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地獄の黙示録

Apocalypse Now
1979年【米】 上映時間:153分
ドラマ戦争もの小説の映画化ロードムービー
[ジゴクノモクシロク]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-08-12)【イニシャルK】さん
公開開始日(1980-02-23)


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監督フランシス・フォード・コッポラ
助監督ラリー・J・フランコ(第二助監督)
演出テリー・レナード(スタント・コーディネーター)
R・リー・アーメイ(軍事アドバイザー〔ノンクレジット〕)
キャストマーロン・ブランド(男優)ウォルター・E・カーツ大佐
マーティン・シーン(男優)ベンジャミン・L・ウィラード大尉
ロバート・デュヴァル(男優)ビル・キルゴア中佐
フレデリック・フォレスト(男優)ジェイ・“シェフ”・ニックス
アルバート・ホール(男優)チーフ・フィリップス
ラリー・フィッシュバーン(男優)タイロン・“クリーン”・ミラー
デニス・ホッパー(男優)フォト・ジャーナリスト
ハリソン・フォード〔1942年生〕(男優)ルーカス大佐
スコット・グレン(男優)リチャード・M・コルビー
サム・ボトムズ(男優)ランス・B・ジョンソン
G・D・スプラドリン(男優)コーマン将軍
コリーン・キャンプ(女優)プレイメイト
R・リー・アーメイ(男優)(ノンクレジット)
ヴィットリオ・ストラーロ(男優)(ノンクレジット)
フランシス・フォード・コッポラ(男優)(ノンクレジット)
石田太郎ウォルター・E・カーツ大佐(日本語吹き替え版【日本テレビ/テレビ東京】)
羽佐間道夫ビル・キルゴア中佐(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
池田勝ジェイ・“シェフ”・ニックス(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
塩沢兼人ランス・B・ジョンソン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
田中和実タイロン・“クリーン”・ミラー(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
玄田哲章チーフ・フィリップス(日本語吹き替え版【日本テレビ/テレビ東京】)
家弓家正ルーカス大佐(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
あずさ欣平フォト・ジャーナリスト(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
内田稔コーマン将軍(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
秋元羊介(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
幹本雄之(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
幸田直子(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
勝生真沙子(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
石丸博也(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
小島敏彦(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
村松康雄(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
稲葉実(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
塩屋翼(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
千田光男(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
堀勝之祐ベンジャミン・L・ウィラード大尉(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
小林修ビル・キルゴア中佐(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
樋浦勉ジェイ・“シェフ”・ニックス(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
大滝進矢ランス・B・ジョンソン(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
二又一成タイロン・“クリーン”・ミラー(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
谷口節ルーカス大佐(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
富山敬フォト・ジャーナリスト(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
筈見純コーマン将軍(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
塚田正昭(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
小野健一(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
さとうあい(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
小室正幸(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
広瀬正志(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
西村知道(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
沢木郁也(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
大山高男(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
竹口安芸子(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
鈴木勝美(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
原作ジョセフ・コンラッド「闇の奥」(ノンクレジット)
脚本ジョン・ミリアス
フランシス・フォード・コッポラ
音楽カーマイン・コッポラ
フランシス・フォード・コッポラ
作曲リヒャルト・ワーグナー〔音楽〕"ワルキューレの騎行"(楽劇《ワルキューレ》第3幕より)
挿入曲ザ・ドアーズ"The End"
撮影ヴィットリオ・ストラーロ
スティーヴン・H・ブラム(第二班撮影監督)
キャレブ・デシャネル(挿入シーンの撮影監督)
ヒロ・ナリタ(挿入シーンのカメラ・オペレーター)
製作フランシス・フォード・コッポラ
フレッド・ルース(共同製作)
アーウィン・ヤブランス(製作者代表)
配給日本ヘラルド
特撮リチャード・O・ヘルマー(特殊効果)
美術ディーン・タヴォウラリス(プロダクション・デザイン)
ウェイン・フィッツジェラルド(タイトル・デザイン)
アンジェロ・P・グレアム(アート・ディレクター)
ジェームズ・J・ムラカミ(美術監督補)
編集ジェラルド・B・グリーンバーグ
ウォルター・マーチ
アーサー・コバーン(編集補佐)
リチャード・マークス[編集](編集スーパーバイザー)
録音ウォルター・マーチ
リチャード・P・シリンシオーネ
ダグ・ヘンフィル
字幕翻訳戸田奈津子
木原たけし(CICビクター版DVD)
スタントテリー・レナード(ノンクレジット)
その他ダグ・クレイボーン(ポスト・プロダクション・コーディネーター)
バリー・M・オズボーン(プロダクション・マネージャー)
ジョー・エステヴェス(スタンド・イン〔ノンクレジット〕)
エレノア・コッポラ(ドキュメンタリー・スーパーバイザー)
マーク・コッポラ(キャスティング・アシスタント)
メリッサ・マシスン(エグゼクティブ・アシスタント)
フランシス・フォード・コッポラ(プレゼンター)
マイケル・E・ウスラン(プロダクション代理人〔ノンクレジット〕)
あらすじ
ベトナム戦争。狂人となりベトナム奥地に帝国を作り暴走しているといわれる、元特殊部隊に所属した優秀な軍人カーツ大佐。彼を暗殺せよとの命令を受けるウィラード大尉。河を上り行き着く果てに見たものは・・?

★ピカリン★】さん(2004-06-29)
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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18.《ネタバレ》 -Apocalypse Now- “黙示は今” かなぁ? 黙示録は黙示を記した書(新約聖書・ヨハネ黙示録)で、内容は終末論、いわゆるこの世の終わり。くだけた言い方をしたら“今こそがこの世の終わり”とか。こっちのほうがスッキリするかな。
地獄の○○って、どちらかというとB級映画に多いタイトルを、どうしてこの超大作に使ったんだろう?いやこの作品以降“地獄の○○”が増えたのかな。

初めて観たのはテレビのロードショーで、それも昼14時くらい。新聞の一面広告に『地獄の黙示録、今日放送』とかってヘリの大軍の写真がバァ~ンと出てて、なんか凄そうって思った記憶がある…んだけど、昼のロードショーなんかで一面広告って、ホントかなぁ?と自分の記憶を疑ってしまう。
大音量でクラシックを流してヘリの大部隊が攻撃する。圧倒的な物量。画面に映る情報量の多さは、本当に戦場を切り取った映像を観ているようだった。トドメにナパームで焼き払われる森林。これは、とんでもない映画だ…って思ったね。でもこの時は最後までは観てないんだよ。当時まだ小学3~4年だから、飽きたのかも知れない。
数年後、あの映画を通して観たくなった。アレだけの規模の戦闘シーンって他に無いから、また観たいと思ったけど、放送時、黙示録って漢字が読めなかったからか、タイトルも覚えてなくて。あの地獄のナントカって映画は何だったんだろう?って。

この作品に再会出来たのはレンタルビデオが普及してからだから、中学生の頃。プラトーンからのベトナム戦争映画ブームでピックアップされて、ようやく発見。でっかい夕日のパッケージから内容が想像できないものだった。レンタルしたのを友達が先に観た。
「なんかパッとしないタイトルだね、ホラー?」いや友よ、これは戦争映画だ、私の記憶が確かなら、今まで観たこと無い凄い映像を観られるぞ。
「スッゴイねコレ!びっくりしたよ、大画面で観たかったなぁ。」そうだろう、そうだろう。「でも後半意味解んなくて早送りしたわ」・・・ん?そうなの?中学生でも意味わかんない内容なの?

いよいよの再視聴。ワルキューレの騎行ってハードロックだよなぁ、なんて変な感想抱きつつも最後まで。いや確かに後半意味が解らない。
東南アジアの奥地にあんな南米の原住民みたいなの、いるの?後半ベトナム戦争関係ないような。カーツ大佐、自分の王国作って引き籠もってるんだから、アメリカ軍も放って置いて良いんじゃない?なんて。
前半と後半でテイストがガラッと変わる映画だけど、別格なスケールの前半だけでも観る価値は充分にあった。
森の中に現れる光のステージと踊るプレイメイト。ダラけた部下を引き締めるために行った検閲の悲劇。指揮官の居ない最前線。王国に行くまでは、ベトナム戦争の無意味さを感じられる、凄い映画だと思う。 K&Kさん [地上波(吹替)] 9点(2022-10-02 19:30:30)

17.「特別完全版」公開後は、このバージョンで確定ということなのでしょうか、今回観た「通常版」のラスト、炎上シーンはありませんでした・・・。
さてこの地獄の黙示録という作品、コンラッドの「闇の奥」を下敷きにしており、実際この小説を思わせる人物も登場する訳ですが(槍で絶命する舵手、出迎えるロシア人、そして勿論クルツ=カーツ大佐)、作品から受ける印象としてはむしろ、カフカの世界を思わせます。この印象は、主人公たちが出会うエピソードの数が増えた特別完全版を観てより強くなったものではありますが、それでいて、完全版でないコチラの方がむしろ、より終わりなき彷徨を感じさせもします。特別完全版の方が、どこか、正常から異常へ、正気から狂気へ、というベクトルがはっきりしている気がして、この通常版の方が脈絡なき迷宮の感じが強いのです。それでも、やはり狂気へと向かって行く方向性というのは確かにあって、主人公が旅路の最初に出会う、キルゴア中佐のエピソード、瀕死の敵兵を称えつつサーフィンの話が始まると水を与えるのを忘れてしまったり、果ては戦場でサーフィンをするためにナパーム弾投下を要請したり。異常と言えば異常だけど、ある意味、想定内の、まだしも理解可能な異常、想像可能な世界。ワルキューレ第3幕冒頭をかき鳴らしながらの攻撃なども、我々の想像を特に超えるようなものではない、陳腐な世界でもあります。これ以降、川を上るに従い、何が起こるか、それが何なのか、想像も予想もできない世界が彼らをそして我々を待ち受ける。
そしてついに現れる、カーツの王国。カフカの長編世界は結末と呼べるものが存在しない(「審判」ですらそう言ってよいでしょう、結末は一応あるけど本編から独立している)のに対し、本作は、不条理世界の最期を何とか描こうとしています。たぶん、それ自体が無謀なことではあったのでしょう、映画自体がほとんど崩壊に向かっており、そこには相次ぐ撮影時のトラブルなども影響しているのかも知れませんが、さて、この混乱、混沌以外に、本作のラストがあり得たのかどうか。もはや作品の完成度云々以前に、やっぱり狂気の世界は狂気によってしか作りえなかったのだ、というまさにその点で、稀有の一本となった作品であります。多分これは、コッポラが「作った」作品ではなく、彼自身も作品の一部となって初めてこの世に生まれ得た作品なのでしょう。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2015-11-08 09:20:36)

16.《ネタバレ》 魅力的な人が沢山出てきます。
同じくらい狂った人も沢山出てきます。
そして善い人は皆無だったと思います。
それらが不自然と感じずに観賞出来る程に戦場の狂気が自然に描かれていたと思います。

ヌン川を遡上して行くに連れ状況は混沌としていき、人の傲慢とも言える欲望の本質から人の恐怖の本質へと移行していく様は精神的な圧迫を感じさせるのと同時に物事の本質に近づいて行くような期待感を増幅させてもくれます。
また、指揮官も既に居ないような危険地帯の最前線、ド・ラン橋の塹壕の中で戦っている兵士達がほぼ黒人兵だけ等、細かい所の描写も俊逸です。

私の考え自体が浅いのかもしれませんが作品にそれ程難解さは感じられませんでした。
「王殺し」などの神話的、哲学的なサブテーマを詩的な表現で装飾しているもののカーツがカンボジアに彼の王国を創った理由や動機なども常軌を逸しているとは言え納得できるものでしたし彼の言動も難解な言い回しや極論では有りますが破綻までのレベルにはいっていないように感じます。
真の強さを理解し、その強さに従った行動により軍と決別し、ジャングルの中で完全に現世からも解脱出来ずに息子を気に掛け、欺瞞に満ちた軍の偽りに強い憤りを覚えてしまうカーツは王国の支配者というより崩壊寸前の不安定さを孕んで彷徨いながら自らの死により崩壊を免れようとするパラドックスの中で自分で決着を着ける事が出来ずに『その時』をひたすらに待つ事しか出来ない歪な思考に囚われている戦争の犠牲者ようにも見えます。
士官学校を首席で卒業したスーパーエリートでしかも人格者と言われたカーツですが軍への不満を抱えても戦争そのものへの否定までは至らずに戦争の中で答えを見出そうとしている様は生き方は全く違いますが、戦争そのものをライフワークとして楽しんでいる感があるキル・ゴアとそれ程違いがない戦争依存者という印象を覚えました。

しかし、本作の魅力はコツコツと積み上げた小難しい理屈を一瞬で吹き飛ばしてしまうような迫力ある映像と印象的な音楽に有るように思えます。
各シークエンスでまずインパクトの有る遠景のカットで見ている者の意識を釘付けにしておいてからグイグイと容赦無く抉るように寄っていくカメラワークは分かり易さと同時にこの作品が持っているスケール感の大きさと臨場感を味わう事が出来ます。
また、ワルキューレの騎行を単なるBGMとして使うのではなく実際に戦場で流しているという演出にキル・ゴアを通してのコッポラの狂気を感じます。
全体としては脚本が幾分散漫な感がありますが映像が持っている力を教えてくれる本作は映画としての魅力は十分に有ると思います。 しってるねこのちさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2015-09-12 18:06:14)

15.《ネタバレ》 当時は衝撃的でした。ベトナム戦争を描いた映画は後に「プラトーン」路線のリアルかつドキュメンタリータッチの戦場を描くものが流行りましたが、この映画は戦場というより戦争そのものを描いたという感じです。リアルさではプラトーン系のほうが上ですが、この映画には圧倒的なカタルシスがあります。これは俳優の力もあるでしょうが、戦争によって壊されてゆく人格というものが怖いくらいに伝わります。本当の意味の戦争ってこの映画が一番リアルに表現しているのかもしれません。 金田一耕助さん [DVD(字幕)] 9点(2014-12-23 18:40:08)

14.物語は破綻している気もするしその場の即興で撮っているのかな?という場面もあるがこれだけ圧倒される映像を見せられるとそんな事どうでもよくなる。人の深淵に眠ってる狂気、暴力性をきっちり映像で表現しています。素晴らしい才能ですね。それにこれはコッポラ監督なりの反戦映画でもあるのかもしれません。 キリンさん [DVD(字幕)] 9点(2012-12-29 03:30:53)

13.グリーンベレーの暗殺屋であの腹は無いよな。あの頃の映画は役作りが今よりぬるかったんだろーな。 センブリーヌさん [DVD(字幕)] 9点(2007-10-22 03:01:22)

12.《ネタバレ》 激しい戦闘シーンのある映画かと思っていたが、見たら全然違った。派手な爆撃シーンや戦闘もあるが、敵が全然写らないし、アメリカ軍が攻撃しているところしか画としてはほとんど無いので戦争映画という感じがしない。この映画は戦争映画というよりはある意味人間ドラマのように思えた。戦争の正に人間の狂気のみを扱った作品だと思った。登場人物の中に正常な者はいず、みなどこかしら異常な人間ばかりだったと感じた。銃を乱射する者、平気で虐殺する者、冷静さを完全に失ってしまう者、戦場でサーフィンをやろうとする者、そして密林に自らの国を作ってしまった者…等。戦場は人を変えてしまう、それを最も伝えようとしている映画に思えた。出来のいい映画だとは思わなかった、つくりも雑に思えたし、全体的に暗く娯楽性に欠ける映画だと思った。しかし、ものすごく何か惹き付けるものがあり、飽きさせないし、胸を高鳴らせる何かがあった。印象深い作品だと思った。カーツ大佐に対して思うことは、彼はきっといつか誰かに殺されることを望んでいたと思ったという事。彼はきっと、自分のことをすべてわかっていて、もう軍にも、故郷にも戻れないと思っていて、居場所があそこしかなかったのかもしれない、そして、その時を待っていたのかもしれない。大佐はある意味、戦争の狂気による被害者なのかもしれないと感じた。哀れだと思う。 スワローマンさん [ビデオ(字幕)] 9点(2007-02-21 16:05:36)

11.この映画を見て以来、外を歩いていてヘリコプターの音が聞こえると「あれ?」って違和感がありました。ワーグナーが足りないからだということに気づいたのはずいぶん後です。きっかけは「クレしん」ムゥーヴィー。 キュウリと蜂蜜さん 9点(2004-12-04 17:13:03)

10.当時、衝撃的でした、今でも。なんといってもウィラード大尉が瀕死状態のベトナムの女性を・・。あ、ローレンス・フィッシュバーン、若いやね。ドアーズってこの映画を担当するためのバンド?くらい相当また暗くてイイ。 ★ピカリン★さん 9点(2004-06-23 13:10:45)

9.とてもいい映画だと思います。ベトナム戦争でのアメリカ軍の事実が、悲しく出ていました。音楽がとても神秘的で、まるでこの世の物とは思えないような、感じもしてきます。
 一番印象に残っているのは、ヘリコプターの大群ですね、 マックさん 9点(2004-04-03 23:40:01)

8.時が経つにつれて、どんどん評価が高まっていく不思議な作品です。二度とこんな映画をロケーションでは撮れないでしょうね。スキャンダラスな製作裏話とあわせて歴史に残るでしょう。 nizamさん 9点(2004-03-11 12:56:16)

7.アメリカは何故ベトナムに負けたのか…?に対する、アメリカ人自身によるひとつの回答。アメリカ人は、己が創り上げた人工享楽物から切り離されると意外と脆い(伝統文化を持たない国の宿命か)。サーフィン→慰安ショー→ラジオ…川を遡って行くに従い、その切り離され具合が段々とアップしていく。そして全てを剥ぎ取られた状態で何が現れたか…という感じで、かなり興味深く観れました。これを観るとアメリカ人が何故「禅」やメディテーションに異様な関心を示すのかなんとなく納得できる感じ。  …評価の違いは「好き・嫌い」でなく、まず「何を言っているかがわかるか・否か」に拠ってくると思う。「プラトーン」的なものを求める向きにはあまりお勧めではないです… 番茶さん 9点(2004-02-04 21:35:28)

6.スペースオペラという言葉があるけれど、その映像と音楽の素晴らしさからオペラという形容詞が浮かんでしまいます(実際にオペラなんて見たこと無いからええ加減ですけど。。)こんな映画は二度と作られないでしょう。そういう意味で金字塔的作品。カーツ大佐が出現してからのヨロメキっぷりを差し引いて充分おつりがきます。 アトミックさん 9点(2004-01-05 00:17:58)

5.映画史上最高傑作の一つ。しかしながら、あまりにも一貫性が無さ過ぎるのも事実かと思う。前半は純粋に理性から狂気へというイメージだと思うが、後半は「THE END」が象徴するエディプスコンプレックスの話に持っていこうとしているようでかなり無理があるようにも思える。でも見るたびに発見があってやはり面白い。個人的にはランスこそが地獄の黙示録を象徴する人物ではないかと思う。ラストシーンで雨にうたれたランスの顔のペイントが剥がされていくシーンはエンディングとして十分説得力がある。 iggyさん 9点(2003-01-10 04:20:48)

4.<ネタバレあり>戦争の狂気を感じました。最初はサーフィンのために爆撃する米軍。次は敵が誰なのかを認識せずに、ただ戦闘している兵隊たち。最後は恐怖だけによって王に君臨するカリスマのマーロン・ブランド。川をさかのぼるほど、どんどんイカレてくる。戦争と言うより、殺し合いの深層心理を裏側から眺めた感じがしました。 ヨシオさん 9点(2002-11-15 01:27:52)

3.コッポラは、映画の中でベトナムをそのまま再現した。何が凄いかって、本物のナパームを使って本当にジャングルを焼いてる場面!今じゃこんなこと、絶対無理だろう。ヘリの攻撃シーンも何度見ても血が騒ぐ!確かに難解だけど、個人的にはベトナム物ではナンバーワン!ドキュメンタリーの「ハート・オブ・ダークネス」も必見。 ロベカルさん 9点(2002-01-23 14:56:37)

2.インパクトがとてつもなく強烈。あれだけ長いのに飽きずに観ることができた。観終わった後にすごくシーンシーンが残ります。これは力作と呼ぶにふさわしいのではないでしょうか。コッポラ監督の執念がすごい。本当にラストは地獄でした。人間の狂気をことさら描いていると思います。 あろえりーなさん 9点(2001-10-29 23:56:28)

1.前半のベトナムの村を襲撃するシーンは凄いなあ!これが映画だと思って見ているから良いんだが、一方ベトナムをこう言う形で描いて良いんだろうか? なんかその疑問点を象徴するかのように、後半部分は深層部分に入り込んで行って首をかっさらってしまった。当初はスティーブ・マックイーンが主人公を演じる話もあったそうな。マックイーンだったらどんなヘビーな映画になったんだろう? 個人的にはこの作品をベトナムものとは一線を引いています。 イマジンさん 9点(2001-02-07 12:11:01)

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【点数情報】

Review人数 141人
平均点数 6.66点
000.00% line
121.42% line
221.42% line
3117.80% line
474.96% line
52417.02% line
62215.60% line
71812.77% line
81913.48% line
91812.77% line
101812.77% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.78点 Review14人
2 ストーリー評価 5.92点 Review13人
3 鑑賞後の後味 5.23点 Review13人
4 音楽評価 7.50点 Review14人
5 感泣評価 2.33点 Review6人

【アカデミー賞 情報】

1979年 52回
作品賞 候補(ノミネート) 
助演男優賞ロバート・デュヴァル候補(ノミネート) 
監督賞フランシス・フォード・コッポラ候補(ノミネート) 
撮影賞ヴィットリオ・ストラーロ受賞 
音響賞ウォルター・マーチ受賞 
美術賞アンジェロ・P・グレアム候補(ノミネート)美術
美術賞ジョージ・R・ネルソン候補(ノミネート)装置
美術賞ディーン・タヴォウラリス候補(ノミネート)美術
脚色賞ジョン・ミリアス候補(ノミネート) 
脚色賞フランシス・フォード・コッポラ候補(ノミネート) 
編集賞リチャード・マークス[編集]候補(ノミネート) 
編集賞ウォルター・マーチ候補(ノミネート) 
編集賞ジェラルド・B・グリーンバーグ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1979年 37回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
助演男優賞ロバート・デュヴァル受賞 
監督賞フランシス・フォード・コッポラ受賞 
作曲賞フランシス・フォード・コッポラ受賞 
作曲賞カーマイン・コッポラ受賞 

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