みんなのシネマレビュー

昼下りの情事

Love in the Afternoon
1957年【米】 上映時間:130分
ラブストーリーコメディモノクロ映画小説の映画化
[ヒルサガリノジョウジ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-03-31)【イニシャルK】さん
公開開始日(1957-08-15)


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監督ビリー・ワイルダー
キャストオードリー・ヘプバーン(女優)アリアーヌ
ゲイリー・クーパー(男優)フランク・フラナガン
モーリス・シュヴァリエ(男優)クロード
フランツ・ワックスマン(男優)(ノンクレジット)
池田昌子[声]アリアーヌ(日本語吹き替え版【ソフト/1970年テレビ朝日/1973年テレビ朝日】)
小川真司〔声優・男優〕フランク・フラナガン(日本語吹き替え版【ソフト】)
山野史人クロード(日本語吹き替え版【ソフト】)
辻親八ミスターX(日本語吹き替え版【ソフト】)
松本大マイケル(日本語吹き替え版【ソフト】)
黒沢良フランク・フラナガン(日本語吹き替え版【1970年テレビ朝日/1973年テレビ朝日】)
中村正[声優]クロード(日本語吹き替え版【1970年テレビ朝日】)
富田耕生ミスターX(日本語吹き替え版【1970年テレビ朝日】)
広川太一郎マイケル(日本語吹き替え版【1970年テレビ朝日】)
川久保潔(日本語吹き替え版【1970年テレビ朝日】)
野田圭一(日本語吹き替え版【1970年テレビ朝日】)
巖金四郎クロード(日本語吹き替え版【1973年テレビ朝日】)
富山敬マイケル(日本語吹き替え版【1973年テレビ朝日】)
滝口順平ミスターX(日本語吹き替え版【1973年テレビ朝日】)
原作クロード・アネ『アリアーヌ』
脚本I・A・L・ダイアモンド
ビリー・ワイルダー
音楽フランツ・ワックスマン
撮影ウィリアム・C・メラー
製作ビリー・ワイルダー
ドーン・ヘリソン(製作補)
リー・カッツ(製作補[ノンクレジット])
配給松竹
日本ヘラルド(リバイバル)
美術アレクサンドル・トローネ(美術監督)
衣装ユベール・ド・ジバンシー(ノンクレジット)
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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13.《ネタバレ》 テーマは不貞だけど、これっぽっちも嫌らしさを感じさせない。それにしても実際この二人の年齢はどれくらい離れているのでしょうかね、ゲイリー・クーパーは役柄上ちょっと歳を取りすぎじゃない?なんて思いつつも、プレイボーイかつ嫉妬に狂う男を好演。ビリー・ワイルダーは相変わらず小道具の使い方の上手さが冴える!あのチェロケースは「デスペラード」の原型でしょうか?(笑)、しっかりとワインボトルをせしめる楽団メンバーにも大笑い。結局この映画には憎めるキャラクターがいないんですよねぇ、探偵の父親は勿論のこと、フラナガンを殺しに来たXおじさんも端役でオードリーに振り回される学生君も良い味出しています。バンバンお仕置きされちゃう子犬はちょっと可哀想だったかな。ラストは優しく「愛してるよ、アリアーヌ」とでも言ってくれるのかと思っていたら、まさかそのまま抱き上げて連れて行っちゃうなんて…。全く先のことを考えていないその場限りのハッピーエンド、こんなにも期待を裏切られたロマンスは「カイロの紫のバラ」以来!それでも個人的には「アパートの鍵貸します」に次いで最も好きなワイルダーのラブストーリーです。 かんたーたさん 9点(2004-09-19 19:34:52)(良:1票)

12.《ネタバレ》 人気知名度では「ローマの休日」には及ばないものの、内容的に私の中では決して負けてはいない。むしろ終盤からラストにかけての感動はこちらの方が大きいようにさえ思う。
女たらしのフラナガンの登場や昼下りの情事という題名で、よろめき系の映画が連想され、オードリーに合うか心配したのが取り越し苦労だった。
この映画は何と言っても脚本がすばらしいし、監督はビリー・ワイルダーでおもしろいことこの上なし。いつもの振り回し役が振り回されるのが痛快である。これを往年のスターのゲーリー・クーパーとローマの休日で売り出したオードリー・ヘプバーンが巧みに演じる。映画はこの二人に負う部分が大きいが、父親の探偵も素晴らしいと思う。彼は我が子を愛し信じる良き父親でもあった。最初フラナガンを最低の浮気者のように言っていたが、最後は温かく二人を送り出してくれた。この心の変化に拍手を送りたい。
また雰囲気を盛り上げているのが「魅惑のワルツ」を演奏している4人の楽団、ホテルの部屋だけでなく、湖やサウナにまで登場し、そしていつのまにか二人を見送った駅にまで来ていた。
教訓、人を殺しも愛しても終身刑なら、刑務所より結婚が良い。 ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 9点(2011-06-25 22:52:08)

11.《ネタバレ》 妻が見たことがないというので一緒に久しぶりに見てみたが、何回見ても細かいところがいちいち楽しい映画。見るほうが年を重ねるといっそう、オードリーのいたいけな姿が大人視線で愛らしくうつる。エンディングも、どうなるか知っているのに何回見ても泣ける。浮気男は結婚しても変わるはずもないが、彼女はきっと強くたくましく生きていくのだろうと明るい未来が感じられる。 小原一馬さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-11-05 23:37:00)

10.《ネタバレ》 遊びなれた女のフリをするオードリーに、稀代のプレイボーイのゲーリー・クーパーが振り回されるという、その駆け引きが面白い。
駅頭の別れの場面で、アリアーヌ(オードリー)が精一杯強がって見せる場面は、彼女のそのいじらしい気持ちがとてもよく伝わってくるだけに、名場面だと思った。
そこに至るまでの終盤の展開が特に上手いと思いました。
プレイボーイを何とか自分に嫉妬させようとして、有りもしない恋愛譚を小娘がデッチ上げるというのはなかなか度胸が要ると思いますが、いきなりホテルの窓から入ってきて、フラナガン(クーパー)に命の危険を知らせるという、その一風変わった出会いが有ったからこそ、効果が有ったんですな。
とにかく展開に無駄が無いので、素直に入りこめますね。 ケース・バイ・ケースさん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-03 20:44:24)

9.ビリー・ワイルダー監督らしいお洒落な雰囲気と粋な会話、ユーモラスたっぷりの世界をオードリーが見事なまでに可愛く演じていて大好きな一本!「ローマの休日」のオードリー・ヘップバーンは別格として、その他の出演作の中ではこの映画のオードリー・ヘップバーンが一番好きです。 青観さん [DVD(字幕)] 9点(2005-06-17 22:26:43)

8.《ネタバレ》 恋に上下の隔てなし。百戦錬磨の色男であるフラナガンが小娘のアリアーヌを軽くあしらっていたのが、徐々に心乱されていく様が何度見ても味わい深いです。遂に陥落してしまラスト、甘いのですが、あとに続くシーンに免じて良しとします。クーパー、ヘプバーン、シュヴァリエもさることながら、楽師達の存在感は只事ではなく、実に味わい深い四人です。彼ら無しでは本作は成り立たないでしょう。小粋さが心地よい大好きな作品です。 The Grey Heronさん [ビデオ(吹替)] 9点(2004-12-28 02:08:44)

7.オードリーの可愛らしさにキュンときちゃいますね、涙。あのプレイボーイの彼は、その後紳士になったのでしょうか。オードリーを裏切っちゃだめだよ~。ストーリーはあくまでもシリアスに、だけど楽師達のようなコメディ要素も混じっていて逸品。 凛々さん 9点(2004-02-13 13:52:45)

6.ラストが大好き!オードリーの嘘を突き通して強がる姿が可愛らしかった! まいるどさん 9点(2003-08-08 23:15:06)

5.この出会い方に過不足はありません。サスペンスとして成立しているし、ラストもハッピーエンドでよかった。いうことないです。ビリーワイルダー天才! もちもちばさん 9点(2003-07-24 02:16:11)

4.ワイルダーの描くオードリーは本当に純粋で素敵。洒落た構成やパリの町並みも映画を引き立たせてる。オードリー好き必見ですな。 Mr.ケペさん 9点(2003-03-01 22:15:52)

3.あのラストシーンを初めて見たときのドキドキが忘れられません。どーするの!?どーするの!?みたいな…(笑) さん 9点(2002-01-22 21:40:27)

2.これまたオードリーの魅力いっぱいの作品でした。精一杯強がる(?)オードリーがかわいくって、ラストシーンは女の私も抱きしめたくなるほどでした!(笑)楽士の演奏もグッド! もみじプリンさん 9点(2001-10-15 16:22:53)

1.「麗しのサブリナ」と並んでオードリーの最高傑作だと思います。 プリンさん 9点(2001-02-15 13:37:30)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 78人
平均点数 6.92点
011.28% line
100.00% line
211.28% line
300.00% line
456.41% line
51012.82% line
61215.38% line
71721.79% line
81519.23% line
91316.67% line
1045.13% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review2人
2 ストーリー評価 6.50点 Review6人
3 鑑賞後の後味 7.16点 Review6人
4 音楽評価 8.16点 Review6人
5 感泣評価 5.00点 Review2人

【ゴールデングローブ賞 情報】

1957年 15回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)オードリー・ヘプバーン候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)モーリス・シュヴァリエ候補(ノミネート) 

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