みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
121.一世を風靡した作品だし、今でも影響力はあると思う。 ただし、心の中と現実の物語が上手く混じり合っているとは言い難いので複雑な印象を持って思わってしまう。 この雰囲気や世界観が凄いだけに、(とても感情移入できない)主人公一人の有り様に留まらない、もっと納得感のあるものが出来るといい。次の作品次第か。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-04-01 16:36:12) 120.《ネタバレ》 全体的にトラウマ必至の暗い気持ち悪い描写ばかりでゲンナリ。 ラストのアスカの「気持ち悪い」のセリフがそのまま私の感想と重なり、なんだかスッキリした。ありがとうアスカ!(笑) 【ヴレア】さん [DVD(邦画)] 2点(2014-09-18 15:08:05) 119.いやこれは面白い。一昨日鑑賞した新劇場版破をケチョンケチョンに罵倒してしまいましたが、本作は別シリーズかと思わせるほどSF要素に満ち満ちた堂々たる作品といえましょう。いけ好かないエロシーンには、ミサトは母性、アスカは異性、綾波は傷ついた自分自身を投影した存在として役割を果たしていました。人類がその肉体を捨てて高次元のなにかへ融合すること、それはもう火の鳥の思想ではないですか。肉体から離脱したなにかが溶け合い、地球を超えて彷徨する有様の始まりから終わりまで映像化した点が素晴らしいです。いくらCGが発達しても、質量があるようでないような有形無形の存在を活写するに際してアニメの本領が発揮されています。また、アスカの覚醒と弐号機の戦闘シーンの迫力は、音楽や効果音も含めアニメ史上に残るものといえるのではないでしょうか。大風呂敷を広げてそして畳んだ、それだけで評価に値する作品です。 【さめがい】さん [インターネット(字幕)] 8点(2011-11-19 15:05:39) 118.《ネタバレ》 観終わって「うわぁぁ…」ってなった。 でも監督が膿を出し切った感じで良い。 【馬】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-08-14 23:10:39) 117.TVシリーズが好きだっただけに完全に裏切られた気分。 広げた風呂敷を畳み切れずにすべて有耶無耶にしてしまった感じ。 それでもTVシリーズの最終回よりは多少マシなのかも知れないけど。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-04-13 00:00:31) 116.久々に見直したらあまりの陰惨さにいたたまれなくなり、すぐさま「新劇場版:破」に手を伸ばしてしまいました。「破」ができて本当に良かった。新劇場版も佳境に向かう今、この作品がどのような位置づけになるのか興味が尽きません。 頼むから今度こそ幸せに終わっておくれ。 【8bit】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-06-15 20:52:27) 115.庵野監督は本当にエヴァに入れ込んでいて、この映画を作るのは本当に辛い作業だったんだろう。自らがおたく四天王であるが故に世のおたく達の反応が心に深く深く突き刺さったのだろう。監督の心理状態がここまで作品に反映された映画は後にも先にもこれだけじゃないでしょうか。さらにアスカ復活のシーンとその後の捕食シーンで観ている自分も深く深く傷つきました。だからこそ、新劇版が作られている今、この上ない幸せを感じるんです。 【HAMEO】さん [映画館(邦画)] 9点(2010-02-09 21:11:56) 114.《ネタバレ》 「問題作」とも言われているこの旧劇場版、新劇場版の内容とも微妙に関っているとの噂を聞いて、覚悟を決めて見てみました。 見る前までの印象は、とにかく「庵野監督が無責任に作品完成を投げ出してしまっている」というものでした。しかしこうしてきっちりと見てみた結果、そういう印象とは別の感想を抱きました。 作品のみを元に(その制作にかかわった中心的な)人物を評する事の無謀さや傲慢さは百も承知なのですが、あえて個人的な感想としてそれを書かせてもらうと、庵野監督はこの旧劇場版の中で、その制作当時の自分自身というのを(悪いところは悪いところとはっきり認めたうえで)非常に率直にさらけ出しているという風に感じたのです。 大いなる自己欺瞞のもとに病的な活力を得るアスカ、グロテスクに成長し続ける綾波レイ、そして何よりひたすら状況に流されてすっかり弱い子供となってしまったシンジ君・・・追いつめられた人物たちの状況を暴きだす庵野監督の手腕(と言っていいものかわからないのですが)は、間違いなく容赦のないものです。 しかしそれらの、非常に尖った、ある場合にはとてつもなくグロテスクな描写は、(少なくとも庵野監督自身の中では)ごまかしの一切ないものであると僕は感じました。良くも悪くも単純に映像表現として衝撃的であるという点も僕にとって印象的だったのですが、僕自身は、それらの映像の背後にある、自分の醜さを「醜さ」と認めて一切の自己弁護をしない、潔いくらいに率直なその心情表現に、決して悪い印象を持たなかったのです。 つまり僕自身は(これまた傲慢と言われても仕方ないのを承知で僕の感想を書かせてもらうと)、劇中人物たちが追いつめられているのと同じくらいに(もしかしたらそれ以上に)、監督自身の状況も非常に追いつめられたものだったのではないかと思うのです。 こんなのんきな事を言えるのも、もしかしたら、登場人物たちが大きな変化を遂げつつある新劇場版を見た後だから言えることなのかもしれません。しかし僕が個人的に感じた上記のような「率直さ」は、仮に新劇場版を経ずにこの作品を見たとしても、同じように感じたのではないかと思います。 【マーチェンカ】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-08-13 01:59:31) 113.ミサトの「大人のキスよ、帰ってきたら続きをしましょ」という死亡フラグを備えたこの映画には絶大な価値がある。 【no_the_war】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-07-23 15:26:34) 112.賛否両論あったTVシリーズのエンディングですが、本作により一応決着が着いたのは良かった。 結局、人類の敵は人類だったのか・・・ そして、人類は人類以上に進化することはできなかったと言うことですね。 不完全な存在であることこそが人類が人類たる意義なのかもしれません。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-01-01 01:54:10) 111.《ネタバレ》 他人との隔壁を取り去り融合することで理解しあえるのが理想、だけど「個」として向かい合えることで「人」と「人」が「希望」を持って生きていくことが出来る。 「生きてるだけでも、充分に意味のあるもの」ってことを言いたいんでしょうが、だったら何で素直に表現せんのでしょう。特に後半。 不可解で見てるだけで朦朧としてくる描写や、画角の寒い実写。映像表現としての可能性は全部試してみました感タップリの映像の連続に共感できないワタシは、ラストに近づくにつれドン引きでした。 前半にしても、そう。残酷な描写やエロティックな描写も、TVというメディア規制がないから「良いや、これも書いちゃえ。TVじゃないんだし」的な発想だった気がしてならないです。何も主要キャラをほとんど無残に殺すことはないでしょうに・・。 食わず嫌いな食べ物を食べてみたけど、やっぱり自分の好みに合わなかった、みたいな感じです。エヴァンゲリオンって。 見ればどんどん凹む。 【C・C・バクスター】さん [DVD(邦画)] 2点(2008-11-21 00:33:48) 110.《ネタバレ》 昔観た時は、ただただ脳内をかきまわされただけでした。 今やっと、その意味が伝わってきました。 このラストは、ハッピーエンドなのですね。 A.T.フィールドという、人と人を隔てている心の壁を取り払って、 すべての人が溶け合ってしまえば、お互いにさぐりあったり、裏切られたり、 捨てられたりすることもない。 でも、シンジが最終的に選んだのは、たとえ傷付けあう関係であっても、他の存在を 自分とは別の「個」として受け入れて向かい合う世界だった。 不安や屈折した想いからシンジはアスカの首をしめてしまうけど、 相手の優しさに触れて、傷付くことと心満たされることは常に表裏一体だと気付いて泣き崩れるシンジ。 だから、最後にシンジに投げつけられるあの一言は、むしろ希望を秘めた一言だったのだと思います。 人と人とは本質的にわかりあえない。だけど、だからこそ、人は人と向かい合いたい、 みつめあいたいと思うんでしょう。 エヴァの搭乗ポイントが、マジンガーZのように頭(脳)でも、 ガンダムのように心臓でもなく、脊髄の位置だというところも興味深い。 アダムとイブ、リリスとリリンのもともとの意味を調べるだけでも、楽しめ度がかなり変わります。改めて・・・やっぱり面白い! 【ミツバチ】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-05-01 19:54:56) 109.《ネタバレ》 何がなにやらさっぱり、といった内容になっています。 気弱な主人公の心の内面をぐたぐた聞かされるのは正直つらいです。 不登校の子供じゃなくて、人類の進化にかかわる重要な役割を担っているのですからね。 セカンド・インパクトを正確に記述していないので、わかりにくくなっているんですね。 過去にこれこれこういうことがあって、今サードインパクトが起こっているんですよ。 シトやエヴァには実はこういった役割があったんですよと、なぜ説明しないのか。 エヴァシリーズの儀式の場面など疑問だらけでした。 あとシンジとアスカのキャラがTV版とだいぶ違ってきてるんですけどね。 シトとエヴァの戦いを期待していたのに、人間同士の殺し合いとは、トホホです。 説明を避け、壮大なストーリーを感じてほしいという意図はわかるんですが、見終わって「おめでとう」っていう気にはなれないです。 シンジがアスカの首を絞めるのは自我が生じたということでしょう。 一つの統合して安定した意識から不安をもつ個の意識が生じたということ。 「気持ち悪い」は、感情が生じたということで、個への分裂の過程を表現していると思います。 二人が新しいアダムとイブで、首を絞めるのは原罪を象徴しているのかもしれませんね。 主人公に一貫していいところがないのが欠点です。 アスカは自信喪失していたのですが、エヴァ2号機の中に自分の母(魂)がいることを感じ取って生きる希望を取り戻し、活躍しました。 シンジは「神児」ではなく、「死ン児」です。 死ばっかり考えないで、もうちょっと前向きに生きようよ。 人類の命運がかかってるんだし。 一生懸命やった結果があれであれば納得するんだけど。 あんな精神状態のままじゃ覚醒なんて無理だね、て思えるから説得力に欠ける物語になってしまったんだ。 カタルシスを感じないんだよ。 シンジが選ばれたのは、母がエヴァと統合したという偶然だけ。 そこが最大の欠点。 精神的に成長しないとダメ。登場した時よりむしろ精神力が下降してしまっている。 【よしのぶ】さん [DVD(邦画)] 3点(2008-04-27 07:09:22) 108.途中まで、良かったんですが、最後はもう何が何だかわからなくなりました。 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 5点(2008-03-16 02:10:44) 107.この映画を観て何も感じない人は、たぶん幸せです。 【eureka】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-02-14 17:22:57) 106.最初見たときは意味が分からなかった。でも考察サイト、関連本などを見て理解できた。シンジの心理状態とか。アニメ版の終わり方も好きだけどこっちも好きです。ある意味感動的だと思う。 【ポドルスキ】さん [DVD(邦画)] 10点(2008-01-28 10:53:04) 105.碇シンジが父親に褒めてもらいたいから、後先考えずにとりあえず使徒を倒し続け、全部倒した後に結局精神的に不安定になったが、我々もキャラクターのコミカルなやりとりや展開に夢中になって見た後に、哲学的な展開を突きつけられ解釈が困難で「え?」と不安定になった。庵野監督はエヴァの全貌を理解してほしくて作ったんじゃなく、観客にもう1度、シンジの不安定な精神を、現代の世の中の不条理さのメッセージと絡めつつ突きつけたかったのかな?と思いました。エヴァという大きな世界の円の中で、観客はその一部分だけを見せ付けられているから戸惑っているのではなく、きっと庵野監督はエヴァという世界を宇宙に見立て、わざと理解が出来ないような世界に作り上げているのではないかと思ったのです。だから解釈に正しいも間違いも無く、リンチの映画のようにどの解釈も人それぞれで良いという結論なのではないかと思うのです。個人的にはTV版のラストの方が救われる気がしましたが・・・。エヴァという素晴らしい世界を構築した事自体の評価点としてこの点にします。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-12-31 17:19:33) 104.内容がよくわからないからといって点数を低くするのはどうかと思う。 だけど映画のエンターティンメント要素に重きをおくべきと考えれば、この映画は製作者のオナニーのなにものでもない。 でも製作者が気持ちよくなってるなか、私たち鑑賞側の置いてきぼり感が清々しくさえ感じるのはなぜだろう。そういう意味でもこの映画は凄いのだ。 もちろん内容も凄いんだよ。本当は。 【norainu】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-12-09 17:46:15) 103.《ネタバレ》 まあ、まさに蛇足としかいいようがない映画でしたね。見終わった後、隣に座っていたガキが「なんだこの糞映画」とつぶやいていて全く同感でした。 【TM】さん [映画館(字幕)] 0点(2007-08-10 15:08:37) 102.《ネタバレ》 内容は個人的な孤独によって突き動かされていくようで説得力はありませんが、哲学としての展開は楽しめる。 何よりラスト。再びアスカの首を絞め、全てをひっくり返し、「気持ち悪い」で締めくくる度胸とセンスに喝采。 ただ、リメイクする意味はあるのかな。全く興味を持てないけど。追加設定や追加説明で多少わかりやすくなってもね・・・。 【カラバ侯爵】さん [映画館(邦画)] 4点(2007-07-15 06:25:50)
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