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幸福の黄色いハンカチ

1977年【日】 上映時間:108分
ドラマコメディ青春ものロマンス小説の映画化ロードムービー
[シアワセノキイロイハンカチ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-05-27)【イニシャルK】さん
公開開始日(1977-10-01)


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監督山田洋次
助監督五十嵐敬司
キャスト高倉健(男優)島勇作
倍賞千恵子(女優)島光枝
武田鉄矢(男優)花田欽也
桃井かおり(女優)小川朱実
渥美清(男優)渡辺係長
たこ八郎(男優)帯広のヤクザ風の男
太宰久雄(男優)旅館の親父
岡本茉利(女優)ラーメン屋の女の子
笠井一彦(男優)警官
赤塚真人(男優)チンピラ
谷よしの(女優)宿の仲居
愛河里花子(女優)
梅津栄(男優)警官
三崎千恵子(女優)警察署で泣く女
河原さぶ(男優)農夫(クレジット「河原裕昌」)
山本幸栄(男優)交通課長
原作ピート・ハミル
脚本山田洋次
朝間義隆
音楽佐藤勝
撮影高羽哲夫
配給松竹
美術出川三男
衣装松竹衣裳株式会社
編集石井巌
録音松本隆司(調音)
中村寛
照明青木好文
その他IMAGICA(現像)
山田洋次(デジタル・リマスター版 監修)
長沼六男(デジタル・リマスター版 色彩監修)
あらすじ
車で北海道旅行に来た青年・欽也(武田鉄矢)は、一人旅の朱実(桃井かおり)を乗せる。彼らは海岸で写真を撮るため、シャッターを通りがかりの島勇作(高倉健)に頼んだ。行きがかり上、三人は一緒に旅をすることになるのだが、島は元殺人犯。網走刑務所を出所後、妻・光枝(倍賞千恵子)のところへ帰る途中だった・・・。記念すべき第1回日本アカデミー作品賞を受賞した、日本映画史に燦然と輝く名作。

円盤人】さん(2004-09-25)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想(10点検索)】

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16.《ネタバレ》 映画見て感動して泣いた初めての経験がコレだった。見て良かったと思えた日本映画も初めて。武田鉄矢と桃井かおりのコンビも最高だった。これを見て以降、どちらかと言えば苦手だった日本映画も見るようになった。まさに日本映画史上に残る名作。2014年11月24日追記 高倉健が亡くなって2週間。思えば、初めて日本の俳優の良さというものを感じたのはこの映画の健さんだった気がする。また、今になって考えると刑務所から出所して自分を待っているかも分からない妻の元へ帰る男という役柄はまさに健さんにピッタリな配役で、この役を高倉健が演じるからこそ、この映画は後世に残る名作となったのだと思う。冒頭で健さんが食堂で醤油ラーメンとカツ丼を頼むシーンが印象的なのだけど、先日、醤油ラーメンとカツ丼を昼食と夕食に食べ、あらためてこの映画の健さんに想いをはせた。83歳という高齢での死ではあるけれど、なんとなくまだ死なない気がしていたので非常に残念で惜しい。謹んでご冥福をお祈りします。 イニシャルKさん [地上波(邦画)] 10点(2024-08-31 14:13:41)(良:1票)

15.《ネタバレ》 映画の内容を知らなくても、結末は知ってるって人が多いであろう映画。それなのに何度観ても楽しめる大好きな映画です。
'77年の北海道が舞台のロードムービー。ちょうど映画が撮影された時代に道東に住んでいたのもあって、観る度に懐かしさを感じる。
札幌以外の市町村は、特にここ20年ちょっとで極端に過疎化が進んでしまったけど、当時の地方都市の人の多さ街の賑わいが懐かしい。
3人揃っての旅は3泊4日。網走で出会い、阿寒湖温泉に泊まる。その後足寄あたりの農家、砂川の旅館、そして終着点は夕張。美幌峠を最後に有名な観光地にはほとんど寄っていない。更に陸別でカニを食べた以外、北海道らしいご当地グルメもほとんど食べていないのも、本当の旅らしい。日本中どこでも食べられる“醤油ラーメンとカツ丼”がまた美味そうで…

誰も頼る者のいない土地で、何やかや3人が支え合って一緒に旅をする。鉄也は新しい出会いを求めて、朱実は傷心を癒やすあてのない旅だった。お互い嫌じゃないから一緒にいるのに、ついついがっついてしまう鉄也に、ラケット持って説教する勇作。かつて光枝の気持ちを考えられなかった勇作の説教は“もしやり直せるなら”と、過去の自分に言い聞かせていたのかもしれない。照れ隠しのように「ミットもない」で〆るのは、鉄也への優しさにも思えるし、光枝と会う決心が揺らいでいる不安な気持ちの現われにも思える。

ガタイの良い勇作が、ずっと狭い後部座席に座っているのも、終始勇作の気持ちを表現しているよう。旅が進むにつれ、徐々に明らかになる勇作の過去。妻と暮らした街に近付くほど自信を無くしていく姿。流産した光枝にとった当時の自分の態度。あれだけ腕っぷしが強く男らしい勇作だけど、過去の自分と向き合うのがどれだけ怖いことか。最終日にウジウジして行ったり来たりさせてしまう弱さ。これが勇作の一人旅だったら、あれこれ言い訳をして逃げてしまったかもしれない。そんな勇作を勇気付ける若い二人が微笑ましい。

当たり前のように風にたなびく黄色いハンカチ、それも大量のハンカチがホッとさせてくれる。ここは結末を知っていた初見の時も、また何回再視聴しても、やっぱりジーンと来てしまう。ゆっくりと光枝に歩み寄る勇作。
光枝の顔も見ず、別れの挨拶もしないで走り去る二人もまた良い。勇作はもう大丈夫だって確信して、道端で人目もはばからず熱い抱擁をする若い二人は、歳を重ねて再会出来た勇作と光枝の心の中を代弁しているんだろう。
生ビールより瓶ビールが好きで、居酒屋とかでサッポロ・ラガー(赤星)が出てくると、ついつい嬉しくなってしまうのは、間違いなくこの映画の影響。 K&Kさん [地上波(邦画)] 10点(2022-03-21 13:05:31)(良:3票)

14.《ネタバレ》 昔の映画だけど、その昔をやっぱり愛してしまう。
赤いファミリアによるロードムービー、かな。
なんと言われても、目頭がいい映画だと訴えるんだから、仕方ないよね。
そしてラストシーンは、遠景からのショットで、セリフなし。
役者としては、一番の見せ場だったのかもしれない。
弱いとか強いとか置いといて、愛する者を大事にしたいと思わせてくれる映画。 roadster316さん [インターネット(邦画)] 10点(2020-02-29 12:20:50)(良:1票)

13.よくよく考えてみれば、この映画のタイトルも宣伝ポスターもすごい。
何せ思いっきり“結末”を晒しているわけだから。その上で燦然たる名作なのだから。

2014年11月末日の日曜日の夜、他界した大巨星を偲んで再びこの映画を観た。
これでこの名作の鑑賞は、通算4度目になるだろうか。はっきりと、この映画が自分の映画遍歴におけるマスターピースになったことを認識した。

もはやあれこれと論ずることすらあまり意味を持たないように思える。
子供の頃に初めて観た時は、面白みを理解しきれなかったけれど、その後観るほどに魅力が倍増した。
きっとこの先も、自分自身が歳を重ねるほどこの映画の魅力は膨らみ続けることだろう。

映画も古くなれば当然、色は褪せる。
ただし、色褪せるほどに魅力的になる映画こそが、本当の意味での「名作」なのだと思える。

もうこの世に高倉健はいないけれど、僕はこの映画を観る度に「おかえりなさい」と心の中で呟くに違いない。 鉄腕麗人さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2014-12-01 00:27:29)(良:1票)

12.《ネタバレ》 日本映画の名作として名高い本作だが、遅ればせながら先日の健さんの追悼番組で初鑑賞。あらすじは知っていたものの、主要キャストが出会い、徐々に明らかになる健さんの回想シーンの入れ方が絶妙で、どんどん引き込まれた。はやり本作の面目躍如はキャスティング、特に主役に高倉健を配したことに尽きる。それまで任侠モノばかりだった健さんがヒューマンドラマに進出したきっかけにもなった本作だが、そうした健さんのイメージと本作の主人公がぴったり重なる配役の妙。役名は島勇作だが、私には髙倉健としか見えなかった。それまでの作品での役柄上、当時の観客は健さんの「殺し」には麻痺していたのだろう。今の時代ならなんらかの贖罪シーンが必要なところだが…。最初は野暮ったくみえた武田鉄矢や桃井かおりだが、見ているうちに彼らと一緒に旅をしているかのような錯覚に陥り、一緒に健さんの一挙手一投足にスカっとしたり、やきもきしている自分に気付く、というロードムービーのお手本のような作品。番組冒頭で本作の主題について武田鉄矢が健さんの言葉をとおし、「おかえり」の声が返ってくることの幸せ、と語っていたが、作中の欽ちゃんと朱実もこの短い旅でそのことに気付き、若者から大人に成長することを予感させる終わり方も良かった。そしてラストの名場面は、普通ならベタに抱き合うところを敢えてそうせず、ただうつむき嗚咽する倍賞千恵子の手を引き、優しく家へといざなう健さんの不器用な姿にどれだけ多くの日本人が共感し涙したことだろう。あと、北海道民としては昭和50年代の街並みや車、生活風景が妙に懐かしかった。上映以来、本作のような出会いを(無意識に)求めて北海道を訪れた若者はきっと数知れなかっただろうと思うと、本作がもっている普遍的な輝きを感じざるを得ない。 田吾作さん [地上波(邦画)] 10点(2014-11-30 05:30:48)

11.《ネタバレ》 いやーーーいいですねぇ~。観たことあると言えばあるけど、今回改めて鑑賞致しましたがとっても良かった。今見て思ったけど渥美さん出てたんだね~知らなかった(おまけにタコ社長もね)。作品全体の流れがとてもスムーズで、観ていて違和感が無い。。。いろんな映画観てきたつもりだけどこれってやっぱりスゴイことだと思う。皆様が仰せの通り、この映画のどこをとっても素晴らしいが、最後の健さんと倍賞さんの再会のシーンは鳥肌が立つほど素晴らしい。倍賞さんが抱き付くわけでもなく健さんのカバンを持ったというところが…山田監督さすがです。いや~~今とても感動しています。観て良かった!10点満点!! Kanameさん [DVD(邦画)] 10点(2014-11-06 08:31:00)

10.満点の人が少ないのは意外ですね。これはムダの無い完璧な脚本だと思います。高倉健さんが新境地を開拓した記念すべき1作だと思います。 nizamさん [地上波(吹替)] 10点(2005-08-17 19:12:57)

9.《ネタバレ》 アホの金持ちアホ息子:武田鉄矢 不思議おんな:桃井かおりの旅での
成長を山田洋次監督の独特なカメラワーク、ほのぼのとした景色で描いた作品!
何もかも満点です。鑑賞後の後味は、爽快感でかつ、いろいろ考えさせられる。 FHARCYDEさん [映画館(吹替)] 10点(2005-05-14 13:23:13)

8.登場人物に感情移入するというよりは、高倉健を見守るような気持ちになりました。そうなのです僕はいつの間にか武田鉄矢や桃井かおりと一緒になって、赤い中古車の後部座席に乗りこんでいたのです。こんなにも純粋に誰かの幸せを願う気持ちになれるとは驚きでした。ラストは幸せをおすそ分けしてもらったような心地よさに包まれます。 koziさん 10点(2004-07-03 11:38:00)(良:2票)

7.《ネタバレ》 中学生の頃どうしてもこの映画が観たくて、「ぴあ」で調べて小岩か亀戸あたりの公民館で近所の小学生・オバサンに混じって見た映画。今はいつでもビデオで映画が見られるからずいぶんいい時代になったと思う。作品ですが、高倉健が「どうしようかなあ」って悩むシーンがイチバン好きです。あとは、「出会ってから口をきくまでに半年もかかってなあ」と倍賞千恵子との出会いの思い出を回想するところとか。ちなみに山田洋次は当初主役に高倉健を起用する事は考えてもいなかったとか。 でもある人に「高倉健はどうか?」と言われ、いけるかも?と思ったそうです。 東京50km圏道路地図さん 10点(2004-02-27 22:58:37)

6.家族全員好きな映画です。健さんの約束を信じて待っている・・・かっこいいですね。武田さんが作品をええ意味で壊してくれます。 あつおさん 10点(2003-12-31 18:05:40)

5.武田鉄也と桃井かおりのコンビ、いい!最後の一面の黄色で鳥肌がたちました。昔の日本映画、いいですね。 ひなたさん 10点(2003-06-28 00:37:17)

4.ラスト、夕張の街中で坂を車で登っていくシーン、健さんの視点で撮られていて緊張感があって良かった。きっと、黄色いハンカチが見えてくるんだろうな~、と予想はついたけど、それでも感動してしまった。久しぶりに泣ける映画を観た。 李将龍さん 10点(2003-06-06 10:34:02)

3.これを撮影中、ある記者か、評論家が、山田監督に面と向かって「刑務所に6年間もいた男を待っているような女はこの世の中に存在しない」と揶揄したことがあった。それに対して監督は「そうです。あなたの仰るとうりです。新聞を開いたってこんな素敵な出来事は1行も書かれていません。現実は惨たらしく悲しいことばかりです。だからこそ、このあり得ない物語を映画にしたいんです」と答えたそうです。監督のこの言葉でもう充分です。美しい、とにかく美しい、人間の感情の流れが美しい映画です。 ひろみつさん 10点(2003-04-01 02:07:03)(良:3票)

2.流石は山田洋次! ますさん 10点(2001-08-06 18:19:06)

1.何度見てもいいです。 高山さん 10点(2001-05-31 03:27:12)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 158人
平均点数 7.53点
000.00% line
110.63% line
200.00% line
310.63% line
410.63% line
5138.23% line
61912.03% line
73924.68% line
84226.58% line
92616.46% line
101610.13% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review4人
2 ストーリー評価 7.81点 Review11人
3 鑑賞後の後味 8.30点 Review10人
4 音楽評価 5.00点 Review8人
5 感泣評価 8.27点 Review11人

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