みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
13.カメラ・アングルを含め、細部に気を使った映像が素晴らしい。言ってしまえば単純なストーリーだが、映像に救われた。 【kaaaz】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-10 00:29:51) 12.《ネタバレ》 アカデミー賞4部門受賞といっても、そこまで出色な作品とも思われなかった。型破りな治療で笑うこともなく、見せ場のスピーチで強烈な感動も無かった。想像していたものとは少し違っていたが、身分の違う二人の男の友情にはじんわりとした感動を覚えた。影で優しく支える妻も美しかった。そしてエリザベス現女王の父上(つまり結構最近)の王位継承の経緯や第二次世界大戦スピーチなどは歴史上の出来事と言えるほど過去の話ではないわけで。となると、チャールズ現皇太子の王位継承は大丈夫なのか? とか要らぬ心配をしてしまった。 【ちゃか】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-05-11 21:54:49) 11.大勢の前で話すのが苦手な自分にとって、この映画のコリン・ファースには感情移入せざるを得ませんでした(笑)。主役級3人の人間関係が心地よく、また味わい深い。安心して映画に没入できました。バーティは良い友人が出来て良かったですね。何かを克服する為に努力する姿も確かに胸を打つものがありました。しかしながら、スピーチの成功は二の次で、これはライオネルとの友情、つまり「出会いは人生の財産である」という事を描いた映画だと思いました。 【bolody】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-04-14 20:28:45) 10.《ネタバレ》 コメディっぽいシーンも周りからは結構笑いが起こっているけどゼンゼン笑えないし、バーティの心理的葛藤もイマイチ描写が弱いし、なんか起伏のない平坦な作品だなー、地味だなー、と退屈気味になっていたところへ、終盤に差し掛かり、「王の謝罪を待つ者は長く待たねばならない」と言って、王自らがライオネルの所へやってくるシーン。・・・ここで一気にグッと来て泣けてしまった。自分にとってライオネルの存在がいかに大事であるか、王が認め表明した瞬間。あとは、ラストまで一気に見せてもらった。あのスピーチは、やっぱり感動的だった。国難にあって、自身の弱さに打克ち、国王自らが国民を鼓舞するメッセージを一語一語噛み締めて発する雄姿を、同じく現在国難に直面している我が国のリーダーにも求めてしまうのは高望みなんだろうか。こういうときに、たとえ何の裏づけもなくとも「大丈夫! 乗り越えられる! 乗り越えねばならぬ!」と、国を代表する者が言わずして誰が言う? それを、図らずも国王になったとはいえ、ジョージ6世は理解し、自覚し、自らを奮い立たせてメッセージを発したことに、国民は勇気付けられたのだ。・・・それはさておき、久しぶりに、ヘレナがまともな役で出る映画だってんで、前売り買って行く気満々だったのが、大震災で気も削がれ、ようやく最終日に滑り込んで見に行ったわけだが、やはりヘレナは非常に素晴らしい演技で存在感を示していたのが、長年の彼女のファンとしては心底嬉しかった。オスカーに久々ノミネートだったけれども受賞には至らず、残念と言えば残念だが、ヘレナには今後も彼女の良さが最大限引き出される役柄をどんどん演じてもらいたいと、本作を見て強く感じた次第。私はやっぱりヘレナが好きである。 【すねこすり】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-04-11 23:47:58) 9.コリン・ファースとジェフリー・ラッシュは本当に凄い演技でした。涙を誘うような感動劇ではないので、この二人の掛け合い漫才を楽しんでほしいです。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-04-09 00:54:30) 8.よくできた小品だけど、アメリカ人ほど英国王に思い入れないからか、アカデミー作品賞ほどのものか?という疑問は残ります。 【とと】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-04-05 04:43:18) 7.期待が大きかったが、それでも7点はキープ! 地味な映画だったが役者の好演および、判りやすい展開や、ユーモラスな会話なんかもあり、飽きずに最後まで楽しめました。 スピーチするだけなのに、息が詰まるような空気。 【ぬーとん】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-04-03 22:32:34) 6.《ネタバレ》 2度目観賞。吃音を患う内気な英国王に対して言いにくい事を言い、時には衝突しながらも、いつもそばで見守る主治医の温かい眼差しが印象的です。全体的にやや重苦しく無駄な場面もあるけど慈愛に包まれたドラマです。2010年度アカデミー作品賞受賞作。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-04-03 02:50:42) 5.どもりの演技って難しいんだと思う。 地味な作品だけど、観てよかった。 こういう映画を天皇では撮れないんだろうな。 もっと二人の治療、というか訓練のシーンが観たかったし、 最後の演説も音楽を抑えてわざともりあげないようにしてあるのかとも思ったけど、 下手にむりやり盛り上げるよりこれでよかったんだと思った。 国王万歳。 【Skycrawler】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-04-02 15:15:58) 4.《ネタバレ》 ここまで起伏のないストーリーを、こんなに面白く見せるのは演出の出来がすばらしいと思いました。ただ最後のスピーチは、これから戦争がはじまるんだと思うといまひとつ感動しきれなかったです… 【コダマ】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-04-02 13:26:11) 3.予定調和で刺激のない内容であることは否定できませんが、出演者の演技力やスタッフの演出力のおかげで、当時の雰囲気やジョージ6世の心情が説得力を持って描かれていると思います。地味ですが歴史ものが好きな人なら見ておいて損はないと思います。 【ぷろぐれめたる】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-03-30 21:42:33) 2.《ネタバレ》 もっとも印象に残ったのは、演説が成功したあと、「ローグ」と呼びかけた王に対しライオネルが「陛下」と応えるところ。ライオネルは医者と患者として対等な立場を保つため、王をバーティと呼んできたわけですが、うまく演説ができたためその関係が解消されたと見るべきでしょう。しかもそこに、二人の間に厳然と存在する階級を感じます。振り返ると、対等な関係にこだわっていたのはライオネルの方で、王(ヨーク公)は常に相手を平民と意識していました。王族としては当然かもしれませんが。 私は本作を見てきて、人間としての国王を描こうとしたのかと思っていたのですが、必ずしもそうとは言えないようです。たしかに吃音の悩みは王族のみのものではありませんが、それも国民の前で演説をしなければならないから。王位継承に至っては、いわずもがな。たしかに「人間としての国王」という部分もあるのですが、どうもあくまで王族であるという印象の方が残っています。ということで、やや期待はずれ感もあるのですが、バーティは吃音や王室の問題で悩んでいる時の方が魅力的で、演説が成功して国王として自信を持ち始めたとたん、魅力が薄れてしまいました。ただこの映画としては、彼をそのように描こうとしてのではないかという気がしています。だとすれば、私にとっては「成功した映画」だと言えると思います。 つまらないわけではないし、いい映画だと思います。誰かに見るべきかどうか尋ねられたら、見てもいいだろうと答えるでしょう。ただ、自分から積極的に見た方がいいと勧める気にはなりません。私としては、そういう微妙な評価になった作品です。 【アングロファイル】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-03-17 21:50:31) 1.吃音の英国王と言語専門家の心の交流という目の付け所は素晴らしく、アカデミー作品賞も受賞したため、期待にあふれて鑑賞したが、そこまでの感動は得られなかった。もっと面白く出来たはずの作品。当時のイギリス史をざっと理解していないと、ヨーク公と兄との確執などはちょっと唐突感があってわかりにくいかもしれない。王室という下手にいじれない題材のせいでちょっとつくりが保守的に過ぎる嫌いもある。 ただし、コリン・ファースとジェフリー・ラッシュそれにヘレナ・ボナム=カーターの競演はさすがで、主演男優賞は文句なしと思う。逆にあとの二人が受賞を逃したことが驚きだ。 会話の矯正というとどうしても「マイ・フェア・レディ」を思い出すが、やはりあの作品には及ばないと感じた。まあ、あれは主演がオードリーだから贔屓目もずいぶん入るのだけど。 【枕流】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-03-13 19:32:33)
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