みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
5.《ネタバレ》 DVDの箱に、地球パニックと書いてあったので、見ようか、どうか、迷ったけど、監督が、エメリッヒとかいてあったので、聞き覚えのある大作監督だと、見ることにしました。キューザックは、普通の人が、うまく表現できるので、好きな役者でした。また、大統領が、ダニーグローバーだ、とかおもって、おお、だいぶ出世したじゃやん、みたいな。また、あの女性は007に出ていた人ではないかとか、思いながら、みていたら、あのすばらしいCGに感動しましたね。もっと、チープかと思ったけど、やっぱり日本映画とは、金のかけ方が、10倍、100倍位違うのだと思いました。丸いテーブルを、倒すように街が水の中に沈んでいく、うううう、ただ、すごいと思いました。60インチテレビで見ましたが、今日こそ60インチテレビを買ってよかったと思いました。80インチのプロジェクターもあるので、今度見直すときは、80インチでも、みたいなあ、と思いました。私は、宇宙、月にでも、移住するのかと思いました。最後の 最後まで、ロットエンジンはかからないのかと思っていたのを、自分ながら笑えます。大きくて、丈夫な潜水艦をつくっていたのですね、それなら、日本にもオファーがあったり、日本は、自力で、作るだろうとか、思いました。その場合、富士山の頂上あたりか、長野県の秘境、立山の黒部あたりかな、とか思いながら。誰かが逃げないと、観客は、地球が壊れる場面を見れないわけで、そういうわけで、ジョンがすばらしい、ドライビング、笑えるけど、リムジンは意外と、あんな走りができるのか、とかおもいました。あまりのすばらしさに感動です。そういえば、飛鳥Ⅱみたいな、船が、丸ごと横転しますが、もし、へさきを並みのほうに向けていたら、横転はしなかったのかな、とか、考えちゃいました。でも、漁船が波に、へさきを向けたら、縦に波に飲み込まれた、映画が昔あったっけ、あれも、悲しかったが。とにかく、150分楽しめました。映画って、本当にすばらしいと思います。 【yasuto】さん [DVD(字幕)] 10点(2010-05-16 05:51:45)(良:1票) 4.《ネタバレ》 地震というのは、人間にとっては災害だけれど、地球にとっては、ほんの身震いをしただけに過ぎないかもしれない。それに伴って生じる噴火や津波も自然に起こることなのだ。 方舟に乗られた人よりも、津波や地震で死んでいった人が多いのは確かである。それを見ると、大変胸が痛くなる。助かりそうな人が、後一歩のところで死んでしまうシーンも多く、もし現実でこの作品と同じような災害が起きたら、そうして死んでいく人がたくさん現れるかもしれない。 古代マヤの予言を元に、大災害がすごく現実的に描かれており、とてもフィクションとは思えず、感動させられました。 【哀しみの王】さん [映画館(邦画)] 10点(2010-01-02 17:47:43) 3.《ネタバレ》 たまにしか映画館に行けないので、ほとんどの映画はDVDで観ます。貴重な映画館に行く機会には当然、「映画館で観るべき映画」をチョイスするわけですが、見終わって「DVDでも良かったな~」と思うこと数知れず。そんな中、久々に来た甲斐があった(当然でしょうが)と思わせてくれました。CGの技術は日進月歩でしょうが、時々その進歩を感じさせてくれる発表の場的な映画は必要かと思います。そして私は、そのような作品の公開を心待ちにしている者の一人です。突っ込みどころ満載なのは当たり前、テーマやストーリーは何でもいいからとにかくすごい画面に圧倒されたい、と思う私には文句なしでした。もうこれ以上、地球を破壊するのは無理なような・・・ あとが困るのではないでしょうか。太陽系丸ごとつぶすとか・・・ 【ベッカー】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-12-15 18:42:55) 2.《ネタバレ》 含蓄ある映画だった。太陽フレアにまつわるパニック映画としての体裁をとっているが、リーマンショック後の世界同時不況とその後の壊滅的な世界経済をもじったものだろう。2012年にドル暴落により米国経済が壊滅的打撃をうけるのでは?との予測がある。アラブの王族にチケット購入を勧める場面での「ドルではなくユーロだ」との台詞はまさに基軸通貨としてのドル終焉の意味が込められているし、方舟建造場面での「さすが中国人」という台詞は今後の世界経済の命運が中国の成長にかかっている現実を表している。太陽フレアによるパニックはそれはそれとして、「現実にすでに世界に起きた未曾有の大災害」米国の一部資本家による強欲がそれを引き起こしたとされているが、「大災害はすでに起きてるんだよ」というメッセージにとれた。ロシアの金持ちももちろん今回の経済危機に深く関与しているため、準主役級で登場させたと思われるが、その金満ぶりを否定的に描いている。美容形成外科医も制作者からすると「金をふんだくる悪人」なのかな。金、金、金の世の中を否定する主題が強く込められていた。オバマが経済立て直しを民衆に訴える演説イメージが重なる。映画自体の造りも映像のダイナミックさは映画としての楽しみを十分満たしてくれるものであったし、「信じられないような奇跡の連続」にしても、だいたいが80億人の人間が死に、わずかな人間が生き延びるわけで、「それくらいの奇跡の連続を体現」できた人でなければ生きのびられないわけで、当然の描写である。世界同時不況で現実にどれくらいの人間が不幸に陥れられ、命を絶たれたか、そう考えずにはいられない映画だった。 【小鮒】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-12-14 20:30:22)(良:2票) 1.《ネタバレ》 ローランドエメリッヒ監督の過去の作品を列挙すれば分かることだが、 全体的に「極限状態での人間」を力点に置いた映画作りが多い。 本作もしかり。監督の伝えたいメッセージはシンプルで、 「極限の状況に追い込まれてもなお人間に残っているモノは何ですか」 「生きることよりも大切なモノはありますか」 という問いだと思われる。 妥当な解答は愛とか家族とか希望であることは、この映画を見なくとも簡単に想像できる。 これは人間の尊厳であるが宗教的な価値観が多分に含まれる内容でもある。 しかし終末が近付くにつれ現代にはびこっている幻影はことごとく打ち砕かれるのだが、 なんと驚くことにこの幻影の中に一般的な宗教観の「神」が入っており、 逆に幻影かと思われていた「現代社会」が幻影ではなく最後には人類に救いと希望を与えたのである。 ここである論理的な思考をしてみる―――。 もしある宗教的な教義が世界的に実践されていたならば、 現代の科学力は間違いなく質素だと思われる。 宗教的な神を否定してたアインシュタインの相対性理論は生まれず、 その影響と功績で確立した量子論や素粒子物理学も実用性は皆無であったはず。 言うなれば現代のIT社会は訪れなかったのである。 となると2012年で起きるカタストロフィは映画のようには回避することができず、 人類滅亡は必然であり換言すれば「神が望んだ」シナリオそのものである。 しかし映画では宗教の英知を包み込んだ人類の英知が神の作った宿命を跳ね除けたのであった。 だから私はこの映画を見て「神は死んだ」とニーチェの言葉が喚起され、 願わくば映画の最後で「夢オチ」に似たフィクションの中のフィクションを求めたが、 監督はこれまたニーチェのように「力への意思」を訴え、 「徹底的に運命を受け入れ今ある生を肯定せよ」と「超人」になることを観客に提示するのであった。 人類滅亡の危機を神に救われることなく自力で生き抜いた人間達の宿命は、 究極の自己責任のもとで希望ある未来を創造することではなかろうか。 【クロちゃん】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-12-09 19:17:21)
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