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エッセンシャル・キリング

ESSENTIAL KILLING
2010年【ポーランド・ノルウェー・アイルランド・ハンガリー】 上映時間:83分
アクションサスペンスアドベンチャー
[エッセンシャル・キリング]
新規登録(2011-09-06)【lcs】さん

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監督イエジー・スコリモフスキ
キャストヴィンセント・ギャロ(男優)
エマニュエル・セニエ(女優)
脚本イエジー・スコリモフスキ
製作イエジー・スコリモフスキ
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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2.すべてが終幕へと誘っている。
つまりひとりの男の死への誘いである。
そのための物語であり、その物語しか用意されていない。
つまりシナリオに書いてあるのだ。
男が雪の中を歩いてきて、地面を掘り返し、蟻を食べる、と。
そう書かれているから、そう撮ったのだ。
それをどう撮らえ、どうモンタージュしたか。
どう歩けば過酷であり、どのように歩けば死を感じさせられるのか。
ただそれだけに試行錯誤し映画を作ったのだ。
ただそれだけの純粋な映画なのだ。
映画の贅沢の極みである。 すぺるまさん [映画館(字幕)] 9点(2011-12-08 02:51:18)

1.《ネタバレ》 映画は映画であれば良い。読書ではないのだから。メッセージ(「いいたいこと」)やテーマを伝えたければ論文を書けば良いだけのこと。

文科省の読書感想文による主題論教育に従順に馴らされてきた者は一般的に映画においても画面を味わうことを知らず、まずテーマを読みたがり、そしてそれが自分の理解の範囲を超えたとたん、「芸術」を逃げ口上に使う。よって純粋な活劇はなかなか理解されることがない。


雪の白に擬態し、罠に嵌った犬を囮に使い、木の枝や蟻を齧り、崖から滑落する。
『ランボー』のサバイバルアクションを髣髴させつつ、その『ランボー』がラストにおいて嵌った饒舌な内面心理や社会性といったものも見事に削ぎ落としている。

言語も記憶も時制もことごとく排除され、生物の一次欲求だけが活劇を駆動していく。

代わりにその静寂のラストに訪れるのは『バルタザールどこへ行く』を連想させるような冷厳さだ。
右肩部分に血痕の付いた寡黙な白馬は、主人公(ヴィンセント・ギャロ)が野生へと転生した姿か。

回想シーンの幻聴や様々な状況音(ヘリの爆音、チェーンソー、犬の咆哮など)そして台詞の代わりに主人公の口から漏れる呻き、吐息、咀嚼音といった要素に意識を向けさせられるのもブレッソン的だ。

馬・鹿・犬たちの佇まいと躍動が素晴らしい。特に、ギャロの周囲に群がる犬の集団アクションは圧倒的なスペクタクルである。
ユーカラさん [映画館(字幕)] 9点(2011-09-19 18:14:36)

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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 5.62点
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4225.00% line
5225.00% line
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7112.50% line
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