みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
8.どうもポール婆宝勉さんとは気が合わないようです。この映画はやっぱり尊敬するティム・バートン監督が撮った方がよかったのではないでしょうか。「シティ・オブ・エンジェル」の監督なので期待はしていなかったのですが、単純な題材のわりにストーリーの盛り上げ方がとにかく下手でラストもかなりあっけなく、手紙のシーンに至ってはただただ絶句。わざわざ長い時間をかけてあんなことが言いたかったのかと思うと情けなくなりました。あのような教訓的なラストが映画を完全に「お子様向け」にしてしまった感じでした。映像は確かに美しいですが、バートン監督のマンネリの域を出ていません。おまけに役者の演技も大人と子どもで温度差ありすぎ。ジム・キャリー、メリル・ストリープがコメディを作っているにもかかわらず、子役2人の演技が単調でいまひとつ感情移入できません(レンズのシーンで思いましたが、リーアム・エイケンは悪役も出来そうですね)。問題なのはせっかく子どもたちにユニークな才能を持たせておきながら、それを中途半端にしか活かせていないこと。とくに一番ユニークなサニーの「噛む力」が全くストーリーに絡まないのはため息が出ました。ストーリーが単純なだけに細部にこだわれば面白くできたと思うのですが、単なる子供向けの映画で終わっています。ナレーションをシルエットにしたことと、エンディングのアニメシーンは良かったのですが、それだけしか印象に残りませんでした。ちなみに、カーラ&シェルビー・ホフマン姉妹は本人が特別出演しているところを見るとダスティン・ホフマンと血縁関係があるのではないでしょうか。 【マイカルシネマ】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-05-07 21:58:23) 7.《ネタバレ》 子ども向けの映画と承知しつつ、内容について思いっきり突っ込んでみたい。 まず、目新しいストーリーであるはずのタイトルが示す「不幸せな物語」があまり不幸せな物語になっていない。子ども達に演技を高度な演技を要求しているわけではないが、不幸せ感が全く感じられない。長男は両親を多少恨んだり、長女は届かない手紙の話をしたり、演出家はラストの手紙のオチへとストーリーを振っているつもりになっているが、演出が悪すぎて全く振りになっていない。もっと感情を出して両親を恨んだり、自分たちの境遇を呪ったりしないとラストの手紙の効力が半減すると思う。 「家族とは何か」「本当の幸せ、不幸せとは何か」といったことを映画の冒頭からラストに至るまでの間に描かなければいけないところをラストの数分でストーリーとはほとんど無関係なところで描くから無理がある。 そして演出に全くキレがないため、どこにでも有りがちな映画でしかなくなっている。 子ども達に様々な不幸が身に降りかかるが、その克服方法の描き方があまりにもお粗末すぎる。 クイズで「「オ〇フ」の〇に字を入れてください。」といったようなものがあるがこの映画における危機からの脱出方法がまさにこの程度と言って良い。 ヒントを散りばめすぎていて、かつあっさりすぎているため、観客は全くドキドキ感を感じないのではないだろうか。もう少しギリギリ感を出してタメを作らないと、この手の映画としては失格だろう。一応結婚証書ではタメているつもりになっているところもあるが、タメという効力よりも、観客にイライラ感を与えているだけになっているところもある。 せっかく子ども達には、発明力と暗記力と噛むチカラという特性を備えているのに、これらのチカラをあっさりと描きすぎているのも問題だ。この最悪な状況からどうやって抜け出すかを少ないヒントを与えて観客にも考えさせる位の演出と余裕も必要だと思う。 しかし相変わらずジムキャリーの演技だけは冴えていた。彼がいなかったらどうなっていたことか。相変わらずの上手さとオーバーアクションにならないギリギリのところで演技している。 ジュードロウに関してはもう少しクセを出さないとレモニースニケットという謎の人物のミステリアス感が感じられない。むしろダスティンホフマンにでもやらせた方がよっぽど良かった気がする。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-05-07 21:22:54) 6.ジム・キャリー・・。すごいね彼は。ヴァイオレットの着てた服、あのアミアミ加減が気に入りました。可愛い三姉弟妹だー。でも世にも不幸せな話すぎて、笑えなかった。笑を期待しちゃいけなかったのかな? 【ネフェルタリ】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-05-07 20:45:55) 5.映画を見るという以前にわたしの不幸は始まっていた。GWだというので、朝もはよから映画館へ足を運んだ。な、なんと行った劇場では吹き替え版しか公開していなかったのである・・・。とほほ~、吹き替え版かよ~、山寺宏一のジム・キャリーかよ~。ナレーションのジュード・ロウはどこへ行った~~~!!ま、日本語版でも面白かったんです。結構、豪華キャストだし。ジムの目立ちたがり怪演もそんなにイヤミじゃなく、子役がいいかんじで、からみもOKだったし。特に弟のクラウスは王子様顔のイケメンで将来が楽しみ。 でもね~、やっぱりジムの声であの演技を楽しみたかったんですよ。仕方ない。もう一回行こう・・・。 【Mary】さん [映画館(吹替)] 7点(2005-05-06 21:18:10) 4.少し期待はずれな感じです。世界観の雰囲気や映像の調子などは良かったのだが、ストーリーが単調すぎました。末っ子はいい味出てましたけどね。 【アルテマ温泉】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-05-05 21:40:45) 3.エンドロールが長かかったですね。 【たま】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-05-04 14:36:38) 2.非常にワクワクドキドキな展開や三兄姉妹の魅力など、とにかく子供向けファンタジー映画としてはなかなかの出来であると思う。でもそれ以上に・・・・。やはり帰ってきてくれたジム・キャリーは最高に嬉しかった!!やっぱりジムはこうでなくちゃ。『ハロ~ゥハロ~ゥハロ~ゥ』 【ポール婆宝勉(わいけー)】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-05-03 21:11:00) 1.第一印象は“まるで絵本”でした。世界観が非常に丁寧につくられていて、原作は未読なので再現度はわからないのですが、中世っぽいのに、違和感なく冷蔵庫があったりと、こだわり抜かれています。ジム・キャリーやメリル・ストリープのオーバーアクトは、子供の頃、親が大げさに演技を入れて絵本を読んでくれた感じに近い気がします。やっぱり子供向けなのかな。クスッとするだけでなく、子供が見れば、色々学んでくれるだろう映画。それにしても、ボードレール三姉弟妹が非常に魅力的でした!展開は緩いけど、三姉弟妹が智恵と勇気で困難に立ち向かい、打破する姿は実に爽快です! 【巷説犬福物語】さん [試写会(字幕)] 7点(2005-04-27 22:50:00)
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