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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
2.《ネタバレ》 完全にPART2へつなぐ為のプロローグで、PART1としての盛り上がりを設定するようなサービスも無い作り方でした。お金を払って2時間半の助走をさせられたってことですね。それは予想していたので、特に不満ではありませんが。しかし、常に「駆け足」だったこのシリーズが、前後編に分かれた途端に「間延び」に転じるのはいかがなものか。そこは演出の手腕が問われても致し方ないだろう。あまり書くことが無いので恋愛模様に関して。本シリーズのヒロインは間違いなくハーマイオニー。10歳くらいからスタートして、少女から女性へ変貌して行く彼女を観ることが本シリーズの楽しみのひとつでした。彼女がシリーズを通して初めてハリーと二人きりで長時間を過ごします。ロンを交えた三角関係もクライマックスのはずで、あの時間はハリーに与えられたラストチャンスだったのに、あくまで友人であることを確認しただけでした。「二人でずっと隠れていよう」とハーマイオニーが言った時、ヴォルデモートのことは別にしてもハリーにはもっと呻吟して欲しかった。そこは原作も含めて不満の残るところだ。だって、ロンの妹より絶対にハーマイオニーだろう。ドロドロした痴話話はこのシリーズに似合わないけど、主人公とくっ付かない魅力的なヒロインを設定するなら、その理由を説得して欲しいところ。本作での二人の時間はそれに気を遣ってのことだろうけど、かなり物足りない。「ロンは親友なので譲りました」じゃ納得できない。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(字幕)] 4点(2010-11-21 11:32:13)
1.《ネタバレ》 『ハリー・ポッター』最後の物語の前半部分。当然、この一作だけで理解できる部分は一切ない、完全にファン向け映画。そのファンとして、これまでの感慨にふけり、そのドラマの行き着く先に胸を締め付けられる思いをする・・・のも最初のうちだけ。原作が見せ場→ダラダラとしたドラマ→見せ場→またダラダラを繰り返す、あまりデキのよろしくない状態だったものを、映画の方も今回は前後編に分けて余裕があるものだから原作通りに見せ場→ダラダラパターン。どう考えても引っ張り過ぎ、2時間以内にまとめられます。この前半部分はシリーズで唯一物語がホグワーツから離れ、ほぼハリー、ハーマイオニー、ロンだけを追うという特殊な展開なのですが、その3人だけのドラマはテンションを持続できてないなぁ、って。全体的にゆっくり過ぎる一方で、とても大事に思えたハリーとダドリーのエピソードをバッサリと。ほんの数十秒で描けるであろう部分を切るセンスがよく判りません。ヘドウィグもマッドアイ・ムーディの描写もあっさりし過ぎ、ドビーだけはさすがにキッチリ描きますが。でも、続きにどーん!と引っ張りきれずに、それで終わりかい、って感じの幕になりますし。まあ、原作がアイテム探し中心の下手なロールプレイングゲームみたいな物語になってしまったゆえに、映画はそれでもまあまあ頑張ったと言えなくもないのですが。『不死鳥の騎士団』以降、トーンが統一されてまとまっている感があるものの、初期のわくわくするようなファンタジーの世界は影を潜め、ひたすらダーク。みんなが望んでいたのって、こういう世界だったのかなぁ? もちろん、これまでずっと好きで10年間追ってきたものを頭から否定するつもりは毛頭ないですけど。なんだかんだ言ったって、愛着がありますしね。あとは最後の一作を残すのみ、シリーズに対する結論はそれまで保留ですね。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-11-20 00:30:02)(良:3票)
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【点数情報】
Review人数 |
42人 |
平均点数 |
5.50点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 1 | 2.38% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 7 | 16.67% |
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5 | 13 | 30.95% |
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6 | 14 | 33.33% |
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7 | 5 | 11.90% |
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8 | 1 | 2.38% |
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9 | 1 | 2.38% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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