちょい長め) 前作の説明的で不自然な脚本に比べると本作は大分こなれた印象で(多分「ゴッドファーザーPARTⅡ」を参考にしてる)、クライマックスに多少の無理は感じられるものの、直ぐさま始まる乱闘の勢いで最後まで通してしまう(お約束の乱闘シーンは最初と最後にしか出てこないので、ヴァイオレンスの苦手な人も今回は安心?)。時代の雰囲気も良く再現されてるし、特に回想の戦場シーンは、それだけで一本の映画が出来てしまいそうな程クォリティが高い(評判は悪い様ですが…)。「俺は俺、私は私」的な結論に逃げなかったのにも好感が持てます。従って、私としては概してこっちの方が楽しめました。ところで、「この時期の在日を描くなら、朝鮮総連の暗躍や拉致の実情、帰国事業の犠牲なった人達の問題等も取り上げるべきだ」等と言うのは、「ALWAYS/三丁目の夕日」に対して「当時を一面的にしか描いていない綺麗事だ」と言うのと同様に恐ろしく野暮なことなので、私は言わない。劇中映画で昨今の日本製戦争映画(含む「硫黄島からの手紙」)に対する井筒和幸なりの明確な返答を表明してることも、最近の「作家」と呼ばれる方達のぬるま湯的表現活動からすれば、中々大したものだとも思う。しかし、その認識が精々「太平洋のサムライ」程度の浅さであるならば、この映画自体もその程度の浅さにしか見えてこない。今回はこの点と、作劇で「難病」を取り入れた安直さが少し残念に思いました、5点献上。 sayzinさん [試写会(邦画)] 5点(2007-05-22 22:19:18)(良:1票)

3.《ネタバレ》 映画としての良し悪しで言えば良い映画ではないと思うのですが、部分的に言っていることはすごく正しく思えたので微妙な点数になりました。よくある「戦死した人は愛する人を守るために死にに行った」という考え方は後付の理屈に思えて私には理解できないので、それをここまではっきり言う勇気はすごいと。ただ、複数の要素を組み合わせて進行させているのがうまくいっているように思えなかったり、病人の子供が泣いて怖がっているのに暴走運転をする無神経な父親に腹が立ったり、お約束のように乱闘があったりと理解できない部分が多かったこともあり残念でした。また、この映画は「お互い仲良く」と思っている日韓の人たちでも互いに悪感情を持ってしまいそうな(それを意図していることは無いと思うけど)ほど日韓間が仲が悪いけど、ここまでする必要があったのかどうかなどと複雑な思いにさせられました。 ことひきさん [映画館(邦画)] 3点(2007-05-22 19:42:19)

2.《ネタバレ》  あらー、前のお二方は評価低いな。あたしはこれ、非常にいい映画だと思いましたが・・・  こういう映画って2作目になると、いかにも二匹目のドジョウという感じで悪くなるもんだと思うんですよ。でも基本的にとりあげているネタを変えたことが、別物の映画として見られたのがあたしには良かったです。  多分、日本人の描かれ方の酷さを言う方はいらっしゃると思ってましたが、なんと言いますか、この映画の肝は基本的に"体制側に居ない人たち"の話なんです。今まで、あまり物語にされなかった在日の芸能関係の話ってのは、今まで、ハリウッド映画の商業主義、自国主義、差別的な映画を云々言っていたあたしも、判っていても、ガツンと頭を殴られたような衝撃がありました(これこそパッチギ)。確かに、アメリカにおける日本人の描かれ方の拙さは、相変わらずではありますが、同様に今までの日本映画の描かれ方についても同じ事が言えたというのがショックでもあり、井筒さん自らの反省と批判なんだろうなぁ、と感じています。それ故に、クライマックスシーンのキョンジャの言葉になったと思うし、あの言葉は日本人であればこそ、考えないといけないものがあるんじゃないかな、とあたしは考えます。 奥州亭三景さん [映画館(字幕)] 9点(2007-05-20 17:07:56)

1.《ネタバレ》  まあ、いろいろな意味で衝撃的な作品ではありました。「あーあ、井筒監督やっちゃったな・・・・・」という感じです。アングラ雑誌的なネタにお約束の暴力的な描写等々非常にエネルギッシュな作品でしたね。ただ、いろいろと伝えたい思いが熱すぎたのか暴走気味ではありましたが。    何というか、井筒監督は映画館の中で安穏と作品を眺めていた我々にまでも「パッチギ」をかましてきた感じですね。エンドロールに流れる曲は前作と同様「あのすばらしい愛をもう一度」ですが、まったく違って聞こえました。前作が10点満点としたら、今作品は、そのすべてを破壊し尽くすパワーに圧倒されるばかりで採点不能であるという意味であえて0点を差し上げたいですね。 TMさん [映画館(邦画)] 0点(2007-05-19 14:00:38)(良:2票)

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【点数情報】

Review人数 34人
平均点数 4.29点
038.82% line
125.88% line
2411.76% line
3823.53% line
425.88% line
5617.65% line
625.88% line
725.88% line
800.00% line
925.88% line
1038.82% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.33点 Review6人
2 ストーリー評価 3.55点 Review9人
3 鑑賞後の後味 4.12点 Review8人
4 音楽評価 5.71点 Review7人
5 感泣評価 3.85点 Review7人

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