みんなのシネマレビュー

皆殺しの天使

El Angel Exterminador
(The Exterminating Angel)
1962年【メキシコ】 上映時間:95分
ドラマサスペンスモノクロ映画
[ミナゴロシノテンシ]
新規登録(2003-12-07)【かんたーた】さん
タイトル情報更新(2011-11-08)【S&S】さん


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監督ルイス・ブニュエル
キャストエンリケ・ランバル(男優)
シルヴィア・ピナル(女優)
脚本ルイス・ブニュエル
撮影ガブリエル・フィゲロア[1907年生]
配給フランス映画社
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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2.《ネタバレ》 「皆殺しの天使」・・・いやー聞いただけで「それ何てヴァイオレンスアクション?」と想像してしまうねー。
ま実質タイトル詐欺です。
中身があるんだか無いんだかよく解らない、何を考えているのか、いや何も考えていないかも知れないブニュエルらしい映画。
音、悪夢、手、そしてセクハラ・・・ブニュエルと言えばこの内3つは確実に映画の何処かに入れてくる(セクハラはほぼ100%)。

ストーリーはパーティーに招かれた様々な富豪たちを密室に閉じ込めてしまうというもの。
密室というか、パーティーに招いておいて給仕が大量に辞めたり、何故か居座り続ける富豪たち。
何処までも変な作品だ。
解ったから早く出ろよ・・・。

ウィリアム・ゴールディングの「蝿の王」って本があるな。
あれは逃げ場のない孤島で人々が殺し合うが、こっちは別に鉄格子で閉じ込められるとかそんな話じゃない。
出ようと思えばいつでも出られた。
だが「どうしてここに居続けるのか解らない」という映画だ。
「じゃあ出ればいいじゃん」と言っても誰も出て行かない。
そう、出るのは簡単だ。
だが誰も出ようとしない。
死体遺棄がバレるから?
それとも下らない意地の張り合い(サウナの我慢大会みたいな)?
まるでボンドを追い詰めておいていつでも殺せるのに、何故か引き金を引けない悪党みたいな連中ばっかり。
かといってボンドみたいに秘密兵器で「テレッテレー♪」してくれる人間も出てこない。
延々と屋敷に篭って我慢大会だ。
屋敷の外で見守る連中も何故か誰も入ろうとしない。
なにこの暗黙のルール。
外から入ったら時限爆弾でも爆発すんのか?どうなんだよ?さっぱり解らん。
水が欲しい?
じゃあ壁を崩して水道から飲もう!
腹が減った?
それなら山羊を食いつくそう!
死体が出た?
悪夢にうなされる?
バカッぷるが乳繰り合ってる?

い い か ら 外 に 出 ろ (怒)
いい加減にしろよてめえら!
何の我慢大会だよ!?
つうかいつになったら「皆殺し」が始まんだー!!(期待するところがおかしい)
てっきり食べた食事に毒があって一人だけ生き残る・・・ソイツが“天使”だった!・・・的なオチを期待した俺が間違いだった ・・・だが何故か飽きない。
解ったから早く出ろよ・・・ すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-01-25 13:45:36)(良:1票)

1.《ネタバレ》 部屋から出られなくなる、というより、出るのが怖くなる、って感じ。そこらへんの心理描写が緻密なの。みんなが変だなと思いつつ、自分だけ帰るのは失礼じゃないか、と周囲をうかがったりして、やがて全員の固定観念が強迫観念に成長していってしまう。また召使たちが去っていく感じにも不思議な現実感があって、ストライキをしてやろうなんて意気込んでるわけでもなく、けっこう申し訳ながったりしながら去っていく。あんたはどうすんの、なんて会話がすごくリアル。有り得ない世界を精密に構築していくとなると、もうこの監督の独壇場だ。「黄金時代」にも、ブルジョワの生活の外に、岩山やら雪原やらの酷薄な世界が広がっているイメージがあったけど、そういった外部を目にしてしまうことをこのブルジョワたちは怖れたんじゃないか。出るのが怖くなって、立て籠もったとも言えるのじゃないか。 なんのかんのさん [映画館(字幕)] 9点(2007-12-27 12:21:35)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 7.44点
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7333.33% line
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9222.22% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人

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